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女性マーケターから見た日々の出来事

温泉とタトゥー・・・解決策を考える

2018-09-15 19:52:29 | アラカルト

Huffpostに、見事なタトゥーの写真を使った記事が、掲載されていた。
Huffpost:タトゥー入浴、温泉施設の対応は?外国人客は増加、でも根強い拒否感も・・・

「インバウンド」という話題と共に、海外からの観光客のタトゥーとどう向き合うのか?ということが、言われるようになってきた。
個人的には、拒否感というほどではないが、余り良い印象を持ってはいない。
様々な国には「文化としてのタトゥー」があることは知っているし、そのコトを云々する気はない。
ただファッションであっても、カッコ良いとは思えず、「見てはいけないモノを見てしまった」という感覚があるのかもしれない。
最近見た中では、パリス・ジャクソン(故マイケル・ジャクソンのお嬢さん)のタトゥーを見て、「なんだかな~???」という気がしてしまった(彼女の腕のタトゥーは、リストカットの痕隠しとも言われているのだが・・・)。
VOUGE:パリス・ジャクソン、人生に影響を与えたサウンドトラックを大公開 (動画・音声あり)

サッカーのスーパースターであった、デビット・ベッカムなどを見ていると、一度タトゥーを入れ始めると、際限なくタトゥーを入れるようになってしまうのか?という気がしている。
Huffpostで使われたジャスティン・ビーバーにしても、上半身(だけではないような気がするが)様々な絵や文字のタトゥーを入れている。
一度整形美容にはまった女性が「もっと美しく!!」という思いから、際限なく整形美容を繰り返すのと同じような感覚で、自分の体をタトゥーで彩りたくなるのか?ということだ。
一つの「美意識のあらわれ」ということになるのかもしれないが、その美意識を受け入れられない人もまた数多くいる。
とすれば、どこかで折衷案を出すことで、トラブルの回避を考える必要があると思う。

そうはいっても、タトゥーを入れた海外からの観光客が今後増えてくるのは、間違いないだろう。
とすれば、温泉などの入浴施設では、何らかの対策を取らざる得ない状況になってくると思う。
おそらく一番簡単な方法は、「入浴時間の入れ替え制」だと思う。
「タトゥーがある人時間・ない人時間」という、入浴時間の振り分けだ。

本来であれば、のんびりゆったり温泉につかりたい、というのが心情だとは思うが、例えば夕方から夜の9時くらいまでを「ファミリータイム」として家族向けの入浴時間とし、その後の2時間程度を「タトゥーがある人時間」というようにすれば、問題解決とまではいかないが、入浴時に起きるトラブル対策にはなると思う。
本来であれば、「タトゥーの有無で分ける」ということが問題、ということになるとは思うのだが、日本の社会の中でなかなか受け入れられないのだとすれば、このような考え方も一案ではないか?ということだ。