2月26日のLPSA金曜サロン、昼は神田真由美女流二段、夜は島井咲緒里女流初段の担当だった。前月と同じ、新旧アイドルの組み合わせである。
神田女流二段はベテランだがいつも若々しく、年齢不詳なところがある。金曜サロン編成担当の松尾香織女流初段に代わって着任し、LPSAの教室ブログにも、この日から金曜サロンの記事が定期的に載るようになった。ちなみに神田女流二段はその後も金曜サロンにたびたび訪れ、担当女流棋士に直接話を聞いたり、指導対局風景を撮ったりするなど、精力的に活動している。
さて、指導対局である。神田女流二段はどんな将棋も指す。過去7局ほど平手で教えていただいたが、(私から見て)四間飛車、横歩取り、四間飛車、横歩取り、対向かい飛車、三間飛車、対石田流と、いろいろな戦形になっている。昨日、女流棋士との横歩取りは珍しいと書いたが、神田女流二段とは2局も指している。だから神田女流二段に教えていただくときは、今度はどんな戦形になるのかと、いつも楽しみなのである。
本局も、神田女流四段が4手目に角道を止めたので振り飛車かと思いきや、ツノ銀にしたので大庭美樹流の右玉かと思いきや、△4一玉。では中飛車に振るかと思いきや、数手後に△5二金。その結果、上手は飛車先の歩を突かない、変則的な相居飛車戦となった。
その後私は▲2六角成と馬を作ったが、神田女流二段に飛車角交換から△2九飛成と桂を取りながら竜を作られては、私の苦戦となった。
しかし神田女流二段が決め手を逃したうえ疑問手を指し、私が数手後に神田女流二段の飛車を取ったところでは、わずかにこちらが指しやすくなった。
その後も優位に進めていたとは思うのだが、上手の攻めを丁寧に受ければよかったものを、攻め合いに行ったのがまずかったようだ。上手は△2三王と寄り、1四からの逃げを見せる。これで上手玉が一遍に寄せにくくなってしまった。
最後は△7六金と、玉の上部に重しを掛けられたところで、私は投了した(投了図)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/d3/b1d56526dbcd19aa9ac0ad6f338108b8.png)
ここで▲7七金は△5八金と打たれて受けがないと判断した。下手は持駒が山ほどあるのだが、▲3六歩が邪魔をして、上手玉は詰まない。残念な一局だった。
神田女流二段はベテランだがいつも若々しく、年齢不詳なところがある。金曜サロン編成担当の松尾香織女流初段に代わって着任し、LPSAの教室ブログにも、この日から金曜サロンの記事が定期的に載るようになった。ちなみに神田女流二段はその後も金曜サロンにたびたび訪れ、担当女流棋士に直接話を聞いたり、指導対局風景を撮ったりするなど、精力的に活動している。
さて、指導対局である。神田女流二段はどんな将棋も指す。過去7局ほど平手で教えていただいたが、(私から見て)四間飛車、横歩取り、四間飛車、横歩取り、対向かい飛車、三間飛車、対石田流と、いろいろな戦形になっている。昨日、女流棋士との横歩取りは珍しいと書いたが、神田女流二段とは2局も指している。だから神田女流二段に教えていただくときは、今度はどんな戦形になるのかと、いつも楽しみなのである。
本局も、神田女流四段が4手目に角道を止めたので振り飛車かと思いきや、ツノ銀にしたので大庭美樹流の右玉かと思いきや、△4一玉。では中飛車に振るかと思いきや、数手後に△5二金。その結果、上手は飛車先の歩を突かない、変則的な相居飛車戦となった。
その後私は▲2六角成と馬を作ったが、神田女流二段に飛車角交換から△2九飛成と桂を取りながら竜を作られては、私の苦戦となった。
しかし神田女流二段が決め手を逃したうえ疑問手を指し、私が数手後に神田女流二段の飛車を取ったところでは、わずかにこちらが指しやすくなった。
その後も優位に進めていたとは思うのだが、上手の攻めを丁寧に受ければよかったものを、攻め合いに行ったのがまずかったようだ。上手は△2三王と寄り、1四からの逃げを見せる。これで上手玉が一遍に寄せにくくなってしまった。
最後は△7六金と、玉の上部に重しを掛けられたところで、私は投了した(投了図)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/d3/b1d56526dbcd19aa9ac0ad6f338108b8.png)
ここで▲7七金は△5八金と打たれて受けがないと判断した。下手は持駒が山ほどあるのだが、▲3六歩が邪魔をして、上手玉は詰まない。残念な一局だった。