石屋のカミさん日記

仕事に趣味に 好奇心の赴くまま楽しいこと追求します!

アナログ

2010-03-10 23:33:05 | Weblog
寒い~寒い~
何なのだろう!この寒さ。まるで冬に向かってるかのよう
おまけにず~っと雨が降り続いてて気分も滅入っちゃうな

ポカポカと暖かい春が早くきますように・・

先日、商工会議所の集まりで嬉しいできごとがあり、
忙しさでカサカサしていた私の心を潤してくれた

商工会議所の副会頭をなさっているSさんは
レストラン経営で大成功された方。

現在は息子さんに事業を任せ
ご自身は大阪でコンサルティング会社をされ 
ここ舞鶴と往復されている。

このSさんと席をご一緒させていただいた。

Sさんとお話するのは初めてだが
10年以上も前、Sさんのお父さんが亡くなられたとき
お墓の建立をお世話させていただいた。

そのときのお礼でも言おうかな・・どうしようかなと
思っていると、Sさんのほうから歩み寄ってこられ
「お墓の建立の節は大変お世話になりました。
 ご丁寧なお手紙、ほんとうに嬉しかったです」とおっしゃった。

私は、数ある石材店のなかから うちを選んでお墓を建ててくださった方に
ありったけの感謝の想いを込めて お手紙を書いている。

できるだけステレオタイプにならないよう
その方を思い浮かべて 感謝の心が伝わるように

便箋も封筒も 貼る切手も私の想いを込めたものを使う
大雑把でええ加減の私が 唯一 こだわりをもつところだ。

なんでこんなにこだわりを持つかというと
想いのこもった「手紙」のもつ力の凄さを常に実感しているから。

大抵のお客さまが 「お礼状」をもらったお礼を言ってくださる。

下手な字でもなんでも、やっぱり想いのこもった直筆の手紙を
もらうと人は心が温かくなるのだと思う

先日、義弟夫婦がそれぞれ持っているアイフォンを見せてくれ
その最先端のIT技術にいたく感動し
すぐに欲しくなった私だけど
「直筆」という超アナログなもののパワーも信じている。

10数年も前に出した 一通の手紙を覚えてくれてて
そのお礼を真っ先に言ってくださったSさん
まるで昨日もらった手紙のお礼を言うように。。

Sさんの感性にも感動したし
ますます「お礼状」の力を確信した。

会った瞬間に、私の言ってほしい言葉を口に出してくださったSさんは
やっぱり人の心をつかむ才があって
商売でも成功されたのじゃないかなとひとり感じていた。
コメント (4)
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