お隣の綾部市に「るんびに学園」という施設がある。
ここは、虐待や軽度発達障害に苦しむ児童生徒の援助を行う
京都府唯一の「心理療育施設」だ。
この施設が10周年を迎えられた記念講演会が京都市内で行われ、
敬愛する女性先輩にお誘いを受け、参加した。
施設理事長さんが 浄土真宗の住職ということで、
講演会の前に、西本願寺の拝観もあった。
唐門。きらびやかな門、日光の東照宮を彷彿させる。美しく華やか
飛雲閣。池と完璧な美しさの建築物を見て感嘆
一般公開されていない書院や 飛雲閣を拝観させていただき
あまりの素晴らしさにため息が漏れた。
贅を尽くした建築や襖絵、庭園・・・禅宗とはかなり趣きが違うように感じた。
聞法会館で昼食をいただいたあと、記念講演会。
宗教学者 山折哲雄氏が「青少年問題を語る」と題されて
お話をされた。
「るんびに学園」の子供達の和太鼓演奏もあり、
問題を抱えた子供達がどんな想いを込めて 太鼓をたたいているだろうかと
想像するだけで 涙が出そうなほど胸がつまる。
微力ながら、子供達をいろんな面で支えていけたら・・・と思った。