事例紹介コラムです。
今日の報道で、またJ3構想の話題が出ました。ボリュームは小さいですが、確実に組織改編に向かっているんだなという印象を持ちました。以下、抜粋して紹介。
Jリーグの3部リーグについて、関係者の話によると、Jリーグ等が'14年から12前後のクラブ数(別の報道では10以上)で開始する方向性をまとめ、年明けにも具体的に議論を進めるそうです。
J1とJ2の合同実行委員会で、J2からの降格クラブと準加盟などのクラブが集まった3部リーグを設置することを提案され、その後関係機関による議論を経て、このほど開始年とクラブ数の目安を確認。
新設リーグの名称は「J3」や「Jチャレンジ」などが候補に挙がっているとか。参加チーム数の上限や試合の開催方式等についての具体的な実施要項については今後検討。
また3部リーグは、準会員クラブで構成し、現準加盟クラブと、来年までに準加盟承認クラブが、'14年から準会員として新たに格付けされ、Jリーグ総会等で議決権を持つ事になるとか。現在のJFLは再編され、別リーグとして存続させる方向で調整。
この情報では名称が「Jチャレンジリーグ」になる可能性が出てきましたね。この「チャレンジリーグ」という名前は、なでしこリーグ等のサッカーだけでなく、バレーボールでも使用され、トップリーグといくらか差別化が図られていいのではないかと思います。
まあ、J3はJ2からJFLへの降格クラブの救済措置の意味もあり、理解できます。'14年からスタートという事は、今回の町田さんのようなドタバタ(助成金等の支援)は次は回避される事になります。
現在、準加盟関連のクラブは、以下のとおり。
承認済: ACパルセイロ、カマタマーレ讃岐、SC相模原
継続審議中: FC琉球、ツエーゲン金沢
準加盟申請書提出: ブラウブリッツ秋田
次に続きそうなJFLクラブは、藤枝MYFC、MIOびわこ滋賀で、これでも8チームで、JFLに昇格した福島ユナイテッドを合わせて9チーム。あとはどこなんでしょうか。
問題はJ1のプレミア化ですね。アジアにJリーグの名前を売り込んで、スポーツ紙で欧州をかき分けて1面を飾りたい。国内で頭打ちの放映権を売りたい、分配金を昔のような水準に戻して傘下クラブに払ってあげたいという気持ちはわかりますが、当ブログとしては「Jリーグバブルの再来」を非常に危惧しています。「J1プレミア化」が単なる報道の先行である事を祈っていますが、ニュースソースが日経新聞なんだよなぁ・・・
Jリーグ組織問題関連⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121217
〃 ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121216
〃 ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121215
〃 ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121214
〃 ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121108
〃 ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120730