先日、ピンポーンと玄関のチャイムが鳴った。
家事ですぐに手を離せなかった私に代わって
末っ子カナが 飛び出して行った
タオルで手をふきふき出てそーっと見てみると
次男坊ケイ(小6)のクラスの女の子が3人
「あのね、カナちゃん、このクッキー、
これ、A子ちゃんの手作りクッキーなの
お兄ちゃんに渡しておいて
一番上のお兄ちゃんじゃないよ
二番目のお兄ちゃんだよ
くれぐれも間違っちゃだめだよ
二番目のお兄ちゃんだからね!」
活発そうに話すその子の 陰で恥ずかしそうだったA子ちゃん(カナ談)
カナも興奮気味で すぐに私の元へ飛んできた
「お母さん!ケイにコクハクのプレゼントや~!!」
見ると 綺麗にラッピングされてリボンのかけられたなかに
手作りのクッキーが10数枚
そのなかに 3枚だけピンクの文字で
「大」・「す」・「き」と飾りがついてるではないかっ
私まで 興奮してきた
微笑ましいなあ ドキドキして 来たんだろうなあ
そりゃあ お兄ちゃん間違いされたら困るわね
しかし、鈍感でぼーっつとしているケイは
この気持ちのこもった3枚のクッキーに気づくのかなあ
可愛らしい子供の恋ごっこにうきうきしながら
図書館で借りてて期限のせまってる
山田詠美「無銭優雅」読んでいる。
こちらは42歳のオトナになりきれない大人の恋物語
テンポよい文体と 細かな心の動きが丁寧に描かれた秀作
小説のなかだけでも 恋を経験するのは楽しいです
家事ですぐに手を離せなかった私に代わって
末っ子カナが 飛び出して行った
タオルで手をふきふき出てそーっと見てみると
次男坊ケイ(小6)のクラスの女の子が3人
「あのね、カナちゃん、このクッキー、
これ、A子ちゃんの手作りクッキーなの
お兄ちゃんに渡しておいて
一番上のお兄ちゃんじゃないよ
二番目のお兄ちゃんだよ
くれぐれも間違っちゃだめだよ
二番目のお兄ちゃんだからね!」
活発そうに話すその子の 陰で恥ずかしそうだったA子ちゃん(カナ談)
カナも興奮気味で すぐに私の元へ飛んできた
「お母さん!ケイにコクハクのプレゼントや~!!」
見ると 綺麗にラッピングされてリボンのかけられたなかに
手作りのクッキーが10数枚
そのなかに 3枚だけピンクの文字で
「大」・「す」・「き」と飾りがついてるではないかっ
私まで 興奮してきた
微笑ましいなあ ドキドキして 来たんだろうなあ
そりゃあ お兄ちゃん間違いされたら困るわね
しかし、鈍感でぼーっつとしているケイは
この気持ちのこもった3枚のクッキーに気づくのかなあ
可愛らしい子供の恋ごっこにうきうきしながら
図書館で借りてて期限のせまってる
山田詠美「無銭優雅」読んでいる。
こちらは42歳のオトナになりきれない大人の恋物語
テンポよい文体と 細かな心の動きが丁寧に描かれた秀作
小説のなかだけでも 恋を経験するのは楽しいです