腰の高さ辺りから顔を出した桜の蕾である。 枝はまだまだ。椿も終わりに近づき、梅も殆ど終ってしまった。
間隙を縫ってコブシや木蓮が花を開かせている。山桜などは何処吹く風のようであと一週間は掛かりそうだ。
発掘された場所は小学生の頃の友人の家に近かった所なのだがそんなこと判るわけもない。
ここを通るたびにいつでも寄る事が出来るからまた今度と自分に言い聞かせながら通っていた。それでは何時まで経っても見学することがないので近くのスーパーで買い物をしたついでに寄ることにしたのである。
私有地にある古墳だから町は当然手を出してはいないだろうが、ご多分に漏れず既に盗掘されているのだろうか。
この状況では開口部が判らない。