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難しい舵取りが迫られそうな、朴政権

2014-04-20 22:44:08 | 徒然

韓国で起きた旅客船の事故。
遅々として進まない救助活動に、被害者家族のいらだちが募っている。
家族を思う気持ちには、国も過去の歴史問題も関係ないと思うのだが、なかなかそうでは無いらしい。
韓国の政治的メンツというコトなのだろうか?日本からの救援を断ったようだ。
ただ、断ってもそれなりの救助活動ができているのであれば問題はないのだが・・・現状は違うようだ。
その為だろうか、韓国国内では政府特に朴大統領に対する批判が出はじめているらしい。

この事故で一番責任を問われるのは、もちろん海運会社だ。
しかし、救援活動が進まず犠牲者が増え続ける、と言う状況は政府にもある、となると朴大統領をはじめとする関係行政府に批難が集中するコトは間違い無いだろう。
既にマスメディアが、政府に対して批難をはじめている。
そうなると「反日」で何とか、国民をまとめていた朴大統領とすると、向ける矛先が無ると言うことになる。

もう一つ気になるのは、今は救援活動ばかりが報道されているが、旅客船の事故というコトになれば、当然燃料である重油の流出というコトが起きているはずだ。
その流出した重油の処理も早く行わなくては、周辺海域での漁業にも影響を及ぼしてくるだろう。
となると、今度は犠牲となった人達の家族だけではなく、事故で汚染された海域の漁業者からも、相当の批難が起きてくるはずだ。
事故海域と言っても、海流に乗って思わぬ地域の漁業者から、事故の影響を問われるかも知れない。
何より、海洋汚染は一度起きると以前と同じ様な漁場に回復するまでに、相当の時間が必要となる。
当然、補償額なども高額になる可能性もあるだろう。

そう考えると、救援活動が後手後手に廻ったために、派生的に新し違う被害が次々と起こり、朴政権はそれらの対応を的確に行う必要がある。
救援活動を含め難しい舵取りを迫られそうな朴政権、と言う気がする。