日曜日、大阪の美術館に足を運んだ。
今まで舞鶴から梅田行きの高速バスは 所々停留したので
とても時間がかかっていたのだけど
いつの頃からか 舞鶴~梅田直通になったみたい。
ずいぶん行程が速くなった。
7時過ぎのバスに乗ったら 9時過ぎに梅田に到着した。
まずは 中之島香雪美術館へ。
朝日新聞創設者 村山龍平氏のコレクションを展示している美術館。
神戸御影にある旧村山邸の香雪美術館に次いで
今年3月にオープンした。
中之島は 大きな経済都市でありながら
文化的にも 豊かな街だ。
素敵な美術館だった。
神戸御影の旧村山邸にある 茶室 「玄庵」と
同じ部材・同じ寸法で 忠実に再現された茶室も展示されている。
そのあと、湯木美術館へ。
こちらは 日本料理トップの「吉兆」の創業者 湯木貞一氏のコレクションの美術館だ。
お茶をされていた湯木氏のコレクションは
お茶人たちの垂涎の的。
村山氏にしろ、湯木氏にしろ、
素晴らしい日本文化を後世に残すには
「美のパトロン」ともいえる
支援者が絶対に必要だ。
私財を残すだけでなく、日本の文化的財産を残す志を持った
経営・実業家が 必要だと感じる。