「そもそも見取り枠をきちんと固定し、それを覗く自分の目の位置も固定しない限り、正確な写実は無理でした。
見取り枠を持つ手や体が少しでも動いてしまうと役に立たないのです」
「木の枠を見取り枠にして描いたが、やはり失敗して3枚目を描いたが、これも失敗。」上の絵についてこの様に書かれている。
「ゴッホのようになにものにもとらわれないで自由に描いてみたいと感じました」「あくまでも自由に描いて自分自身の絵を探すのです。すぐには見つかりませんが、絵が嫌いになりさえしなければ、それはやがて見つかります。」