石屋のカミさん日記

仕事に趣味に 好奇心の赴くまま楽しいこと追求します!

巣立ちの歌

2010-03-15 23:22:04 | Weblog
今日15日は、公立中学校の卒業式。
長男も無事に義務教育が終わった。

3年間で、ずいぶんと大人っぽくなった。
身体的にも精神的にも 母親から
遠いところへいったなあと感じる。

泣かないだろうな、泣くもんか・・と
思っていた卒業式だけど
帰るころには せっかくつけたマスカラも
涙でにじんでパンダ目になった。



中学校3年間の時期は (特に公立の中学校は)
思春期の一番難しい時期で
義務教育というくくりもあり
親も子供も先生も 非常に苦しい時期だと思う。

最後のホームルームの教室で
40人の子供達を見ていると
社会の縮図を見てるような気がしてくる。

やんちゃな子 優等生 学校に行きづらい子
明るい子 おとなしい子 ひょうきんな子
美人 イケメン 三枚目 地味な子 派手な子 
いろんな子供がいて いろんな個性がある。

それをすべて認め
ひとつの枠のなかに押し込めないといけない先生

私よりも2歳年下の担任の先生

眼鏡をたびたび外しながら 
こんな日に、ハンカチを忘れたのか、
背広の腕の部分で溢れる涙をふきながら
生徒に送った最後の言葉が印象的だった。

4月に初めて一緒になった
3年3組の先生と生徒ひとりひとり
偶然に このクラスで一緒になったように思えるけど
そうじゃない
きっと何か神様が思って縁を与えてくださったのだ。

だらしなくて、言うことをきかなくて
何度注意しても 何度注意しても
まだ だらしなく 言うことをきかない
自分の指導に迷いをもつほど
困らせた子供もいたけど
そんな子供が ある意味においては
とっても人間くさくていいなと思う

いろんな意味の涙や笑いと共に
今日、中学校を巣立っていった子供達。

この先、中学校のクラスほど
個性の「るつぼ」と遭遇することはないだろう

それぞれが自分の進む道をしっかり
歩んで行ってほしいと願う
コメント (4)
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