「珠玉の」という言葉は
エッセイや短編小説の最高の褒め言葉だと思う。
きらきらと輝き、きりっと引き締まり
そして何とも味わい深い、そんな作品
光野桃さんの「実りの庭」は
「珠玉の」と冠したい随筆集だった
光野さんはファッション関係の辣腕編集者だった。
そんな光野さんも50代半ば。
子育てを終え、親を看取り
自分と向き合うことがまた始まった
ちょうど私が あと10年経ったら
こんな状況 心境になるのだろうなと
想像しながら読んだ。
10代・20代も、それなりに面白いことはあったようにも
思うが、
やはり30歳からの妙味にはとても及ばず、
しかし、そんな光と影に彩られた味わい深い時間も
たった二巡りでもはや熟年、老後が視野に入ってくる。
まったく生きるとは旅するごとくである。
(文中より)
その通り。
若くて楽しかった10~20代は
面白いけれど、深みはない。
30~40代は いろんな経験をして
心にたくさんの襞をつくる味わいがある。
50代で実りを感じるためにも
今の瞬間・瞬間を慈しんで過ごしたいと思った。
エッセイや短編小説の最高の褒め言葉だと思う。
きらきらと輝き、きりっと引き締まり
そして何とも味わい深い、そんな作品
光野桃さんの「実りの庭」は
「珠玉の」と冠したい随筆集だった
光野さんはファッション関係の辣腕編集者だった。
そんな光野さんも50代半ば。
子育てを終え、親を看取り
自分と向き合うことがまた始まった
ちょうど私が あと10年経ったら
こんな状況 心境になるのだろうなと
想像しながら読んだ。
10代・20代も、それなりに面白いことはあったようにも
思うが、
やはり30歳からの妙味にはとても及ばず、
しかし、そんな光と影に彩られた味わい深い時間も
たった二巡りでもはや熟年、老後が視野に入ってくる。
まったく生きるとは旅するごとくである。
(文中より)
その通り。
若くて楽しかった10~20代は
面白いけれど、深みはない。
30~40代は いろんな経験をして
心にたくさんの襞をつくる味わいがある。
50代で実りを感じるためにも
今の瞬間・瞬間を慈しんで過ごしたいと思った。