椎田も当時は大きな宿場町であったことを断っておかねばなるまい。
さて、こんなところに総合商社がある。妻が見つけたのだ。笑いながら言う「ねえ、ねえ、これこれ」
「おう、写しとこうか。逆光だぜ。」
やはり歩くのは面白い。にやにやしながら歩いている我輩は変人だろうな。我々の他に人がいないから思われることはあるまいがな。
登ってみたいがそうもいくまい。うーむ、慙愧の念に耐えない。
羨道は後世のものであろう。側壁などは人頭大の石を摘んでいるが、壁側の始末が悪いように思えるのである。
入って見ることが出来ないからな。