J2クラブ紹介シリーズ・その9、このクラブは地理的にとても親しみがあるクラブです。東京在住時代に、月イチで水戸に行ってました。ただ、その当時はJのジェの字もなかったですが。水戸ホーリーホック編です。4月26日(日)の第10節のアウェーの相手です。
'90年に発足した土浦市の実業団チーム「プリマアセノFC」から「プリマハムFC土浦」に改称。'97年旧JFLに参戦しますが、親会社の支援がなくなったので、'94年に結成されたFC水戸と合併し、水戸市を本拠地とする現在のチーム名となりました。 ホームタウンは茨城県水戸市ですが、ひたちなか市、那珂市、東海村、笠間市、大洗町、茨城町、城里町を含めた8市町村で「ホームタウン推進協議会」を設立されています。
公式戦初戦は'97年で、旧JFLでした。福島FCが在籍した最後の年です。'98年に翌年から始まるJ2への加盟申請するが、承認されず、新JFLへ参加。
'99年は新JFLで戦い、通算で3位で、Jリーグへの昇格条件は「JFLで2位以内」でしたが、優勝したのがJFL準会員資格の横浜FCだったので、JFL正会員で2位とされ、J2加盟が承認されました。ちなみにJリーグの2部制導入後最初のJリーグ参入チームだそうです。J2での戦いも経営は楽ではなく、途中にチーム存続問題もあったようです。
'03年には現日本代表のあの闘莉王選手が在籍し、このチームで帰化したそうですね。この年に過去の経営危機への反省から、「水戸ホーリーホック支援持株会」が活動を開始されました。'05年からはJ1鹿島と「いばらぎダービー」、J2草津と「北関東ダービー」を実施。
'06年には水戸駅ビル「EXCEL」の屋上に新規設置された人工芝のフットサル場の運営を請け負う事になっています。このエクセルはよく寄ってました。岡山で言うとサンステが一つのビルになったような感じです。都市圏にはこういう商業施設になった駅ビルが多いのです。駅の屋上にフットサル場というのはすごいですね。
こちらのスポンサーのうち、袖スポンサーは何と茨城県。標記は「茨城空港」です。県内には鹿島もあるのに・・・
サポーターグループはいろいろとイベントを実施されているようです。アウェーゲームのゴール裏で屋台やゲームなどの夏祭りを開催する「納涼漢祭り」、前田秀樹監督を盛大に称える「前田祭り」、モンテディオ山形とのゲームで必ず行われる「コール合戦」などです。特に漢祭りは「Jリーグの奇祭」として他クラブサポーターも多数参加するそうです。昨年は日程の都合などで開催を断念。今年も未定だそうですが、観たいですね。
昨年から新日本プロレスとのコラボ企画を行っているそうです。地元で開催されたプロレス試合で、マスコット着ぐるみや、チアリーダーが登場させて盛り上げたとか。ホーム試合であの蝶野選手の始球式参加などがあった模様。
公式HPを観てみました。
こちらのクラブは公式ブログが充実していますね。社長ブログもあります。社長からフロント、チーム、下部組織など、これくらいブログで生の声を聞けたらファンは増えるかもです。一気に距離が近くなりますね。
「サポートシップ店」という協賛店制度があります。会員証を掲示するだけで サービスが受けられるそうです。 巡回サッカー教室を実施されていますが、特に養護学校体育授業へのコーチ派遣や知的障害者サッカー教室をたくさんされています。JAサッカー教室は県内全域に行かれています。
ホームタウンは水戸市ですが、水戸市広域市町村圏にあたる周辺8市町村も含めて「水戸ホーリーホック・ホームタウン推進協議会」 が'02年より発足されております。
Jリーグ公式サイト(J2):http://www.j-league.or.jp/j2/
水戸ホーリーホック公式HP:http://www.mito-hollyhock.net/
水戸ホーリーホック公式ブログ:http://www.mito-hollyhock.net/blog/
J2水戸関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20080106
ちなみに4/19(日)にはカターレ富山戦がありますが、すでに紹介しております。こちらをご覧下さい。
ある方から、11日に広島へおいでよとお誘いがありました。何かなと思ったら黄色のアウェー戦です。ファジの試合は日曜だし、誘われたら断れない性格なもので・・・足を伸ばして、柏バカ一代を歌いに行こうかな。どうしようかなぁ。