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東京ヴェルディを参考に5 【J特】

2012-05-14 00:50:10 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介コラムです。
 昨日の日刊スポーツにいい事例が載っていました。ヴェルディさんについては、2007年によく紹介していました。当時は岡山がJFLに上がりたい、上がりたいという時期で、東京ヴェルディは眩しい憧れの存在(もちろん今も)でしたが、経営的な話も聞こえ始めた時期でした。ちょうど、ヴェルディから喜山・弦巻・三原選手がレンタルでやって来た時期でもあります。
 当時は、ヴェルディ=地域密着というイメージはまだ強くなかったですが、今では経営面と向き合いながら、一所懸命に地域と向き合ってクラブ経営を営まれています。以下、抜粋して紹介。

   
 J2東京Vは、地元CATV番組「11FC」で地域密着活動を実施。トップ選手およびなでしこ日テレ選手が率先して番組制作にあたっているとか。選手会長の新井選手がMCを務め、日テレ小林選手がオリジナルコーナーを担当。ホームタウンに直接出向き、公開収録や取材を実施。4月6日に放送開始したサッカー番組は、選手とサポーターの距離を縮め、チームを身近な存在にしているとあります。
 サブタイトルは「ヴェルディ・ベレーザ with 地域サッカー密着」。目指すは選手手作りの番組制作で、八王子市、あきるの市など地元多摩地域の焼く50万世帯で毎月第1・2金曜日、午後9時から30分の番組です。

 新井選手はMCとして、街に出て公開収録にも挑戦。番組進行を考え、見に来たサポーターの反応を感じながらトーク。ベレーザ小林選手は、ハンディカメラを手に取材現場へ。フットサル場やネイルサロン、フラワーショップ等を突撃取材。「蹴球七日」コーナーは大人気。「地域と触れ合う事で応援してくれる人も増える。きさくに声をかけてくれるので、勝たなきゃと責任感も生まれる」と。
 地域の老若男女のサッカー大会を取り上げ、多摩地区のサッカー全体の応援を目指す。サッカーには人の絆を強める力がある。将来的には地元のサッカー協会やチームと協力してイベントも開催したいという話も。
 プレーでサポーターを呼び込み、番組制作で今度は地域に飛び込む。地域とのふれあい方は。独自性と変化に溢れていると締めくくっています

【番組概要】
タイトル:
ヴェルディ・ベレーザwith地域サッカー密着「11FC」
コンセプト:
東京ヴェルディ・日テレベレーザの応援を核に、地域サッカーなど様々なサッカーの話題を取り上げサッカーで街の活性化を目指す。
放送局:
JCNグループ4局(テレメディア、日野、マイテレビ、中野)約50万世帯

八王子市、あきる野市、日野市、立川市、昭島市、武蔵村山市、東大和市、国立市、中野区
出演者:
MC・リポート等はヴェルディ、ベレーザ選手コーチが担当
放送日時:
第1・3金曜日、21時~21時30分(再放送1日1回)
番組概要予定:

1.選手・コーチがレポーターを担当、地域の応援店をなどで公開収録も予定。
2.ヴェルディ、ベレーザの試合結果の紹介
3.地域アマチュアサッカーの結果
4.その他、選手・コーチの出張サッカー教室、ショップ紹介、サッカーカルチャー発信など
第1回放送動画
第2回放送動画
第3回放送動画
 


 また、日野市ごみゼロ推進課と連携し、「ごみゼロマンヴェルディ」というヒーローキャラで、ごみ減量の啓発活動をされています。開幕戦などのホーム試合やイベントだけでなく、日野市内の幼稚園・保育園を訪問し、「先生」として子ども達にも、ごみを減らす大切さをPR、出前授業を実施されています。
J's GOAL該当ページ:http://www.jsgoal.jp/photo/00089800/00089824.html

 選手が番組を作ると聞いて、「大変だねえ、うちはサッカーだけやればいいから、選手にとっていいクラブだと思う」と口にするクラブもあるかもしれませんが、果たしてそうでしょうか。選手はみんな本当にそう思っているのでしょうか。この動画を観ればわかるとおり、選手とサポ・市民と距離がとても近いです。近いという事は、ファン・サポーターから直接パワーをもらい、苦しい時のあと1歩・1プレーが出る源になると思います。すなわち、チームを強くしていると思います。順位は上がっても、一般市民が「チームは頑張っているらしいが、選手を誰も知らないし、普段何をやっているのか全く馴染みがない」と地域に浸透していない状況が生まれるのでは。Jリーグ百年構想でも「選手による社会貢献活動」をうたっており、義務化しています。
 昔のバブルの頃、コカコーラを胸スポンサーにつけ、カズやラモスが活躍していたヴェルディさんを知っている人から観たら、違和感を覚えるかもしれませんし、経営的にはまだ苦しい様子だし、観客動員数も多くはないですが、確実にヴェルディさんは地域とともに幸せになっていっていると思います。「ヴェルディさん、大変だねぇ」と一言で済ましたい人は、上の3つの動画、下の4つの事例をよく観て下さい。
J2東京V公式HP:http://www.verdy.co.jp/
J2東京V関連④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070831
   〃     ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070318

   〃     ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070213
   〃     ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070205

 今日、その東京Vとのアウェー戦が味スタであり、何と現地に参戦してきました。アウェーで愛称が悪いと言われた相手に勝ちました!その模様は明日。

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