きのう9月27日は羽生善治名人・王座・棋聖の40歳の誕生日だった。明日9月29日は、藤井猛九段の40歳の誕生日である。では今日9月28日は…クルム伊達公子の40歳の誕生日である。
LPSAの芝浦移転に伴い、各教室がリニューアルする。「マンデーレッスン」もそうで、「マンデーレッスンS」として新たに開講する。
といっても、旧マンデー会員から見れば、改良点はまったくないといえるだろう。
いままではLPSA講師による「レギュラーコース」と、男性棋士らをゲストに迎える「ゲストコース」があった。3ヶ月1単位で、それぞれ6回ずつ、交互に指導対局を行っていた。料金はそれぞれ15,000円(1日料金は4,000円)。ただし入会金は10,000円と、少し高かった。会員は任意のコースを選び、原則的には同じコースで受講する。しかし毎回来られない場合は、例外的に別のコースとの振り替えも容認していたようである。
新システムでは、3ヶ月1単位は変わらないが、レギュラーコースとゲストコースを足して2で割った形になる。すなわち開講日が月2回に減り、ゲスト講師(と便宜上呼んでおく)が3回、レギュラー講師が3回、交互に指導対局を行うことになった。都合6回で、15,000円。料金は変わらず、入会金制度もなくなったので、この点は評価する(登録料は1,000円かかる。旧会員は無料)。ただし受講コースが1つになったため、全6回のうち1回でも休むと、1回分の料金2,500円をまるまる損することになるのだ。
将棋を指すことよりも大事な用が当日入るかも知れず、こうしたケースはこれからたびたび起こるだろう。
もうひとつ今回の発表で気になったのは、ゲスト講師の3名が、すべてLPSA所属の女流棋士だったことだ。旧ゲストコースでは、6回のうち2回、必ず日本将棋連盟所属の男性棋士が担当していた。
LPSAが日本将棋連盟からの協力を仰ぐことを諦めたのか、LPSA女流棋士だけで会員に指導するのが本来の姿だと考えたのか、それとも単に男性棋士にギャラを払えなくなったのか、理由は不明である。ただマンデー会員の中には、男性棋士に指導対局を受けられるから通った、という人もいたはずである。その会員らは、今後どうするのだろう。
まだある。マンデーレッスンSは、芝浦サロンと同じフロアで行われる。2種の指導対局が入り混じるが、会員に混乱は生じないのだろうか。私は金曜サロンもマンデーレッスンも体験したが、金曜サロンは私語が飛び交い和気藹藹とした雰囲気、マンデーレッスンは棋力向上に研讃するべく、ピンと張りつめた緊張感があった。
教室内のレイアウトが分からないから何とも言えないが、芝浦サロンとマンデーレッスンSの対局場が素通しだと、お互いの会員が行き来し、メリハリがつかなくなるのではあるまいか。
私は月曜日にお邪魔する予定は現在ないが、もしマンデーレッスンSを受講する会員がいたら、後日率直な感想を聞きたいところである。
LPSAの芝浦移転に伴い、各教室がリニューアルする。「マンデーレッスン」もそうで、「マンデーレッスンS」として新たに開講する。
といっても、旧マンデー会員から見れば、改良点はまったくないといえるだろう。
いままではLPSA講師による「レギュラーコース」と、男性棋士らをゲストに迎える「ゲストコース」があった。3ヶ月1単位で、それぞれ6回ずつ、交互に指導対局を行っていた。料金はそれぞれ15,000円(1日料金は4,000円)。ただし入会金は10,000円と、少し高かった。会員は任意のコースを選び、原則的には同じコースで受講する。しかし毎回来られない場合は、例外的に別のコースとの振り替えも容認していたようである。
新システムでは、3ヶ月1単位は変わらないが、レギュラーコースとゲストコースを足して2で割った形になる。すなわち開講日が月2回に減り、ゲスト講師(と便宜上呼んでおく)が3回、レギュラー講師が3回、交互に指導対局を行うことになった。都合6回で、15,000円。料金は変わらず、入会金制度もなくなったので、この点は評価する(登録料は1,000円かかる。旧会員は無料)。ただし受講コースが1つになったため、全6回のうち1回でも休むと、1回分の料金2,500円をまるまる損することになるのだ。
将棋を指すことよりも大事な用が当日入るかも知れず、こうしたケースはこれからたびたび起こるだろう。
もうひとつ今回の発表で気になったのは、ゲスト講師の3名が、すべてLPSA所属の女流棋士だったことだ。旧ゲストコースでは、6回のうち2回、必ず日本将棋連盟所属の男性棋士が担当していた。
LPSAが日本将棋連盟からの協力を仰ぐことを諦めたのか、LPSA女流棋士だけで会員に指導するのが本来の姿だと考えたのか、それとも単に男性棋士にギャラを払えなくなったのか、理由は不明である。ただマンデー会員の中には、男性棋士に指導対局を受けられるから通った、という人もいたはずである。その会員らは、今後どうするのだろう。
まだある。マンデーレッスンSは、芝浦サロンと同じフロアで行われる。2種の指導対局が入り混じるが、会員に混乱は生じないのだろうか。私は金曜サロンもマンデーレッスンも体験したが、金曜サロンは私語が飛び交い和気藹藹とした雰囲気、マンデーレッスンは棋力向上に研讃するべく、ピンと張りつめた緊張感があった。
教室内のレイアウトが分からないから何とも言えないが、芝浦サロンとマンデーレッスンSの対局場が素通しだと、お互いの会員が行き来し、メリハリがつかなくなるのではあるまいか。
私は月曜日にお邪魔する予定は現在ないが、もしマンデーレッスンSを受講する会員がいたら、後日率直な感想を聞きたいところである。