表題そのままといっていい。九州でも指折りの古墳に向う途中に見つけた古墳である。
看板を案内にして向ったがすぐに車を止めた。言い忘れたが、今日は母を河津桜、汐湯へ連れて行った帰りである。
母が「どうしたん」我輩「俺が車を止めて降りていくんやけわかるやろ」 これは案内にある古墳ではない。
誰が見てもただの藪だ。「それ古墳なんね」「まあまあ行きゃわかる」
向うに周ってみる。案の定古墳だ。しかも天井石が露出している。大きな石だ、しかも丁寧に手が入ってきれいに加工されている。6世紀後半から7世紀前半であろう。石室に用いられた石が殆どない。換言すれば、玄室の半分も残っていないと言う状況なのである。
花が下に向いて咲くので相対的に華やかさが少し欠けるのかもしれないな。花の色は大好きだが。
木を見て森を見ず 森を見て木を見ず どちらが正解か。しかし、花より団子のほうがいいかもしれない。
立入禁止の立て札がある 少しずつ時間が大正時代に遡ってゆくようである。
小石が撒かれてある道を歩くのは心地好い。この様な道は普段歩く事が無いからな。
雛飾りの展示場である。もうここまでくれば食傷気味になってしまう。
外でコーヒーを飲んでいると何やら異音がする。おっ、一瞬期待したのだが飛行船だった。