石屋のカミさん日記

仕事に趣味に 好奇心の赴くまま楽しいこと追求します!

竹林はるか遠く

2021-06-27 13:45:14 | マイ本棚

ヨーコ・カワシマ・ワトキンズ著

「竹林はるか遠く」を読んだ。

 

終戦直前、朝鮮半島から 母と姉(16歳)とヨーコ(11歳)が

壮絶な逃避行を決行する実話。

「流れる星は生きている」と同じく、

過酷な引き揚げ体験を描いたものだ。

読みやすくて、この本も、ものすごく感動した。

川嶋擁子さんは 終戦後、勉強を重ねて

アメリカへ渡り、アメリカ人の男性と結婚、

現在もアメリカ在住。

この本は 最初、アメリカで出版され、

米国教育課程において副読本として

子供たちに親しまれているそうだ。

平成25年に日本でも初めて出版された。

姉妹の「生きる力」の強さに感動し、

読んでいる最中、何度も涙が溢れた。

舞鶴も、引き揚げの港として

本のなかに登場してくるので

大変 興味深い。

舞鶴の人々にも たくさん読んでほしいなと思った。

 

 

舞鶴のお墓のことなら・・・伝統と信頼の辻石材店へ

 

コメント
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