一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

駒込から芝浦へ

2010-09-11 09:53:34 | LPSA金曜サロン
このブログの読者なら先刻承知だろうが、LPSAが10月に駒込から芝浦へ移転する。
私は駒込までJR山手線の初乗り料金で行ける距離に住んでおり、午後6時に仕事を終えても、女流棋士に指導対局をいただける、ヒトも羨む環境にあった。そしてそれが、私がLPSA金曜サロンへ通い始めた唯一にして最大の理由でもあった。
その後、LPSA女流棋士の優しさに好感を持ち、植山悦行手合い係の人柄に惹かれ、船戸陽子女流二段の移籍に感謝し、LPSA金曜サロンは、私の生活に欠かせないものとなった。本当に金曜日がくるのが楽しみだった。
そして放課後の食事会。これがまたサロン以上に楽しく、会員とのバカ話は、日ごろのウサを忘れさせてくれた。
地元に住んでいる会員は別にして、私は徒歩でもなんとか帰れる距離に住んでいるから、終電の心配をしなくてよいのも大きかった。つまり、みんなが帰り支度を始めるまで、私はなんの憂いもなく、話に没頭できたのである。ここだけの話、私は大きな優越感に浸れていた。
ところが今回、寝耳に水の、移転の報である。しかし新天地の芝浦、最寄駅でいえばJR田町駅だが、拙宅からはいかにも遠いのだ。駒込サロンへはドア・トゥー・ドアで20分で着いたが、芝浦だと、あと20分は余計にかかるようなのだ。
サロンへの所要時間が倍になる。
これは私にはたいへんな問題である。地方に住んでいて、時間はあるのに金曜サロンに行けない、という愛棋家には、「20分余計にかかるくらいなんでもないじゃないか」というところだろうが、私の実感はそうなのである。
むろんサロン会員は都内近郊に散らばっており、芝浦移転は各会員に一喜一憂がある。駒込から芝浦への距離ぶんがまるまる長くなる人もいれば、どちらでも距離的には変わらないという人もいるし、徒歩で行けるようになる、と喜んだ会員もいる。この、私より近い場所に住む人がでてきた、これが私には我慢できない。家からサロンまで近いという私の自慢が、これで霧消してしまうのである。
もし私が8月までのように、3時半ごろまで仕事をし、早びけする形でサロンに向かっていたら、芝浦移転を機に、サロンへ行く回数を減らすつもりだった。
そんな折、また私は8月から、金曜日の仕事が休みになってしまった。これでは少なくとも、行きの所要時間は関係がなくなる。けっきょく、芝浦へはまた足繁く通うことになりそうである。
ただし。移転に伴い、金曜サロンのシステムが変更になるが、これが少々厄介である。私は現在のシステムが最良と信じているので、その新システムがLPSAから公表されても、はいそうですか、と素直に受け入れることはできないと思う。
10月以降、私が芝浦サロンにどうかかわっていくかは、現在のところ、未定である。
コメント (7)
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