京都で古美術商を営む梶裕子さんが
源氏物語の趣向でお茶会を催され、
行ってきた。
源氏物語を原文で学ぶ講座を
長年続けてこられ、
毎回の講座では
源氏物語の帖にちなんだ
「聚光」製の和菓子を
自身のお店の器で供された。
その美しい和菓子と器の
写真をまとめた書籍も出版されている。
このたびのお茶会では、
数々の源氏物語の美術品の展示、
イタリアンの点心、
源氏物語の講演・雅楽の演奏と
「青海波」の舞・・と
盛りだくさんの内容で
秋の一日が源氏尽くしの日となった。
たくさんの写本の展示もあった。
印刷技術のない時代は
みんなが源氏物語を写して読み、
ベストセラーとなったそうだ。
現代作家さんによる、末摘花のお茶碗。
長い鼻の先が赤くなってる。
お正客さんの煙草盆。
お菓子の器は永楽即全さんの源氏香皿
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