週末、人生の大先輩と一緒に 網野町・夕日が浦温泉にカニ食べツアーへ
温泉につかりながら 海と 沈む夕陽を眺めるという贅沢さ。
カニ尽くしのお料理
至福の時間を過ごし、命の洗濯ができた。
旅館のなか、いたるところに女将さんが活けるという素敵な野の花が・・・。
年上のお友達が 映画「エンディングノート」のDVDをくださった。
ずーっと前にいただいたのに 家のDVDプレイヤーが故障してて、
観ることができず、やっと修理をし、やっと観ることができた。
エンディングノート・・・・ご存知だろうか?
自分の死について 死後について 記録をしておく覚書ノート。
葬儀をどうするのか、財産はどれくらいあり、どのように分けるのか、
死を誰に連絡するのかなどなど。
砂田麻美さんという若い女性監督が ご自身のお父様をドキュメントで撮影した映画だった。
私の父と同じような世代で、日本の高度成長期を支えてきた、
熱血営業マンの砂田さん。
だいぶ進んだ胃がんが見つかり、死を迎えるまで エンディングノートを記すことにより
自分の死と死後をデザイン・段取りする。
最期まで 愛情とユーモアに溢れた家族のつながり、
素敵な夫婦愛、誰にも訪れる死の残酷さと当たり前さ。
何ともいえない 深い感情に涙がとまらなくなった。
人は、(生物は) 生まれた瞬間から 死へと向かっている。
一生懸命生きて、一生懸命 自分の死も考えたいと思う。
素晴らしい映画。何度も繰り返して観たい。
琉球銘菓の「ちんすこう」、大好物。
こんな「ちんすこう」があったので 取り寄せで買ったみた。
カフェショコラ・ショコラミルキーノ・カプチーノ
不思議な美味しさです
北原みのり著 「毒婦。木嶋佳苗100日裁判傍聴記」 を読んだ。
あまりの面白さに ぐいぐい引き込まれ あっという間に読了。
ご存知、婚活詐欺で つぎつぎに周りの男性が
練炭が焚かれるなか 一酸化炭素中毒で不審な死をとげる事件だ。
婚活サイトで たくさんの男性と知り合い、
結婚をにおわせながら 巧妙に多額のお金を振り込ませる。
美人に人生を狂わせるのなら こんなにニュースにならないのかも。
不美人の木嶋佳苗が どうしてこんな詐欺ができるのか・・・。
その秘密が面白い。
木嶋佳苗ほど 自分に自信がある不美人はいないだろう。
美人・不美人っていうのは 定義があるわけではない。
他人を美しいと感じるのは 人それぞれの感性であるから、
相手に美人だと思い込ませるテクニックを持っているみたいだ。
裁判傍聴を続けた著者は だんだん佳苗に惹かれていく。
声・オーラ・しぐさ・ふるまい・・・顔だけでない佇まいに
美しさや色っぽさを感じていく。
多いひとでは この佳苗に1億円近いお金を貢いでるのだから・・
びっくり仰天の 小説のような事件記録だった。
京都府立の学校PTA 指導者研修会に
会長さんと一緒に参加した。
基調講演と分科会、午前午後とびっしり。
高校教育や子育て・PTAについて考える一日となった。
高校ともなると、子供と関わる最後のPTA活動となる。
役員になったおかげで、子供の学校のことをよく知ることができる。
同じ時代に同じ地域で 同じ年頃の子供を育てた親御さんとは
一生、同じ思い出を共有すると思う。
そんなお父さん・お母さん方とのつながりは 宝
子育てを満喫できるのも 残り そんなに長くはない。
めいっぱい楽しもう
昨日は立冬。いよいよ寒い冬が始まる。
実家の母が 手作りおはぎを届けてくれた。
今日は 私が小学校5年生のときに亡くなった祖母の命日だ。
急に冷え込みがきつくなった早朝、大好きな畑で 亡くなった祖母。
空気が透明感を帯びた、とても寒い日だったのを今でも覚えている。
毎年、祖母の命日には 母が美味しいおはぎを作ってくれる。
私の子供達も大好きな、この味を 伝えていかないと。。と思いながら
いつも「食べるだけの人」となってしまう・・。
毎年、義父母の命日に おはぎや赤飯をつくり、
親戚や家族に届ける母はすごいなあと思う。
母のおかげで 11月8日は美味しいものをいただきながら
祖母に想いを馳せることができるのだ。
今日は11月のお香の会だった。
午前中 「初霜香」 午後は「初冬香」
どちらも冬の始まりを告げる組香。
朝晩の気温がぐっと下がり 明日はもう立冬を迎える。
心あてに 折らばや 折らむ 初霜の
をきまどわせる 白菊の花
初霜の白さと白菊の白さに 迷ってしまうという初冬の和歌を習った。
寒くて冷たい冬を迎えても 心は愉しく豊かに過ごしたい
本日のお菓子は「照葉」。 紅葉に目を奪われる季節の到来
今日は11月初めての茶道のお稽古。
今日から お茶は炉の季節に。炉開きだった。
季節の移り変わりが速くて びっくりする。
猪の子餅をいただき 炉のお点前をした。
これからどんどん寒くなるが、寒いと寒いなりにいろいろと
ほんとにいろいろと美しいもの・愉しいものが出てくる。
炉開きのときには いつも先生がおはぎを作ってくださる。
小豆を食すると良いらしくて。
また風炉の季節まで 頑張ってお稽古しよう
北野天満宮での月釜茶会へ行った。
素晴らしいお道具で 美味しいお茶とお菓子をいただいたあと参拝。
次男が大学受験 次女が高校受験・・・と
ダブル受験の冬を迎える。
笑顔の春を迎えることができますように・・・
代理のお参りでは だめかな?本人がお参りしないと
そのあと裏千家茶道資料館で 有田や伊万里など九州の陶磁器展を鑑賞
ここでもお菓子とお抹茶をいただく。
最後に 伊勢丹京都の「美術館えき」で
藤田嗣治の美術展を観賞した。
パリでその才能を賞賛されたフジタ
女性の裸身を独特の乳白色で多数描いている。
美しい女性との恋愛を 作品に投影してきた。
藤田嗣治とか 安倍公房とか
才能ある男性と美しい女性との恋愛・・・
こんな男性が パートナーだったら 始終やきもきして
精神的疲労 甚だしいだろうなと 思う。
凡人がパートナーでほんとうに良かったと思う。