生産過剰となっていた牛乳の廃棄が3月から始まった。
牛乳好きの私にとっては、哀しい。
牛乳だけではなく、緑茶も大好きで口にしないのは炭酸系飲料水。
牛乳の主な生産地である北海道では、何とか牛乳離れを食い止めようとイロイロ策を練っているようだ。
そのひとつとして、今日の毎日新聞WEBサイトにペットボトル化ということも検討しているとある。
以前、何かの本(雑誌だったかも知れない)で、アメリカの牛乳パックについて読んだことがあった。
元々は、牛乳パックと言うのではなくアメリカの紙パッケージを作る団体が、何とか消費を伸ばそうと、アメリカ人の大好きな牛乳に目をつけたという話なのだ。
それによると、一般的アメリカの牛乳ボトルはプラスチックで出来た、ガロン単位の大きな容器。
それを、半分の紙パックサイズにしておくことで新鮮さが保たれ、牛乳の栄養素も店内の照明などに影響されずに済むことが、ポイントとなって大手スーパーを中心に紙パック牛乳の売上を伸ばすことに成功した。という内容だった。
もちろん、そのために栄養学の権威と言われる大学教授などを、パブリシティに起用したりしたと言うのは、言うまでも無い。
では、今の日本の状態はどうなのだろう?
記事を読むと、牛乳の主な消費先は学校給食。
家庭で飲むのは、朝食の時くらいらしい。
これでは、消費は伸びないだろう。
また、牛乳に含まれている脂肪分が太る・高コレステロールと言うイメージが強く、豆乳のような健康志向的イメージとはなっていないようだ。
個人的には、豆乳も牛乳も同じように愛飲しているので、それ程の差は感じられない。
ただ、豆乳を飲むと牛乳よりも満腹感が強い程度だ。
むしろ、記事にあるペットボトル化というのには、やや疑問を持つ。
と言うのは、アメリカのガロンボトルの件もあるのだが、「緑茶のペットボトル化で売り上げた伸びたから牛乳も」と言う、発想に違和感があるのだ。
ペットボトルの最大の利点は「携帯性」にある。
緑茶の場合、若干時間が経ってもある程度美味しく飲むことができる。
ジュースなどと違い、口に甘ったるさも残らない。
いつでもどこでも喉を潤すのには、もってこいの飲み物と言える。
それに比べ、牛乳を飲む生活シーンに「携帯性」があるのだろうか?
そして何よりも「一番美味しい牛乳」は、程よい冷たさではないだろうか?
生ぬるい牛乳は、美味しそうではないし衛生面でも不安がある。
それよりも、牛乳の栄養面+本当の美味しさという提案をし、牛乳の脂肪分が太ると言う安易なイメージを払拭したほうが、よいのではないだろうか?
もちろん、事業団体や牛乳を製造販売しているメーカーなどのHPには、それらのことがシッカリ掲載されてはいるのだが・・・。
「カレーパンと牛乳」と言う組み合わせはオジサン世代には人気があるし、調理パンなどとも相性が良いという印象がある。
他にも、あんぱんやビスケットにも牛乳は欠かせない(と思っている)。
ドライフルーツ入りシリアルを、牛乳の販促アイティムとして朝食の提案をすることも、ひとつの方法かも知れない。
そして、これまでのように「成長=子供に牛乳」ではなく「大人も牛乳」というアプローチやイメージ作りが必要なのではないだろうか?
昨今の化粧品には「ミルクプロテイン配合」を謳い文句にしている製品もあるし、牛乳石鹸と言うメーカーもある。
牛乳そのものを「飲む」コトが、消費拡大の一番の方法だとは思うのだが、化粧品などへの利用なども、積極的に考えることも大切なのではないだろうか?
牛乳好きの私にとっては、哀しい。
牛乳だけではなく、緑茶も大好きで口にしないのは炭酸系飲料水。
牛乳の主な生産地である北海道では、何とか牛乳離れを食い止めようとイロイロ策を練っているようだ。
そのひとつとして、今日の毎日新聞WEBサイトにペットボトル化ということも検討しているとある。
以前、何かの本(雑誌だったかも知れない)で、アメリカの牛乳パックについて読んだことがあった。
元々は、牛乳パックと言うのではなくアメリカの紙パッケージを作る団体が、何とか消費を伸ばそうと、アメリカ人の大好きな牛乳に目をつけたという話なのだ。
それによると、一般的アメリカの牛乳ボトルはプラスチックで出来た、ガロン単位の大きな容器。
それを、半分の紙パックサイズにしておくことで新鮮さが保たれ、牛乳の栄養素も店内の照明などに影響されずに済むことが、ポイントとなって大手スーパーを中心に紙パック牛乳の売上を伸ばすことに成功した。という内容だった。
もちろん、そのために栄養学の権威と言われる大学教授などを、パブリシティに起用したりしたと言うのは、言うまでも無い。
では、今の日本の状態はどうなのだろう?
記事を読むと、牛乳の主な消費先は学校給食。
家庭で飲むのは、朝食の時くらいらしい。
これでは、消費は伸びないだろう。
また、牛乳に含まれている脂肪分が太る・高コレステロールと言うイメージが強く、豆乳のような健康志向的イメージとはなっていないようだ。
個人的には、豆乳も牛乳も同じように愛飲しているので、それ程の差は感じられない。
ただ、豆乳を飲むと牛乳よりも満腹感が強い程度だ。
むしろ、記事にあるペットボトル化というのには、やや疑問を持つ。
と言うのは、アメリカのガロンボトルの件もあるのだが、「緑茶のペットボトル化で売り上げた伸びたから牛乳も」と言う、発想に違和感があるのだ。
ペットボトルの最大の利点は「携帯性」にある。
緑茶の場合、若干時間が経ってもある程度美味しく飲むことができる。
ジュースなどと違い、口に甘ったるさも残らない。
いつでもどこでも喉を潤すのには、もってこいの飲み物と言える。
それに比べ、牛乳を飲む生活シーンに「携帯性」があるのだろうか?
そして何よりも「一番美味しい牛乳」は、程よい冷たさではないだろうか?
生ぬるい牛乳は、美味しそうではないし衛生面でも不安がある。
それよりも、牛乳の栄養面+本当の美味しさという提案をし、牛乳の脂肪分が太ると言う安易なイメージを払拭したほうが、よいのではないだろうか?
もちろん、事業団体や牛乳を製造販売しているメーカーなどのHPには、それらのことがシッカリ掲載されてはいるのだが・・・。
「カレーパンと牛乳」と言う組み合わせはオジサン世代には人気があるし、調理パンなどとも相性が良いという印象がある。
他にも、あんぱんやビスケットにも牛乳は欠かせない(と思っている)。
ドライフルーツ入りシリアルを、牛乳の販促アイティムとして朝食の提案をすることも、ひとつの方法かも知れない。
そして、これまでのように「成長=子供に牛乳」ではなく「大人も牛乳」というアプローチやイメージ作りが必要なのではないだろうか?
昨今の化粧品には「ミルクプロテイン配合」を謳い文句にしている製品もあるし、牛乳石鹸と言うメーカーもある。
牛乳そのものを「飲む」コトが、消費拡大の一番の方法だとは思うのだが、化粧品などへの利用なども、積極的に考えることも大切なのではないだろうか?