中之島 香雪美術館へ。
朝日新聞社の創業者、村山龍平史が収集した、
日本とアジアの古い美術品を展示、
神戸の分館として 昨年オープンした。
落ち着いた神戸と違って、
こちらも大阪ビジネス街のど真ん中、
中之島フェスティバルタワーのなかにある
都会的な美術館だ。
今回は、「茶席を彩る中国のやきもの」展。
青磁や 古染付、祥瑞など
お茶席を彩る 中国の陶磁器がたくさん展示された。
中之島 香雪美術館へ。
朝日新聞社の創業者、村山龍平史が収集した、
日本とアジアの古い美術品を展示、
神戸の分館として 昨年オープンした。
落ち着いた神戸と違って、
こちらも大阪ビジネス街のど真ん中、
中之島フェスティバルタワーのなかにある
都会的な美術館だ。
今回は、「茶席を彩る中国のやきもの」展。
青磁や 古染付、祥瑞など
お茶席を彩る 中国の陶磁器がたくさん展示された。
一日かけて大阪へ。
夏の文楽公演を観に行った。
せっかく大阪まで行くのだから、と
美術館ふたつを廻った。
湯木美術館。
ビジネス街のなかに ひっそりと存在する。
見落としそうな 佇まい。
吉兆創業者 湯木貞一氏の美術館で、
お茶関係の美術品を多く展示される。
今回は 「茶道具の次第」展。
次第は、茶道具に付随する仕覆や挽家、包ものなどを指し、
道具と共に大切に受け継がれる。
立派な名物道具に添う 次第の数々が展示されていた。
インド更紗が たくさん展示してあり、
そのモダンな美しさ・可愛さに惹かれる。
ずっと観ていたいけど なんせ時間に限りがある。
次の美術館へ!
夏休みの時期、本屋さんには 読書感想文を書くための、
名作文庫本が ずらっと並ぶ。
宮本輝の「錦繍」を買った。
確か、高校生くらいのころ読んだ覚えがある。
家にもこの文庫本があった。
「前略
蔵王のダリア園から、ドッコ沼へ登るゴンドラリフトの中で、
まさかあなたと再会するなんて、本当に想像すら
出来ないことでした。」
という、印象的な書き出しで始まる。
10年前に離婚した一組の夫婦の、往復書簡で構成されていて、
あまりの面白さ・切なさに
泣いたり笑ったりしながら とうとう一晩で読んでしまった。
高校生のときに ほんとに読んでたかな?
子供だから 面白さがわからなかったのだろうか?
全くストーリーを覚えていなかった。
最初は 暗く哀しい話だと思ったけど
だんだん 光が差してくるように「未来」がみえてくる。
名作だった。
「小説の力」・「小説家の力」って素晴らしい。
それに、この小説の中には 舞鶴のまちが出てくる。
かなり、重要なまちで登場してくるし
すごく親しみ深い。