一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

北海道冬まつり2014・1「26回目の冬まつり」

2014-08-01 12:32:46 | 旅行記・北海道編
今年の冬も、北海道を旅行することにした。最近は旅行するのも億劫で、別にしなくてもいいのだが、家にいてさっぽろ由紀…雪まつりのニュースなんか見たらやっぱり後悔しそうで、結局旅行することにしたのだった。
今年の日程は2月7日(金)夜~12日(水)午前である。
昨年は飛行機が取れず、東北新幹線と夜行列車を乗り継いで道内入りしたが、今年はANAのチケットを入手できた。

さて、出発である。金曜の夜、浜松町方面の山手線は空いていて、上野で座れた。18時46分、浜松町着。
モノレール浜松町駅で「羽割きっぷ」を買うべく有人切符売場に並ぶが、前の客が定期券なんぞを購入していて、ずいぶん待たされる。と、私の後ろにいた客が別の駅員に声を掛け、「羽割きっぷ」を買った。その後ろの客もそうした。
これではマジメに待っている私がバカみたいだが、その駅員さんが私にも声を掛けてくれ、私も購入することができた。往復800円也。

羽田発ANA79便は、定刻20時15分を数分遅れで出発した。今夜のスッチーも粒ぞろいである。ただ、飲み物サービスで私がコーヒーを頼み、スッチーが「砂糖とミルクは…」と聞くので「ハイ」とうなずいたのに、スッチーが砂糖とミルクをくれなかったのは、ちょっとアレだった。
新千歳空港には定刻12分遅れの21時57分に到着した。26回目の冬の北海道である。私はJRの窓口で、新十津川までの普通乗車券を買う。翌日に札沼線に乗るためである。
千歳線の快速エアポート223号に乗り、定刻を1分遅れの22時54分、札幌着。
今夜は「カプセルイン札幌」に予約を入れている。現在ブログを休止中なので、ネットカフェなどに泊まらずに済むのがありがたい。
私は地下道を通り、大通駅上に出る。今年の雪はまずまずか。右を見ればさっぽろ雪まつりの大雪像がぼんやりと見えるが、それは11日のお楽しみである。それはそうと、カプセルイン札幌が見つからない。
それでよく調べたら、それはすすきの駅近くにあるのだった。市街を歩いていると、雪が降ってきた。雨男の私は、北海道では雪に見舞われる。やっとホテルを見つけたが、約20分のロスタイム。これなら駅前のネットカフェに泊まってもよかった。
カプセルイン札幌は、風呂が大風呂。しかし何人もの若い女性スタッフがふつうに浴室内にいて、ちょっと面食らった。

翌8日(土)。ここから本格的な旅の始まりである。まずはJR札幌駅まで歩いていく。何といっても、地下街があるのでラクである。札幌駅からすすきのまでの地下街貫通は市民の悲願だったに違いないが、それは私だって同じである。
目の前に超ミニスカートの女性が歩いている。彼女もすすきのから下りてきたのだろうか。
地下街は広くて歩きやすかった。
札幌からは札沼線に乗る。愛称を学園都市線といい、地元の人にはこちらが通りがいいのだろうが、旅行者は断じて「札沼線」である。
全国各地でローカル線が廃止され、今年も5月に江差線の一部(木古内~江差間)が廃止となる。札沼線だって、浦臼以北がいつ廃止になってもおかしくない。乗れるうちに乗っておくのは正常な判断だと思う。
なお、江差線の乗り納めは、しんみりしすぎて、しない。
札沼線は07時ちょうど出発。車両は、ステンレス製のキハ54型ではなく、快速エアポートなどに使用される車両だった。これは初めての経験で、どういう運用なのだろう。しかし全席クロスシートなので、とても快適だった。
石狩当別07時38分着。7分の待ち合わせで、新十津川行きの列車に乗り換える。ここからが「札沼線」といっていい。
列車は北海道でおなじみのキハ40。やはり列車はこれでなくてはいけない。私は左側のシートに座った。
昨年は例年にない豪雪で、視線の高さまで雪があったが、今年はそこまでいっていない。ただし窓には雪が張り付き、外が妙に見づらい。私が札沼線に乗る目的のひとつは、車窓を楽しむことがあるので、この状況は困った。
08時17分、石狩月形着。ここで23分の待ち合わせとなる。東京でこれをやられたら怒り爆発だが、旅先では当たり前のこと。旅は人を寛容にするのだ。
私は表に出るが、空は快晴、白銀はまぶしい。上り列車が到着したので、私は2両が並んだ光景を写真に収める。これも毎年の恒例である。
08時40分、出発。列車はコトコトと走る。右手には道道275号が並行して走っている。車内の乗客は数人か。そのほとんどが旅人なのは、雰囲気で分かる。そしてその全員が、この札沼線に乗るのが目的なのは言うまでもない。
09時28分、終点新十津川着。乗客は私を含め、6人だった。1年ぶりの新十津川で、懐かしい。十指に入る、好きな駅である。駅舎内には「旅ノート」があり、ほかにも小物が増えていた。本当はここで30分くらい駅を味わいたいのだが、乗り継ぎの時間がない。
道道に出て、09時42分、滝川ターミナル行きのバスに乗る。滝川ターミナルには、定刻を2分遅れの09時56分に着いた。
待合室に入ると、深川行き10時発のバスがあった。まさに私が乗りたいバスで、グッドタイミングだ。ただ、いつもは10時半のバスに乗っていた記憶がある。それはともかく、私はもちろん、10時発のバスに乗った。
深川十字街には、定刻を9分遅れの11時09分に着いた。昨年までは、終点の深川病院前で降りていたのだが、ここ深川十字街のほうが駅に近いことが分かったので、ここで降りた。私の旅の知識など、こんなものである。
ここからはJRバス深名線に乗り、名寄まで行くつもりだ。これも毎年の恒例である。しかし待ち時間があるので、私はあるところに寄った。
(つづく)
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