感傷に浸っていてもいけない。故人にお別れを言って去るとしよう。
晩免古墳(花園陵墓参考地)(熊本県)
車一台しか通ることが出来ないのだが、ちゃんと案内はある。ただ、花園御陵とは書かれてはいないので、その名で探しても行くことは出来ない。 本来は30~35mの円墳で、組合せ式石棺が直葬されていた。 5世紀後半の築造であろうと説明にある。 ただ、石棺身内部に菊花紋があるというのである。5世紀ごろに菊の御紋があるとは思えぬが・・この発見がこの地に伝わる安徳天皇御陵墓の説となったということである。今では御陵墓参考地の一つとされている。賢明なる読者諸氏もご存知であろうが、安徳天皇御陵墓となる地は数か所ある。宮内庁が治定しているのは下関阿弥陀寺御陵である。
当該ブログの記事は令和2年(2020)12月9日から18日までである。
良い佇まいである。画面左に貸自転車を止めて参拝する。
八代神社から狭い道を走って6分ほどで鬼の岩屋第1号墳に着く。この様な方法で石室を築造するのがこの地方の特徴である。まあ造りやすいと言えばそれまでだけどね。
自転車だから小回りが利くので良いのだが・・だんだん足が、腰が痛くなってきたぞ。