細見美術館にて 口切の茶事。
お茶を学ぶというのは 人生の愉しみを見つけたことのように感じる。
季節感を大切にする日本に生まれてよかったなと思う。
お茶事は 私にとって すごい勉強の場。
味覚・視覚・触覚・聴覚・嗅覚・・・すべての五感を使っての
素晴らしい学びの場だ。
正客さんと亭主さんの会話を聞く。
隣のかたの所作を見る。
お点前を見る。
お道具を観察し 懐石料理やお菓子に舌鼓をうつ。
自分の感覚をフル活動させて
このひとときに神経を集中させなければいけない。
いろいろな流派の皆様と交流するのも楽しい。
そして、美しく年齢を重ねた 素敵な先輩と出逢うのもお茶の醍醐味。