心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

3つの規則

2014年05月12日 | 心理カウンセリング




私達の心の規則は、

大きく分けると3種類です。



停止規則の

「してはいけない。」

進行規則の

「しなくてはいけない。」

評価規則の

「何々だ。」



とは言え、

何らかの心の規則があるからと言って

それだけでは、

神経症レベルの問題や悩み、

苦しさや辛さに至る原因とはなりません。



これらの何らかの規則は、

誰しもが保持しており

自分自身の一部であるかのように

存在してます。



それらの個人による違いは、

個性であり、

危険から身を守り、最大益を追求するための

個人の生き方の違いでしかありません。



それらの規則が柔軟性、許容力を保持し、

その時々によって、

さじ加減が丁度良く機能していると

特に大きな問題となることはありません。



しかし、

絶対化した心の規則があると、

柔軟性が欠如し、

現実への対応力、適応力が乏しくなります。



例えば、

失敗することや望み通りいかないことは、

残念なことであり、悔しいことであり

都合の悪いことであるかもしれません。



また、

そのやり方では、

「上手くいかない。」「上手くいかないことがある。」

上手くやるための

「新たな情報を得ることが出来た。」

ということでもあります。



ですが、

心の規則「何々については、失敗してはならない」と言った

本来は、希望や願望でしかないものが、

絶対に犯してはならない規則と化していると、

その規則を犯してしまう事は

まるで死刑宣告を受けるに値するような

重大な規則違反であると感じてしまいます。



何らかの心の規則を

このような絶対的なものにしているのは、

それを犯すことは絶対の悪だと

信じ込んでいることが最大要因です。



催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計



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