goo blog サービス終了のお知らせ 

日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

ディスカウントスーパーとエコ

2008-08-29 20:41:45 | トレンド
今日、イトーヨーカ堂が新しいスーパーマーケットをオープンさせた。
その名も「生活応援型ディスカウントストア『ザ・プライス』(注意PDFファイル)
『ザ・プライス』の後には、出店した地域名が入る。
その1号店が、オープンしたのだ。

テレビのニュースなどで、盛んに紹介されていたので見られた方も多いのではないだろうか。
そのニュースを見ながら、フッと気が付いたことがある。
それは、ニュースで紹介されていた売場だけなのかも知れないのだが、殆どがバラ売りをしているのだ。
「キュウリ1本○○円」、「塩鮭1切れ○○円」と言った具合だ。

一人暮らしが長いコトもあり、スーパーに行って買うことをためらる商品がある。
それが、キュウリなどの傷み易い野菜のパック売りだ(正しくは、パックではなく袋売りなのだが)。
食べ切れない量だとわかると、買うのをためらってしまうのだ。
それがバラ売りだと、必要な量を買うことが出来、傷んで捨ててしまうということもない。
塩鮭や干物などは、冷凍保存すれば良いのだが、鮮魚などはなかなか難しい。
できれば、バラ売りをしてもらいたい・・・と、常々思っていたのだ。
まして、世帯人数も減ってきている現状では、このようなバラ売りは時代のニーズにあった売り方かもしれない。
「無駄なモノを出さない」という意味では、エコ的売り方だともいえる。

それよりもっと注目したいのは、バラ売りにしたことで「食品トレー」を使う必要がなくなったということだ。
さすがにお刺身の舟盛りなどは無理だと思うが、塩鮭などはビニール袋で十分だろう。
使うビニール袋も、自然に戻るような素材のモノであれば、尚安心できるしエコ的だともいえる。
実際、「一人暮らしなのに、どうしてこんなに「食品トレーごみ」が出るの?」というくらい、スーパーの食品トレーごみが出てしまう。
日本の食品の多くは、食品トレーにキレイに並べられ、盛られて、スーパーの店頭に並んでいるのだ。
それらの食品トレーは、最終的に資源ごみとして処分されるようなのだが、そもそも食品トレーを必要以上に作らなければ、それだけ他のエネルギーに回せるのではないだろうか?

その意味で、様々な手間を省いたディスカウントストアは、ほんの少しかもしれないが、エコ的なお店なのかも知れないと思ったのだ。

お天気が心配・・・

2008-08-29 11:46:40 | 徒然
愛知県下を襲った豪雨は、三河西部(=岡崎市周辺)を中心に相当な被害を与えた(紹介記事は中日新聞)。

実は昨日のお昼頃、とてもおかしな天気だった。
いわゆる「狐の嫁入り」というお天気だったのだ。
それも、相当大規模な嫁入り行列だったようで、「日照り雨」というよりも「日照り大雨」だった。
ビニール傘などを差して歩くと、夏の太陽でジリジリと焼けるような暑さ。
なのに、アスファルトに叩きつけるような大粒の雨が降っているのだ。
「狐の嫁入り」というお天気も久しぶりだったのだが、大雨降りというのは初めての経験だったかもしれない。

そして昨夜、激しい雷でなかなか寝付けられなかった。
とにかく「ピカピカ」とアチラコチラで、雷が光る。
我が家は高速道路のジャンクションが近いせいか?とにかく、雷がゴロゴロ・ピカピカ。
とてもゆっくり眠れるような状況ではなかった。
こんな夜も、殆ど経験がないコトだった。

そして今も、どこかでゴロゴロと雷がなっている。
頭上は晴れていても、東西の空には鈍よりとした雨雲が垂れ込めている。
この夏は、全国でこのようなお天気が多いように感じる。

人間のエゴで、資源争奪戦や宗教という名の暴力で、多くの人を嘆き悲しませていることに、天が怒っているのだろうか?