J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

クラブ経営について47 【J特】

2012-10-11 00:18:04 | スポーツ文化・その他

 事例紹介コラムです。
 昨日の日経新聞を読んでいたら、面白い記事を発見しました。当ブログで日頃言っているキーワードを時折思い起こしてしまう内容でした。「我らのクラブ 育む地域」というタイトルで「英国サッカーの源流 上」「商業主義に反発、運営参加」というサブタイトルです。以下、抜粋して紹介。
    
 マンチェスター・ユナイテッド(マンU)のような強豪がまぶしく輝くもとで、星くずのようなクラブが生き続けている。英国サッカーは裾野は広く、そこに豊かなサッカー文化が醸成されている。床職人が22年前に左腕に入れたマンUの入れ墨は色が褪せているが、自慢の入れ墨は右腕にある。FCユナイテッド・オブ・マンチェスター(FCUM)のエンブレムがある。
<入場料5割上昇>
 マンUは2005年に米国富豪一族に買収され、その買収と商業化路線に反発したサポーターが同年総説し、10部リーグからスタートしたのがFCUM。「会員が所有し、運営するクラブ」を謳い文句に、今シーズンは7部に所属。
 創設の先頭に立ってやってきたウォルッシュGMはかつて、マンUのファンマガジンの編集者。1998年には、メディア王マードック氏の買収を、抗議デモと政治家へのロビー活動で阻止した実績があるとか。
 ウォルッシュGMは「サッカーがビッグビジネスになり、マネーに支配されている。投資家の意見が優先され、ファンの声はクラブ運営に反映されない。ファンは一番下に置かれている」と。トップクラブはスター選手を集めて戦績と売上を伸ばそうとするが、ファンは入場料のてグッズを買いあさり、「おらが町のクラブ」という雰囲気はない。
 FCUMの運営方法は、そうした流れに疑問を投げかけ、クラブをファンのもの、地元コミュニティのものとして守ろうという哲学をもとにしているとか。クラブを所有する会員は2,588人。すべてが平等で、議決権はそれぞれが1票しか保有できない。「経営者と選手とサポーターは三位一体で、フラットな構造になっている」とウォルッシュGM。大株主が牛耳るクラブとは成り立ちが違うとしています。

<利益は出さず>
 経営に当たる11人のボードメンバーを選ぶのも、入場料を決めるのも会員。入場料の設定はクラブの運営費から逆算しつつ、なるべく低く抑える方針で、利益は出さない。今シーズンの年間チケット代は決められているが、寄付として余分に払う人が多い。
 リーグ戦の1試合平均入場者数は、減少傾向だが、今シーズンは1,114人で年間総収入は約80万ポンド。新スタジアム建設の資金集めも進められているそうです。FCUMのサポーターの大半は、マンUの入場料の高騰に嫌気がさして鞍替えした人ばかり。「サッカーはスタジアムに足を運んで、ハートで観るもの。しかし、マンUの試合を見続けるには年間1,000ポンドかかる。ここなら150ポンド。だからみんなここに来ている」とベテランサポーター。
 今でもマンUを愛しているが、地元ファンをないがしろにした経営方針が許せないと。「マンUがファンの方を向くようになったら、また行ってやるが、FCUMと試合がかぶったら、こっちに来る」とも。
 選手は学生や別に仕事を持つパートタイムばかり。150年前のイングランドサッカーの草創期のように、選手は地元コミュニティーに支えられ、コミュニティの代表として戦う。両者の距離が心理的にも接近しているから、プレーにも応援にも魂がこもる。そこに英国サッカーの原型があると締めくくっています。

 まず思い出したのが、以前の岡山のTV特番で、マンチェスターのようなクラブが理想とした内容。特番を観た時に「ユナイテッドもシティーも、金満クラブだろ」と思い、マンUを手本にしたJ1浦和もまた企業チームだと思いました。岡山がそういう路線を歩いていいのかと思っていました。個人的には親企業のない市民クラブでありながら、名実ともに充実しJ1優勝争いを演じているJ1仙台こそが理想像だと思います。

 以下、ネット等で見たものを集約した一般的な話なので、どのカテゴリでどのクラブとは特定できません。
 この記事には当ブログでよく口にする表現がよく出ています。「商業主義」という言葉は、「売上・利益至上主義」に該当します。「投資家の意見が優先され、ファンの声はクラブ運営に反映されない」という言葉は、「大口スポンサーばかり見て、ファン・サポーターの目線に立っていない」に該当。「声が少ない」という事を口にするが、分散しているだけで少なくない。それを集約するシステムがないだけ。J1柏やJ1磐田は完備していますね。
 「クラブは地元コミュニティのもの」は、「地域へのホスピタリティ」に該当。「三位一体」は本来は、行政・財界・市民という意味が一般的ですが、この記事ではちょっと違った表現ですね。「サッカーはスタジアムに足を運んで、ハートで観るもの」は「感動の密度」「心の温度」に該当。

 役員に該当するボードメンバーを、会員で決めるというのはいいですね。誰も押した訳ではないのに、いつの間にかその位置に立っているという事例もありました。価値観がおかしいから降ろせるのも会員というのはいいですね。確かに入場者数は少ないようですが、今は7部リーグという事で、日本でいうとどのカテゴリになるんだろか。新スタジアムの資金集めも夢があっていいですね。
 と言いながら、FCUMのサポーターもまだマンUを愛しているという事も書かれてありますね。ここでは、「応援するのは1つのクラブだろ」という理屈は存在しないのでしょう。また、日本の文化とはちょっと違うし、奥深さを感じます。読者の皆さんの地元クラブはいかがですか?J1もJ2もあると思いますが、一つの集約事例として参考にして下さい。香川選手がいるから目を向けるだけで、こういう話を聞くとFCUMを応援したくなりました。

 FCユナイテッド・オブ・マンチェスター(FCUM)について、ちょっと調べてみました。
 2005年に、マンUから「投資目的の米国人に魂を売り渡したクラブは愛せない」と新規創設。クラブカラーはマンUと同じ赤と白。3季連続で昇格を続けて、2010-2011シーズンはノーザンプレミアリーグ・プレミアディヴィジョン(7部相当)に所属。株主になるための年間会費は最低10ポンド(約1,300円)。額の大小にかかわらず、1人は1票の権利で運営。ユニホームの胸には広告は入れない。1試合の観客動員力は2千人を超す。このクラスの平均は200人程度。「真のユナイテッドは、われわれが作る」と、この新しいクラブ創設のために、地元の4000人が年間費用10ポンドを払ったとか。
 クラブハウスというか、建物の外観がジャイキリのETUにちょっと似ていますね。AFCウィンブルドンも同じようなクラブのようです。
FCユナイテッド・オブ・マンチェスター公式HP:http://www.fc-utd.co.uk/index.php

 話は変わり、昨日の天皇杯3回戦でJ2岡山は、J1名古屋に惜敗でした。ネットで様子を観ていましたが、惜しかったですね。天皇杯は上のカテゴリチームとガチで対戦できる貴重な機会です。いい経験ができたと思います。レンゴール炸裂しています。これでまた、こぐまワッペンゲットですね。レン選手の活躍を観たJ1関係者から声がかかったりして。現地組の皆さん、お疲れ様でした。

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吉備ファジ会

2012-10-10 00:21:47 | ファジ・地域のサポーター活動等

速報です! ファジの天皇杯・名古屋戦は明日21:30からウルトラスにて放映(録画)予定。

 昨日、友屋さんで、吉備ファジ会の定例会が開催されました。何年かぶりの会場で、元々はメイン会場でした。参加者もいつもと変わらない顔ぶれ。前の友屋さんの時と少し顔ぶれが変わっています。女性メンバーが増えましたね。
 そばのカウンターを見ると、小さいモニターが置いてあります。お店の人に聞くと、DVDデッキをつないで映像を観るのは差支えないとの事。これは時々、こちらでも開催しないといけませんね。
   
 初めに、Oご主人から、今年の「第8回吉備・陵南まちかど博物館」の説明がありました。地図を見ると、Cゾーンの№30のO邸でファジの募金コーナーがあるようです。11月4日(日)10:00から16:00の開催で、前日3日(土)の17:30からライトアップ前夜祭もあるそうです。よく観ると、吉備ファジの会の名前が出ています。今年もファジのホーム戦とかぶるために微妙ですが、ぜひ顔を覗けたいと思います。
まちかど博物館公式HP:http://www.mati-kado.jp/

 専務理事さんの発声で乾杯。後はいつもの話。ファジの話題もあれば、岡山サッカー界の全体の話もある。特にO幡氏はこの日テンションが高かったです。応援するJ1広島が現在首位。20日に某黄色いチームと対戦しますが、「今後いつ訪れるかわからない優勝チャンスなので、勝たせて欲しい」と。楽しそうですね。優勝争いはやはり気分が高揚するものです。当ブログ的にも「カリスマ」カテゴリで扱う某チームでは、「ビューティフル12月」は面白かったですね。ただ、くに氏の顔も浮かぶし、篤氏やシマカズ氏の顔も浮かぶ。まあ、全体的には、震災翌年の被災チームの優勝が一番カッコいいのかもしれません。

 O畑家の愛犬が「レン」という事で、「今度本人に会ったら謝っておいて下さい」と言われましたが、その家庭みんなから可愛がられる存在だし、本人も腹を立てる性格じゃないはず。気にしなくていいのでは。
 ろんぱ親子も仲良く登場。聞くと、ユーキ君は来年高校だとか。もうそんな年なんだねぇ。お父さんの話では、GATE10戦士として頑張っていくだろうとの事。聞くと、ろんぱ氏は10日の天皇杯・名古屋戦がある富山に参戦されるとか。気を付けて行って下さい。あと、和尚さんがキラキラ光る装飾物を身に付けていましたが、一瞬最新型の袈裟かと思ってしまいました。
   
 専務理事さんとは、岡東サッカー場などいろいろと話をしました。前の記事で触れた、人口芝コートのピッチと観客席の間にネットが張られている件も。ボール避けとの事ですが、野球ボールのような危険さもなく、日立台なんかはシュート練習でゴル裏にボールが飛び込んで来るのが風物詩なのにと思ってみたり。チームバモスの活動をお手本にしたOSS委員会の講習会の話も少し。実現したらいいですね。途中からいつもの、お互い頭を抱えた話題にもなりましたが・・・(苦笑) 
 会も終盤に入った頃にヒトミ美容院の先生が到着。何でも何かのイベントかで、宇崎竜童を観てきた帰りとか。お若いですね。そろそろマスコミの取材を受けてはという話も出ました。PRすれば新規加入も出ますからね。忘年会シーズンという事で、早くも次の会の日程が決まりました。もうそんな時期に入ったのですね。最後に、ファジと震災の募金箱が会場を回りました。次回の日程は以下のとおりです。

日 時: 12月1日(土)19時から
会 場: 本町公民館
参 加: 吉備地区に在住もしくは在勤もしくは関わりのある方。それ以外はオブザーバー参加。
申 込: とりあえず当ブログ(kataru-kai@mail.goo.ne.jp:@は全角表示)へお願いします。
※今までの様子はこちらのカテゴリに掲載してあります。
※「吉備地域の在住もしくは在勤・在学等」が参加資格ですが、見学する「オブザーバー」参加でもウェルカムです。

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パブリックビューイングについて17 【J特】

2012-10-09 00:28:22 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介レポです。
 久しぶりのパブリックビューイングネタです。ちょっと、他のクラブのPV事情を調べて欲しいというリクエストがあったので、他の全クラブ調査を実施しました。基本的にはクラブ公式HPをもとに、検索等で今シーズンの様子をザザっと調べてみました。
   
甲 府: 6/2:パラカ甲府市中央第7駐車場、 
湘 南: 5/20:紅谷町まちかど広場7/15:紅谷町まちかど広場、 
京 都: なし 
千 葉: 7/29:HUB千葉富士見店9/14:HUB千葉富士見店9/28:HUB千葉富士見店9/30:HUB千葉富士見店、 
大 分: 6/2:大分銀行ドーム8/5:別大興産スタジアム、 
横浜C: ~ 7/29:HUB横浜西口店8/12:HUB横浜西口店8/19:HUB横浜西口店8/26HUB横浜西口店9/14:HUB横浜西口店9/30HUB横浜西口店10/7:HUB横浜西口店~ 
東京V: なし 
山 形: 9/2:スポーツプラザ219/23:村山市甑葉プラザ、 
栃 木: 3/4:オリオンスクエア7/8:オリオンスクエア、 
水 戸: 5/13:笠間ショッピングセンター、 
北九州: 7/22・8/5・8/12:リバーウォーク北九州、 
松 本: なし 
熊 本: 9/14:熊本交通センター前広場、 
徳 島: 10/7:鳴門市文化会館、 
草 津: 8/22:元気プラザ21、 
福 岡: なし 
愛 媛: 3/17:いよてつ島屋、 
岐 阜: 7/22・29:ホテルスポーツパルコ8/12:マーサ21ショッピングセンター、 
富 山: 8/26:グランドプラザ、 
鳥 取: アウェイ試合開催日:スタジオ昴、 
町 田: なし

 まだ調査中なので、随時加筆があります。何か新しい情報があれば教えて下さい。一度も実施がないところもあれば、何度も実施されているところがあります。HUBはスポンサーでもあるのかな。北九州さんのように続けてされたところもありますね。まあ、こればかりはスカパーさん、相手がある事なので何とも言えません。確か、岡山でPVをやったのは、昨シーズンの初頭が最後でしたね。また、いい開催発表を聞きたいです。
→くに氏より情報あり。コメント欄参照。

 今回、ボリュームが少ないので歴オタばなしを。大河「清盛」観ました。かむろ(禿童)は解散しちゃいましたね。でも、かむろ(禿童)体質はそのまま残っているため、時代に葬られる方向へ一直線。奢る者は久しからずですか。今の時代で言うと、囲い込み体質。ネット監視や過重契約か。
 声が少ないと観ても、実は分散しているだけで少なくなく、いつか集まるもの。平家も油断した甘さがありましたね。まあ、その源氏も3代で滅びますが。とにかくあの時代は「謀反」の時代でした。すいません、オタばなしで。

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ボランティアの力167 【J特】

2012-10-08 00:38:52 | ファジアーノ岡山

 昨日、津山陸上競技場で開催された、ファジのホーム福岡戦にボランティアとして参加してきました。先日の湯郷ベルの時と同じ時間配分で、集合時間に間に合うように行ったのですが、全体的に道が混んでいます。津山市内に入って、大きな橋にファジののぼりが並んでいて、オオっと思いましたが、その向こうにはラモス氏の顔が出た別ののぼりがズラっと並んでいる。ニッショクドームさんの「ラモスカップ」だとすぐにわかりました。懐かしいですね。昔「フットサル場探訪」の取材で訪れています。元々少しお付き合いがあったところですが、立派な施設です。
 少し遅れて到着しました。遅刻して申し訳ありません。駐車場の辺で、なぜか頭が痛くなりましたが、受付を済ませた頃には何ともない。何だったのだろか。メインスタンドに入ってみると、ミーティングの真っ最中。皆さんは岡山駅から送迎バスで来たそうですが、当方のように自家用車で来たのも数名いるとか。
   
 今回の持ち場はキックターゲットです。所用で試合終了後に岡山に帰るという事で、活動時間が短い部署にしてもらったのか。芝かぶり席担当のN村キャプテンも試合の前までは一緒の部署です。担当場所に行ってみると、妹尾、チャンガン両コーチがいました。元選手のコーチとは、普段なかなかしゃべる機会がないので、ちょっと面白かったですね。妹尾コーチともしゃべりましたが、現在も足が痛むとか。妹尾コーチはスクールでは倉敷校と西大寺校を担当しているそうです。
   
 この日は作陽高校サッカー部の1年と2年の部員さんが大勢参加され、とても助かりました。キックターゲットにも3人来てくれて、仕事をとても楽にさせてくれました。前にサッカー検定を担当した時はとにかくいい運動(結構体に来たとも言います)でしたので、なおさら体力的に楽に感じました。妹尾コーチは選手時代は物静かな印象が強かったですが、コーチとしてしゃべった印象は、ベラベラとまではいきませんが、よくしゃべってくれます。子どもを連れたママさんからはサインや写真を頼まれて、気さくに応じておられました。ママさんにとっては今だに人気選手なのかな。チャンガンコーチも子ども相手には、いい突っ込みを入れていました。横にボールがひっかかる事があります。キックターゲットは5点から50点までありますが、ボールがひっかかったら、「そこは200点!」と点が跳ね上がる! 津山大会は成績の表彰はなかったと思うので、点を出すだけなのですが。
           
 今回もろんぱ氏とシマカズ氏に写真を頼みました。ボラ作業をしていて、ふと横を見るとカメラを構えているシマカズ氏がいて、ちょっとビックリというシーンがこの日もありました。いい写真をいつもありがとう。シマカズ氏からもらった写真を見ると、TEAM AS ONE募金箱君も津山に来ていたようです。津山ではお休みかと思っていましたが。
 この日のイベントとしては、美作国(みまさかのくに)ご当地アイドル「Saku Love(さくらぶ)」のステージがありました。ファジステージがすぐ横にあったので、少し覗きました。ほぼ初めてでしたが、いいステージでしたね。ステージ後はベルの時の様に、広場でPR活動もされていたようです。
    
 他は、美作地域の特産品が当たるハーフタイム抽選会が開催されました。スタジアム前の美作国建国1300年ブースで、先着1300名に、抽選券の入った美作地域観光PR袋を配布。ハーフタイムで発表なったようですが、カンスタでオーロラヴィジョンに番号を映し出すのとは違って、音声のみの発表だったので、来場者はちょっと勝手が違ったみたいです。イベントはそれくらいか・・・ その後に選手サイン会もファジステージで行われました。クワシン選手と福本選手の2人。
 先日の湯郷ベルの試合でも観た知り合いが来ましたが、「ひるぜん焼きそばないの?」と言われて困りました。ファジフーズにホルモンうどんがあったので、そっちを食べてもらいましたが、「ベルの時にはあったのに・・・ 何で県北でやってるのに置いていないの?」と突っ込まれていやはや弱りました・・・
 ピッチから津山市長さんの挨拶が聞こえてきました。キックターゲットの場所から少しゴル裏付近が見えますが、何とあのビッグユニフォームが見えました。津山に出張していたのですね。
   
 14時までキックターゲットを担当した後に昼食を取り、その後はA-1(津山ではA席入口が2つあります)ゲートで、再入出場口を担当しました。出る時に手にスタンプを押し、入るときにブラックライトでスタンプを確認しますが、スタンプ押し係をやりました。押して改めて思った事ですが、手っていろんな形があるんだなと(笑)。太って膨らんだ手や、きれいでツルっとした手など、この時は「手」鑑賞にふけってしまいました。(もちろん、変な趣味はありませんので) ボランティアというものはいろいろな体験ができます。読者の皆さんもぜひどうぞ。
 福岡サポさんが相手ゴル裏に陣取られて、熱い声援を送られていたようです。元J1勢はみんな8位以内で競り合っている中、福岡さんは17位と苦しんでおられます。サポーターさん達も憤りがあるのでしょう。
   
 ファジシート席ゲートでご一緒した方で、女性メンバーがおられました。津山市サッカー連盟の事務局さんで、この日は3名程参加されているとか。今年は美作国建国1300年にあたるそうです。歴オタ的に説明すると、美作国は、かつて日本の地方行政区分だった国の一つで、713年に百済王南典と上毛野堅身の提案により、備前より分離して設立されたとか。
 試合が終わり、時間が来たのでお先に失礼させていただきました。メンバーの皆さん、昨日は遅れて来て、先に帰ってしまい申し訳ありません。さて、今シーズンもう1回くらいボラ参加できるのかどうか。試合結果は2-1で勝ちました。詳しい内容は他の方のブログ等をご覧下さい。
 この日の観客席ですが、A席があるバックスタンドに人が多く、S席とファジシートがあるメインスタンドは閑散とした状態。湯郷ベルの時は同じ入場料でほぼメインのみの入場。入場者数はファジが3,946人。先日の湯郷ベルの人数は3,940人。この数字を何と見るか。

J OKAYAMA MOM(マンオブザマッチ)
1位: 川又選手    2位: 中林選手
シマカズ氏: 中林選手。後半の鈴木の直接フリーキックを防いだことが大きかったですね。
寝ても覚めても・issan: 中林選手。1失点で凌いだ守りあってこその勝利です。
雉人・F原氏: 中林選手。神がかったセーブ!
きさん: 川又選手。私たちの最も欲しい得点というものを決めてくれるから。
山やん君: 川又選手。早い時間からの2ゴールで、チームを勝利に導きました。 
吉備ファジ会・Oご夫妻: 石原選手。試合開始直後に、川又選手に絶妙のアシストをし、津山での初勝利を演出してくれました。
松ちゃん君: 川又選手。何といっても2得点。

 話は変わり、いつものように、J2松本のボランティア組織「チームバモス」のブログを読んでいたら、衝撃的なニュースを目にしました。何とフェイスブックページを開設されたそうです。ボラの参加人数は岡山の倍くらいの平均80人。しっかりした公式ブログも運営されていて、活動内容も充実して付加価値が高い。個人的にはJリーグ№1のボランティア組織ではないかと思っています。確か、J2松本のフェイスブックページはまだないはず。クラブよりも早く開設してしまうとは・・・素晴らしいです。OSS委員会も作りたいなぁ。最近OSS委員会でも何かとお手本にしておりますので。乞うご期待。
チームバモスFacebookページ:https://www.facebook.com/pages/TEAM-VAMOS/367180376695023

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ガイナーレ鳥取について20 【J特】

2012-10-07 01:22:03 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介コラムです。
 J2鳥取については、以前より「Jクラブの付加価値」で中四国№1と言ってきましたが、またしてもそう思える事例を観ました。順位が下の方なのにもかかわらず、素晴らしい活動をされていると感服つかまつりました。ブラインドサッカーの教室をやるそうですが、一見地味な活動でも少々のクラブでは真似できない素晴らしい活動です。以下、抜粋して紹介。
   
 ホーム福岡戦の試合前イベントとして、鳥取県及びJ2鳥取による「ブラインドサッカースクール」を開催。J2福岡が協力し、実際の選手と一緒にブラインドサッカーを体験。アイマスクを着用し、全盲状態となりながらも驚くほどのプレーで観衆を魅了するブラインドサッカーを体験することで、人と人とのコミュニケーション、チームワーク、相手の立場に立った思考など、サッカーでも日頃の社会生活でも共通の「気付き」があると思われるとか。このサッカースクールは、鳥取県の人権啓発活動の一環として実施。
【概要】
・日 時: 11月11日(日) 10:30~11:20
・会 場: とりぎんバードスタジアム
・募 集: 小学生とその保護者50組(応募者多数の場合は抽選)
・内 容: ブラインドサッカーの基礎を体験
・参加者(予定): J2福岡スタッフ、J2鳥取スタッフ、ブラインドサッカー選手(ラッキーストライカーズ福岡)、J2鳥取選手
・参加料: 無料(参加された親子には当日のペア入場チケットを進呈)
・必要事項: 参加者氏名(親子とも)、小学生の学年、参加者の障がいの有無
         (障がいがある場合には、障がいの程度。あらかじめコーチに情報提供) ほか

 読者の皆さんで、このブラインドサッカーがわかる人は多くないでしょう。障がい者スポーツなので、知名度も高くはありません。正式には「視覚障害者5人制サッカー」という名前で視覚に障がいを持った選手がプレーできるように考案されたサッカー競技であり、FIFAが定めたフットサルのルールを一部修正したものに沿って行われるもの。日本では日本ブラインドサッカー協会(JBFA)が統括。このロンドンパラリンピックの正式種目でもありました。
 では、どうプレーするのか。全盲のB1クラスから、弱視2名のプレーヤーを含めた5人で試合をするB2・B3クラスがありますが、B1クラスではプレーヤーの条件を同じにするため、アイマスクを着用してフットサルに近いゲームをやります。フィールドプレーヤーの4人は視覚障害者がアイマスクを装着してプレーし、GKは正眼者ないしは弱視者が行います。鈴の入ったボールの音を聴いたり、コーラーや監督の声を頼りにプレーする究極のコミュニケーションスポーツと言われています。
日本ブラインドサッカー協会公式HP:http://www.b-soccer.jp/
J2鳥取公式HP該当ページ:http://www.gainare.co.jp/news/detail/18587/

          
 その障がい者スポーツを、実はJ2福岡は2004年のチーム発足時から支援しており、Jリーグ百年構想の「ホームタウンレポート」に出ています。今月8日に、「アビスパ福岡ブラインドサッカーフェスタ」という大会を開催されています。九州唯一のブラインドサッカーチーム「ラッキーストライカーズ福岡」が福岡にあり、J2福岡が支援しているそうです。J2福岡によれば、ブラインドサッカーの観戦と体験を通して、視覚に障がいのある人達の世界を知るとともに、市民が互いに思いやりを持ち、すべての人にやさしいまち「ユニバーサル都市・福岡」の実現を目指しているとか。詳しくはJ2福岡の「ホームタウンブログ」をご覧下さい。たっぷり出ています。
 福岡さんは、身近にブラインドサッカーチームがあり、そことの交流から支援が始まったようですが、もっとすごいのはそこを手本に一から一つのスポーツ文化を作っていこうとする鳥取さんです。しかも普及コーチだけがやる活動ではなく、ちゃんと選手も参加する予定です。この辺りはちゃんと押さえていますね。
 今回が初めての試みと思っていたら、実は去年から始めた事業で、今回で2回目になるそうです。本当にすごいと思うし、こういう事を手掛けるフロントさんは誇れる存在だと思います。確かにJ2での順位は低迷していますが、感動の密度が高まりました。
 ふと、ネットかどこかで観ましたが、サッカーマシンみたいに言われているところもあれば、福岡さんや鳥取さんのように、こういう素晴らしい社会貢献事業をされているところもあるんだなと思いました。試合結果や成績は横に置いておいて、「心の温かさ」「感動の密度」を考えれば、こういう分野では鳥取さんは中四国№1いや西日本で指折りのクラブだと思います。
J2鳥取(SC鳥取)関連⑱:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120622
  〃           ⑰:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120526
  〃           ⑯:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120421
  〃           ⑮:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20111202
  〃           ⑭:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20111120
  〃           ⑬:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20111119
  〃           ⑫:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20111014
  〃           ⑪:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20111006
  〃           ⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110904
  〃           ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110902
  〃           ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110807
  〃           ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110619
  〃           ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110530
  〃           ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110522
  〃           ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20080423
  〃           ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060428
  〃           ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060325

  〃           ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060324

 当ブログで言う「Jクラブの付加価値」は、J2湘南J1仙台J2松本J1柏の4チームしかまで記事にしておらず、鳥取さんはまだのようですね。近いうちに記事にしましょう。川崎さんも。
 その福岡さんと今日、津山で岡山が試合をしております。岡山が勝ったようです。その模様は明日。

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地域に溶け込む川崎フロンターレ35 【J特】

2012-10-06 00:10:14 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介レポです。
 いつものように、各Jクラブの公式HPを観ていたら、J1川崎のいい事例を発見しました。どうしても、こうして取り上げたくなる事例は特定のクラブになってきますね。J1川崎で支援組織の横断的組織が幅広く活動をされています。見れば見るほどうらやましいです。T氏が川崎市を視察されたそうですが、少しでも近づけないものでしょうか。以下、抜粋して紹介。
           
【川崎フロンターレ連携・魅力づくり事業実行委員会】
〔概要〕
 市内の各種団体から委員を構成し実行委員会を組織。J1川崎のイメージアップに向けて、クラブと連携し、地域の魅力づくりを行ない、スポーツを通じて市民のまちへの愛着と誇り、連帯感を育むための様々な企画を検討実施。
〔構成団体〕
・(社)川崎青年会議所
・日本労働組合総連合会神奈川県連合会川崎地域連合
・川崎商工会議所
・(社)川崎市商店街連合会
・(財)川崎市老人クラブ連合会
・川崎市全町内会連合会
・川崎市青少年育成連盟
・川崎市サッカー協会
・㈱川崎フロンターレ
・川崎フロンターレ後援会
・川崎市教育委員会
・川崎市市民・こども局
      
〔平成24年度実施事業〕
①市制記念事業(実施済)
 6月30日(土)に開催する川崎フロンターレのホームゲーム、対ヴィッセル神戸戦を「市制記念試合」とし、1,000組2,000名の市民をゲームに招待。抽選となり、応募総数は2,180通で、倍率は約2.2倍。
②バナーフラッグ増設事業
 市民はもとより市を訪れた人に、J1川崎のホームタウンであることをより認識してもらうため、ホームタウンらしい雰囲気作りを目指し、今年度もバナーフラッグの支援旗支柱の新設・更新を行う予定。
③情報発信事業(実施中)
 J1川崎の活躍を広く市民に知らせるとともに、川崎市の魅力づくりを推進するため、NPO法人「k-press」が発行する川崎フロンターレの唯一の写真ニュース「川崎フロンターレnow」で情報を発信。
④ふろん太くん似顔絵展(予定)
 今年度も、市民ミュージアムで行われる川崎フロンターレ展にて、幼稚園サッカー教室に参加した園児が描いたふろん太くんの似顔絵を展示。
⑤ホームタウン・ミーティング開催事業(予定)
 「フロンターレ」というサッカークラブは知っているけれど特に関心はない、という市民にJリーグやフロンターレに関する情報を発信するため、ホームタウン・ミーティングを開催。
⑥川崎市交通局直行バス車内放送事業(実施中)
 ホームゲーム開催時に小杉~等々力陸上競技場間を運行している「川崎市交通局シャトルバス」の往路バスに、選手による車内アナウンスを流し、会場到着前の雰囲気作りを演出。
⑦フォトコンテスト「わたしの川崎フロンターレ」(予定)
 自分だけの川崎フロンターレのあるとっておきの風景(選手を除く)を募集。
⑧算数ドリル作成事業(予定)
 川崎フロンターレの算数ドリル下巻を作成、市内の公立小学校6年生に配布。

 なぜか支援組織を作りたがらないと思えるところも見受けられますが、通常は支援組織はそれぞれ独自の活動をされていると思います。こちらのクラブはその支援組織が市民のまちへの愛着と誇り、連帯感を育む目的で様々な活動を実施をされています。しかし、なかなかここまで連携を取る事はできないと思います。今年、等々力競技場に行っていますが、確かに街にはあちこちに、ノボリではなくバナーフラッグがはためいていました。それはこちらの活動だったのですね。スタジアム行きバスの選手アナウンスというのは、他のクラブでも段々増えてきましたね。算数ドリルを小学校に配布されているし、こちらの活動は多岐にわたっています。
 この組織が素晴らしいのは、行政・財界・市民という三位一体の支援体制ができている事です。当ブログでこの「三位一体の支援」はずっと言ってきました。川崎ではすでに完備されているという事ですか。サポーター組織も加われば完璧ですね。いつまでも川崎さんは、まぶしい先進クラブです。
川崎市公式HP該当ページ:http://www.city.kawasaki.jp/25/25sports/home/frontale/index7f.html

 少し前ですが、選手会主催の「第2回陸前高田サッカー教室」を開催されています。クラブ主催でなく選手会主催で、選手全員、監督、コーチが参加されています。選手を囲っているために選手会がすっかり名前だけになっているクラブもありますが、こちらのようなクラブもあるんだなぁといつも思います。川崎市民は幸せですね。スポンサーも募ってサッカー教室の他に懇親バーベキュー、抽選会も実施。試合終了後に仙台で宿泊し、遠征メンバー外選手も前日に仙台入りして、当日すべての選手で仙台から現地へ向かったとか。
J1川崎「フロンターレ日記」該当ページ:http://www.frontale.co.jp/diary/2012/0905.html

 J1川崎がすごいのが、クラブだけでなく、ファン・サポーターも被災地の視察ツアーを実施されている事。JTBアウェイツアーとして、仙台戦のオプションツアーとして「Mind-1ニッポンプロジェクトツアー(http://www.frontale.co.jp/info/2012/0730_9.html)」を開催。被災地の現状を自らの目を通して見てもらう方が増えることがこれからの復興支援活動に繋がると考え、被災地の視察ツアーを企画されたそうです。バス3台(120名)で募集し、満席だったとか。素晴らしいですね。
J1川崎「フロンターレ日記」該当ページ:http://www.frontale.co.jp/diary/2012/0908.html
J1川崎関連:323130292827262524232221 

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がんばろう!ベガルタ仙台13 【J特】

2012-10-05 00:27:52 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

  引き続き、クラブコンセプト特集です。現在J1優勝で競り合っている有力チームですが、企業チームではありません。親企業のない市民クラブです。昨日のJ1柏の事例を見たら、「企業チームだし、うちとは違う。時期尚早」と口にするクラブがあるかもしれませんが、こちらは市民クラブなので、同じ事は言えないでしょう。クラブの規模の大小ではなく、ようは「気持ち」でしょうか。以下、抜粋して紹介。
    
㈱ベガルタ仙台コンセプト&ビジョン
【クラブコンセプト】
1.ベガルタ仙台は、地域に根ざし日本を代表する育成型スポーツクラブを目指します。
2.ベガルタ仙台は、子どもたちと地域の人々に感動を与えます。
3.ベガルタ仙台は、地域と世界に開かれたスポーツ文化を創造します。
4.ベガルタ仙台は、スポーツを通じてコミュニティ作りを応援します。
【チームコンセプト】
1.ベガルタ仙台は、個人と個人の融合を図り、攻撃的な魅力のあるサッカーを展開します。
2.ベガルタ仙台は、世界を目標に戦力と技術の向上を目指します。
3.ベガルタ仙台は、感動を与える試合とフェアプレーを目指します。
【育成のコンセプト】
1.ベガルタ仙台は、ジュニアからトップまで一貫した長期計画によりクラブ選手を育成します。
2.ベガルタ仙台は、子どもの可能性を最大限に引き出すことを目標に指導者育成に力を入れます。
3.ベガルタ仙台は、地域のスポーツクラブとの交流を積極的に図ります。
4.ベガルタ仙台は、地域のスポーツ振興・スポーツ教室を応援します。
5.ベガルタ仙台は、国際交流を図り広く海外に人材と情報を求めます。

→黄色いチームは、精神的な内容が多かったですが、こちらは具体像がよく見えます。特に育成部分のカラーが強いですね。特に「地域のスポーツクラブとの交流を積極的に図ります」「地域のスポーツ振興を応援します」という部分は、当ブログが口にする「地域振興」ですね。地域のスポーツクラブとの交流もいいですね。地域のクラブをアライアンスという名称のピラミッドを形成している黄色いチームもあれば、育成チームが地域から目の敵にされているところもありましたね。
     
【5つの約束(コミットメント)と20の行動計画(アクションプラン)】
-1- 約束
宮城県サッカー協会(MFA)との連携をベースに、育成主体の選手強化を加速し、常にタイトルを目指すと共に県内サッカーレベルの向上に尽力します。
行動計画
(1)県内サッカーピラミッド思想/構造の確立と理解、協調に向けた諸環境の整備
(2)育成を補強、地元と地元外のバランスの取れた選手強化による安定したチーム作り(MCLの更なる改善運営も含む)
(3)ベガルタサッカースクールの全県展開とサッカーに親しむ人口の拡大
(4)MFAと連携した指導者のタイムリーな確保と計画的な質・量のレベルアップ

→こちらのクラブは県協会との連携がうまくいっているようです。どこだったか、「そもそもJクラブは、県協会とはうまくいかないものだ」と口にしていた事例を思い出しました。一般的に「人」の面でうまくいくところは、人も支援も集まっていい成績、いい組織を手に出来るし、そうでないところは頭打ち状態に陥るのでしょうか。 

-2- 約束
スポーツの価値観「する・観る・支える」に加えて「語る」を多くの県民のものとするため、必要な環境整備にスピードを上げて取り組みます。
行動計画
(1)支援機関(ホームタウン協議会/市民後援会/ボランティアクラブ)と連携協調したホームタウン活動の変革
(2)「語る場」「語る機会」「語り部」の計画的確保と「語る文化」の実践
(3)県民参画型のプロジェクトの設立と実践を通したコミュニティの活性化
(4)県民、市民の健康づくり、介護予防活動の拡大とコミュニケーションの環境整備

→面白いですね。この「語る」という部分は、実は当ブログで言う「サッカーを語る会」と同じ考え方であり、「語る文化」という事でいえば、当ブログは7年前から実践していることになります。あと、「支援機関」というものがありますが、こういう組織がちゃんと存在するクラブはいいですが、物を言う存在を作りたくないのか、何も存在しないクラブも見受けられますね。こういう部分は、当ブログでは「Jクラブの付加価値」の評価ポイントの一つとして認識しています。「県民参画型」か・・・これも普段県民クラブとして、しっかり活動ができているから口にできるキーワードですね。

-3- 約束
県民の地域資産(ベガルタ仙台/サッカー人口/スタジアム)をポータル・プラットホームとして活かし、地域振興・産業振興にも積極的に取組みます。
行動計画
(1)スタジアム周辺地域と連携、協調した特色ある「街文化」(スポーツカルチャーシティ)の創造
(2)顕彰制度も加味した全員参加型、ステイクホルダー連携型の地域・社会貢献活動の更なる活性化
(3)ベガルタ発、スタジアム発の創業/第二創業/経営革新/観光振興(スポーツ・ツーリズム)支援
(4)VCC(ベガルタ仙台CSRクラブ)の立上げ、運営とスポーツを中心とした社会・地域貢献活動の拡大

→「県民の地域資産」ってものすごくいい表現ですね。「地域資源」とも言います。「地域振興・産業振興」という言葉もいいですね。「うちのクラブだけが儲かればいい」という考え方とは違います。この辺りは当ブログで大昔から提唱している「協賛店制度」です。未だに実施していないクラブありますね。
 仙台さんも「社会貢献活動」というキーワードが出てきました。これも普段できていないと口にできません。「スタジアム発」のビジネス支援というのもいいですね。これは地元財界としっかり連携するという事です。これを観ている地元経済団体の皆さん、地元クラブとこういう連携を深めてはいかがでしょうか。

-4- 約束
多くの会員及び、産・学・民・行政に支えられ、地元密着の持続性のある安定した経営を構築します。
行動
計画
(1)幅広い広告・協賛機会の創出と会員(ソシオ)制度の立上げによる収支基盤の確立
(2)入場料収入増に向けたチケットプラン改革と増席に向けた関係部門とのFS(フジビリティスタディ:可能性調査)
(3)ホームタウンエリア拡張に向けた関連機関、行政との整合
(4)ITシステムの更なる導入活用によるフロント業務/顧客接点活動の抜本的改善

→「ホームタウンエリア拡張」っていいですね。J2松本が地元行政に資本参加してもらっています。拡張どころか県民クラブを謳いながら一部の自治体としか関係を持っていない例もあります。仙台さんは「県民クラブ」として、県内を幅広く選手派遣等の活発な活動をされていると聞いています。

-5- 約束
総合的スポーツクラブを志向し、中・長期計画立案と必要な経営資源(リソース)のマイルストーンを明確にします。
行動計画
(1)総合的スポーツクラブ実現に向けた中・長期計画立案とFS
(2)本中期期間に先行して取組む保有チーム(例:女子サッカー、フットサル)の明確化と関係部門との整合による環境整備
(3)将来計画を支える資金・財務戦略の立案と実践に向けた関係部門との整合
(4)トップチーム、育成部門を含めた選手、スタッフのセカンドライフ実現に向けたキャリアプランシステムの確立

→「総合型スポーツクラブ」というキーワードが出てきました。これは「Jリーグ百年構想」の中にある重要な部分。関係施設ができて「総合型を研究していく」と表明するが、今までの行動を振り返られて周りから「やる気ないだろう」と言われている事例を、ネットかどこかで目にしました。
総合型をやりたいなら、付け焼刃ではなく、日ごろから地道なスポーツ教室など基本がないと厳しいでしょう。あくまで一般論ですが。
 仙台さんは、親企業のない市民クラブの雄。かつての大分のように地方クラブから熱い視線を受けられているクラブです。今シーズンもできたら優勝していただいて、震災翌年での被災クラブの優勝として、素晴らしい記録を残して欲しいですね。ちなみにJ2水戸も、「FC水戸SSSプラン」という経営計画を公式HPに情報公開されています。
ベガルタ仙台公式HP:http://www.vegalta.co.jp/
J1仙台関連⑰:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120910
 〃      ⑯:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120506
 〃      ⑮:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120416
 〃      ⑭:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20111230
 〃      ⑬:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20111228
 〃      ⑫:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20111226
 〃      ⑪:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100910
 〃      ⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090907
 〃      ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090201
 〃      ⑧:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090127
 〃      ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20080929
 〃      ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070708
 〃      ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070401
 〃      ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070308
 〃      ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070202
 〃      ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20061016
 〃      ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060219

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カリスマの存在123 【J特】

2012-10-04 00:24:46 | カリスマの存在

 事例紹介レポです。
 先日、日立台へ行った時にもらったポケットガイドの中に、さりげなくクラブコンセプトが載っていました。読めば読むほど、今までの経験、経営者の思いが惜しげもなく注ぎ込まれた力作である事がわかりました。読んでいるうちに、途中「うーむ」と感心してしまいました。以下、紹介します。
    
基本コンセプト
常に愛情と敬意、感謝の気持ちを込めて、「強く、愛されるクラブ」づくり
 柏の地に誕生し、ホームタウンに生きる全ての人々に育まれてきました。それはあたかも家族の一員であるかのように、温かな愛情に支えられて来ました。私たちは、今改めて「家族」という言葉にこだわります。日常の喜怒哀楽をともに分かち合い、互いに愛情を注ぎ合いながら、歩む家族の姿こそが、我がレイソルが目指すべき道であると確信します。そのために家族の一員として必要なこと、それは「おもいやり」と「ありがとう」の気持ちです。私たち柏レイソルは常に「おもいやり」と「ありがとう」を大切にしながら「強く、愛されるクラブ」づくりにまい進します。

→J1柏は「家族」という表現を多用します。これは日本協会が使用する「サッカーファミリー」にもつながっていると思います。前にも触れましたが、個人的にこちらのチームは、クラブと選手とサポーターが肩を組みながら、幾多の逆境に苛まれながら一歩一歩成長してきた存在というイメージがあります。サポーターが過激だった時代、2度の2部降格、そしてJ2・J1連続優勝とよそのクラブよりもかなり濃い経験を積んできていると思います。
 「ホームタウンへの感謝」。これは口だけでなく実践しているからこそ言える言葉だと思います。「観に来たい人だけどうぞ」と地域へのファンサービスができていないと思われるところもあると思いますが、強く思いやりがあるからこそ、強く地域に愛されているのではないでしょうか。当ブログで言う「地域へのホスピタリティ」ですね。
      
「強く、愛されるクラブ」とは
 柏レイソルは、強くなくてはならない。家族のために、常に最善を尽くし勝利することが使命である。ホームタウンを代表し、日本を代表し、アジアを代表して世界に冠たるクラブになるために、不断の努力を続けます。
 柏レイソルは、愛されなくてはならない。家族愛に支えられるクラブである。夢や希望、感動を共に分かち合い、その存在は家族みんなに支持されなければならない。このために、常に正義を全うし、社会貢献を果します。

→強く地域に愛されるために、常に正義を全うし、社会貢献を果たしますとあります。つまり、地域・社会貢献活動は、地域へのファンサービスである事がよくわかります。「我々はサッカーしかしない」と選手を街へ出さない事は、例えて言えば選手バスの前に多くのファン・サポーターが並んでいるのに、選手はみんな素通りしてバスに乗り込む、そんなイメージではないでしょうか。「サッカーマシーン」として、練習と試合をやっているだけでいいのでしょうか。

活動方針
【開かれたクラブを目指します】
 プロスポーツクラブとしての社会的責任はもとより、公共性、公益性を踏まえ、様々な意見や要望を尊重し、適時適切な情報発信を実現することで透明性の高い組織を目指します。

→「社会的責任」、これはクラブだけではなく選手達にも言えると思います。学校訪問などの社会貢献活動は、「社会の模範」であることを選手が自ら示すこと。Jリーグ百年構想は素晴らしい構想ですが、これはプロサッカークラブでないとできない事です。
 公共性と公益性、これは当ブログでも口にする「公器」「公共財」です。利益至上主義に走り、地域をないがしろにしていては難しいでしょう。「情報発信」と「透明性」、これはクラブ経営面等の情報開示が言えると思います。最近で言うと「見える化」ですか。

【世界に羽ばたくクラブづくりに最善を尽くします】
 ホームタウンのシンボルとして、またエナジーの源として、常に誇りと向上心をもって、最大限の力を発揮し、世界に羽ばたくクラブとなるべく最善を尽くします。
【まちづくり、ホームタウンの活性化に尽くします】
 尊厳と品格を保ち、サッカーを通じた豊かなコミュニケーションで健康増進、青少年の健全育成、国際交流など、ホームタウンの活性化に尽くします。

→「まちづくり」と「ホームタウンの活性化」、これは日頃できていないと口にできない言葉でしょう。どこを向いてクラブ経営をやるのか。多額の費用を出してくれるスポンサーだけ見ていればいいのでしょうか。当ブログで「親企業のない企業チーム」「親企業のある市民クラブ」と称しますが、こちらの黄色いチームはまさに後者です。読者の皆さんの地元クラブはどっちですか? まあ、どっちかだけでもありませんが。
J1柏公式HP該当ページ:http://www.reysol.co.jp/club/concept/index.php

 他のクラブも、クラブコンセプトを全部観てみましたが、J1仙台以外はなかなかボリュームのあるところは見受けられません。水戸さんがいい感じであるくらいですね。仙台さんのも一緒に紹介しようと思いましたが、内容が濃すぎるのでまた後日特集記事にしたいと思います。
 当ブログを、いくらかのJクラブ関係者が観ておられると思いますが、クラブコンセプトがない、もしくはボリュームが少ないようでしたら、この2チームを参考に考えてみられてはかがでしょうか。社是など会社の目標を掲げるのは企業として当然の事ですよ。

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クラブ経営について46 【J特】

2012-10-03 00:42:26 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介レポです。
 昨日付けでJリーグはクラブライセンスに関する発表を行いました。何分日本初導入で、日本全国ハラハラしておりましたが、とりあえず全容が固まりました。申請のあった全41クラブに来シーズンのライセンスが交付されますが、ライセンスもJ1ライセンスとJ2ライセンスがあり、明暗が分かれた格好になりました。J1ライセンスは33クラブ、J2ライセンスは8クラブとなりました。今回の分水嶺は、J1試合開催のための、1万5千人の観客数という事で、財務諸表での判断は表向きには目立って出ておりません。
    
 J2の北九州、水戸、草津、町田、岐阜、鳥取、愛媛の7クラブと、JFL所属でJリーグ準加盟の長崎は、J2ライセンスになっていますが、J2の7クラブはホームスタジアムの収容人員が条件を満たさないためにJ1ライセンスを得られなかった形になります。現在北九州は9、水戸は12位でプレーオフの6位以内を狙えなくもない位置ですが、実質来シーズンもJ2所属が決定。
 大分はJ1ライセンスですが、Jリーグから借り入れた6億円のうち未返済の3億円を10月12日までに返済しなかった場合、J1昇格資格を失うとか。大分さんに関しては地元財界が全面バックアップで、その辺りはクリアできそうです。JFL長崎はこれでJFLで優勝すればJ2最下位と自動入替、2位ならば入れ替え戦に戦う事になるのかな。入会審査はありますが。

 クラブライセンスは競技、施設、人事組織、法務、財務の5分野56項目の基準があり、審査は毎年実施されるそうです。Jリーグが任命する弁護士、公認会計士らで構成する審査機関(クラブライセンス交付第一審機関(FIB))が財務状況や施設など5分野56項目の基準を基に判定。債務超過のある横浜などには是正通達が出された上でライセンスが交付された。という事は毎年この秋はクラブライセンスのニュースで一喜一憂する事になるのかな。また3期連続赤字を出せばライセンスは交付されませんが、確か今年度から3期のはずです。
 一部のクラブに対し、経営改善の指導がなされたようです。スタジアムの屋根の大きさやトイレの数などの基準を満たさないクラブについては、10月中に改善策を書面で回答になります。現在3期以上連続の赤字決算となっているJ1の横浜Mや神戸などは審査機関から是正を通達。

 今回のクラブライセンスの発行について、各クラブからコメントが出ているので、全クラブ確認してみました。J1のメジャークラブはクラブ発表自体がないところが多く、あっても最小限度の報告でしたね。それに比べてJ2特にJ1未経験クラブは詳しく報告しているところが多いです。目に留まったクラブを抜粋して紹介。
 B基準未充が多いですが、B等級基準(特にスタジアムの屋根の大きさ、トイレの数)を充足していないクラブに対し、ライセンス交付ち同時に制裁が科されています。
【クラブごとの公式HPでの発表(主なもの)】
町田: 現在、ホームスタジアムの町田市立陸上競技場が改修中。来年2月にはJ2基準を満たす1万人以上の競技場が完成するため、審査を通過。
栃木: Jリーグから2点の通知。①B基準未充、②クラブ経営の強化に向けて、改善要望の個別通知。
熊本: B等級未充足。是正通達(債務超過解消および単年度黒字化の計画を立案のうえ提出。2013年度予算はJリーグの指導を受けながら編成)
鳥取: スタジアムの入場可能数を増やす必要があるため、スタジアム所有者の鳥取市に、基準を満たすための整備を要望。B基準未充。
水戸: 水戸市と何度も議論を重ねてきたが、昨年の東日本大震災で受けた被害の影響は予想以上に大きく、未だ市内の多くの箇所で復旧工事が手付かずの状態。今すぐにスタジアムの増席工事を行うことは難しいという結論により、結果的に特例として認められず。
松本: B基準未充。
鳥栖: 社内の管理体制や施設基準に関して、改善依頼事項として数点の指導。
岡山: B基準未充。

【クラブライセンス制度の主な審査項目】
分野:財務/等級A =2012年度以降に3期連続赤字、14年度以降に債務超過でないこと
         等級A =選手報酬の未払い金や税金の滞納がないこと
分野:施設/等級A =競技場の収容人数がJ1では1万5千人以上、J2は1万人以上
         等級B =観客席の1/3以上を屋根で覆うことを推奨
         等級B =観客千人に対して洋式トイレ5台以上を設置
分野;競技/等級A =18歳以下などのアカデミーチームを持つ
※Aを満たさないクラブはライセンス不交付。Bは制裁。

 今回の制裁は、B基準未充など条件面で、スタジアムなどハード面が表向きには目立っていますが、実は経営状況など内部環境もしっかり指導されているのではないでしょうか。結果的にJリーグライセンス(J2以上)は全クラブがもらえたという結果は、事前にしっかりJリーグ側が各クラブに指導していた結果だと思います。今後は、今年見えなかった内部環境も、来年以降に徐々に情報が出てくるのかもしれません。

 この一連の流れで残念なニュース耳にしました。J2昇格を狙っていたJFL讃岐が27日に、クラブライセンス交付申請を取り下げると発表。クラブは「現状では資金、選手育成、入場者数などの面で大変厳しい状況にある」とのコメントを発表しています。じっくり地を固めて、大手を振ってJリーグにお越し下さい。待ってますよ!

 最後に当ブログでずっと口にしていた持論です。Jリーグ規約等で義務つけられている選手等の地域・社会貢献活動ですが、クラブ経営にも影響を与えるケースもあります。ぜひJリーグはその辺りも考慮し、クラブライセンスの発行要件の中に反映させるべきです。スポーツ興行と地域・社会貢献活動はJクラブとしての事業活動の両輪だと考えます。前者ではJ1ライセンスかもしれないが、後者では果たしてJ2ライセンスがもらえるのかと思わせるところもあるのかもしれないので。あくまで個人的持論ですが。
Jリーグ公式HP該当ページ:http://www.j-league.or.jp/release/000/00004701.html

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次に向けて頑張りましょう48 【J特】

2012-10-02 00:05:52 | ファジアーノ岡山

 TV生観戦レポです。
 昨日、ウルトラスでファジのアウェー富山戦の生中継を、サッカーを語る会と兼ねて観戦しました。いつもなぜか、こういうファジのPVはやや遅れて到着しており、今日もまた遅刻かと思いながらお店に向かっていましたが、電車の接続が良くギリギリセーフで入店。
   
 すでに店内はある程度来店客で埋まっている模様。我々の語る会グループの方は、やや少なめでした。過去も試合とかぶる日は、なぜか参加数は少ない傾向があります。みんな富山まで行っている訳でもないのに何故かなと。家で試合観てるのかな。
 画面を観ると、台風の影響で土砂降りと大風です。画面上でもどれだけ強い風と雨かわかります。この日は何試合かが順延になっています。それを聞いていたので、よく開催したよなぁと思いました。

 試合結果はご存知のとおり、1-1のドローでした。詳しい試合内容は、他の方のブログ等をご覧下さい。先制したまでは良かったのですが、CKでうまく追いつかれました。富山さんも降格圏内を脱出しようと必死です。今シーズンはJFLとの入れ替え制度1年目で、入れ替え戦方式ですが、昔のJ1・J2を思い出して下さい。当時はJ1・J2入れ替え戦が行われていましたが、現在はJ1から自動降格です。J2では最下位が自動降格か入れ替え戦になると思います。という事は何年かしたら、J2下位2チームか3チームがJFLへ自動降格する日がやって来るという事でしょうか。
   
 試合が終わって、スカパーの試合後の余韻映像を楽しむ。いつの間にか周りは例のごとくいなくなってしまい、また我々だけになってしまいました。スタッフに何か流してとお願いしましたが他の試合は無く、気が付いたら先日のW杯予選のイラク戦が流れていました。後半からでしたが、その試合も終わってからやっとお開きになりました。
 この日もポジティブな話、ネガティブな話に終始しました。Fリーダーの「肉が入っていない串カツ」ばなしは面白かったです。2本か3本入りで買ったそうですが、「どれも、食っても食っても分厚い衣と玉ねぎしか出て来ねえんだよ(笑)」と。最初は冗談かと思いましたが、かなりリアルな内容だったので、本当だったのでしょう。どこのイベントグルメだったのか、すごい話でした。こちらのお店の10月の様子を聞くと、これが見事に貸切が入っていて、どうもアウェー戦の観戦は難しいようです。まあ、観れないものはしょうがないです。

 J2の順位は11位のままですが、勝数も得点数も多い水戸さんが下から迫ってきてます。得失点差1点差でかろうじて12位の水戸さんを上まわっています。更にその下には山雅さん。1試合少ない勝ち点差4なので、次には抜かれる可能性もあります。岡山は現在13勝ですが、実は2011シーズン年間勝数(年間13位)と同じなのです。今シーズンあれだけ勝ったのに、現状は昨シーズンの順位に限りなく近いという事は、やはりJ2のレベルが上がってきている事になります。という事は今までと同じやり方では6位以内は極めて難しいという事ではないでしょうか。
 一般的な話ですが、J2クラブから名実ともにJ1を目指すのなら、思い切って大胆に衣替えしてみるのもいいかもしれませんね。内容を変えてみるという面では、以前によく「栃木型」を紹介していました。

 あと、なぜか「清盛」の話が出ました。「かむろ体質」というキーワードが出ました。監視をしているから、批判をしたら後が怖いというのは、どこかの会社と一緒やなぁという話に。酔っぱらっていて、よく覚えていませんが、どこかで聞いた名前だった気がします。「驕る者久しからず」、平家物語の有名な言葉ですが、人を心で動かせず、力で動かそうとする者はやがて時代に葬られるという事か。どの時代も一緒でしょう。大河ドラマも佳境に入って参りました。あっ、関係ない話でしたね。

 話は変わり、昨日のスポーツニュースでは、まっすーこと増嶋選手と潮田さんの結婚のニュースがいっぱい出ていました。おめでとうございます。とにかく黄色いチームは試合以外でもこういう話題が出る面白いチームです。
J1柏公式HP該当記事:http://blog.reysol.co.jp/news/2012/014289.html

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