声かけ

今朝、長女が通う中学校のそばを車で通ると
遅刻してきた　茶髪の男の子が　自転車に乗りながら
ぷ～かぷ～かと煙草をくゆらせていた

昔は　もっと隠れて吸ったのでは・・？
まるで大人を試しているかのように
これ見よがしに　おおっぴらに吸うからイヤ

車で横まできて、プッ　プッ！！と　小さくクラクションを鳴らし
窓をあけて　煙草、吸ったらあかんよ　と言ってみた

私の方だって　ドキドキ
逆ギレされたら　どうしよう？
車だから　逃げちゃえ～　　みたいな感じで。

そしたら　その茶髪の中学生は　すっごくびっくりして
とっても素直そうな声で「はい」
って言ったの
体に悪いから　捨てなさいと言ってみたら
急いで　ぽいっと吸ってた煙草を捨てた。
ちょっと照れくさそうに　はにかんで微笑んでる。

３年生？と聞いたら　「はい、そうです」

体に悪いからね、煙草吸わんときね

こくんと頷いて　校門を入っていった男の子

まだまだ子供の表情だった。
ちょうど公立高校の入試も終わり
来週、卒業を控えてる中学３年生
あの子、進路　決まってるのかなあ
あせりとか苛立ちとかあるのでは・・？
学校では　悪いことをいっぱいしているだろうけど
まだ学校外の大人が注意したら　一応聞いてくれる子供なんだ

私が　彼に今日声をかけたこと
「優しさ」だと受けとめてほしい
私がなんだか嬉しかったように
彼も　ちょびっとでも嬉しく思ってほしいなあ