J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

草の根運動53

2025-01-01 10:48:37 | 草の根運動

読者の皆さま 明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。

 新年が明けました。今回は9連休で皆さんもゆったりお過ごしではないでしょうか。当ブログも年末にちょっと遠くに行ってきました。今年は明るい年明けですね。当ブログ的には何と言ってもJ1イヤーでワクワク感が出てきますね。今年は読者の皆さんにとって実りあるスポーツイヤーになって欲しいと思います。
 今日も元旦決勝(天皇杯)が無く、少し寂しいですが、まぁこれは時代の流れなのでしょうがない。スポーツ関係の大きな大会が何も無いですが、Bリーグ(B1)が4日から始まるそうです。また行きたい。今回4つのトップチームの年賀画像を貼らせていただきました。新しい年を迎えて、今回も一つ一つ触れてみましょう。

 まずは地元J2岡山(ファジアーノ岡山)。昨季はいい年になりました。J1初昇格として今年、J1クラブと闘っていきます。個人的にはJ2の頂を極め、J2王者として相対して欲しかったです。昨季5位のチームなので正直不安で普通に考えて勝ち星は少ないでしょう。当ブログはJリーグサポ歴33年、J1の強さも長く観てきました。J1は速い、サイドの展開の精度も高く、どんどん遠くから正確で強いボレーを打ち込んできます。ドリブルもどんどん抜かれる。J2でいくら堅守を保ててもJ1では簡単に通用しないでしょう。
 ここ最近の選手の動向を見ても、選手がほとんど残留した上に補強もある程度できました。リアル派なのでご容赦願いたいですが、J2で5位のラインナップそのままで良かったのか?と思います。もっと入れ替えるべきだったのではと。ただ、残留選手が多かったのもいろいろな意味で岡山らしいか。選手が多いのでバランスを崩す可能性もある。つまりベンチ組、ベンチ外の選手とレギュラー組との関係、それがチーム全体の雰囲気につながる。そこが原因で降格したというチームを、何チームか記事にしており、リスペクトしています。
 ただ、希望もあります。2位もしくはプレーオフ組がJ1に上がって来て、低迷して降格していくパターンが続いていましたが、最近は違ってきました。2位で昇格した福岡さんは5年周期と言われていましたが、ルヴァン杯で優勝し、昨季もリーグ12位。なので2位以下のJ1昇格組はダメだろという定説は崩れつつあります。長くなったので続きはまた次の機会に。J1岡山頑張ってください!
       
 岡山シーガルズは新リーグSVリーグの1年目。今季「も」苦戦しています。外国人選手を入れない河本監督の方針で来て、枠が3人になったのに大丈夫かと心配されて開幕しましたが、今のところはっきり影響は出ていないように思えます。川島、宮下という主力選手が抜けましたが、今のところ世代交代は上手くいっている様子ですが、今後どうなるかですね。現在14チーム中11位という事ですが、今後も思い切って新しい指揮官が指揮を執ってはいかがでしょうか。
 

 新リーグであるVリーグの1年目、倉敷アブレイズですが、今のところは上・中・下の3グループのうちの中グループにいるイメージ。点取り屋マギー選手の穴は大きく、その影響が成績にも影響している感じ。昨季は無双だった強さも今季はもがいています。強化もそれほど上手くいったとも思えず、今季はとにかく苦戦しているようですね。この春に高校バレーの3年生が卒業になりますが、就実高の子達が続々と入ってきませんかねぇ。監督・チームでフィリピン遠征の同行しているだけあって、期待が膨らんでいるのですが。

 トライフープ岡山は現在、過去最悪な状況です。怒涛の14連敗中の最下位。よくバスケットLIVEで観ますが、第1クオーターもしくは前半リードを保てても、後半にあっさり逆転され、そのまま追いつけなくて負けというパターンばかりです。後半失速するのはスタミナ不足なのか、戦術が枯渇しているのか。いくら点差が少なく終わっても負けは負け。その積み重ねが14連敗なのでしょう。B3の最下位って、Bリーグで一番弱いチーム、プロと言えないかもしれない立ち位置という事を認識してもらって、大改革をお願いします。はっきり、そろそろ指揮官の交代もありかなと思います。
       
 岡山リベッツは今季幸先は良かったですね。開幕早々首位としてスタートダッシュに成功し、優勝の期待が膨らみましたが、最近では3位の定位置に戻ってるし。大きいのは及川選手の加入と、吉山兄弟の活躍でしょう。白神監督も予想以上の躍進にお喜びの事でしょう。長年の高い壁である東京さんが現在1つ下の4位と低迷しているので、今季は少し優勝の期待が高まります。

 女子サッカーではまずは湯郷ベル。なでしこリーグ1部で暴れて欲しいと思います。リーグMVP&得点王の横山選手は同じカテゴリの静岡SSUボニータさんへの移籍(岸野選手もですね)となりましたが、新入団選手も多く、来季も期待できます。まずは残留を目標に、長い目でWEリーグ入りを目指して頑張って欲しいです。
 シャルムからは年賀状(FC向け?)をいただきました。釣本選手ありがとうございます。ベルに続く、1部昇格へ向けて頑張って欲しいと思います。
       
 今回もJ2岡山が進んでいる部分、もう少し頑張って欲しい部分として「Jクラブの付加価値」項目に沿って紹介していきますが、他の3クラブも絡めてリスペクトしていきたいと思います。  
  
後援会(倉敷アブレイズ、そしてトライフープで結成)
 毎年同じ話になりますが、去年また一つ動きがありました。他のトップチームに先駆けて一昨年に倉敷アブレイズに後援会組織ができましたが、昨年今度はトライフープ岡山に誕生しました。やっぱりうれしかったですね。先日後援会ミーティン(後日レポで)に参加しましたが、入会数も少なく、まだ暗中模索という印象でした。マンパワーの不足をものすごく感じました。
 後援会を中心に、今後応援団を作っていかれます。まずは客席で「応援エリア」を設けていくと思うので、もっと力強く応援したい方は、応援エリアにご参集ください。選手がガッツポーズを取ったり、パワーをもらいたい時に目を向ける存在が現在いません。そこも弱さに繋がっているかもしれません。ぜひ応援エリアに来てください。

 また、他の3クラブについても、シーガルズには産官学連携の後援組織(だからシーガルズアリーナが先なのか)がありますが、あとの2クラブには何もありません。ファジアーノもどうでしょうか。J1昇格を機に、三位一体(財界、行政、市民)の後援会を立ち上げ、会長には知事か市長もしくは会頭に就いてもらい、ジャンプアップさせて、今度はJ1にふさわしい支援体制を構築して欲しい。スポンサーがバラバラで繋がりがなく、あるのは募金推進委員会(募金箱空気化してます)のみというのもJ1クラブとしてはありえない姿だと思います。J1にふさわしい県民クラブに1日も早くなってもらいたい。新スタジアム建設PRにもきっと効果アップですよ。
後援会関連記事:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140607
   
②情報開示及び情報発信(公式HPのレベルアップ、見える化)
 見える化ですね。ここも毎年同じ論調。経営面では、他のJクラブでは株主名簿や役員名簿を掲載しているところがほとんどです。正直J1岡山の経営構造がよくわかりません。木村オーナー個人が公共財であるJクラブの筆頭株主というのも、「個人商店」としてネガティブに映っているままです。今後J1にふさわしいクラブになっていくためには、「脱オーナー」が必須だと思います。Jクラブは公共財であり、個人の持ち物ではありません。一個人の持ち物だと万が一の事態(急に不在になるケース)へのリスクマネジメントを考えても好ましくない。真の県民クラブになるのはいつなのか。きっとその時はルヴァン優勝やACL出場も果たしているかも。
 他の3クラブもそうですが、岡山のクラブは情報開示が少ないですね。長年の共通課題だと思います。あと、個人的にはホームタウン活動などの貢献情報をもっと情報公開して欲しいですね。専用ページを設けるとか。
経営情報関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140716
     
③異競技交流及び他のスポーツチームとの連携(少しあり)
 J1岡山ではテニス競技を中心にだいぶ進んでいきましたね。各市町村のスポーツ施設の指定管理も徐々に広がっています。北川会長を中心に社団法人が頑張っておられます。昨年は「インクルーシブフェスタ」として障がい者スポーツにも取り組まれました。今後も頑張って欲しいですね。 
 J1岡山と他のトップチームの交流企画が去年もありましたが、もう一つ物足りない。相変わらずJ1岡山側の「上から」対応が気になります。B3側はCスタに行っても、J1側はZIPに誰も来ない。もっと岡山のトップチームがみんなで喜べる交流事業はできないものでしょうか。
 あと・・・実は最近気になるのが屋内チーム同士の連係。トライフープとリベッツって仲が悪いのかと思う位に何も無い。屋内3チームは新アリーナの活用で共に協力していかなければならない存在。もし社長・オーナーレベルで肌が合わないのならば、違う役職間でしっかり交流・連係を図るべき。
 難しいでしょうが、女子バレー2チームも仲良くやって欲しいなぁ。ベルとシャルムのように。そうすれば、シーガルズの退団選手がもう一花咲かす事ができる。女子選手の退団=引退というありえないパターンの払拭ができるかなと。ZIPで開幕前に「OKAYAMA CUP」という交流戦をやってもらうのが夢ですね。世界3大カップ(笑)とサポーターが長年呼んでいる「ちばぎんカップ」のように。

④サポートショップ(協賛店)制度(動き無し)
 ここは毎年同じ内容。FC会員証の提示で、何かしらのサービスを受けられるサービスで、サポショ(サポートショップ)はクラブの情報発信基地の一つになり、商店街との連携で街そのものがサポートタウンとなります。当ブログでは、三位一体の支援に続く第4極が、商店・商店街と認識しています。どのクラブも現在、奉還町商店街と連携事業を行っていますが、駅前や表町など岡山市内の他の商店街とも連携されてはいかがでしょうか。J1岡山でもすぐに川崎さんのレベルには達する事ができなくても、サポショ自体を始めたらいいと思います。J1、J2を通して何もやった事がないのは岡山くらいになってきましたね。
 他県ではあれほど実施されているのに、岡山はなぜ?と不思議に思いました。この辺りも「J1にふさわしい」部分ではないかと個人的には思っています。Jに限らず、どんな競技でも実施はありだと思うので、トライフープさん、こちらもいかがでしょうか? ここの事例では後援会の事業の1つです。クラブが外注でやってもいいし。
関連記事:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190826
   
⑤サポーターカンファレンス・ファンミーティング(今のところ、J1岡山:2015年、B3岡山は2020年2024年の2回)
 多くのJクラブでもやっている「義務」のような事業です。2015年にやって、それっきりです。他のクラブでは最近よくオンラインでされています。つまりやろうと思えばいくらでもやり方はあるという事。この辺も当ブログで考える「J1にふさわしいクラブ」の条件です。
 B3岡山で4年前にファンミーティングをやりましたが、去年2回目が開催されました。良かった。参加者もファンミ慣れしていなかったですが、数を重ねていけば有意義な存在になると思います。シーガルズ、アブレイズ、リベッツも同様です。オンラインでもいいじゃないですか。ファン・サポーターと対話できないクラブは100年続くとはちょっと思えません。
関連記事:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/e/904dde01359f08bb808b7bba9dfa74c4  
   
選手による地域・社会貢献活動(更に頑張って欲しいです)
 J2岡山の「岡山市内全小学校への全選手一斉訪問」ですが、Jクラブの小学校訪問は今や当たり前で、やっていないところを探す方が難しい。最近は支援学校や障がい者施設への訪問にスタンダードが移りつつあります。シーガルズやアブレイズは相変わらずしっかりやっており、公式SNSできちんとレポを発信されています。
関連記事:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20171022

⑦その他
 今年はトライフープの後援会と応援団の動きですね。先日後援会ミーティング(後日レポで)に参加しました。まずは入会者の少なさ。数は聞いていませんが少ないそうです。まずは応援団ですが、応援エリアを設置していくそうです。自然発生が理想ですが、未だにはっきりと発生を確認できていません。岡山マツダさんが発起人として動こうとされています。トライフープを強くするためにも、ブースターの皆さん後押しをお願いしたいですね。
 次に後援会。マンパワーが不足しているようです。まだわかりにくいかな。理想は政財界を上げた強力な組織ですが、まずは岡山マツダさんを中心に組織づくりをしていかれたらと思います。もし、会議所など財界との関係が薄ければ、SPOC機構からパイプを構築していけばいいのでは。

 年明けは、次の週末(3連休ですね)に試合があります。11日(土)、12日(日)にシーガルズとアブレイズのホーム戦があります。その翌週も津山でトライフープのホーム2連戦があります。みんなで岡山を応援しに行きましょう。
 あとですが、今年10月で何と!当ブログ開設20周年を迎えてしまいます。毎日更新で20年。同様に毎日更新をされてきたブログやnoteを数多く見てきましたが、いずれも途中で挫折。我ながらよくやってきたと思います。もはや生活や体の一部になっていますね。本年も当ブログをよろしくお願い申し上げます。
#がんばろう石川 #がんばろう能登

コメント
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