一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

これからもよろしくお願い申し上げます〈2年目〉

2010-04-02 00:04:07 | 将棋雑記
先月12日。金曜サロンの放課後、「マッカラン…マッカランがいい…」とうわ言のようにつぶやいていた松尾香織女流初段、「倉敷藤花戦ベスト4」でマッカランを獲得すべく、31日に古河彩子女流二段戦に臨んだが、見事勝利。次局の相手は強敵だが、この調子であと3局を勝ち切ってもらいたい。

昨日1日で、このブログは2年目を迎えた。ブログを開設すれば、1年後には自動的に2年目を迎えるわけだが、まさか360回もエントリするとは思わなかった。
最初はこっそり始めたブログだったが、転機となったのは、昨年の5月中旬、「勝手に将棋アンテナ」に当ブログが登録されたことだろう。訪問者数がいきなり、前日約10倍の「519IP」にハネ上がり、ビックリした。
むろん事前連絡はないから最初は何かの間違いと思い、翌日は2ケタの訪問者数に戻るだろうと軽く見ていたら、その後も訪問者は350IP前後をうろうろしたまま。やがてコメントする方もチラホラ出てきて、一気にこのブログが認知されてしまった。
こうなると現金なもので、なんだかんだと話題を見つけては、私もシコシコとエントリを続けた。しかしブログ開設後3ヶ月も経つと、将棋の固い話題ばかりで、自分自身行きづまりを感じるようになった。
そこで昨年7月8日と9日、石橋幸緒女流四段が執筆した観戦記のサブタイトルから話を転がして、あるレースクイーンの話を書いた。すなわち、「『NHK将棋講座』7月号と、エロ系レースクィーンの話」と、「あるレースクィーンの転身」の2本である。さらに15日には、「ハーレーの美女」と題して、前記と同じレースクイーンの話を書いた。
この3本はLPSA金曜サロン常連の中でもかなり反響があり、概ね好評だったが、LPSAの中では否定派が多かったようである。まあ、当然である。しかしブログのタイトルに「将棋」と入っているものの、それ以外の話題を書いてはいけない規則はない。こちらにも言論の自由はある。ただ、高名な女流棋士から「女流棋士とあちらの話を同じエントリに入れないでほしい」と申し入れがあったので、了承するフリはした。とにもかくにも、これでブログ内の話題が一気に豊富になった気がした。
さらに私はもうひとつの勝負手を放つ。昨年8月24日エントリの、「夏休み特別企画・私が選ぶ女性ファン、トップ10」である。それまでこのブログに登場した女流棋士などを対象に、私が応援する女性を10名選んだものである。
これは昨年7月15日、東京・将棋会館で行われた「第3期マイナビ女子オープン・公開抽選会」の帰り、LPSAのある女流棋士から、「一公さんはいつも女流棋士のことを書いてるけど、誰のファンなの?」と訊かれたことが、エントリの発端である。
これは発表後、LPSAからの異論はなかった。ただ「どうせ私は圏外ですから」「あの人に負けるなんて…」「あの人がどうして○位なの?」という声は聞いた。
ファンランキングの存在は許すとしても、その中に自分がいないのはおかしい、というわけで、このあたりがいかにも勝負師らしいと思った。
ただ、トップ10の上位にランクした女流棋士の中にも、口には出さないまでも、こんなバカなファンランキングは即刻やめてほしい、という考えの人もいるはずで、その方には申し訳なく思うが、黙認してくだされば幸いである。
ブログは全国の人が読んでるんだなあ、と実感したのがコメントを寄せてくれる方々の存在だ。
女流棋士会の「女流棋士スーパーサロン」に赴いた際、いっしょに指導対局を受けていた青年氏のことを書いたら、当人からコメントが入ったのでビックリした。
社団戦に参戦したとき、局後の検討に参加してくれた紳士氏の話を書いたら、当人からコメントが入ったので、これも恐縮した。
昨秋北海道を旅行して、とある将棋サロンに入ったら、そこの常連さんからコメントをいただいた時は嬉しかった。
「第2期マイナビ女子オープン・女王就位式」に出席したときは、私の左にいたお客様からコメントをいただき、これも驚きつつ、恐縮した。
もちろん、いつもコメントを寄せてくださる方々にも御礼を申し上げたい。自分の考えていることを投稿する。これは簡単なようで、面倒なものである。私の知り合いで、たった数行の原稿が書けないと、泣きを入れてきた人もいたくらいだ。自分の「持ち時間」を削って、コメントを書く。ありがたいことだと思う。
さらに行く先のイベント会場などで、「ブログ読んでます」と言われることもあり、こちらは赤面してモゴモゴするばかりなのだが、これも本当にありがたいと思う。
意外な読者もおり、プロ高段者が愛読しているという話を聞いたときは、文字どおり身が縮む思いだった。アマ高段者の小学生の娘さんもこのブログを読んでいると聞いたときは、「このブログはRestricted15指定なのに…」と焦ったものだった。
コメントをくださる常連の方とは、将棋とは関係ないバカ話も多く、そこはそれ、「裏ブログ」という位置づけで、私自身も楽しませていただいた。

ブログの文章は過激だし、それを快く思わない読者もいるだろうから、コメント欄は常に炎上の危険を秘めている。また将棋の話題も無尽蔵にあるわけではなく、私の将棋に対する情熱がいつまでもつかも分からず、このブログが長期間続くとは思わない。しかしここ数ヶ月は、寝る前の一仕事(ブログのアップ)が習慣になってきている。これからも可能な限り、ブログを書いていこうと思う。
最後に、ここ1年間の閲覧数(PV)と訪問者数(IP)、そのほか直近の数字を掲げておく。

・2009年4月1日~2010年3月31日 341,401(PV) 155,231(IP)
・2010年3月25日~31日 8,757(PV) 3,918(IP)
・2010年3月31日 1271(PV) 586(IP) 971位/1,388,345ブログ中

これからもよろしくお願い申し上げます。
コメント (7)
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