リスペクト(事例紹介)コラムです。
実は山形さんは古くから尊敬するクラブです。今でこそ株式会社ですが、元々は公益法人(社団法人)で、J1に昇格して戦っている時も、Jリーグで唯一社団法人で運営されていました。まぁこれは田舎で株式会社として運営できないのではないかという思惑もあったとか無かったとも聞きましたが、本当のところはよくわかりません。
ここ最近では東京のコンサル会社が親会社のように経営に関わっているようで、その動向を注目していましたが、なかなか結果が出ませんねぇ。でも商業主義ではなく、しっかり地域密着を図られているにはよくわかっているので、長い目で見れば、山形さんはJ1にふさわしいJ1クラブになると思っています。そんな中、コンサル会社のスポンサーデーをこの週末に行うそうです。以下、抜粋して紹介。
【ABeam Real Partner Special Match 「地域を絆ぐ、人を絆ぐ」ホームゲームイベント】
J1山形は、7月22日(土)ホーム湘南戦をABeam Real Partner Special Matchとして開催。当日は、ユニフォームスポンサーであるアビームコンサルティング㈱の協力のもと「地域を絆ぐ、人を絆ぐ」をテーマに様々なイベントを実施。
〔“食” が絆ぐ〕
①「東北グルメ大集合」
②「スタジアムグルメを先着で2,100食提供」
食には人を笑顔にする力があり、試合当日は、家族や仲間の笑顔や楽しい会話が広がることにより心が絆がることを願い、レギュラー店に加え、この日限りの特別店舗から東北各県のグルメメニューを販売。また、スタジアムグルメ2,100食をこの試合に来場者に無料で提供。
<主な出店店舗(主なご当地メニュー)>
・㈱ダイオー: いもくり佐太郎
全国大会最高賞受賞の地元の大人気銘菓の和風スイートポテト
・海産工房ささき: つぶ串焼き、石巻焼きそば、ほたて貝焼き
震災被災を受けた石巻市の海産物で石巻の味。
・夢や: 黒石つゆ焼きそば
青森県黒石つゆ焼きそば
<2,100食提供:主なご当地メニュー>
・オーストリッチ: 県産豚フランクフルト
・明友: 古代米大福(県とJALの地域活性化プロジェクトの人気商品)
・ダイオー: 佐太郎のほっぺ(吾妻小富士)(人気の福島銘菓)
〔“子供” が絆ぐ 「諦めない心を育むホワイトパズル」 中学生以下の1,000名にプレゼント〕
山形の未来を絆ぐのは子供達。子供達が想像力豊かに成長し、未来の地域や人が絆がることを願い、クラブカラーの青白で作られたホワイトパズルを、中学生以下の来場者先着1,000名にプレゼント。組み立てることを通じ、最後まで諦めない心を育みます。それ以外にも「モンテディオ花火まつり」】として試合後に実施。
J2山形公式HP該当ページ③:http://www.montedioyamagata.jp/news/y-2017/n-00007288/
〃 ②:http://www.montedioyamagata.jp/news/y-2017/n-00007281/
〃 ①:http://www.montedioyamagata.jp/news/y-2017/n-00007246/
という内容でした。さすがコンサルが入っていると、それぞれのイベントの意味合いも深まり、いい内容に仕上がるのですね。東北各県のグルメメニューが集合するのがいいですね。メニューを見ても、しっかり店名が出ているレベルの高いご当地グルメ。相手にちなんだ店名が見えないメニューよりも、馴染みが出てお客さんの満足度も高まるのではないでしょうか。当ブログでは理想のスタグルは、ご当地グルメののれん街と言い続けていますが、山形さんのはそれの東北地方版になりましたね。他にも山形さんの公式HPを観ていると、面白い企画が2つありました。まずはファンマガジン。以下、抜粋して紹介。
【ファンマガジン】
㈱モンテディオ山形の公認情報誌。試合レポートや選手ロングインタビューなどチームや選手の情報を満載し毎月10日に発売中。県内主要書店、一部コンビニエンスストア、ホームゲームスタジアム売店、ヤマザワ宝くじ夢売場等で購入可。また、J2山形ファンマガジン「Rushオンラインショップ」ではバックナンバーも購入できる他、最新号は書店発売日より2日早い毎月8日から購入可。
J2山形公式HP該当ページ:http://www.montedioyamagata.jp/fan/rush/
地元の提携企業が発行している公式広報誌ですね。千葉さんのように公式フリーペーパー、J1柏のようにクラブ発行の公式ファンクラブの広報誌がありますが、こちらはこういう形ですね。どこかの地元誌の特集とかではなく、まるまる載っているファンマガジンというのがいいですね。オフィシャルブックは開幕前の1回のみ。こういう風に毎月発行されるのはファン・サポーターにとっていいと思います。次は選手参加の素晴らしい企画。以下、抜粋して紹介。
【選手と一緒に勝利の乾杯!MONTEDIO YAMAGATA KANPAI 2017】
・内容:
J2山形の勝利時、スタジアム中央エリアで選手が登場してサポーターと一緒に勝利を祝う「勝利の乾杯」を実施。勝利の余韻に浸りながら、選手の乾杯コールに合わせて最高の1杯を楽しむ企画。
・場所: NDソフトスタジアム山形中央エリア
・開催日: ホーム湘南戦(7/22)、ホーム金沢戦(8/11)、ホーム千葉戦(8/20)
・時間: 20:45頃(予定)
・備考: J2山形が勝利以外の場合は実施せず。乾杯する飲み物は各自で準備。
J2山形公式HP該当ページ:http://www.montedioyamagata.jp/news/y-2017/n-00007290/
いいですね。試合後にクラブでその都度、祝勝会をスタジアムで開催し、しかも選手が乾杯の音頭を取る。ファン・サポーターが喜ぶ企画ですね。最近ではスタグルで試合後も楽しめる夏の「バー」企画は見かけますが、ただの身内の祝勝会ではしばらくして周りが片づけを始めると、落ち着かないかもしれません。が、ここまで雰囲気を盛り上げると、短い時間でも満足感が出るのでは。
元J1の古豪の山形さん。当ブログではクラブをJ1レベルに引き上げた海保理事長(社団法人時代)を尊敬しています。現在アビームコンサルティングが経営に関わっていますが、海保時代にはまだ達せず。当ブログではあの時の黄金時代を知っているだけに復活を楽しみにしています。
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