親子ネコの保護に成功、フーテンの寅ネコも保護の方向で話は進んでいた
問題はこれらの今後、親子ネコはSさんがしばらく面倒を見て、その後譲渡会までの間、別の方が面倒を見る
寅ネコは、かなり衰弱しているらしい、そして野良生活が長いので(推定7~8年)譲渡会まで行ってもおそらく貰い手はつかないだろう
最近、私と女房殿にようやく心を開きかけているが、相変わらず警戒心が強く、そしてビビリだ
Sさんとは綿密に話し合ていたが、この3日間は、ほとんど玄関に置いた毛布を敷いた段ボールの中で寝ている
朝6時過ぎに来て、餌を食べて箱の中に、夕方5時にはまた外の小屋に入って行く生活、急激に寒さが増しているので、弱った体ではこの冬は持たないだろう
ネコを飼うとなれば、外に逃げ出さない対策と、なれる間までのゲージでの生活が必要、その前に保護、検査の手順
親子ネコは寄生虫以外すべてセーフな健康体だったが、寅さんは様子から病気っぽい
私の考えは最悪親子ネコ全部、引き取るつもりだった
ところが寅ネコの保護の話も出てきて、寅ネコは保護しても面倒を見る人が無くて、(病気があれば尚更)そうなると私が飼うか、桜ネコにして放すかの二択
桜ネコでは、結局お金をかけて処置しても冬は越せない、そうなれば野垂れ死に、それは私の心情的には無理なので、私が飼うことになる
だが、そうなると親子ネコプラスでは負担が大きすぎる
Sさんと話した結論は、子猫は譲渡会で里親ができる可能性が高い、だから母ネコと寅ネコをyottinさんが里親になるのが良いのでは
そうこう言っているうちに5日に子猫2匹まとめて買いたいという人が現れた、ネコカフェのマスターの親族だった、まずは一課題クリア―
私の考えではまずは脱走対策をしたあと、母ネコを12月初めに引き取り、その後、寅ネコを保護して年内には2匹とも飼うことに・・・だった
ところがSさんから思いがけない話が、「明日寅ネコを保護します」とのことに
予定が大幅に狂ったが、寅ネコの状況を思えば仕方ない
更に、保護のあと検査と去勢する、去勢後はしばらくSさんに面倒を見てもらう予定だったが、Sさんの家庭の事情で面倒を見れれないとのことで、手術後直接我が家に来ることになった
何も準備ができていないが、ゲージは貸与してくれるというので、急遽トイレ砂や給水器を用意し、ゲージ設置場所を用意した
7日朝、寅ネコは5時過ぎにやって来た、食事も水も与えないでということなので与えないから、いつもと違って寅ネコは空腹で戸惑っている
物欲しげに顔を見るので可哀そうになったが、全身麻酔の手術や病院までの往復2時間のドライブを考えると心を鬼にして、ただ声をかけるだけ
「今日から家族になるから我慢しろ、手術頑張るんだぞ」と
夜6時に戻って来た、ネットの中で大人しく神妙に声も出さずにうずくまっていた、耳は脱走した時の為に桜ネコになっていた。
急いでゲージを組み立てて、6時過ぎについにゲージの中で解放された
寅ネコは、まだ麻酔が切れないせいかまるまったままじっとしている
検査結果を聞いたら、やはり腎臓の数値が異常に悪い、そこからさまざまな症状が出ているとのこと、腎臓と言えばP子も腎臓が悪くて2回3回と点滴を受けていた、P子の入れ替わりと言え、どちらも腎臓が悪いとは・・・
早ければ、この冬を越せないかもとも言った、それでも外で野垂れ死にしないだけ幸いと考えた
それよりも愛情をもって接して、栄養をつけてやれば免疫力があがって数年生き延びることも十分考えられる
ともあれ家猫に収まったことは進展である、寅ネコも心なしか安心したように見える、すくなくとも外の寒風からは逃れた
麻酔で寝ている間に、汚れていた体もきれいにしてもらい、ダニの駆除も終わった、不思議なことに寄生虫はいなかったそうだ、可愛いネコに変身した
私の夢は、寅ネコを胡坐の中に入れて撫でてやることだ
そして、もうフーテン生活が終わったので、元の「カート」という呼び名に戻す、母ネコは18日にやってくる、子猫がもらわれていく日だ
母ネコの名前は「マミィ」と女房殿が名付けた、忙しくなる。
Norwegian Wood (This Bird Has Flown) (Remastered 2009)
先日、保護団体のSさん宅へ行ったら17歳のネコがずっと私の膝に乗って1時間半、可愛かったですよ
帰る時も服に爪をたてて「行くな」って、ネコはいいですね
P子が居なくなってもう5年近く・・・
最期の愛犬ボスが死んで2年かな、もう犬猫は飼わないと言っていましたが、押しかけられては仕方ありません
もうひと頑張りします。
カートにマミィ、懐いてくれると良いですね
ウチの子みたいに、ほぼストーカーで
こたつに座っても椅子に座ってもベッドでも
なにがなんでも膝の中に!となると
「もぅ~、ちょっとどいて」になるのですが。。
これから寒い冬。
お互いに温め合ってほっこりしましょう