Ｊリーグの話題140

　リスペクト（事例紹介）コラムです。
　突如ニュースが入りました。ルヴァン杯の大会方式が来季から変更になるというもの。某黄色いチームもリーグ戦を重視してターンオーバー的に戦い、早々にグループリーグを敗退していたので、特に関心は無かったのですが、Ｊ２チームが参戦するとなれば、スルーもできない話になりました。日刊スポーツと時事通信の記事から。以下、抜粋して紹介。
　　　
　Ｊリーグが来季からルヴァン杯の大会方式を変更し、１次リーグをＪ１勢のみの方式から、Ｊ２からの２クラブを加えた16チームで行う方針。Ｊ２クラブが参加するのは'01年以来、17年ぶり。現在は14チームを２組に分けて実施しているが、消化試合の多さなどが課題。来季は16チームを４組に分け、各組１、２位によるプレーオフに勝った４チームが準々決勝に進む。アジア・チャンピオンズリーグ（ＡＣＬ）に出場する４チームは、従来通り準々決勝から登場。
 Ｊ２から参加するのは前年にＪ１から降格したクラブ（16位、17位など）や、Ｊ１昇格プレーオフで敗れたクラブなどとする案、前年度のＪ１で16、17位だった降格チームが加わる案などが出ている。が検討。詳細は今月の実行委員会と理事会で審議して決定。
日刊スポーツ該当記事：https://www.nikkansports.com/soccer/news/1851146.html
時事通信該当記事：http://www.jiji.com/jc/article?k=2017070601397&g=scr

 という情報でした。ここで今季のレギュレーションを確認しておきましょう。

〔レギュレーション〕
　Ｊ１が18チームになり、ＡＦＣが３月開幕となって開催時期が重複するようになった'05年大会からは現在のレギュレーションが定着。'15年に大会名を変更。'17年大会からノックアウトステージに進出するためのプレーオフステージを追加。
〔グループステージ〕
　Ｊ１チームのうち、ＡＣＬ出場チーム以外が参加。グループリーグ参加チームを２グループに分け、各チーム総当たり１回戦のリーグ戦を行い、上位４チームがノックアウトステージ進出。今季は各グループ２位と３位（状況により４位も）がプレーオフステージ進出。
〔プレーオフステージ〕
　'17年より導入。Ｈ＆Ａ２回戦制による勝ち抜け方式のステージ。グループステージの順位で組み合わせが決定されるが、ＡＣＬ本戦に出場するチーム数によって組み合わせが変わり、ＡＣＬ本戦出場が４チームの場合は「２位と３位」、３チームの場合は「２位と４位」「３位同士の対戦」のカードで対戦。
〔ノックアウトステージ〕
　グループステージ・プレーオフステージからの進出チームとＡＣＬ本戦出場チームの計８チームにより争われるノックアウトトーナメント。準決勝までの６試合はＨ＆Ａ２回戦制により行われ、決勝戦は中立地での１回戦制。

　何か今年はグループのチーム数が多いなぁとか思っていましたが、「ルヴァン杯プレーオフ」というキーワードを聞いて、改めて今季は大会方式が違う事を認識。でも、何で今年から急に変わったのかは不明。とにかく、Ｊ１の18チームのうち、ＡＣＬ組が抜けて14チームで試合を組みにくかったのではないでしょうか。やはり、16チームの方が断然トーナメントを組みやすいですから。
　ルヴァン杯は、ナビスコ杯の最初の頃はＪ２も一緒になって試合を組んでいた時期があったのを覚えています。ただ、ここ最近では観客動員に響くという事でＪ１勢から反対の声が大きく、ずっとＪ１勢のみで運営してきました。まあ、前期降格組であれば、著名なチームもあるだろうし、知名度もあると思うので、Ｊ１勢からの反対の声もそれほど出ない事でしょう。
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