J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

観客のためのスタジアム・アリーナ47

2024-03-02 00:40:05 | スポーツ文化・その他

 リスペクトコラムです。
 岡山市の新アリーナ構想ばなしが、先日の県の表明でトーンダウンしているところですが、ネットを観ていたら、お隣の香川県で県立のデカい新アリーナ計画があるという情報を知りました。何でも中四国最大規模の大きさで1万人収容できるとか。それはすごいなと。香川県には丸亀陸上競技場という、これまた巨大なスタジアムがあり、香川というところはそういう巨大スポーツ施設を作りやすい土壌なのかなとちょっと思ってしまいました。そんな中で、あの川淵さんが新アリーナのSPアンバサダーに就任するとも聞き、香川どうなっとん!?とビックリしている次第です。

川淵三郎さんが25年3月オープン予定の香川県立アリーナ「スペシャルアンバサダー」に就任【香川】|FNNプライムオンライン

川淵三郎さんが25年3月オープン予定の香川県立アリーナ「スペシャルアンバサダー」に就任【香川】|FNNプライムオンライン

JR高松駅の商業ビル「TAKAMATSU ORNE」と同じ高松サンポート地区に整備されている新しい県立アリーナのスペシャルアンバサダーにサッカー・Jリーグの初代...

FNNプライムオンライン

 

【川淵三郎さんが25年3月オープン予定の香川県立アリーナ「スペシャルアンバサダー」に就任】
「「JR高松駅の商業ビル「TAKAMATSU ORNE」と同じ高松サンポート地区に整備されている新しい県立アリーナのスペシャルアンバサダーにサッカー・Jリーグの初代チェアマンで、アリーナの活用に詳しい川淵三郎さんが就任しました。」
「スペシャルアンバサダーに就任したのは、Jリーグの初代チェアマンで、アリーナの管理・運営の在り方を発信する団体、「ECSA」の代表理事会長を務める川淵三郎さんです。式では、香川県の池田知事らから委嘱状などが手渡されました。
 高松市で整備が進む新しい県立アリーナの建設工事費は約202億円。約1万人を収容できるメインアリーナのほか、サブアリーナと武道施設を備える中四国最大規模の施設で、2024年11月の完成、25年3月のオープンを目指しています。」
「スペシャルアンバサダーの任期はなく、川淵さんは今後、アリーナ運営の助言や情報発信などを行っていく予定です。」

 なぜ、香川に川淵さん? と思って調べてみましたが、川淵さんのWikipediaには香川のかの字も出てこなかったです。つまり香川には縁もゆかりも無い人。見方を変えれば、そんな方をSPアンバザターに招聘できたというのはすごい事なのではないでしょうか。
 新しい県立体育館という事で、建設費が202億円ですか、確か岡山の新アリーナは145億円だったかな、大幅に予算が多いです。サブアリーナと武道館のような施設も併設というのはすごい施設です。しかも今年の秋に完成するとか。もう少し概要を見てみましょう。
   
 香川県立体育館は、香川県高松市サンポートに建設中の屋内競技場。2024年度開業予定。施設は東からメインアリーナ、サブアリーナ、武道施設兼多目的ルームの3つから成り、それぞれを高さを低く抑えた1枚の大きな屋根で繋いでいる。スポーツ大会から、アリーナツアー、見本市イベントまで幅広い利用を想定しており、特にメインアリーナ規模は中四国最大規模。
沿革
 2016年12月12日、老朽化した旧県立体育館に代わる施設として、サンポート高松への新築移転が決定。予定地はサンポート高松で遊休地となっていたA1・A2・B1街区(西より)で、それぞれそこにあった暫定施設のスポーツレクリエーション広場・大型テント広場・アート広場は解体・整地の上、その間の区画道路(市道港頭中央2号線(歩行者専用道路)の全線、市道港頭東1号線の一部、いずれも都市計画道路)も撤去することにより一体の敷地として整備。着手時の土地所有者はA1街区が高松市土地開発公社、区画道路が高松市道、その他が香川県であるが、県有施設の新築工事でありながら、高松市がそれら土地の無償提供および周囲の基盤整備を協力することにより、円滑な開発が進むとしている。

構造形式        鉄骨造、鉄筋コンクリート造/杭基礎
建築面積        18,950 m2
延床面積        31,212.5 m2
階 数      地上2階、地下1階
高 さ      27.7m
所在地     〒760-0019 香川県高松市サンポート
施 設   メインアリーナ:5024席  サブアリーナ:1002席  武道施設兼多目的ルーム:327席
      東駐車場:68台  西駐車場:32台  自転車・自動二輪車駐輪場:565台

 固定席が約5千席という事で、ジップの約2,500席の2倍のようですね。このアリーナがすごいのがアリーナツアー、見本市イベントまで幅広い利用という事で、音楽コンサートなどもできるようですね。あと、ネーミングライツで、「あなぶきアリーナ香川」という施設名になったとか。やはり香川といえば昔から穴吹さんなのかな。何となく穴吹さんの会社のマークにも似てなくはない印象も。詳しくは公式HPをご覧ください。当ブログも機会があれば観に行ってみたいものです。岡山も頑張ってもらいたいですね。
あなぶきアリーナ香川公式HP:https://kagawa-arena.com/
  〃   建築工事公式HP:https://www.shin-kagawa-taiikukan.com/
#がんばろう石川 #がんばろう能登

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行政の支援64

2024-02-03 00:01:43 | スポーツ文化・その他

 リスペクトコラムです。
 署名運動は1月末までの期限で実施されていましたが、新アリーナ建設に係る市と県との協議は平行線のまま1月が過ぎていきました。よくトライフープの方から、会場が取りにくいと聞いており、津山会場が多いのもそこのところが影響があるのかと思ってしまいました。1月18日の瀬戸内海放送の報道に少し詳しく載っていたので、リスペクトしてみましょう。

【解説】新アリーナ巡り“すれ違う”岡山県と岡山市…専門家「順番が逆」「計画そのものを一緒に考える必要ある」 | KSBニュース | KSB瀬戸内海放送

【解説】新アリーナ巡り“すれ違う”岡山県と岡山市…専門家「順番が逆」「計画そのものを一緒に考える必要ある」 | KSBニュース | KSB瀬戸内海放送

 18日は岡山市が整備を検討している新アリーナについて解説します。 市は、岡山県にも計画への参画を求めていますが、岡山県は態度を明らかにしておらず、協議は進んでい...

KSB

 

【新アリーナ巡り“すれ違う”岡山県と岡山市…専門家「順番が逆」「計画そのものを一緒に考える必要ある」】
「岡山市内には、すでに『ジップアリーナ岡山』という県の体育館施設があります。県のまとめではジップアリーナの2022年度の利用率は98.9%で利用可能な日はほぼ埋まっている状態でした。
 また、施設の予約には優先順位が決まっています。最も優先順位が高いのが国際大会。一方、プロスポーツの試合は、6番目となっています。[①国際大会②全国大会③中国大会またはこれと同等規模の大会(シーガルズの大会)④全県規模の大会⑤全国・中国大会などの代表を決定する大会⑥プロの試合]
 バスケットボール・B3のトライフープ岡山によりますとジップアリーナで土日に試合を開催したいと計画しても、平日しか使えない場合もあるということです。
 また、バレーボール、バスケットボールは今後、ホームの施設の設備や規模がトップリーグへの参入条件となります。これについて、岡山市は『現在、岡山市内に参入条件を満たしている施設がない』と新アリーナ整備の必要性を訴えています。」
「スポーツ庁のまとめによりますと2023年2月の時点で、全国88カ所でアリーナやスタジアムの建設計画などが進んでいます。高松市で建設中の『香川県立アリーナ』もその一つです。」
「1月、岡山県と岡山市はそれぞれ新年度当初予算の要求額をまとめました。しかし、そこにアリーナ整備に関するものは含まれていません。岡山市の大森市長は『1月中には新アリーナに関する予算を決めたい』としていて、今後の動向が注目されます。」

 2022年度のジップの利用率が98.9%ってすごいですね。県はウハウハじゃないですか。そのまま利用率の現象に繋がるから、そりゃ反対するかも。あと、全国88カ所でアリーナやスタジアムの建設計画などが進んでいるという事ですが、47都道府県の中で計画が進んでいない岡山県は残念な地域なんですね。
 こうして読んでみると、県側はジップがあるじゃないか、新アリーナを造ったらジップアリーナの利用率が減るじゃないかと思われているのかもしれません。この記事の面白いところは、ジップアリーナの予約に関する優先順位の部分。トップチームの試合は3番目で、国際大会、全国大会の方が優先されるとの事。まぁそうなのかもしれませんが、何かの競技の全国大会が予約されたら、試合は入れられないという事ですが、よく読むと、プロの試合は何と6番目になるとか。シーガルズはプロではないので、3番目に位置付けられるのか、よくわかりません。
 トライフープの話で、「土日に試合を開催したいと計画しても、平日しか使えない場合もある」という事ですが、そういえばトライフープはいくつかジップでの平日試合がありますね。そういう事情もあるのかな。

岡山市が建設を目指す新アリーナ「県の理解得られず残念」新年度当初予算に盛り込むめど立たず | TBS NEWS DIG (1ページ)

岡山市が建設を目指す新アリーナ「県の理解得られず残念」新年度当初予算に盛り込むめど立たず | TBS NEWS DIG (1ページ)

岡山市が建設を目指している新アリーナについて大森市長は岡山県から費用負担への理解が得られておらず新年度の当初予算に関連予算を盛り込む目途が立っていないとの認識を...

TBS NEWS DIG

 

【岡山市が建設を目指す新アリーナ「県の理解得られず残念」新年度当初予算に盛り込むめど立たず】
「岡山市が建設を目指している新アリーナについて大森市長は岡山県から費用負担への理解が得られておらず新年度の当初予算に関連予算を盛り込む目途が立っていないとの認識を示しました。
(大森雅夫 岡山市長)『率直に言うと残念であります』
 岡山市が北区野田に建設を目指している新アリーナを巡っては、市が岡山県に費用の一部負担を求めていて岡山市は県の回答を踏まえながら、2月中旬に建設に絡む新年度の当初予算の方針を決めたいとしていました。しかし、県側は費用負担の法的根拠はなくアリーナの経済効果も十分に検討できていないとの態度を変えておらず当初予算に関連事業を盛り込むことは難しい情勢です。
(大森雅夫 岡山市長)『最終的には予算を出すかどうかは私が判断しなければならないと思います。最後の最後の判断というのはみなさんのコンセンサスも必要になってくる』
新年度の当初予算案は2月下旬にまとめる見込みで大森市長は関係機関との話し合いを進めたいとしています。」

 2月中旬もしくは下旬に予算を組むかどうかですが、これらの状況を見るとかなり厳しいかなと。補正予算という対応もありますが、県の方向性が見えないために可能性は高くないと個人的に思います。県と市の折り合いがつかないまま、新アリーナ構想がとん挫してしまえば、岡山のスポーツ界にとって大きなダメージですね。
 ただ、新スタジアムについては1万人以上の来場者数が見込めるため、県知事もアリーナほどネガティブではないのかもしれません。しかし、アリーナはダメでスタジアムはOKなのかと疑問に思う人も出るのでは。
 当ブログは前から書いているように広島の新スタジアムやパナスタが一つのお手本だと思います。きちんと組織(建設団体)を作り、署名活動、募金活動、シンポジウムの3点セットを実施。でも、できるまでは長い年月がかかったように記憶しています。あと、今年は県知事選がありますね。思わぬ立候補者が出たりして。
岡山市新アリーナ構想関連⑨:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20231203
      〃        ⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20231129
      〃        ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230620
      〃        ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230319
      〃        ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230427
      〃        ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20221203
      〃        ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220216
      〃        ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20211209
      〃        ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200912
岡山市新スタジアム構想関連:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230427
#がんばろう石川 #がんばろう能登

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スポーツ文化の素晴らしさ121

2024-01-28 00:01:40 | スポーツ文化・その他

 リスペクトコラムです。
 ブログ開設18年半にして初めてボクシングのリスペクト記事です。ユーリ阿久井選手、世界チャンピオンおめでとうございます。通常ならば取り上げる事は無いのですが、何しろ岡山県内ジム所属初の世界チャンプです。しかも地元倉敷市内の倉敷守安ジム所属。取り上げない理由はどこにもありません。ちなみに、普通にジムの前にある県道を毎日通って通勤しています。あそこから世界チャンピオンが出たんだなぁと感動してます。まずは山陽新聞の記事から。
    
【阿久井 世界王者 ボクシング 岡山県内ジム所属初】
「世界ボクシング協会(WBA)フライ級タイトルマッチは23日、大阪市のエディオンアリーナ大阪で行われ、倉敷市出身で同級1位のユーリ阿久井政悟(倉敷守安)が王者アルテム・ダラキアン(ウクライナ)に3―0の判定勝ちを収め、王座を奪取した。岡山県内のジム所属選手が世界王者になるのは初めて。
 世界初挑戦の阿久井は変則的な相手に対し、序盤から圧力をかけ、左ジャブやボディーを打ち込んだ。急所を捉えるには至らなかったが、終始前に出て22戦無敗の王者に土を付けた。
 28歳の阿久井は環太平洋大在学中の2014年にプロデビュー。19年に日本フライ級王座を獲得し、県内ジム所属選手として38年ぶりの日本王者となった。3度の防衛を経て昨年1月にタイトルを返上していた。」

 

ユーリ阿久井 ボクシング世界王者 岡山のジム所属初 WBAフライ級:山陽新聞デジタル|さんデジ

 世界ボクシング協会(WBA)フライ級タイトルマッチは23日、大阪市のエディオンアリーナ大阪で行われ、倉敷市出身で同級1位のユーリ阿久井政悟(倉敷守安)が王者ア...

山陽新聞デジタル|さんデジ

 

  阿久井選手は、倉敷守安ジム初のプロ選手だった父、叔父の影響で倉敷北中2年で入門。翠松高に進み、アマチュアでは2度の国体で入賞し、プロ2年目の2015年に岡山県内のジム所属選手では初となる全日本新人王(ライトフライ級)を獲得。リングネームのユーリは元WBCフライ級王者の勇利アルバチャコフ選手にちなんだとか。岡山県出身の選手としても元WBC世界バンタム級王者の辰吉丈一郎選手以来だそうです。ちなみに辰吉選手も同じく倉敷市出身ですが、大阪帝拳ジム所属でした。

 守安ジムの守安会長は、現役時代は日本ジュニアウェルター級王者で、世界ランクは3位まで行ったそうです。「岡山から世界タイトルを」で、33歳だった1987年に私財(300万円)を投じて農地の一角でジムをオープン。
 世界戦では、'99年と'01年にウルフ時光選手のWBCミニマム級タイトルマッチを地元で実現させたが勝てず。世界戦の興行を行うために大きな借金を抱えても挑戦を続けた。阿久井選手が入門しても、マッチメークが難航するなど地方のハンディと闘ってきた。ジムにとって23年ぶりの世界戦で3度目の正直を果たしました。
 倉敷守安ボクシングジムは、倉敷市の旧国道2号線沿いにある3階建ての建物で、1階がジム、2階・3階は守安会長の自宅。少し歩けば田んぼが広がり、ど田舎の「地方ジム」。現在会員数は50名程度で、うちプロボクサーは8人だとか。世界戦の前のコラムになりますが、地方ジムの実態と守安ジムの苦労がよくわかります。

   
【地方ジムからの世界王者は戦後3人だけ。岡山のど田舎ジムから世界に挑むユーリ阿久井政悟…“かませ犬”として地元判定に泣いた会長の悲願】
「歴代のボクシング世界王者は首都圏や都市部のジムに所属する選手が圧倒的に多く、地方ジム所属選手は世界挑戦すら難しいのが実状だ。そんななか、岡山県倉敷市にある小さなジムから世界王者が誕生しようとしている。」
〔地方ジム所属選手として稀有な世界挑戦〕
 『スポーツの地域格差』はさまざまな競技で課題とされているが、プロボクシングの世界も例外ではない。地方ジムの多くは指導者やスパーリング相手が慢性的に不足している。世界王者を輩出したジムの所在地は首都圏や大阪・名古屋かその隣接県が大半だ。それ以外の地方ジム所属の世界王者(JBC公認)は、戦後プロボクシングの70年以上の歴史で沖縄県の平仲明信、福岡県の越本隆志、熊本県の福原辰也の3名だけ。絶望的に少ない。そもそも、地方ジムの選手が世界挑戦することさえ10年に1度あるかないか、というレベルである。」
「『地元で開催しとる自主興行は、よくてトントン。だいたいが100万円以上の赤字ですわ。でも選手を育てるには試合を組んだらんといかんですけえ』
 守安ジムの守安会長はジム黎明期の1992年から自主興行をスタート。途中、休止期間はあったが、期待のホープである阿久井をサポートするために2016年に復活させた。そもそも守安会長が自主興行を開始した理由は別にある。『自分と同じように地元判定で悔しい思いを選手に経験させたくない』という思いからだった。
〔地方ジムのかませ犬から「岡山の星」に〕
「『今ではそんなことはないですが、当時は判定の贔屓がひどくて、名古屋や九州行ったら勝てんかったですよ』
 1974年プロデビューの守安会長は、農協職員との兼業ボクサーで日本王者になった経歴を持つ。『岡山の星』として地元のヒーローとなったが、当時所属したジムは小さく、自主興行もなかった。現役時代の試合の大半は、アウェイのリングで不可解な判定で敗れることが多い“かませ犬”だったという。
『世界ランキング3位にまでなりましたが、当時の世界王者はアーロン・プライヤーという有名なチャンピオン。(国内でタイトル戦をするために)呼ぶには億単位のお金がかかったでしょう。地方ジムがそんな選手を呼ぶのは大変なことです。結局実現せず、4度目の防衛戦で負けて、それから1年後の1984年に引退しました』
〔4000万円をかけて臨んだ手作りの世界戦〕
「ユーリ阿久井政悟が所属する『倉敷守安ボクシングジム』にとって、所属選手の世界挑戦は3回目となる。1回目は1999年、2回目は2001年。いずれも当時、ジムのホープであった東洋太平洋王者のウルフ時光による挑戦だった。
 1999年、守安会長は21歳の時光にすべてを賭けた。後援会などの協力を受けて4000万円を工面して、ジムの自主興行『桃太郎ファイト』で念願の世界戦を実現させた。場所は倉敷市営の体育館だった。会場の手配やマッチメーカーへの依頼、また放送局との契約など、興行の準備は守安会長がすべて直接あたった。だが、1度目の世界挑戦は惜しくも12R TKO負けで終わる。2年後に再び岡山で実現にこぎつけた2度目の世界挑戦も、3R TKO負けだった。
『チケット収入や協賛で助けていただいたこともあって1回目はとんとんじゃったが、2回目の世界戦は2000万円くらいの赤字でしたかねえ』」

 

地方ジムからの世界王者は戦後3人だけ。岡山のど田舎ジムから世界に挑むユーリ阿久井政悟…“かませ犬”として地元判定に泣いた会長の悲願(集英社オンライン)|dメニューニュース

歴代のボクシング世界王者は首都圏や都市部のジムに所属する選手が圧倒的に多く、地方ジム所属選手は世界挑…

 
 

岡山・倉敷の極小ジムから世界戦を手にしたユーリ阿久井。資金不足も地方ハンデも乗り越えてボクシングを続ける阿久井とジムの原動力とは | 集英社オンライン | 毎日が、あたらしい

2024年1月23日に世界王座戦をひかえるユーリ阿久井政悟。地方ジム所属というハンデを背負いながら、1つ1つ確実に勝ち上がり、世界王座挑戦への道を切り拓いた。(前後編の後...

 

 このコラムで、地方ジムの実態がよくわかりました。そういう逆境の中で世界チャンプを生み出した守安会長の手腕はすごいと思います。地方ジムの多くは指導者やスパーリング相手が慢性的に不足しており、世界王者を出したジムがあうのは大都市圏ばかり。地方ジム所属の世界王者は、今まで3選手しかいないというのもある意味寂しい話です。
 守安会長の現役時代は現役時代の試合の大半は、アウェイのリングで不可解な判定で敗れることが多い“かませ犬”だったという話もすごい話でした。今回の阿久井選手の快挙で、一つ地方ジムの扉を開けた感じですね。
 自主興行は、よくてトントンで大体が何百万円の赤字になるのに、選手を育てるには試合を組まないといけないというのも大変な話です。ただ、昔と違って岡山にもトップスポーツチームが次々と生まれて、岡山の企業もスポーツへのスポンサードに慣れてきている土壌ができていると思います。なので、昔よりは興行資金を集めやすくなったのではないでしょうか。特に倉敷市内は倉敷のトップチームは少ないため、水島地区を中心に理解が高まっているし、今回の快挙で行政も動きやすくなっているのではと個人的に思います。
 そして、ここでも出ました。「後援会などの協力を受けて4000万円を工面して」とありますが、やはり後援会なんですよ。後援会があれば地域に根が張れ、地域の支援者にとって他人事から、自分事になってくる。マンパワーの結集でヒト・カネが集まるようになるのです。正直後援会が無いクラブは今後も、地域に根を張るのがしんどいと思うし、その上のカテゴリに昇格するのもしんどいと思っています。「わしらだけでやるんじゃ」はもう通用しない。
 阿久井選手も守安ジムも倉敷の誇り。前の道を通る時に、これからもアイコンタクトでエールを送りたいと思います。もっと広く支援者が集まるように、後援会なりファンクラブ組織でもっとオープンに運営されたらいいのにとも思います。
倉敷守安ジム公式HP:http://moriyasu-gym.jp/
  〃   公式X(旧ツイッター):https://twitter.com/r_moriyasu626
#がんばろう石川 #がんばろう能登

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優勝の味80

2024-01-18 00:01:01 | スポーツ文化・その他

 リスペクトコラムです。
 就実さん、春高優勝おめでとうございます。年明けの時期の報道で試合結果を知る度に強いなぁと感嘆してばかりでした。去年の事を思い出しました。コロナ感染の疑いが出て、止む無く出場辞退をされた事。報道でもいろいろ流れましたが、本当に悔しかった事でしょう。あの時の雪辱を一気に晴らしたという印象ですが、それにしても今回は特に強かったですね、まさに無双状態。まずは山陽新聞の報道をリスペクトしてみましょう。
     

就実V 全日本高校バレー女子 2大会ぶり5度目、攻守で圧倒:山陽新聞デジタル|さんデジ

就実V 全日本高校バレー女子 2大会ぶり5度目、攻守で圧倒:山陽新聞デジタル|さんデジ

 バレーボールの第76回全日本高校選手権は8日、東京体育館で決勝が行われ、女子は岡山県代表の就実が下北沢成徳(東京)を3―0で破り、2大会ぶり5度目の日本一に輝い...

山陽新聞デジタル|さんデジ

 

【就実5度目V】
「第76回全日本高校選手権は8日、東京体育館で決勝が行われ、女子は岡山県代表の就実が下北沢成徳(東京)を3-0で破り、2大会ぶり5度目の日本一に輝いた。高校総体、高校選抜を含めた全国制覇は8度目となった。」
「3冠をを狙った相手を攻守に圧倒した。主将のリベロ井上凛香を軸とした堅守で主導権を握り、レフト押川優衣らが得点を重ねた。第1、第2セットをともに25-17で連取すると、中盤に12-13と逆転を許した第3セットもセンター比留間美晴らの強打で突き放した。」
「3連覇が懸かった前回大会は、試合前の新型コロナウィルス検査で一部選手に陽性が疑われ、欠場に追い込まれた。その雪辱を期した今大会は国体2位の金襴会(大阪)、前回優勝の誠英(山口)など強豪を次々と撃破し、全6試合で1セットも失わなかった。
 全日本高校選手権は10大会連続47度目の出場で、これまで1977、95年(当時は高校総体を兼ねた大会)、2021年、22年に優勝している。」
【就実パーフェクト女王】
「女子の最優秀選手賞(MVP)は就実の福村心優美が受賞。その他、就実勢では優秀選手賞に福村と高橋凪が選ばれ、ベストリベロ賞に井上凛香が2大会前に続いて選出された。」
「就実は攻守ともに完成度が高かった。ブロックとレシーブの前後の関係が的確で相手の決定力を大幅に低下させたのが大きい。攻撃では福村、高橋、押川の両サイドがそろって2桁得点。司令塔の河本が丁寧なトスワークを見せて、アタック決定率は相手より6㌽上回る38.8%をマークと隙がなかった。」
【15年就任 西畑監督4度目の日本一】
「就実OGの西畑美希監督(46)は2015年の就任以来、19年のインターハイ、21、22年の全日本高校選手権を含め、4度目の日本一に輝いた。在校時にエースナンバーの4を付けた元Vリーガーは伝統の基本に忠実なバレーを引き継ぎながら卓越した指導力を発揮し、強力なチームをつくり続けている。」
   
 TV中継もあり、留守録していたので、せっかくなので映像を観ました。プレーや解説の中で気に留まった部分のみと思っていましたが、結局生書き込みレベルになってしまいました。中途半端は嫌いなのです。
 最初のテロップで、未来の日本代表候補が登場とありました。まさにその通りですね。就実は今回ノーシードからの出場だったようです。第1セット。相手の成徳さんはイェーモンミャ選手という存在が気になる。「元ミャンマー代表の父を持つ大エース」と紹介されました。平均身長では成徳の方が高い(180cmオーバーが3人)とか。就実の福村選手は1年生から伝統の4番を背負う「大エース」と紹介されました。まさに将来の全日本選手。大エース対決になりました。
 就実はスパイク力のある2年生が「3本の矢」として、前に上がっていくと解説。高橋選手は大会注目でネクストブレイクの選手と紹介。成徳は3冠のプレッシャーなのか硬さがあり、ミスが時々出る。一方の就実はミスが出ませんね。チーム一のブロック力を誇る門番と紹介された岡崎選手は3年生(得点できる3年生は自分だけというコメントも)。就実は相手よりも攻撃力が高く、破壊力がある印象。強烈なスパイクが次々と繰り出されます。ブロック力も強い。25-17
   
 第2セット。成徳は、日頃無いミスが出ていると解説。就実の練習は9割が守備なので、全国の方に観て欲しいと西畑監督のコメント。成徳は「オープンバレー」と紹介されました。セッターのトスにアタッカーが合わせるのではなく、アタッカーの持ち味にセッターが合わせる、オープントスを打ち切るスタイルだそうです。
 就実の強烈スパイクで、ブロックタッチからアウトにさせるシーンが多いですね。自分達がスパイクを打つ時に、ネット際に全員が寄せてフォローするのが就実スタイルと解説。確かに一斉に前に出て行ってます。2冠女王に心の綻びという連携ミス。ミスが出てはなかなか勝てないかな。25-17

 第3セット。成徳は追われる者の難しさと解説がありますが、追っているように見えて、ちょっと違うイメージかな。鳴りを潜めた大エースのイェーモンミャ選手がどこで息を吹き返すかと解説がありますが、0-2の3セット目に入りました。就実はずっとサーブレシーブが安定しています。途中、11-12と逆転されましたが、同点が少し続き、流れは就実に戻って再逆転。去年コートに立てなかった7人の3年生が客席から声援を送っています。その後は3点差くらいで推移し、そのまま勝利。優勝です。25-21

 3年生は少数であとは2年生。成徳さんもそうなのかな。また次回も楽しみになりますね。卒業する選手はみんなV1の強豪クラブに入団しちゃうのかな。岡山の3年生の子で、そこまでには至らない選手がいたら、今は地元にもう一つのVチームがありますよ。倉敷アブレイズは就実高校とも繋がりを構築しているみたいなので、これから就実出身の岡山のVリーガーを1人でも多く観たいところです。
就実高校バレー部関連③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220113
  〃       ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20210111
  〃       ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190925
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スポーツ文化の素晴らしさ120

2023-12-28 00:01:02 | スポーツ文化・その他

 リスペクトコラムです。
 岡山から大リーガーが誕生しました。世の中は大谷選手の話題で持ちきりですが、山本選手もすごいと思います。岡山の野球少年が夢をかなえて大リーグに行けた、しかも大リーグ投手最高額の契約金というのは本当に素晴らしい事。岡山県民として誇りに思います。県民栄誉賞ももらったようですね。NPBの話題は少ないですが、当ブログもリスペクトしない訳にはいきません。岡山目線でリスペクト記事にしたいと思います。
     
【山本ドジャースへ 大リーグ投手最高 12年465億円】
「オリックスからポスティングシステムで米大リーグ入りを目指していた山本由伸投手(25)=備前市出身=がドジャースと12年契約の総額3億250万㌦(約465億円)で合意したと21日、複数の米メディアが報じた。」
「山本は備前市・伊部小・備前中を経て(伊部小1年時に伊部パワフルズで軟式野球を始め、備前中時代は硬式の東岡山ボーイズでプレー)、宮崎・都城高から2017年にドラフト4位でオリックスに入団。150㌔を超える速球と鋭い変化球を武器に頭角を現し、19年に先発に転向。21年から3年連続で投手部門の主要タイトルを総なめにし、オリックスのパ・リーグ3連覇に貢献した。
 今季は23試合で16勝6敗、防御率1.21をマークし、9月のロッテ戦では昨年6月の西武戦に続く2度目の無安打無得点試合を達成。沢村賞も3年連続で受賞し、400勝投手の故金田正一氏(国鉄)以来となる快挙を果たした。日本代表ではWBCのほか、21年東京五輪の金メダルに貢献した。」

 

山本投手、ドジャースと契約合意 12年総額465億円 備前出身:山陽新聞デジタル|さんデジ

 プロ野球オリックスからポスティングシステムを利用して米大リーグ移籍を目指していた山本由伸投手(25)=備前市出身=がドジャースと契約合意したと21日(日本時間...

山陽新聞デジタル|さんデジ

 
 

山本由伸、大谷のドジャースへ 投手史上最高、総額465億円:山陽新聞デジタル|さんデジ

 【ロサンゼルス共同】ポスティングシステムで米大リーグ移籍を目指していたプロ野球オリックスの山本由伸投手が、大谷翔平が所属するドジャースと12年総額3億2500...

山陽新聞デジタル|さんデジ

 
 

山本由伸、米メディアが特集記事 メジャー史上投手最高額に注目:山陽新聞デジタル|さんデジ

 【ニューヨーク共同】プロ野球オリックスの山本由伸投手が、大谷翔平の加入したドジャースと12年契約の3億2500万ドル(約465億円)で合意したことを受け、米メ...

山陽新聞デジタル|さんデジ

 

 2021年から3年連続で投手部門の主要タイトルを総なめにし、オリックスのパ・リーグ3連覇に貢献したとありますが、岡山県民としては本当に誇らしいですね。その前の時期に大谷選手のドジャース入りが大きな話題になりましたが、その後山本選手がドジャース側との交渉の場に立った時に、その大谷選手も同席したようですね。また、大谷選手が契約金を後払いにしたために、山本選手の契約金が捻出できて獲得に成功したというニュースも聞きましたね。
 ドジャースは投手不足らしいので、山本選手もいきなりローテ入りが期待できます。できれば投手としての豪華共演を観たいですが、大谷選手が投手で出てくるのは数年かかるのかな。来季のNPBは一躍ドジャースが優勝候補のようです。この辺で今度は岡山目線でリスペクトしてみましょう。

【備前のヨッシー LAへ】
「(地元後援会長の)大饗さんが指導していた学童軟式の『伊部パワフルズ』に山本は伊部小1年で入団。2学年上にはプロでも僚友となる頓宮裕真(27)がいた。」
「『ヨッシーは体が小さく、マークされるような選手じゃなかった』と頓宮の叔父で監督も務めた頓宮卓也さん(52)。ただ、投げることに関して非凡な才能があった。『上級生になって捕手をやらせたが、送球が強く正確で速かった。盗塁をされた記憶がない』と振り返る。」
「備前中に進んだ山本は中学硬式の東岡山ボーイズの門をたたいた。ここでも決して目立つ存在ではなく、3年時は背番号4の二塁手兼投手だった。監督の中田規彰さん(54)は芯の強さを垣間見た試合がある。最後の夏の県大会、山本は腰を痛めていた。『「投げる」と言って譲らず、リリーフ登板させた決勝で、最後の打者を完璧な真っすぐで見逃し三振に打ち取った。あの一球は忘れられない』」
「日本代表でも活躍し周囲が騒がしくなる中、地元では後援会結成をあえて東京五輪直前まで引き伸ばし、静かに見守ってきた。」

 

山本投手の恩師 “まだまだ飛躍してくれる”|NHK 岡山県のニュース

【NHK】山本由伸投手が小学生のときに所属していた備前市の少年野球チーム「伊部パワフルズ」で監督を務め、現在は後援会長の大饗利秀さんは「寒いところが…

NHK NEWS WEB

 

   
 素質の片りんは垣間見えたが、ブレイクしたのはプロ入りした後なのかな。東京五輪まで個人後援会が無かったのは意外でした。そして、同じオリックスの頓宮選手が実は山本選手の近所だったとは驚きです。RSKのニュースページに山本選手の岡山の行きつけの飲食店が出ていました。大阪屋さんは当ブログも以前に行った事がある東備地区の地元人気店です。山東水餃大王さんは名前を聞いた事がある程度ですが、どちらも行ってみたいなぁ。
      
 山本選手の話から少し逸れます。先日リベッツの試合で笠岡総合体育館に行きましたが、そこにソフトバンクの藤井皓哉投手の後援会のチラシが置かれていました。笠岡市出身でご両親は浅口市出身。おかやま山陽高校出身で、2014年にドラフト4位で広島に入団。2021年にソフトバンクに入団してリリーフとして活躍されています。東が山本選手なら、西は藤井選手という事ですか。岡山出身のNPB選手、皆さんこれからも頑張って欲しいと思います。
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ラグビーの日本へ47

2023-12-16 00:01:15 | スポーツ文化・その他

 リスペクトコラムです。
 昨日だったか、ラグビー日本代表のHC(監督)に元HCのエディー・ジョーンズさんが9年ぶりに就任したというニュースが流れました。早くから噂レベルで報道されていて、そうなるんだろなあと思っていましたが、正式な発表になりました。エディーHCは、2015年英国W杯で南アフリカを破るという快挙を成し遂げていて、まだ記憶が鮮明に残っています。当ブログもあのW杯から本格的にラグビーを見始めたので、エディーHCのカリスマ性を強く感じたものでした。感覚的には2015年に戻るような錯覚も少し感じています。さぁあの時のエディージャパンから進化したチームになれるのか。楽しみです。

ラグビー エディー・ジョーンズ新代表HC「まずトップ8を必ず」  育成も注力「日本代表を育てていきたい」/デイリースポーツ online

ラグビー エディー・ジョーンズ新代表HC「まずトップ8を必ず」  育成も注力「日本代表を育てていきたい」/デイリースポーツ online

ラグビー日本代表の新ヘッドコーチ(HC)に復帰するエディー・ジョーンズ氏(63)が14日、日本協会の土田雅人会長(61)と岩渕健輔専務理事(47)とともに都内で...

デイリースポーツ online

 

【ラグビー エディー・ジョーンズ新代表HC「まずトップ8を必ず」  育成も注力「日本代表を育てていきたい」】
「ラグビー日本代表の新ヘッドコーチ(HC)に復帰するエディー・ジョーンズ氏(63)が14日、日本協会の土田雅人会長(61)と岩渕健輔専務理事(47)とともに都内で就任記者会見を行った。ジョーンズHCは「まず(W杯)トップ8を必ず目指したい」と宣言。常に8強のレベル以上を維持するチーム作りを目指す。
 笑顔を見せつつ日本語も交えながら静かに語った。2015年以来2度目の日本代表HCに就任するジョーンズ氏は「まず(W杯)トップ8を必ず目指したい。19年はできて前回はだめだった。常にこのレベルをキープする」と目標を掲げた。
 契約は来年1月1日から27年W杯オーストラリア大会までの4年間。15年W杯では日本のHCとして南アフリカからの金星など歴史的3勝に貢献し、19年W杯日本大会ではイングランドを率いて準優勝。だが、その後は成績不振による解任が続いただけに、ジョーンズ氏自身にとっても再起をかける今回の復帰。「テーマとして挙げたいのは超速のラグビー」とW杯8強以上へ日本人に合った戦い方に活路を見いだす。
 日本の育成年代にもより注目していく。「大学ラグビーもフィジカルの強い選手が多い。そういった選手たちをよく観察して日本代表を育てていきたい」。多様なジャパンの中で、日本人選手増加も視野に入れている。
 来年5月末まで開催されるリーグワンで視察を重ね、日本代表の本格始動は同6月の見込み。「トップチームを作っていくのはチャレンジング」。第2次エディージャパンが再び世界を驚かす。」

 目標は8強。前回大会と同じ成績ですね。エディー監督は日本のあとに、母国イングランドの代表監督に就き、準優勝という快挙を達成しましたが、その後の豪州では成績不振(同国初の1次リーグ敗退)で解任のような形でチームを去っていかれました。当ブログで思いますが、サッカーもそうですが、いくら名監督でもチームの相性というのがあるなぁと。J1柏に3冠の黄金時代を作ったネル監督も、柏以外では全然でしたから。
 またきつい練習になるんでしょうね。当時の選手たちが「地獄」のような表現をしていましたから。ただ、昔のなでしこジャパンなど栄光を掴んだチームは、ハード過ぎる練習をしているケースが少なくありません。特に次代を担う若手選手にはぜひ世界基準の「地獄」の練習を積んでもらって、世界と戦える力を身に付けて欲しいと思います。

エディー・ジョーンズHC再登板に「日本には超速ラグビーが必要」 | チケットぴあ[スポーツ ラグビー]

エディー・ジョーンズHC再登板に「日本には超速ラグビーが必要」 | チケットぴあ[スポーツ ラグビー]

デスゾーンを勝ち抜くための再出発である。『ラグビーワールドカップ(RWC)』準々決勝以上を勝ち上がるための再登板である。12月14日、エディー・ジョーンズの次期日本代表ヘ...

 

 

【エディー・ジョーンズHC再登板に「日本には超速ラグビーが必要」】
「デスゾーンを勝ち抜くための再出発である。『ラグビーワールドカップ(RWC)』準々決勝以上を勝ち上がるための再登板である。」
「母国で開催される『RWC2027』での目標を問われると、ジョーンズHCはこのように返答した。「いくつかターゲットがあるが、まずベスト8を必ず決めたい。2019年はベスト8に入ったが、2023年は達成できなかったので、毎回ベスト8は果たせるようにしたい」
ジョーンズHCが頭に描く速いラグビーとは?
「日本には“超速ラグビー”が必要だと考えている。走るだけではなく、15人全員が素早く決断して素早く動くことが重要。 “ラグビー脳”を早く判断できるように、育成年代の強化が大事だと考えている。若い才能を最大化するシステム、高校から大学、大学から社会人とうまくつないでいくシステムも必要。そして日本では大学は大学、社会人は社会人と分かれているので、一貫性を持ったフィロソフィーが必要になってくる」」

 超速ラグビーですか。「ラグビー脳」は「サッカー脳」と同じで、絶えず考えてプレーするという事か。監督の選考過程が云々という報道が多く流れていますが、決まった以上はもういい話かな。
 日本大会で8強入りした日本は世代交代の過渡期にある。新戦力の発掘や育成が求められている中で、ジョーンズ氏はうってつけの指導者だ。
 ただ、ジョーンズ氏の再登板を巡っては、賛成意見ばかりではないようです。日本代表事情に詳しいラグビー関係者は「以前と同じ方法で指導するのであれば、選手とのあつれきが生まれるかもしれない」と懸念もあります。第1次政権時は、強烈なトップダウンで過酷なトレーニングを課すなど、選手側の反発もあったとか。やり方を一歩間違えればチーム崩壊の危険性をはらんでいるという見方もあります。
 ちなみにジョセフ前HCの時は自主性重視の方針だったそうです。自分で考えさせる方針は、ジーコジャパンなど結果を伴わないケースが少なくないので、成功例だったのかな。という事で、また過酷なトレーニングが待っているようですが、頑張ってもらいたいと思います。
ラグビー日本代表関連: / /  /  /  / /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  / 
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行政の支援63

2023-12-03 00:01:32 | スポーツ文化・その他

 リスペクトコラムです。
 昨日、一ついいニュースが流れました。岡山市の新アリーナ構想で、やっと署名運動がスタートしたのです。委員会を組織して本格的に始めるそうですが、期間が1月末までの2ケ月とちょっと短いかな。2ケ月で目標10万人を掲げていましたが、大丈夫なのか。新アリーナ構想(新スタジアム構想も)で当ブログは最初から、署名運動と募金活動、シンポジウムの3点セットを謳っていましたが、まだその1つ目だけが実現した印象。どうして広島さんの時のように「みんなで創る」という発想が岡山県民から出ないのかと。募金運動について、以前に同士の会で口にした事がありますが、「全然集まらないでしょ」と言われましたが、金額ではない事がわからないのかなぁとちょっと残念に思いました。まぁとりあえず、署名運動が始まって良かったです。
 
【新アリーナ実現へ署名活動開始 岡山会議所やスポーツ4チーム】
「岡山商工会議所や、岡山市を拠点とするトップスポーツ4チームなどは1日、同市が建設を検討している新アリーナの実現を求める署名活動を始めた。10万人を目標に来年1月末まで続け、同市と岡山県に提出する。
 署名運動委員会をつくって活動。同会議所や県経済団体連絡協議会をはじめ、バレーボールV1女子・岡山シーガルズ、バスケットボール男子Bリーグ3部・トライフープ岡山、卓球Tリーグ男子・岡山リベッツ、サッカーJ2・ファジアーノ岡山関係団体の一般社団法人ファジアーノ岡山スポーツクラブなどが名を連ねた。
 各チームの試合会場で活動するほか、スポンサー企業やファンクラブ、同会議所の会員企業などを通じて署名を集める。各チームのホームページでもインターネット署名を募っている。」

 

新アリーナ実現へ署名活動開始 岡山会議所やスポーツ4チーム:山陽新聞デジタル|さんデジ

 岡山商工会議所や、岡山市を拠点とするトップスポーツ4チームなどは1日、同市が建設を検討している新アリーナの実現を求める署名活動を始めた。10万人を目標に来年1...

山陽新聞デジタル|さんデジ

 

 ネットでサッカー系の「新スタジアムの方が先でしょ」という声を見かけました。どうして新アリーナが先なのか。それはかなり前から準備しているからでしょう。新スタジアム構想が具体的に聞こえるようになったのは最近のほんの数年の話。SPOC機構(研究会)を中心に、産官学連携の中でアリーナ構想が出てきたと記憶しています。最初は「シーガルズアリーナ」だったはず。だからシーガルズが一番先に名前があるのでしょう。長岡市のように新市庁舎の何階かのフロアをアリーナにする構想もありましたが頓挫。新アリーナは現在の構想で進み、岡山市からの賛同を得て現在の立ち位置に至るのです。詳しくはこの記事最下部のアーカイブをご覧ください。
 新スタジアム構想はまだ、クラブと会議所の一部で話が進むようになった状況。収容人数や経済効果が大きいので、本格的に進めば早く進展するとは思いますが、アリーナの方が先に話がありました。これは見方を変えれば、産官学連携による支援を勝ち取ったシーガルズ、そこまでできなかったファジアーノの行動力の違いだと個人的には思っています。もし、ファジアーノがもう少し「地域」と対話ができていれば順番が逆だったのかもしれません。ここにも「岡山スタイル」が垣間見えます。

     
【新アリーナ建設に向けた署名活動のお知らせ】
1.署名の目的
 岡山には岡山シーガルズ、トライフープ岡山、岡山リベッツのトップスポーツチームが活動していますが、試合会場となるアリーナが不足しており、アマチュアスポーツや岡山市民・県民の皆様も含めて試合会場の確保に課題を抱えています。令和3年12月、岡山県経済団体連絡協議会及び岡山商工会議所等から新アリーナの建設および公設民営によるアリーナ整備の提言が提出され、令和4年度に岡山市が『多目的屋内施設(アリーナ)に関する基礎調査』を実施、座席数5,000席規模の新たなアリーナが必要、との結果が出ました。そして、令和5年度は『北長瀬みずほ住座』跡地を候補地とする岡山市多目的屋内施設(アリーナ)基本計画策定業務が実施されており、令和5年11月に基本計画素案が発表されました。
 これらの現状から、皆様の健康で明るい安心・安全な未来、そして暮らしやすい都市(まち)づくりを実現する新アリーナ整備・運営が早期に実現することを要望するために署名活動を実施することとなりました。
2.実施主体
 新アリーナの建設実現を求める署名運動委員会
【世話人】
 岡山県経済団体連絡協議会 座長 中島 基善、岡山商工会議所 会頭 松田 久
【委員】
 岡山シーガルズ株式会社、株式会社TRYHOOP、株式会社岡山リベッツ、一般社団法人ファジアーノ岡山スポーツクラブ、岡山県経済団体連絡協議会、岡山商工会議所 ほか
【後援】
 岡山商工会議所青年部・女性会 ほか
3.募集対象
 岡山市を中心に、市外・県外・国内外を問わずに広く募集いたします。
4.募集開始日・募集期間
【募集開始日】令和5年(2023年)12月1日(金)17:00~
【募集期間】 令和6年(2024年)1月31日(水)
5.署名の募集方法
【郵送・FAX】
 以下のURLに掲載している署名用紙をダウンロード・プリントアウトし、お名前(フルネーム)・ご住所(都道府県・市町村区)をご記入の上、『6.お問合せ・送付先』のいずれかまでお送りください。
・署名用紙掲載ページURL
 https://okayama.v-seagulls.co.jp/ose/data/2023/12/20231201arenapetition_01.pdf
【インターネット】
以下の署名ページを開き、お名前(フルネーム)・ご住所(都道府県・市町村区)をご記入の上、『送信ボタン』を押して送付してください(10名までご署名ができます)。
 https://forms.gle/7y2oPUGw57cUQwNo8
【試合会場等】
(シーガルズ)「『2023-24 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN』における岡山シーガルズのホームゲーム会場で、署名用紙を設置するなど、試合会場においても署名活動を実施します。ホームゲームの際は会場内に設置された『岡山シーガルズ受付』にて署名用紙の回収を行います。」
クラブ公式HP該当ページ:https://okayama.v-seagulls.co.jp/seagullsnews/20231201arena_petition/
(トライフープ)「『B3 LEAGUE2023-24』におけるトライフープ岡山のホームゲーム会場で、署名用紙を設置するなどの署名活動を行います。ホームゲームの際は会場内に設置されたブースにて署名用紙の回収を行います。
クラブ公式HP該当ページ:https://tryhoop.com/2023/12/01/arena1201/
(リベッツ)「岡山リベッツのホーム戦会場で、署名用紙を設置するなどの署名活動を行います。」

クラブ公式HP該当ページ:https://okayama-rivets.com/topic/detail/241
(ファジアーノ)公式HPで「新アリーナ建設に向けた署名運動について」というページを発信しています。他のクラブのように会議所ページのコピペではなく、自分達の言葉で書いてある事はいい事だと思います。
「指定管理者として施設の管理・運営を行っているファジアーノ岡山の経験を活かして欲しいと、会議への参加依頼を頂戴した。地域の方々の誇りとなる場所です。新アリーナやフットボールスタジアムの建設は、まさに岡山におけるスポーツ文化の醸成に大きく貢献するもの新アリーナ建設に向けたご協力もさることながら、J1昇格と並んでクラブの一丁目一番地であるフットボールスタジアムの実現に向けても、より一層取り組んでまいる所存です。」
クラブ公式HP該当ページ:https://www.fagiano-okayama.com/news/202312011700/

 募集期間が1月末までの2ケ月と短過ぎですね。せめて年度末までやって欲しかったですね。目標10万人大丈夫でしょうか。実施主体が「新アリーナの建設実現を求める署名運動委員会」という組織のようですが、今はどこまで稼働しているかわからない「ファジアーノ岡山募金推進委員会」のようになって欲しくないですね。難しいでしょうけど、個人的にはガンバさんのように「アリーナ建設募金団体」を組織して、市民県民からの募金運動もぜひやって欲しいと思っています。当ブログも、今日から個人的に署名運動を開始しています。少しずつですが、かつての「政田サッカー場建設」「岡山からJリーグを」運動の時を思い出しながら。
岡山市公式HP「多目的屋内施設(アリーナ)整備に関する基本計画について」:https://www.city.okayama.jp/kankou/0000054889.html
岡山市新アリーナ構想関連⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20231129
      〃        ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230620
      〃        ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230319
      〃        ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230427
      〃        ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20221203
      〃        ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220216
      〃        ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20211209
      〃        ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200912
岡山市新スタジアム構想関連:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230427
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行政の支援62

2023-11-29 00:01:06 | スポーツ文化・その他

 リスペクトコラムです。
 昨日の報道で一斉に岡山市の新アリーナ計画について、現在の状況が流れました。この話も長くなりましたね。最初はシーガルズアリーナ構想で、SPOC機構を中心に協議をスタートし、何とか市長レベルまで来ましたね。でも県の負担を求めたところ、そこで話が止まってしまいました。他の県でも同じような話がありますが、岡山でもB.革新イヤーを前にしんどい袋小路に入っている印象です。メディア報道を順番に見てみましょう。
  
【新アリーナ総事業費145億円】
「岡山市は27日、市内を拠点とするプロスポーツ3チームを支援するため、市営住宅跡地(同市北区野田)へ整備を検討している新アリーナの基本計画素案を発表した。物価高騰などを加味したアリーナ本堤の整備費は約118億円で、昨年の基礎調査時に算出した約80億円から増加。周辺施設なども含む総事業費は概算で計約145億円と試算した。」
「VIP室やラウンジも備える。施設面積は基礎調査から2300平方㍍拡大して約1万3300平方㍍としている。隣接する北長瀬未来ふれあい総合公園につながる歩行者用のペデストリアンデッキの建設も計画。映像設備と合わせた整備費は概算で約27億円とした。
 本体部分は民間施工による3都市のローコスト事例を示し、記者会見した大森雅夫市長は『これらも参考に検討する』と述べた。
 経済波及効果についても改めて算定。20年間の効果額は県全体で約910億円で、市内が約64%の約580億円、市外が約36%の約330億円。基礎調査時の市内約43%、市外約57%から逆転した。」
引用:山陽新聞

 やはり予算が増えましたね。五輪や万博などハコモノはいずれもそういう傾向にある印象を持ちます。よく読むと隣の公園とつなげる移動通路も計画されているようですが、経費削減を主張する場合はこういう部分が本当に要るのかも論点に入るかもしれません。民間施工による3都市のローコスト事例が気になりますね。どこなのでしょうか。経済効果も市外の方が大きいと試算していますが、内容の数字は本当のところどうなのかと。

岡山市が新アリーナの基本計画素案を発表 メインアリーナの観客席は5000席以上 | KSBニュース | KSB瀬戸内海放送

岡山市が新アリーナの基本計画素案を発表 メインアリーナの観客席は5000席以上 | KSBニュース | KSB瀬戸内海放送

 岡山市が北区野田の市営住宅跡地に整備を検討している新しいアリーナについて、27日、基本計画を明らかにしました。 素案では、バレーボールコート3面分のメインアリーナ...

KSB

 

【岡山市が新アリーナの基本計画素案を発表 メインアリーナの観客席は5000席以上】
「岡山市が北区野田の市営住宅跡地に整備を検討している新しいアリーナについて、27日、基本計画を明らかにしました。素案では、バレーボールコート3面分のメインアリーナや2面分のサブアリーナなどを整備します。
 メインアリーナに5000席以上の観客席を設けるなどして、各プロスポーツの上位リーグの参入条件を満たすようにします。イベント会場や災害時の一時避難施設としても活用します。」
「新アリーナを巡っては、岡山市が岡山県に対して財政負担などを求めてきましたが、県が市の説明不足を指摘するなどしていてすれ違いが生まれています。市は、2023年12月中には具体的な見解を示してほしいと件に求めています。」
「大森市長は27日の会見で、「県の都市公園整備などの事業について、市が一律50%の負担をすると定めている県の条例を見直すよう求めたい」と話しました。
 岡山市議会のまとめによると、岡山県以外の都道府県で、条例や内規で市町村に一律に負担を定めているのは、愛媛県や岩手県など7県です。国の補助を受けた事業の負担割合はいずれも10%から20%でした。」

 観客席数は5千人ですか。各プロスポーツの上位リーグの参入条件を満たすようにするとありますが、バスケではBプレミア基準(平均4千人以上)、バレーではSVリーグ基準(ホームゲーム数の80%以上を5000名以上入場可能なホームアリーナで開催する事)になりますね。また、イベント会場としてコンサート使用も意識したというのはいいですね。あとは負担率の問題ですか。市の主張は1割から2割負担がスタンダードですよという事ですか。
   
【新アリーナ基本計画公表 岡山市 費用負担「12月中に県見解を」】
「新アリーナの計画を巡っては、市と県で議論の進め方や経済波及効果の算出方法などで意見が対立し、大森市長と伊原木知事両トップの協議の実施も暗礁に乗り上げている。市は11月中旬、県環境文化部に基本計画を説明し、12月末までにアリーナ事業のあり方や費用負担への見解について回答を求めたという。」
引用:読売新聞

 市と県のせめぎ合いですが、どうなるのでしょうか。両首長の感情論が入っていなかったらいいのですが。あと、当ブログとして、またしても指摘するのが市民・県民不在という点。建設についての署名運動、募金運動がありません。市民のためのアリーナではなく、行政が自分達のために作ろうとしているようにも映ります。まだ遅くありません。募金運動を始めましょう。たぶん、金額はそれほど集まらないでしょう。そういう県民性ですから。でもそういう形を取るべきです。「あのアリーナに募金したんでぇ」と次の世代に自慢できるので。次のニュースの時は少しは話が進展しているのでしょうか。
岡山市新アリーナ構想関連⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230620
      〃        ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230319
      〃        ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230427
      〃        ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20221203
      〃        ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220216
      〃        ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20211209
      〃        ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200912
岡山市新スタジアム構想関連:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230427
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ラグビーの日本へ46

2023-10-28 00:01:08 | スポーツ文化・その他

 リスペクトコラムです。
 先日、ラグビーW杯が終わったばかりですが、世界のラグビー界に関わる将来構想的なニュースが流れました。前からW杯の形が変わると聞いていましたが、ワールドラグビーから正式に発表になったようです。実はW杯の出場国が他競技と比べて20で、ちょっと少ないし、グループリーグが5チームというのもちょっといびつだなと思っていました。他の競技に倣って調整されるのかな。

世界のラグビーがさらに活発化。2027年W杯から24か国出場、2026年からトップ12か国新大会、2024年からPNC - ラグビーリパブリック

世界のラグビーがさらに活発化。2027年W杯から24か国出場、2026年からトップ12か国新大会、2024年からPNC - ラグビーリパブリック

新時代が訪れる。 10月24日、ワールドラグビーの理事会で新しい国際試合のカレンダーに関する枠組みが決定、発

ラグビーリパブリック - ラグビーリパブリックは、ベースボール・マガジン社発行のラグビーマガジン『ラグマガ』編集部が運営する「2019年ラグビーワールドカップ日本開催 本格応援サイト」です。世界のラグビーニュースや最新情報をお届けします。

 

【世界のラグビーがさらに活発化。2027年W杯から24か国出場、2026年からトップ12か国新大会、2024年からPNC】
「10月24日、ワールドラグビーの理事会で新しい国際試合のカレンダーに関する枠組みが決定、発表された。2027年にオーストラリアで開催されるワールドカップから参加国が4つ増え、24か国となる。
 6プール×4チームでプールステージが実施され、各プールの上位2チームと3位の中の上位4チームが16チームで争うノックアウトステージに進出するフォーマットだ。2027年大会は、10月1日から11月13日の間で開催される予定だ。プレーヤーのウェルフェアやエンターテインメント性を踏まえ、大会期間は2027年大会より1週間短くなる。組み合わせの抽選は2026年の1月におこなわれる。
 日本も参加する新形態のパシフィックネーションズカップが2024年の夏から始まる。他に、カナダ、フィジー、サモア、トンガ、アメリカが参加する。プールA=フィジー、サモア、トンガ、プールB=日本、カナダ、アメリカに分かれ、それぞれ総当たり戦をおこない、順位を決める。
 その後、全チームが集まってファイナルシリーズ(トーナメント)を実施。同シリーズの開催地は隔年で日本、アメリカとされ、2024年は日本開催となる。
 2026年は、シックス・ネーションズ参加の6チームと、ザ・ラグビーチャンピオンシップの4チーム+2チームの計12チームで1部が構成される新大会も誕生する(2部も12チーム)。
 これはW杯とブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズの遠征の実施年を除き、隔年での開催となる。 未定の1部2チームに関しては、日本とフィジーが有力視されている。」

26年から新国際大会開催、日本も招待か ワールドラグビー

26年から新国際大会開催、日本も招待か ワールドラグビー

【10月25日 AFP】ワールドラグビー(World Rugby)のビル・ボーモント(Bill Beaumont)会長は24日、12チームが1部を形成する新国際大会を2026年から隔年で実施することを明...

 

 

【26年から新国際大会開催、日本も招待か ワールドラグビー】
「ワールドラグビー(World Rugby)のビル・ボーモント(Bill Beaumont)会長は24日、12チームが1部を形成する新国際大会を2026年から隔年で実施することを明らかにした。会長はラグビーが「エキサイティングな新時代」に入っていくと話している。
 12チームは、欧州6か国対抗戦シックスネーションズ(Six Nations Rugby)と南半球4か国対抗戦ザ・ラグビーチャンピオンシップ(The Rugby Championship)の10か国に、日本とフィジーが招待されると考えられており、試合はこれまでの夏と秋のテストマッチシリーズの代わりに7月と11月に行われる予定。2部も12チームで構成され、2030年からは昇降格が発生する。正式な大会名はまだ決まっていない。」

 サッカーW杯もチーム数が24から32に増えていった経緯があり、グループリーグは4チームで構成されていますね。新しいラグビーW杯の試合間の日数も少し短くなるのかな。来年から始まるパシフィックネーションズカップも楽しみですね。2024年は日本開催になるとか。また日本がラグビーで盛り上がりそう。新しく日本とフィジー参加が有力視されている、この6カ国が参加する新大会も誕生するそうで、楽しみが増えます。
 一番いいなと思ったのが1部リーグであり、2部リーグと昇降格が2030年から始まるところ。先のラグビーW杯で少し消化不良で終わった分、今後の新大会に期待したいと思います。
 そういえば、今回のW杯の決勝が10月28日(土)に、南アフリカ対ニュージーランドで開催されるそうです。日本が1次リーグに敗退したのが、もう遠い昔のように思えています。
ラグビー日本代表関連: /  /  / /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  / 
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ラグビーの日本へ45

2023-10-10 00:01:09 | スポーツ文化・その他

 TV留守録観戦レポです。
 留守録を観始めたのが時間が遅かったので、前半を昨日、後半を今日の朝観ています、結果はシャットダウンして知りません。ラグビーW杯グループリーグプールD第4戦のアルゼンチン戦です。泣いても笑っても今日、決勝トーナメントへ進出できるかどうか決まります。日本は勝つしかありません。これでW杯が終わりではなく、まだ試合を観たいです。もし勝てば決勝トーナメントで、ウエールズとの対戦になるようです。世界ランクでアルゼンチンは9位(日本は12位)。
   
 キックオフ。MCが観客を煽ってすごい歓声です。まるでサッカーの試合みたい。完全にアウェー状態なのか、雰囲気に飲まれないように。前半はアルゼンチンの方がまぶしいのでキックを多用するかと書いていたら、いきなりアルゼンチンに抜けられて、トライを決められてしまう。0-5から0-7。アルゼンチンには欧州でプレーしているのが30人いるそうで、会場に慣れているそうです。スクラムは試合の流れを左右する大事なもの。スクラムで日本が勝ちました。日本アドバンテージという表示がわからない。今日はノックオンが多いですね。アルゼンチンは比較的反則が多いようです。ジャッカル成功。
   
 ピッチ上はかなり暑くなってきています。相手ゴール直前で痛恨のノックオン。日本はミスが多い。スクラムの回り加減と解説されていますが、また新しい不明点が出てきました。ファカタヴァ選手の個人技でサイドを抜けてトライを奪う。5-7からコンバージョンを松田選手が決めて7-7。同点です。日本は9トライ中5トライがスクラムから奪っています。アルゼンチンのマテーラ選手は、リーグワン三重に所属し、昨年世界ベスト15に選出されています。そのマテーラ選手にジャッカルされてしまう。日本コールが聞こえます。
 TMOでラブスカフニ選手の頭が当たって、ハイタックルとしてイエローが出て、TMOバンカーシステムになりました。レッドにはならず10分間の退場は痛いですね。アルゼンチンはファウルからキックを選択するが失敗。ラッキーかな。
   
 マテーラ選手、膝を負傷し交代。またしても一瞬の隙を見逃さず、抜けられてトライを奪われる。アルゼンチン、スピードあるなぁ。7-12。コンバージョンを外す。日本のファウルでショットを選択。キックを決められて7-15。フィジカルバトルになるとアルゼンチンは強いです。膝に手をついたりと、アルゼンチンの体力の消耗が見られると解説。日本の新しい主将・姫野と解説されていましたが、確か当初は坂野選手だったのでは。ここで日本がサイドから中に抜けてトライを奪う。12-15から14-15。ここで前半終了。
        
 今朝、後半を観ましたが、前日の記事を作る時にうっかり結果を目にしてしまいました。1次リーグ敗退だけですが。まぁいいや、スコアはまだ知らないので。後半スタート。追いかけて追いかけて最後に逆転勝ちを狙うと解説。
 今度は逆に日本が日差しを正面に受ける位置になります。攻撃でリーチ選手がボールを受けると、場内リーチコール。具選手、松島選手が倒れ込む。攻守の入れ替わりが激しい。モールは2度止まったらボールを出さないといけないとか。複雑なルールだ。場内はアルゼンチンのチャントが響いています。アドバンテージが出たら、思い切った攻撃ができると解説。まだ不明。サイドから華麗なステップで抜けたトライを奪われる。14-20から14-22
   
 アルゼンチンは疲れている様子で、全然前に出てきません。ファウルでショットを選択し、決める。17-22。南アフリカ戦もアイルランド戦もこのように追いかけて、追い越していきましたが、今回は。アルゼンチンはハイボールの強さがあります。アドバンテージからレメキ選手がドロップゴールを決める。20-22。ドロップゴールとはプレー中に球をワンバウンドさせてボールを蹴ったゴールだそうです。サッカーで言うロングシュートのようなものか。しかし、スクラムからサイドに抜けてトライを奪われる。20-27から20-29。追い上げても、すぐに突き放されますね。アルゼンチンは上手さというか機敏さがある印象。
 ファウルからタップキックでトライを奪う。25-29から27-29。タップキックとは試合がいったん止まり、審判が指定した場所でボールを軽く蹴って試合を再開する事だそうです。

 またしても抜けられてトライを奪われる。27-34から27-36。9点差は大きいですね。アルゼンチンの選手ですが、ダボッとした体格の選手が比較的少なく、どの選手も機動力が高い引き締まったイメージが強いですね。つまり速さを持った選手が多いという事。なので、何度も密集から抜けて独走トライを奪えているのか。アルゼンチンの客席はサッカー南米選手権状態になっています。マラドーナが出てきそう(笑)。ペナルティからゴールを決められて27-39。残り5分で12点差になりました。ここでノーサイド。

 このコラムには、8強への道を分けたのは、後半立ち上がりからの約30分間の攻防とあります。大会前の強化試合の段階から指摘されていた「得点直後の失点」を繰り返し、追撃ムードを自らしぼませてしまった。大会前に出た課題はきちんと修正できず、追い上げるべき時間帯に逆に突き放された。チームの大枠はできあがったものの細部までは完成させられず、最後は選手個々の頑張りに頼らざるを得なかったと。
 また、大会前にジョセフHCは複数のポジションをこなせる選手を発掘することにこだわり、主軸メンバーを固定しなかったが、実際に主軸として起用されたのはベテランメンバー達。結果的に若手の試用が時間的なロスとなったことは否めないとあります。まぁ一つの結果論なのかもしれませんが、課題は課題でしょう。

 また、このコラムでは、フランスメディアがジョセフHCの人選ミス、采配ミスを挙げています。個人的には別の面での課題を挙げたいと思います。それは大会前のジョセフHCの退任発表。辞めて行く指揮官にどこまでついて行こうという気持ちが働くのかと。できれば大会終了後に退任発表をして欲しかったですね。
 それでも、4年後の豪州で開催されるW杯の出場権を獲得したようです。3位以上で出場権を得る事ができたとか。ラグビーはW杯予選とか無いんだ。そういうのも珍しいですね。

 今年は楽しかったですね。スポーツ大会三昧。WBC、サッカー女子W杯、バスケW杯、そしてラグビーW杯とお腹いっぱいの1年でした。なでしことAKATSUKI JAPANは世界を驚かせましたが、ラグビー日本代表はそこまでは届かず。また4年後頑張ってもらいましょう。メンバーの若返りの時期が来たという事でしょう。次のHCは誰なのか。エディーさんという噂もありますが、どうなのか。
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