2021年 ロシアの動物園で11歳の少年が
鍵のかかっていなかったヒグマの檻に侵入し、
2頭のヒグマに襲われて死亡するという
痛ましい事故が起きました。
死亡した11歳の少年は、
一緒に動物園に来ていた同年代の少女2人に
「勇敢なところを見せたい。」と
鍵のかかっていなかったクマの檻に
侵入したようです。
少年は、「クマと写真を撮って見せる。」と言って
檻に侵入して一緒に来ていた少女らに
ヒグマの足を叩いて見せたようです。
男性の場合、異性から注目されたいとか
異性にモテたい気持ちから
馬鹿なことや無謀なことをやりがちです。
しかし、いくら分別のつかない子供であろうとも
ヒグマの檻に侵入するなんてことは
殆どの子供は、まずやらないのですが………。
それにしても危険動物のヒグマの檻に
11歳の少年が易々と進入できたって
動物園の安全管理は、どうなっていたんだろうか。
11歳の少年が無謀な行動に
動物園側の安全管理の不備。
あり得ないような2つが揃わなければ
起きなかった事故なので非常に悔やまれます。
11歳の少年の両親、一緒に来ていた少女らも
深い心の傷を負ったことと思われます。
女性より男性の方が弱い部分を
隠そうとして強がる傾向があると思いますが、
本当の強さって何だろうと思います。
当然のことながら
ヒグマのことを怖がらないなんてのは
本当の勇敢さでもないし、
本当の強さではないですよね。
弱い自分を恥じて
間違った強がりをしたり、
弱い自分の一面をさらすことを恐れて
悩みの状態に陥る人がいます。
しかし、緊張をしたり、不安がったり、
恐れたりすることが
弱いことを意味するのではありません。
コロナウィルスについて
よく言われていた正しく怖れる。
このことはその他のことにも
当て嵌まることだと思うのです。
誰かと自分を比べて恥じたり、
怖れたりするのではなく
必要以上に怖さを隠そうとするのではなく
正しく怖れられることが
本当の強さのようの思うのです。