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J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

トライフープ岡山について40

2021-01-09 00:06:33 | トライフープ岡山

 リスペクトコラムです。
 緊急事態宣言初日です。当ブログでも最近はずっとコロナネタが続いていたので、ここでちょっと雰囲気を変えたいと思います。確かに今日も東京の感染者は2千人超え。それはまぁいい。コロナ禍のためにシーズン開幕が遅れに遅れ、やっと今月16日に開幕を迎えるB3リーグ。当ブログも待ちくたびれていました。先日、OHKでB3岡山の特集番組が放送されました。ちょっとリスペクトしてみましょう。新たな気づきがあるかもしれません。
   
【OHK「Tryその先へ ~トライフープ岡山の挑戦~」】
・2015年
 岡山に一つのクラブチームが誕生した。3人制バスケ「トライフープ岡山.EXE」。プロリーグ3×3.EXE PREMIERに参戦。チーム結成2年で念願のリーグ1位を達成。日本代表として世界大会にも出場。
・2018年
 Bリーグへの参入を目指し、5人制トライフープ岡山を発足。地域リーグに参戦。実績が認められ、2019年にB3リーグに参入。1年目のシーズンはコロナ禍によりシーズン途中で突然中止。

 クラブの成り立ちは今から6年前に遡る。他のスポーツと比べて強豪校もなく、有名選手もいない岡山県はバスケボール不毛の地であった。B3岡山(トライフープ岡山)の誕生でその環境はガラリと変わった。きっかけは中島代表の存在。中島代表はB1大阪の練習生で、岡山にバスケを根付かせたいと思い、2014年に倉庫を改修し、バスケスクールを開設。翌2015年に選手兼代表として、トライフープ岡山.EXEを結成。以下、中島代表及び比留木GMへのインタビュー。
     
 覚えていますね。当ブログがトライフープに注目し始めたのは3×3でイオンモール岡山の試合を観に行ってからでした。当時、世界大会への出場はニュースで観た程度だったかな。余り覚えていません。5人制チームを立ち上げて、地域リーグ参戦について、このクラブの歴史に立ち会わないといけないと思い、福山の試合に駆けつけています。屋内フリーコートにも行っております。初めてGM補佐にお会いした時。本当に倉庫を改装した決して広いとは言えない施設。
 当ブログでも、いつかは岡山からBリーグと昔から書き続け、トライフープがまだ無い時は、どちらかといえば協会が強い土地柄だからbjは来ないだろうなと思いながら、ファイブアローズの岡山大会を観戦に行ったりしました。どんどん他県ではJBLかbjぼチームが出来ていっている。できるとしたら母体はどこなんだ、ファイサンズか?と思っていたら、3人制のトライフープが立ち上がったという流れ。中島代表は大学時代が岡山という事で元々は大阪出身の様子。
   
Q:チームを作ったきっかけは?
中:スクールの生徒からプロバスケットボールに関する質問が多かった。岡山にプロチームがあれば、子供達の夢や目標が持てると思った。岡山にプロチームを作ったらいいのではないかと思い、チームを作ったらいいのではないかと思い、行動した。

 すると才能のある選手が次々と集まってきた。その一人が現在の比留木GM。当時5人制現役バリバリの選手(B1富山所属)だった。その比留木氏がなぜ全国的に無名の3人制のチームに合流したのか。

Q:なぜ、(比留木氏が)トライフープ岡山に加入した?
比:中島代表があいつ面白いねという事で、お互い何も面識が無いところで声をかけてきた。
中:3人制のプロの試合に出る事があった。その時に「比留木選手と一緒にプレーできたら、すごく面白い」と思い、チームを作る時に直接比留木選手に電話をして相談した。少し考えると言われたが、3日後に「やります」と連絡が来た。

 3人制の大会(3×3.EXE PREMIER)で初参戦で8チーム中で2位の好成績を残し、中島代表は確かな手ごたえを感じた。結成2年目の2016年にリーグ1位を達成。日本代表として世界大会に出場。

 やはり、比留木GMの存在が大きいですね。でもいつまでもおんぶにだっこではいけないと思います。シーガルズの河本監督のように、気が付いたらVリーグの中でずーっと監督をやっているのは岡山だけという状態。そういえばJ2岡山も長年木村社長の個人商店状態だった事を思い出しました。まだクラブが立ちあがって間が無く、気にするのは早いですが、リスク管理としてGMがいないと何もできないという状態だけにはならないようにした方がいいと思います。

Q:チームの手応えは?
中:戦力的には戦えるなと思ったが、一番このチームが成功する手応えを感じたのは、イオンモール岡山での地元開催」(の大会)だった。2日間で15万人程度の来館者数がいて、会場付近にもその8割くらいが1Fから4Fまで観戦してくれ、超満員の会場を見た時にやっていけると実感した。

 2018年、トライフープ岡山を発足。Bリーグ参入を目指して地域リーグに参戦。

Q:なぜ、(5人制の)トライフープ岡山を発足した?
中:3人制のバスケットボールが岡山で少し盛り上がりが出てきていた事と、Bリーグが始まって日本全体でバスケが盛り上がってきていた事、五輪が近い事も相まってバスケ人気が高まっていた。バスケ関係者や協会の人達が、岡山にBリーグのチームができないかとぼやきだしていた。もしBリーグに参入するならトライフープではないかと、チクチク言われ出した。そこで自分達が、チーム名の通りチャレンジするチームなので、行ける所まで行こうと決断した。
Q:5人制で選手数も増えるが、運営資金も膨大になる?
中:運営規模が7~8倍に膨れ上がるので、資金面ですごく悩んだ。単純に企業を100社以上頭を下げて回り、熱意を伝え少しずつ理解を得た。回った企業数で言うと参入する時で100社、その後も合わせて200社以上訪問し続けた。

 2019年、B3リーグへの参入が正式決定。その後、比留木選手が正式にチームへ加入。「選手キャリアを終える覚悟で契約した。目標は何としてでも岡山を日本のトップにまで押し上げる。B1リーグにまで行くという思い」と入団コメント。B1からB3への異例の移籍。

Q:B3リーグ参戦が決まった時は?
中:資金面とアリーナ問題さえクリアすれば参入できたので、お試し期間でも全国大会の決勝トーナメントに出場できたので、Bリーグでもやれるのではと感じた。
Q:なぜトライフープ岡山に加入した?
比:シンプルにすごくポテンシャルを見出したから。岡山が持つポテンシャルや隠された(スポーツに対する)熱意にすごく可能性を感じた。熱心に応援してくれる方々に触れ合うことで、どんどん岡山という土地が好きになった。

 地域リーグとBリーグとは圧倒的にチームの資金力が違う。実際にBリーグにさんかしている中では国内一流企業のサポートを受けているクラブが多く、B3岡山のような市民クラブは資金集めから苦労を強いられる。そのため、中島代表自ら200社ほぼ県内全域に及ぶ企業をこまめに訪問し、資金集めに奔走。
 中島代表はもう一つの違った顔を持っている。それは薬剤師。チーム代表という激務に当たっていながら、岡山市内から美作市内の薬局(豊国薬局)まで車で1時間半かけて通勤し、処方や調剤といった薬剤師としても勤務。そのため、スポンサーには仕事のつながりで応援する医療系企業や病院もある。
    
 中島代表が薬剤師というのは大きいと思います。岡山の他のクラブでも医療関係はスポンサードをやってますが、クラブの代表そのものが医療関係というのは説得力が大きいと思います。しかし、まだ現役の勤務薬剤師とは思っていませんでした。創設者が3人で、中島代表だけでなく、あとの2人も薬剤師じゃなかったかな。そういう面でもこのパイプは大きいなと。現在中島代表は県北に通勤されていますが、津山市との連携もだからやりやすかった面もあるのかな。タイミング良く、津山市の体育館も新しくなったようです。トライフープ仕様のように。期待は大きいのでしょう。クラブ公式ツイッターによると、この特番は明日10日に再放送があるそうです。ぜひご覧ください。

【トライフープ米の販売】
「この度、トライフープ岡山では「トライフープ米」と題し、お米の販売を実施することをお知らせいたします。ナカウンファーム株式会社様が管理する田んぼにて、2020年6月にトライフープ岡山の選手が田植えを実施。その後同年11月に選手の手で稲刈りを行い、同じ敷地で穫れたお米を「トライフープ米」と題し、オリジナルパッケージで販売します。 売上の一部はトライフープ岡山の運営資金に充てさせていただきます。
品種  岡山県産ヒノヒカリ
 九州地方を中心に、中・四国地方で広い作付けをしている米。 コシヒカリと黄金晴(こがねばれ)を交配して誕生した品種で、コシヒカリ同等以上の粘りと深みのある食味が特徴です
金額  《オンラインショップ》5kg=4,000円(税込)
    《試合会場》2kg=1,500円(税込)  パッケージは節ごとに変わります。」
引用:B3岡山公式HP

 試合前の案内でパッケージに起用される選手が案内されるそうです。この「米」企画ではBリーグでは今のところ見かけていませんが、Jクラブではいくつもあります。有名どころでは「ふろん田」、「べがる田」ですか、どちらかといえば田んぼそのものの企画で、ファン・サポーターも田植えや収穫に巻き込んでいるようですが。あとは福島さんの農業部か。
   
オフィシャルファンクラブ
 開幕前に合わせて去年暮れに継続入会しました。4つも5つもファンクラブに入っているので、一番平均的な価格設定のシルバー会員になりました。またしてもてんこ盛りの特典品が送られてきました。
 千円商品券、FC限定缶バッジ、ホームチケット引換券、FC限定Tシャツ、備前焼ストラップでした。ざっと見ても申込金を上回る内容です。
 商品券とか自分で使ってもいいのですが、やはり普及活動をしたいので、初めてトライフープを観に行くという人に提供していきたいと思います。去年もチケット引換券はあげていましたが、今回はぜひ何か応援グッズを買ってくれという事で商品券をあげたいなと思っています。FC缶バッジは、仕事関係で息子さんがミニバスをやっているという方にあげました。
 さてB3リーグ、緊急事態宣言下の中、無事開幕できるのでしょうか。Vリーグは「一度中止にすると、再開しにくい、最悪打ち切りもあるかも」というコメントをどこかで見ました。個人的には、B3リーグでは元々席がびっしり埋まる事もないし、3席空けでやればいいのではと思っています。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

コメント
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