またまた先週のこと。
雑誌 「きものサロン」のイベントで
人形の寺で有名な 宝鏡寺へ行った。
京都の絞り専門店 「寺田」さんが 文楽人形の衣装の
絞りを製作され、そのお披露目を兼ねて
お寺での文楽の公演をしてくださった。
お寺のなか、日光をシャットアウトして 燭台のろうそくの灯りだけの
まさに「陰影礼賛」のなかでの
幻想的な文楽公演だった。
本物の絞りの人形の衣装も素晴らしかった。
大変な技術を必要とする着物文化・・・・。
この技術が 脈々と受け継がれていくことを心から祈念します。
文楽の文化も同じく。
歌舞伎のように血筋で受け継いでいくものではないので
太夫さん・人形遣いさん・三味線さん。。
技術を身に着けるのは大変で、その技術が延々と受け継がれるのを
祈念するとともに、私達はその価値を認めて
どんどん観に行かねばならないと思います。
この日のお土産が素晴らしかった。
人形遣い 吉田勘彌さんの手ぬぐい。
このたびの演者さんと 宝鏡寺さまの色紙。
京絞り 「寺田」さんから
手触り優美な 絞りの袋からは 佐々木蔵之介さんの佐々木酒造 「聚楽第」
ありがとうございました