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女性マーケターから見た日々の出来事

何事も「程々」が大事-メタボと悪玉コレステロール-

2008-03-29 20:36:55 | ライフスタイル
新聞各紙にLDLコレステロール:本当に悪玉? 少な過ぎると死亡率上昇--メタボ基準の一つ
と言う記事が掲載されている(紹介記事は毎日新聞)。
LDLコレステロールが別名「悪玉コレステロール」だと言うことは、知られている。
そしてこの春から実施される、「メタボリックシンドローム検診」の重要項目ともなっている。

昨今の健康ブームでは、何かと悪者になってしまっているLDLコレステロールだが、その他にも研究が進むにつれ「本当に悪者なのか?」と、問われることが少なくない。
例えば「脂肪」についても、大分前から「オリーブオイルなどの植物性油脂の摂取は、体に良い」と、言われるようになってきた。
「油脂」と言っても、「トランス脂肪酸」がLDLコレステロール値をあげると言う指摘が、されてきた。
ドーナツチェーンの「ミスタードーナツ」などは、「低トランス脂肪酸ドーナツ」を打ち出し、他社との差別化と健康志向を打ち出している。

私はテキトーで大雑把なタイプなので、「食べるモノは、美味しく・楽しく」が最優先で、「健康に良い」と言うのは2番3番となってしまうのだが、世間では「健康」が最優先になる人は多いのではないだろうか?
ダイエット目的の女性の場合、とにかく脂質を減らすコトがダイエットの近道とばかり、やたらとサラダを主食化している女性もいる。
ところが、このサラダ主食化生活は、様々な弊害を生み出すと言う指摘がされている。
特に、「一度決めたらまっしぐら」と言う真面目なタイプの女性などは、栄養バランスよりもダイエットと言う目的に邁進し、体を壊してしまうようだ。

「健康」となると、生真面目に、徹底的に取り組む傾向が、日本人の多くに見られるような気がするのだ。
「塩梅」と言うことばがあるが、高血圧の要因とされる塩分も上手に摂取しないと、体に変調をきたす。
「一病息災」と言うことばがあるが、自分の体と上手に付き合うことを考えれば、「程々」と言うコトが大切な気がする。