一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

植山悦行先生、お誕生日おめでとうございます!!!

2010-04-28 23:51:28 | 男性棋士
きょう4月28日は、植山悦行先生のお誕生日。おめでとうございます!!
昨年度から1年間に限り、いつも将棋でお世話になっている先生の誕生日に、独立したエントリを立てて、お祝いをさせていただいた。ただ昨年の植山先生の誕生日だけうっかりしていて、お祝いを述べ損ねた。
だから今月に入ってからは28日に注意を払っていたのだが、きょうになったらすっかり忘れていて、LPSA金曜サロンのI氏から連絡をもらって、あっ!! と仰天した始末であった。
というわけで、ほとんど29日になりそうだが、まだ28日である。植山先生53歳のお誕生日に、あらためてお祝いを申し上げます。
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金曜サロン・中倉宏美女流二段⑦

2010-04-28 00:11:36 | LPSA金曜サロン
きのう27日(火)の日本テレビ系「火曜サプライズ」は、SPEEDとウエンツ瑛士の「沖縄想い出めぐり」。SPEEDの中では、昔は今井絵理子のファンだったが、現在は新垣仁絵のファンである。彼女はグループ最年長ながら、控えめにダンスとコーラスをこなしているところがよい。番組ではおもに国際通りを散策していたが、観ていた私も懐かしくなった。

3月5日のLPSA金曜サロンは、昼が中倉宏美女流二段、夜は中井広恵女流六段の担当だった。今回は「ヒロヒロコンビ」というところか。
きょうは中倉女流二段との指導対局を振り返る。平手では12局目。2日前の当ブログで、神田真由美女流二段との戦型はバラエティに富んでいるという意味のことを書いたが、中倉女流二段とのそれは対照的で、必ずどちらかが三間に飛車を振る。中倉女流二段が6回、私が4回(あとの1回は私の四間飛車)である。
居飛車側の対策も徹底していて、中倉女流二段は穴熊、私は☗5七銀左からの急戦がほとんどだ。毎回指定局面もナンなので、今回は初手☗5六歩と指した。
中倉女流二段☖3四歩に☗5八飛。一応ゴキゲン中飛車を目指したが、この出だしは、女流棋士との指導対局はもちろん、一般の棋客相手でもちょっと記憶にないほど、久し振りであった。中倉女流二段には、最近よく負かされている。本局は扇子サイン勝負ではないが、必勝を期して臨んだのは言うまでもない。
中倉女流二段はここでも穴熊に潜る。私は☗6五銀と出たあと☗5五歩と合わせ、攻勢に出た。以下私は☗7二成銀と飛車を取り、中倉女流二段は☖5五銀と角を取る。さらに数手進んだ局面の符号を、以下に記してみよう。

上手・中倉女流二段:1一王、1二香、1三歩、2一桂、2二銀、2三歩、2四馬、3二金、3三角、3四歩、4二金、5五銀、8五歩、9三香、9四歩 持駒:なし
下手・一公:1五歩、1九香、2七歩、2八玉、2九桂、3六歩、3七銀、4五歩、4九飛、5八金、6五竜、6七歩、7二成銀、7六歩、7八金、8七歩、8九桂、9七歩、9九香 持駒:桂、歩5

中倉女流二段が露骨に☖5七角と打ちこんだ手に対し、私は4八の飛車を☗4九飛と引き、☖2四角成に5四の竜で☗6五竜と桂を外した局面である。符号を書いていて最近思うのは、大駒、小駒に関係なく、駒数の多い方が単純に優勢ではないか、ということだ。
この局面でいえば、中倉女流二段の15枚に、私の25枚になる。こちらは7二に成銀が遊んでいるが、桂と歩を4枚、得をしている。ここでは上手の攻めが切れていると思った。私は次に☗4四桂が狙いだ。
ところが本譜は、ここから意外な展開を見せる。
以下の指し手。☖3五歩☗同歩☖同馬☗3六歩☖5三馬☗2五桂☖6四銀☗3三桂成☖6五銀…。
☖3五歩に、すぐに☗4四桂と打てばよかったのだが、私はゆうゆうと☗同歩。しかし☖同馬☗3六歩に☖5三馬と、1歩を手駒にされたうえ、1手で☖5三馬と展開されては面白くなかった。狙いの☗2五桂に、取れそうだった☖5五銀を☖6四銀と活用されて、ちょっと様子がおかしくなってきた。
☗3三桂成と切りこんだものの、構わず☖6五銀と竜を取られ、もう形勢に差がなくなっていることに愕然とした。以下は16手後に投了。いま並べ返して、あらためて悔しさが募ってきたので、自戒の意味もこめて、投了図の符号も記しておこう。

上手・中倉女流二段:1一王、1二香、1三歩、2一桂、2二銀、2三歩、2五桂、3一金、4二歩、6五銀、6九飛、9三香、9四歩 持駒:金、歩
下手・一公:1五歩、1九香、2七歩、2八玉、2九香、4四歩、4六銀、4七飛、5八金、6七歩、7六歩、7八金、8七歩、8五馬、8七歩、8九桂、9七歩、9九香 持駒:角、歩6

☖6九飛と打ちこんだところ。上手は☖8九飛成と桂を取っての☖3六桂や、☖5六金、☖5六銀、☖3六金など、指したい手がいくつもある。
下手は角得なのだが、☗8五馬が泣いている。☗4一角~☗8五角成がなんでもなかった。
中倉女流二段に将棋を教えてもらいたいのはヤマヤマだが、これ以上受けても一手一手。急転直下の展開にも呆れ、たまらず投了した、というわけだった。
最初に挙げた局面では、絶対にこちらのほうがいい。それを勝ち切れなかったところに、自分の弱さを感じる。まだまだ勉強が足りないと痛感した一局だった。
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