J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

下部組織について48

2016-01-11 00:53:27 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介コラムです。
 先日、何かの拍子で、「アントラーズオフィシャルショップ水戸店」というキーワードを耳にしました。まさか、その辺は紳士協定になってるんとちゃうの?  でも、そういえば、以前にスクールのつくば校とか聞いた事あるなぁと思いながら、その辺の同一県内のファンサービス事情を一応調べてみました。
   
【J1鹿島 オフィシャルショップ(2店舗)】 
・クラブハウス店(鹿嶋市粟生東山2887 鹿島アントラーズクラブハウス内)
・水戸店(水戸市宮町1-2-4マイムビル1F (JR水戸駅北口の丸井ビル)

J1鹿島公式HP該当ページ:http://www.so-net.ne.jp/antlers/access/shop.html

 うーむ、やはりありました。水戸駅といえば、J2水戸のお膝元。ど真ん中でしょう。では、水戸さんはどうなっているのかと思って、調べてみると、オフィシャルグッズ取扱店が7店舗ありました。ケーズデンキ水戸本店だったり、コンビニなど普通の路面店でした。つまり、水戸にホーリーホックのオフィシャルショップは無くて、アントラーズのオフィシャルショップがあるのですね。まあ、商売の世界なので、何も問題がないのかもしれませんが、何とも不思議な感じでした。そして、スクールも見てみました。以下のような感じです。左の画像はクリックしたら拡大します。
       
【J1鹿島 スクール(17校)】
・鹿島校(週7日)、玉造校(週1日)、銚子校(週1日)、神栖校(週1日)、東庄校(週1日)、鉾田校(週1日)、つくば校(週7日)、下妻校(週1日)、結城校(週1日)、美浦校(週1日)、水海道校(週1日)、日立校(週3日)、高萩校(週1日)、内原校(週1日)、常陸大宮校(週1日)、ひたちなか校(週1日)、土浦校(週1日)
J1鹿島公式HP該当ページ:http://www.so-net.ne.jp/antlers/academy/clinic.html

 鹿島さんは、茨城県の東西南北隅々までスクールを配置されていました。西はつくば市、北は日立市が盛んのようですね。日立市? 日立といえばJ1柏の親企業、日立製作所の本社があるところですが、日立研究所大みかグラウンドで開校されているようです。これは何かややこしい印象ですが、まぁ考えすぎですね。J1柏は千葉県のJ1クラブであり、茨城県のJ1クラブは鹿島さんですから。
 そしてもう一つ。内原校がありますが、水戸市内原町(内原地区運動公園)にあるということで、実質水戸校ですね。まあこれも何ともいえませんが、ショップのように実店舗がある訳でもないので、ここまでしか口にできませんが。ちょっと気になったので、他の同一都道府県内の複数Jクラブのオフィシャルショップとスクール事情を調べてみました。以下のとおりです。

・J1柏とJ2千葉: ともに活動地域の重複なし
・J1浦和とJ1大宮: ともに活動地域の重複なし
・J1横浜、J1川崎、J1湘南、J2横浜: 両横浜のスクールは活動地域で重複(これはしょうがないですね)
・J1・G大阪とJ2・C大阪: あえて言えば、G大阪の堺スクールが相当するくらい。

 まあ、気にし過ぎかもしれませんので、気にしないで下さい。それだけ、同県内複数クラブというシチュエーションは厳しい環境という訳でしょうか。極端な例えですが、例えば笠岡市内に広島さんのオフィシャルショップができる時代が来るかもしれない。そうならないように、全県隅々まで岡山色を染めまくる事が一番大事かと。
J1鹿島関連⑫:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20151106
  〃     ⑪:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150807
  〃     ⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140714
  〃     ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140705
  〃     ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140503
  〃     ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140130
  〃     ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130506
  〃     ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20111005
  〃     ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110528
  〃     ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20101128
  〃     ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100122
  〃     ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090301

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観客のためのスタジアム25

2016-01-10 00:42:03 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介コラムです。
 昨シーズン、J1年間優勝を遂げた広島さんですが、フットボールチャンネルで「イタリア人の視点:改めて提言したい広島のスタジアム建設。なぜ世界的PRのチャンスを無駄にするのか?」というタイトルの、チェーザレ・ポレンギ氏コラムのコラムがありました。以下、抜粋して紹介。
    
 J1広島は、最近最も成功を収めているクラブだが、サッカー専用スタジアム建設の可能性は一向に高まらず。スタジアム建設を支持しなければ、広島市と地元スポンサー企業は非常に大きなチャンスを無駄にすることになるだろう。
 【魅力的なサッカーとドラマチックな歴史】
 J1広島に共鳴するようになった理由が2つある。1つ目は単に、広島がとても魅力的なサッカーをしていたということ。その年の前期優勝を果たして、年間タイトルへの挑戦権を獲得した事。もう1つの理由は、広島のようにドラマチックな歴史を持つ都市にサッカーチームがあるということに、ただならぬ意義深さを感じたから。
 他の多くの外国人と同様に、かつてヒロシマという名前に原爆とその惨劇を連想していたが、J1広島のおかげで、私は全く新しい広島を見ることができた。21年の月日が経った今でも、これら2つの理由は未だ根強く、これらの理由はより実際的なものとなった。J1広島は現在のアジアにおいて最高のクラブの一つであり、この4年で数々の国内タイトルを獲得し、広島県を代表してACL、FCWCにも出場。
 クラブはこれだけの成功を収めているのだから、都市としての広島は自らのサッカークラブを促進し、またクラブを用いることで自らの世界的なイメージを押し上げることが可能であり、そしてそれらを行うべきなのではないか。とりわけ、J1広島は新たなスタジアムを必要としている。
【老朽化にアクセスの悪さ…広島が抱えるスタジアム問題】
 現在のEは古く、立地的にも不便で、スタジアム内部についても、観客はピッチの反対側で何が起きているのかがほとんど見えない状態。チームの業績を考えても、クラブがトップクラスのサッカー専用スタジアムを得るべきだというのは明白。広島市が建設を進めていないという事、特にかつて広島市民球場の跡地という最適な場所が原爆ドームの向かい側にあるということを考慮すると、私は驚きを隠せない。
 おそらく日本で唯一の街中にあるスタジアムとなり、コミュニティーにとっても素晴らしきカンフル剤になり得るし、平和の街としてのみならず、スポーツの街としても広島にスポットライトを当てることになる。
 もちろん、Jリーグの試合以外でも、平和記念公園のそばにあることから、たとえば代表戦の会場としては理想的なスポットになるし、世代別代表やなでしこジャパンの試合を定期的に開催することはできないのか。また、ラグビーやアメリカンフットボール、また音楽のライブイベントなどに用いることも可能なので、市街部におけるビジネスの増進にも一役買うのは間違いない。
【世界的に活発化するサッカーへの投資】
 過去のシーズンにおいて、佐藤選手のゴールがプスカシュ賞にノミネートされたことがあり、ほんの短い動画が世界に流れたが、同時にそれは広島におけるサッカーの現実を提示。ファンタスティックなゴールシーンの傍らで、哀しきかな、ガラガラなスタンドも映ってしまった。
 しかしながら、21世紀に入ってサッカーは国際的な現象として、ビジネスや政治までも巻き込むようになり、著名人や富豪なども資本を動かしてサッカーに投資し、自身のイメージ促進に活用。J1広島のおかげで、広島は世界にその存在を示す巨大なチャンスを獲得。今回は1945年の時よりもずっとポジティブな理由で。率直に言うと、広島市議会と地元スポンサー企業がクラブと距離をとってサポートを行わず、世界的スケールから見た広島のイメージアップを図る機会としてサッカーを、そしてクラブを捉えていないという事実は、国際的な観点を持つオブザーバーの目からすれば残念。
【広島に根付くカープへの愛情】
 確かに、スタジアムの建設と維持が容易なことではないが、いくつかの日本のクラブはすでに達成し、現在取り組んでいる。J1・G大阪では、今年専用スタジアムを完成。実際のところ、サッカーを適切に開催するためのスタジアムを広島に建設しない理由はない。チームが4年間で3度の年間王者になっている事について、広島市は紫に染まり、街を代表するクラブを擁している事に誇りを持つよう促進することに徹底して専念するべき。
 にもかかわらず、広島市のエネルギーの大半が今なお野球チームに対して割かれているように思える。カープが自身の成績とは裏腹に新しいスタジアムを得て、3度の優勝を収めたJ1広島が得られていないというのは受け入れがたい事。
 また、都市がすべてのスポーツチームを支援するのが重要である一方で、世界的に普及できていない野球が、最終的には広島に対して全国的な輝きを与えるだろうと思われているのが実際のところ。
【クラブを愛し、全てを捧げている人々のためにも】
 J1広島の成功は、チームによるものであり、彼らすべては、彼らが愛する街にある愛するクラブに留まるため、他の土地に行ってより多くの金を稼ぐチャンスを十中八九取り下げてきた。21世紀で最も成功を収めたサッカークラブを通して、広島という街をグローバルに広めることは何よりも優れた方法だろう。そして、それを実現するためにも、地元の政治家たち、スポンサー企業たちには監督や選手と同じ愛情と献身を示してほしい。それを理解し、受け入れられるのは時間の問題であると信じたい。
フットボールチャンネル該当記事:http://www.footballchannel.jp/2015/11/26/post122614/

 という内容でした。ポレンギさんが熱狂的な広島サポという事がよく伝わってきました。当ブログとしても、アウェー広島戦の観戦に行った時に、新スタジアムの署名を何度もしており、大賛成です。しかし、おととしだったか、こやのん社長が市長選で負けた事がすべてではないかと思っています。あれで勝って、県民の気持ちを上手く引っ張って行けてれば、市民球場跡地に作る事になっていたのかもしれません。あの敗戦で新スタジアムの建設が何年も後退したのかな。
 加えて、隣県である岡山の専スタ論議にも大きな影響を与えたと思っています。広島の市民球場跡地に専スタができれば、岡山も続けという空気になっていましたが、今回の結果で、やはり広島は野球勢力が強いから難しい、岡山の専スタも時期尚早という世論で実現しないのではないかと思われたのでは。まあ、岡山にはプロ野球の球団が無いわけであり、J2岡山が一番先頭を走っている状況を考えたら、まだまだ可能性はあると思います。
 専スタを作るなら、J1にふさわしい存在、そうなれば平均1万人観客が入っている状況をキープしておかなければいけません。そして、もっと大事な事は、地元のJクラブが地域に大きな根を張れている事。「名前は聞くが、よくわからない存在」「どうせ、岡山市の中心部の方でやっているだけでしょ」と一般住民に言われている状態では、絶対に反対勢力が出てきます。誰もが快く賛成してくれる「地域の宝」の公共財の県民クラブになるのが理想です。チャレンジ1もいいですが、他にもやるべき事がいくつもあるのではないかと個人的に思います。その点、広島さんは理想的な、「地域の宝」の公共財のJクラブですね。すべての面において整っているから、4年で3回もJ1で優勝したと思っています。ちなみにこの記事を読んでみて下さい。
J1広島関連⑭:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20151126
  〃     ⑬:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150823
  〃     ⑫:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150219
  〃     ⑪:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20141220
  〃      ⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140710
  〃      ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140125
  〃      ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130921
  〃      ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130129
  〃      ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20111023
  〃      ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090412
  〃      ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070805
  〃      ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070314
  〃      ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060222
  〃      ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060205

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他スポーツの話題・事例31

2016-01-09 00:02:26 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)

 事例紹介コラムです。
 去年の9月と、かなり前の記事ですがいつかそのうちに紹介しようとずっとキープしていました。日経の記事で「ピッチの外で『勝利』したブラインドサッカー」というタイトルでした。以下、抜粋して紹介。
   
 昨年9月に、国立代々木競技場フットサルコートで、ブラインドサッカーのアジア選手権が開催。今回はリオパラリンピックのアジア予選を兼ねていたことから、多くのメディアで注目。6カ国が参加した中、日本代表は1回戦総当たりのリーグ戦で3位。本大会出場権は上位2カ国のみなので、初出場ならず、その後の順位決定戦で最終的に4位で終了。
【有料興行をうち、集客は4年前の10倍】
 ピッチでの敗北とは別のピッチ外での戦果に注目。今回のアジア選手権では、約2,000万円をかけてスタンドを仮設。1200~1300席を有料で販売。前売り指定席は日本戦で大人2,000円。日本の初戦の中国戦は、平日夜の開催にもかかわらず、自由席も含め全席が完売。大会6日間での有料入場者数は5,555人、チケット収入は800万~900万円の見込み。ブラインドサッカーは昨年の世界選手権も日本で開催し、その時も有料興行で6,283人を集客。
 「試合数が多かった一昨年は1億2,000万円の予算で収支トントン。今回は6,500万円の予算を組んだが、悪天候や日本代表の成績不振のために赤字計上。それでも、障害者スポーツの世界でこれだけの大会を有料で運営できたのは、驚くべきこと。健常者スポーツに比べて認知度が低く、競技人口が少ない障害者スポーツで有料興行ができる競技はほとんど無く、活動資金の大半を国からの助成金に頼り、スタッフも少ない団体が多く、大規模な興行にはなかなか手を出せない」と日本ブラインドサッカー協会事務局長のコメント。
 ブラインドサッカーも4年前に仙台で開催したアジア選手権は観戦無料で、わずか600人の集客。しかし、今回は不動産販売のアセットリードとSMBC日興証券がスポンサーにつき、予算の半分超はそのスポンサー料でまかない、BSスカパー!からの放映権料も獲得。首都圏での開催とはいえ、4年前のほぼ10倍の集客。何が変わったのか?
【社会変革目指す「ビジョン」打ち出す】
 きっかけとなったのは、同協会が5年前、ブラインドサッカーを通じて「視覚障がい者と健常者が当たり前に混じり合う社会を実現する」という、社会変革を目指す「ビジョン」の掲示。「世界で戦う」「強豪に勝って感動を与える」「競技者やファンを増やす」といった、スポーツの枠内でのゴールを目指しがちな競技団体としては異例。魚住監督からも当初、「それでいいのか?」と疑問があったとか。
 このビジョンを実現するため、2つの事業に注力。1つ目は、小・中学校に選手を派遣してブラインドサッカーを体験してもらう「スポ育」。若いうちから競技のファンになってもらうためではなく、目隠しをしてボールを蹴ることによって、お互いに声をかけあうコミュニケーションの重要性、チームワークの大切さ、違いを認める個性の尊重、障害者への理解といった、これからの社会で必要なすべを学習。文科省が推進する、「生きる力」教育にも通ずるもので評判になり、14年度は全国479件、2万1,000人超にスポ育を実施。15年度は600件を目指していたとか。
【ブラインドサッカーは勝敗以外の価値を提供することで、集客とスポンサー獲得につなげている】
 この活動に企業も参入し、スポ育をパートナーとして支援する会社が増加。障害者も女性も高齢者も外国人も、様々な人がいる多様性が組織の活力となるという「ダイバーシティー」の考え方が認知され始めたことが背景。2つ目の事業は、大人向けのブラインドサッカー体験プログラムを開発して有料で実施。さらに企業研修のプログラムとしても推進。相次ぐリストラや合併で組織が疲弊し、「不機嫌な職場」となった会社で、コミュニケーションの要諦を学べるプログラムとして徐々に認知。同時にブラインドサッカーを知る人が増え、集客に貢献。
【代表スポンサー、ゼロから4社に】
 ビジョンを掲げる前は、スポンサー獲得は障害者を前面に出した「お願い営業」がほとんどだったとか。しかし、視覚障害者への支援の文脈では盲導犬育成団体がライバルとなり、サッカーの文脈ではJリーグ、障害者スポーツではより有名な車いすバスケットボールがライバルとなって負けていた状態で、200件のリストをもとに企業回りをしても、会議室に通してくれるのは3件のみの状態。
 ビジョンを打ち出し、「僕らが活動すれば活動するほど、御社の掲げるダイバーシティー推進につながる」と訴える手法に切り替えると、共感する会社が増加。昨年の世界選手権から大口スポンサーとして名乗りをあげたSMBC日興証券もそうであり、2年前はゼロだった日本代表のスポンサーも4社に。スポンサーからは社員がボランティアとして参加し、アジア選手権ではのべ304人が参加。20年東京パラリンピック開催が決まり、障害者スポーツ支援の機運が盛り上がっていることはあるが、社会に価値を提供できれば、ヒト、モノ、カネが集まって、それを使ってさらに活動の再生産ができるとされ、ひいては日本代表の強化にも連動。
 健常者スポーツも含めて、「我がスポーツが社会に与える価値」を説明できる競技団体がどれだけあるのか。エディージャパンのように、確かに「勝利」がもたらす興奮、感動、熱狂はスポーツの価値の一つであることは間違いないが、勝ったり負けたり、勝敗はしょせん浮草のようなもの。それ以外の価値を提供し、集客とスポンサー獲得につなげたブラインドサッカーは、日本のスポーツ界ではまれな存在。その意味で今回のブラインドサッカー日本代表は、「勝利」に値する姿を見せたのではないかと思うと締めくくっています。
     
 という内容でした。これは新しいスポーツビジネスの姿でもあると思います。障がい者スポーツでスポンサーが付き、多くの観客動員があるというのは信じられない人が多いと思いますが、海外特にアメリカでは普通の光景であると聞いています。あと、当ブログがなぜいつも「選手による社会・地域貢献活動」や「Jリーグ百年構想」、「公共財」と口を酸っぱくして言ってきたのか、それは上の記事に象徴されていると思います。スポーツが社会に与える価値、勝利以外の価値を提供することが、長期的には集客とスポンサー獲得につながるという考え方なのです。負けが混んだらお客さんが来なくなるし、スポンサーも逃げていくというのが逆のパターンです。商業主義に走っているところがあれば、ブラインドサッカーを見習って、価値観を矯正されてはいかがでしょうか。そういう点では、競技名が付く前から連携していた福岡さんは素晴らしいクラブだと思います。ブラインドサッカーか、機会があれば一度観戦に行きたいな。
日経新聞該当ページ:http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXMZO92167640Y5A920C1000000/
日本ブラインドサッカー協会公式HP:http://www.b-soccer.jp/

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後援会で地域力を!12

2016-01-08 00:01:04 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介コラムです。
 広島さんがキックオフイベントをされるそうです。主催者を見ると、県サッカー協会の他に「後援会」の名前があります。以前の記事で、後援会にもいろいろとあると書きましたが、広島さんの後援会はオフィシャルファンクラブが進化したパターンでしょうね。まずは、そのイベントを見てみましょう。以下、抜粋して紹介。
   
【2016年 サンフレッチェ広島を励ます会】
日 時  : 2016年1月18日(月)18:30~
会 場  : ANAクラウンプラザホテル広島
主 催  : サンフレッチェ広島を励ます会世話人会(サンフレッチェ広島後援会・公益財団法人広島県サッカー協会) 
会 費  : 大人:7,000円/小中高生:3,000円
参加方法: 一般の方で参加をご希望される方は、当日、会場にて受付をいたします。
主な内容: 世話人会代表挨拶、各来賓挨拶、監督挨拶、花束贈呈、加入選手紹介・選手インタビューなど
J1広島公式HP該当ページ:http://www.sanfrecce.co.jp/news/release/?n=9072

 花束贈呈者はトップス広島の選手だそうです。スポーツ文化色満点ですね。てっきり一般の人は入れないのかと思っていると、当日7,000円を払えば誰でも入れる様子です。こうでなくっちゃ。あらかじめ、招待状を送って参加者を財界関係等に限定しているパターンは本当によくないと思います。広島さんのスタイルが理想的ですね。負担金という条件をクリアしたら、誰でも参加できるのはいいですね。

 いろいろと見てみると、後援会は「サンフレッチェクラブ」というファンクラブもかねているようです。サンフレッチェ広島後援会の会長は加藤義明氏で中電工の会長です。他に広島県体育協会の会長も務めておられます。サンフレッチェクラブの会員会員管理は楽天カードが担っているようです。大手カード会社が運営する事はいいのか悪いのかはわかりません。
 成り立ちはどうあれ、クラブと一本線が引かれた独立組織というのはいいですね。こういうスタイルは、チェック機能も果たしているので、クラブが間違った方向へいかないように監視する役割もあります。以前の記事でも出しましたが、公式FCしかないところは1日も早く後援会を作るべきですね。どうしてやらないのか。横から意見を言われる存在を作りたくないのかなぁ。

 確か、広島さんは、こういう招待されるイベント以外に、キチンとクラブ主催でキックオフイベントをされていたよなぁと思って探したら、ちゃんと出てきました。さすが、J1年間チャンピオンです。チームの強さだけでなく、クラブの方も正しい価値観のもと、ファン・サポーター向けにキックオフイベントをされています。1年前の事例ですが、以下、抜粋して紹介。
   
【サンフレッチェ広島 キックオフイベント WE FIGHT TOGETHER 結集】
主催: ㈱サンフレッチェ広島 
後援: サンフレチェ広島後援会
会場: 広島国際会議場 フェニックスホール
内容: ・クイズ!サンフレドン!、選手トークショー、スカパー!presents「サンフレ丸見えTV」、グッズ抽選会
J1広島公式HP該当ページ:http://www.sanfrecce.co.jp/news/release/?n=7732

 見ていたら、何とこちらのイベントはUSTREAMでライブ配信があるそうです。2年前は会場が広島駅南口地下広場だったのに、進化しましたね。さすが、ファン・サポーター向けの出陣式ですね。広島のサポーターは幸せですね。うらやましい。
キックオフイベント関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150208
J1広島関連⑭:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20151126
  〃     ⑬:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150823
  〃     ⑫:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150219
  〃     ⑪:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20141220
  〃      ⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140710
  〃      ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140125
  〃      ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130921
  〃      ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130129
  〃      ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20111023
  〃      ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090412
  〃      ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070805
  〃      ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070314
  〃      ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060222
  〃      ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060205

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岡山シーガルズ63

2016-01-07 00:05:58 | 岡山シーガルズ

 事例紹介コラムです。
 いよいよ、この週末にはジップアリーナ岡山で、V.プレミアリーグ岡山大会が開催されます。今朝の山陽新聞に記事が載っていて、よくわかりました。以下、抜粋して紹介。
   
【シーガルズ ホームで2連戦 9日はデンソー、10日はNEC戦】
 現在5位のシーガルズは、7位のデンソー、4位のNECを迎え撃つ。中断期間を挟み、約1ケ月ぶりに再開されるリーグ戦。レギュラーラウンドも最終3順目に突入する中、今シーズン最後のホーム2連戦を勝利で飾り、上位追撃で弾みをつけたい。シーガルズは現在7勝8敗の勝ち点21。2巡目は3連敗を喫するなど苦しい時期が続いたが、昨年12月の年内最後の2連戦は粘り強さを取り戻し、山口主将と宮下選手のコンビ、川畑、川島ら主力が本来のキレを見せ始め、チーム状態は上向き。
 レギュラーラウンドは残り6試合で、プレーオフ進出(上位6チーム)を確実にするためにもここが正念場。デンソーには今季2試合ともフルセットで敗戦。NECとは1勝1敗。岡山大会には2位東レも登場。岡山との対戦はないが、木村、迫田両選手など人気選手が来岡。

【日程】
9日(土)
 14:00: シーガルズ対デンソー / 16:00: NEC対東レ
10日(日)
 13:00: シーガルズ対NEC / 15:00: 東レ対デンソー

【今後の日程】
 ファイナル6: 2月7日(日)、13日(土)、14日(日)、20日(土)、21日(日)、27日(土)、28日(日)
 ファイナル3: 3月6日(日)
 ファイナル : 3月12日(土)か
13日(日)

 12月の岡山大会に観戦に行っていますが、記事のようにこんなに弱いシーガルズを見たのは久しぶりに思うくらいにダメでした。この1月の大会では昨年までのような強いシーガルズを見たいと思っています。年始のスポ☆eもんで、山口選手が専用練習場が欲しいと口にしていたのを思い出しました。政田サッカー場を作った、かつてのファジの市民運動のように再び署名運動を起こしていかがでしょうか。確かに毎回練習場所が違ったら、落ち着いて練習できないし、強くならないでしょう。

 そして、リオ五輪ですが、まだ全日本は出場を決めていません。5月に以下の内容で世界最終予選がありますが、まずはそこからでしょう。今回、アジア大陸予選は世界最終予選と兼ねて開催されます。
【5大陸予選】(アジア予選で1チーム決定)
 5大陸のうち、アジア大陸予選は日本開催。
【世界最終予選】(全体で4チーム決定)
 日時はいずれも、2016年5月14日(土)~6月5日(日)、会場は東京。

 見事、リオ五輪の切符を手にして、山口、宮下両選手が五輪本番で活躍する姿を見たいですね。まずは今週末はジップアリーナへ行きましょう。

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日本代表のこと・・・316

2016-01-06 00:03:30 | サッカー(日本代表、W杯等)

 事例紹介コラムです。
 今年は五輪イヤーで、来週からサッカー五輪代表のアジア最終予選が始まるが、日本は大丈夫かと言われています。そんな中、ロンドン五輪の時の日本の成績を見てビックリ。そうだった、世界4位で史上最高の成績で終わっているんだったと思い出しました。この時のチームも「谷間世代」と言われ、国際大会でずっと出れず、今回の五輪が初めての国際試合。確かアジア予選も芳しくなかったのに、本番ではあれよあれよという間に勝ち進んでいきましたね。当ブログの記事を通して、4年前をリスペクトしておきましょう。以下、抜粋して紹介。

【ロンドン五輪予選リーグ第1戦:スペイン戦】
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120727
 スペインは、五輪予選を兼ねた前年のU-21欧州選手権でも優勝しており、金メダルの最有力候補だと言われていた強豪。ユーロを連覇したフル代表からマタなど3人を招集。互角の戦いの中で大津(現J1柏)が先制ゴール。やってやれ酒井も出場。決定的なチャンスが何回もありました。1-0で国際試合で史上初めてスペインに勝利。

   

【ロンドン五輪予選リーグ第2戦:モロッコ戦】http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120730
 モロッコはオリンピックに2大会連続7回目でU-23アフリカ選手権で2位の相手。向こうのファーベーク監督はかつてJ2京都の監督も務めたあのピム氏。永井選手のゴールで1-0で勝ち、12年ぶりの決勝トーナメント進出。中2日で体も重く、宇佐美、清武など今の有名選手が何人も出ていました。

【ロンドン五輪予選リーグ第2戦:ホンジュラス戦】http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120802
 記事が短く、ちょっとうとうとしていたのかな。先発を5人替えて、少し落としていた様子。この試合はスコアレスドロー。予選リーグでは無失点で、首位通過。オーバーエイジ枠で吉田選手が入っていますが、よく効いているようです。あと、予選の時にはいろいろ言われていましたが、本番で強かったですね。

     

【ロンドン五輪決勝トーナメント準々決勝:エジプト戦】http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120805
 会場はオールドトラフォード(マンUホーム)。相手はこの年の5月に行われたトゥーロン国際大会で敗れた相手のエジプト。予選リーグでブラジルから2点取ったとか。永井選手、吉田選手、大津選手がゴールを決め、3-0でベスト4。44年ぶりで釜本選手のメキシコ五輪以来のベスト4進出。

【ロンドン五輪決勝トーナメント準決勝:メキシコ戦】http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120808
 会場はウェンブリー。相手は準々決勝ではセネガルに2失点しても4得点取って勝っており、日本サッカー界が育成モデル国にしようとしていたメキシコ。大津選手が先制ゴールを決めましたが、その後3失点をくらい、1-3で敗退。日本はパスミス、プレーミスが目立ち、 メキシコはずっとプレスが強く、パスが通らなかったです。

     

【ロンドン五輪3位決定戦:韓国戦】http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120811
 相手は日本はこのチームで4年前のU-19と2年前のU-20で世界大会進出を阻まれた韓国。日本は6会場すべてで試合をする事になり、なかなかハードな状況。相手の監督はあのホン・ミョンボ監督。この後はパッとしなかったですね。韓国はハードタックルでファウルも多く、初めて先制を許し、そのまま0-2で敗戦。  
   

 この大会では、世界4位の快挙より、韓国に負けた事、メダルを逃した事が残念という空気の方が強かった記憶があります。でも、こうして見るとやっぱり快挙ですね。関塚監督はこの時まだこのチームを率いて2年と短い期間でした。いくら実績のある名監督でもやはりチームとの相性があると思います。関塚監督はこのチームと本当に相性が良かったのですね。あと、オーバーエイジ枠の吉田選手も。今回のリオ五輪を目指すオリンピック代表では、手倉森監督はどうなのでしょうか。あと、オーバーエイジ枠はどうなのか。この時のチームも谷間の世代と呼ばれ、国際大会に出ていなかったです。でも、この快挙。余り、今までの国際大会出場の経験は関係ないようですね。しっかりリスペクトできました。こういういいイメージで来週のアジア最終予選に望み、ともに戦いましょう!

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地域に溶け込む川崎フロンターレ62

2016-01-05 00:03:56 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

  事例紹介コラムです。
  当ブログで付加価値の首位争いを演じているのが川崎さん。その活動や事業一つ一つが立派な事例となります。選手とは最初から社会貢献活動の義務を含めた契約を結び、大久保選手など多くの著名選手が集ってきています。他の事業でも積極的に一お歩先を進む優れたクラブだと思っています。公式HPを見ていると、「20周年記念事業」というキーワードが出てきました。そうですか、20周年ですか。ついこの間、Jリーグ開幕20周年だった事を見ると、開幕後すぐにクラブが発足したのですね。周年事業ですが、自分達で企画し、自分達主導でイベントをするパターンがあるかみしれませんが、川崎さんはあくまでファン・サポーター参加型に徹しているのが素晴らしいですね。以下、抜粋して紹介。 
   
【川崎フロンターレ20周年記念事業】
委員構成
 ・紀中委員長(川崎フロンターレ連携・魅力づくり事業実行委員会 委員長)
 ・相原副委員長 (川崎フロンターレ後援会 常務理事)
 ・青井監事(川崎市市民スポーツ室 課長)
 ・高尾事務局長(川崎フロンターレ 集客プロモーショングループ)
 ・委員19名 
  (川崎フロンターレ連携・魅力づくり事業実行委員会、川崎フロンターレ後援会、川崎市市民スポーツ室、川崎市サッカー協会、川崎フロンターレ、川崎フロンターレファン・サポーター有志にて構成)
〔委員長の説明の趣旨〕
 長くて短いこの20年の道程を、クラブと一緒に歩んできて頂いた市民、サポーター、スポンサーや関係者の厚情に感謝の気持を込めて、またクラブの更なる飛躍を夢見て、2016年シーズンを20周年と位置付け、「川崎フロンターレ創立20周年記念事業」を展開。事業を実施するにあたり、実行委員会を設置。20周年事業の企画、調整、実施に関することを実施。2016年シーズンは、フロンターレらしいイベントを多数計画。 

〔20周年キャッチフレーズ〕
 「CHALLENGE THE FUTURE」
 J1川崎は「川崎の明るい未来に向かって常に最前線で挑戦し続けるクラブ」であることを再決意する意味も含め、10周年の際にも採用された「CHALLENGE THE FUTURE」を指定。
   

〔20周年記念事業実行委員会主催事業〕
①記念ビッグフラッグ制作
 ・制作サイズ: 日本最長クラスの高さ15m、長さ145m(10周年の際に作成した記念ビッグフラッグと比較すると約2倍の長さ)
 ・制作方法:  サポーターからの募金(1コイン500円)による制作。募金者には、20周年記念ブルーバンドを贈呈。
 ・お披露目:  2016シーズンのホーム開幕戦を予定。
②OBドリームマッチ
 ・日 程  :  2016年シーズンの試合スケジュールが確定次第、調整予定。
 ・実施方法:  J1川崎ファン・サポーターによる出場選手投票を実施。総勢200名近いOBから選抜し、公式戦の前座試合として実施予定。
   

〔20周年記念タペストリー〕
 川崎市商店街連合会も事業参加。このプロジェクトはクラブだけではなく、商店街をはじめとした川崎市全体がお祝いするべき。このタペストリー掲出事業は10周年の時にも実施したが、10年前の80団体2,712枚を上回る団体数、そして3,000枚のタペストリーの掲出を目標。
〔20周年記念後援会カード〕
 以下の3種類のカードを発行。
 ・ゴールド会員証: 1997年のクラブ創設より20年継続入会
 ・シルバー会員証: 2007年から10年以上入会
 ・通常会員証: 上記に満たない入会
〔クラブ主催事業〕
 20周年にあたり、数々の企画を準備。先日、陸前高田市と「高田フロンターレスマイルシップ」という友好協定を締結しており、2016年に陸前高田市と合同で「高田スマイルフェス2016」を実施し、各団体の協力のもとに、陸前高田市に完成した天然芝の「上長部グラウンド」でJ1川崎の選手がスペシャルマッチを実施予定。
〔2016年シーズンユニフォーム〕
 「原点回帰」を合言葉に20周年の節目となる年のユニフォームデザインの検討した結果、1997年創設時に着用していたユニフォームに決定。 
20周年記念事業公式HP:http://frontale20th.jp/
 〃         公式FBページ:https://www.facebook.com/frontale20th/

 まさに周年記念事業のお手本のような事例ですね。クラブだけが実施し、どちらかといえば売上アップだけに目が行くような事が起こりがちですが、川崎さんは地域をあげて、ファン・サポーター目線でじっくり取り組んでおられます。どこで見たかなぁ、クラブが少々選んで何とか委員会というのを実施したのを思い出しましたが、規模も中身も価値観も全然違うもの。誰も文句をつけようがない内容ですね。見ると10周年もされているのですね。商店街も参加しているのがいいですね。地元の一つの商店街だけではなく、商店街連合会というのが素晴らしい。第4極の支援者である商店・商店街とはこうかかわるべきです。
 川崎さんは親会社?が富士通さんだからか、情報発信が素晴らしいです。ファン・サポーターに対する当然の義務として、絶えず新しい情報ツールに取り組んでおられます。そんな中でフロンターレ日記を見ていたら、いかにも川崎さんらしい素晴らしい事例がありました。以下、抜粋して紹介。

 【クラブスタッフのSNS研修】
  先日、クラブスタッフ向けのSNS研修を実施。選手だけでなくスタッフにも、日頃から様々なリスクが身の回りにある事、SNSを使っていない、使う予定は今後もないという問題ではなくなってきていることを改めて学ぶために開催。
  講師は、Jリーグ新人研修でも講師を務め、他クラブでも同様の研修をされている上田大介氏。J1川崎でも昨年、トップチームの選手・スタッフ全員と、ユースに講習を実施。好評だったためスタッフにも聞いてほしいということで実現。
 SNSの威力や危険性を理解した上で、それを活かすことによるメリットも説明。リスクも多いが、逆に守ることを守ればポジティブな効果もあるということで、実際にSNSがポジティブに活用された事例も用いて説明。自分自身ではあまり意識していなくても周りからは見られているということが一番大事。
J1川崎「フロンターレ日記」該当ページ:http://www.frontale.co.jp/diary/2015/1213.html

 いいですね。情報開示は公共財としての大事な義務。川崎さんはクラブ全体で、ファンサービスを向上させ、一つでも多く、楽しい情報を発信しようという気持ちが伝わってきます。先日、SNSの全クラブ調査記事を出しましたが、SNSに後ろ向きなところがあれば、川崎さんを見習って意識改革を行い、少しでもこういうものを取り入れてはいかがでしょうか。前にも書きましたが、改修された等々力競技場にまた行きたいですね。フロンターレパークも堪能したいし、理想的なスタグルである、川崎ちゃんこもまた食べたいです。そうそう、富士通スタジアム川崎にも行かなきゃ。
J1川崎「フロンターレ日記」該当ページ:http://www.frontale.co.jp/diary/2015/1212.html
J1川崎関連:60
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Jリーグの話題102

2016-01-04 00:03:06 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介コラムです。
 まだまだ、天下の悪法・2ステージ制について、ネガティブなコラムがどんどん出てきています。まずは「Jリーグはリーグ戦を「予選」化するな【小田嶋隆の「日本サッカー」を、取り戻す】第1の矢」というタイトルのフットボールチャンネルのコラムです。以下、抜粋して紹介。
   
【フットボールチャンネル】
〔いきなりの大会方式変更が物語るあやふやさ〕
 CS(チャンピオンシップ)が終わった
数日後、Jリーグは、来季から大会のレギュレーションを変更する方針を発表。概要としては、来シーズンのCSはステージ優勝チームより、年間勝ち点の2位と3位を優遇して対戦カードを設定。また準決勝までは、延長戦を行わず、年間勝ち点上位のチームが勝ち進むこととし、ホーム&アウェイ方式の決勝も、2試合を合わせた成績が同じ場合は、年間勝ち点の1位を優勝とする方式に改定。
 サポーターの声に耳を傾けて、レギュレーションを改善した点は評価するが、導入初年にいきなり大会のレギュレーションを変更せねばならない事態に立ち至ったことは、この大会がいかにあやふやな基準で開催されていたイベントであったかを象徴。つまり、前方のスペースに当てずっぽうで蹴飛ばしたロングボールみたいな、およそ戦術的意図の不明なパスのよう。また、CS終了後にリーグに寄せられたサポーターの声は、出場チームの対戦の順序や勝利条件の設定といった細かい点よりも、もっと根本的な部分に集中していたはず。具体的には、「2ステージ制廃止」「CS不要」という意見が、現状のJリーグのサポーターの内心を代表する最も切実な声だということ。

〔日本の野球界がアメリカからパクった「ポストシーズン」〕
 「ポストシーズン」という言葉は、もともとアメリカの野球の世界で使われていた言葉。それを、日本のプロ野球界がパクったのが、「クライマックスシリーズ」と呼ばれる、日本野球界のお手軽ポストシーズンゲーム。これも、古くからの野球ファンには悪評判。リーグの優勝チームを、クライマックスシリーズで決めるレギュレーションは、半年間140試合に及ぶ長いリーグ戦の結果を単なる「予選」(あるいは「決勝トーナメント進出を争うグループリーグ」)扱いにおとしめてしまう暴挙を含んでいるから。
 アメリカのメジャーリーグが、ポストシーズンのゲームでリーグ優勝を争う仕様になっているのは、そもそも、あの国が広大で、全米を東地区、中地区、西地区という3つの地区に分割しないとリーグ運営が困難なため。残念ながら、狭い国土で行われる日本のプロ野球は、一地区で戦われており、チーム数自体も各リーグ6つずつのみ。おかげで、6つしかないチームの中の3チームが進出するポストシーズンゲームには、まるで緊張感が無く、必然性もなく、あるのは、リーグの収益だけ。

〔既存サポーターの反対を押し切ったJリーグ〕
 その悪評サクサクのプロ野球のポストシーズンゲームを、なぜかサッカー界が恥ずかしげもなくパクる事態が発生。その恥ずかしいパクリエキストラゲームが、CSと認識。海外のサッカー先進国にこんなレギュレーションで年間王者を決めているリーグはほとんど無く、サポーターの反対を押し切って2ステージ制が戦われている国もほかには無く、何と愚かなのか。シーズン中のJリーグのゲームの入場収入は、基本的に主催チーム(ホームチーム)のものだが、CSの収益は、Jリーグの収入。「要するにカネ目当てなのか」というこのセリフは、品の無いセリフだと自覚しているが、リーグ首脳に比べればずっと上品だと思う。
フットボールチャンネル該当コラム:http://www.footballchannel.jp/2015/12/28/post129654/

 という内容でした。なかなか辛口で、言いたい放題のような印象ですが、的を得た内容だと思います。当ブログでも、JリーグはMLSになりたいようだが、アメリカナイズにしたければ、Bリーグでやって欲しいと言っていますが、同じ意味合いでしょう。そんな中、あの福田氏が2ステージ制について、批判コラムを出しています。FOOT×BRAINでは優等生で振舞っていたのに、この変わりようは何だと思いました。「Jリーグチャンピオンシップと2ステージ制の功罪」というタイトルのweb Sportivaのコラムです。以下、抜粋して紹介。

 
【web Sportiva】
 今シーズンは大会方式が変更になって注目度が高まったといえる一方で、サポーターからは分かりにくくなったという声もあったシーズン。私自身は、分かりやすい「一発勝負」が日本人のメンタリティに馴染んでいると思っているので、ポストシーズンとしてチャンピオンシップがあっていいと考えているが、もっと分かりやすいトーナメント方式にすべきとも思う。
 また、今年のレギュレーションでは扱いづらい部分として、後期の優勝対応に難しさがあった。今シーズンは広島が年間1位で後期も優勝だったので各メディアは対応できていたが、後期優勝と年間1位のクラブが違っていたら、どちらが重要で、どちらを優先すべきなのか、そこがはっきりしていなかった。CSの開催方式については、思い切って年間総合順位を無視するという考え方もあるのではないか。例えば前期、後期の優勝クラブは必ずCSに出る。各ステージの2位が出る場合は、年間通してのポイント順にするなど、いくつかの項目を再検討してもいいと思う。

 もう一つ、H&Aの決勝戦で、アウェーゴールの適用は分かりづらかったと思う。今回、広島が第1戦で勝ち、第2戦で引き分けになったから良かったが、ホームの第2戦で0―1で広島が負けて、アウェーゴール差で広島の優勝ということになっていたら、シーズン最後の重要な試合で負けたほうが優勝するということになっていた。そうなっていたら、サッカーファン以外の人がすぐに理解できたのか疑問が残る。
 また、CSでより魅力的なゲームを見せたいのであれば、あの過密スケジュールには疑問。中2日、中3日の日程では、選手はコンディション維持が難しくなり、当然パフォーマンスが落ちるため。いいゲーム、面白い試合を見てもらいたいのであれば、選手のコンディションにも配慮すべき。何をお客さんに見せたいのか、見てもらいたいのか。選手のコンディション、パフォーマンスのレベルアップのために、試合間隔をリーグとしてどう考えていくか。それは、秋冬開催の議論にもつながっていくと思う。高温多湿の夏の試合で、選手にハードワークを求めるのは酷なこと。チームによっては、戦い方を変えなくてはいけなくなるほど。

 もちろん、プロだから興行面は無視できない。春秋開催のメリットもあるだろう。ただし、そちらにばかり偏ってしまうのもよくない。日本サッカー全体のレベルアップに、Jリーグがどうつながっていくのか。そのために資金が必要なのもわかるが、興行収入だけを追求して、「日本サッカーの強化」という本質の部分をおろそかにしてはいけない。日本サッカーがさらにレベルアップするためにどうすべきか。そのことをもっと論じていくべき。
 私自身は、CSはあっていいと思うが、そのために2ステージ制であるべきかどうかは疑問。確かに今シーズン、Jリーグ全体の注目度を上げるという狙いはある程度達成できたと思うので、そこは一定の評価をすべきだが、私の考えとしては、J1が現在のチーム数のままなら、2ステージよりも1ステージがいいと思う。その上で、CSの開催方式の分かりづらさを少しでも解消しながら、1ステージ制に戻すかどうかの議論を続けていくべき。

 プロ野球のクライマックスシリーズのようなやり方がいいのではないか。例えば年間上位4チームがトーナメント方式のCSに出場して、上位が有利になり、下位が不利になるようなルールを作る。あるいは、CS出場チームを年間上位6チームにすれば、より多くのチームにチャンピオンシップ出場の可能性が残ることでシーズン終盤まで出場権争いが続き、ファンの興味が削がれないようにもなる。その場合、上位クラブにさらにアドバンテージを与えて、下位のクラブが優勝することがより難しい仕組みが必要。
 2ステージ制がJリーグに適しているのかどうかの論争になった時に、欧州主要リーグをモデルにして、今までどおりの1ステージ制がいいという意見があるが、何でも欧州トップリーグの真似をすればいいということはないはずで、国によってさまざまなレギュレーションがあって、違いがあるので、日本サッカーに合ったやり方が何かをさらに考察していくべき。

 もちろんプロスポーツである以上、興行面も無視できないので、今以上に注目度を高めるために、盛り上がりが多い2ステージ制がいいという意見もある。日本サッカーにとって何がいいのか? 欧州以外の国を参考にしてはいけないのか? 2ステージ制のメキシコリーグはどうか? MLSのように、1部と下部リーグを別リーグとして入れ替え戦のない形ではいけないのか?「そこは世界のトップリーグじゃないから参考にならない」という意見もあるかもしれないが、世界のトップではない現在のJリーグが、世界のトップリーグと同じ制度である必要はあるのか。
 確かに欧州主要リーグは理想かもしれないが、そこばかりを比較対象にしないで、日本の事情に適合した、よりお客さんが楽しめて、しかもリーグのレベルアップが図れるやり方を模索すべき。厳しい戦いがあって、競争があるからこそプロスポーツは盛り上がるし、レベルアップもする。私自身も含め、サッカー関係者が他国の事例をさらに研究して議論を深めていくことが、これからも必要。
web Sportiva該当コラム:http://sportiva.shueisha.co.jp/clm/jfootball/2015/12/29/j_37/

 という感じでしたが、福田氏もまだはっきり自分の理想論が確立していないみたいですね。でも、日本サッカーの強化とリーグ収益の相反する関係については、当ブログの論調と一緒だと思います。現行制度には反対である事がよくわかりますね。コラムでこそこそ言わずに、せっかくレギュラーなんだからFOOT×BRAINで堂々と意見を言えばいいのに。
 とにかく、一番望ましく、誰も文句を言われないのは去年までの1ステージ制。商業主義に走ってしまうからややこしい。そんなにJリーグの収益を上げたいなら、もっと他の方策を取るべきです。
 当ブログの予想では、2ステージ制騒動が終わるのはあと2年、遅くともあと4年で元に戻ると思っています。その頃には日本サッカー界はどんな事になっているのでしょうか。五輪代表も含めて、日本代表がアジアで勝ち抜けないチームに変貌していたりして。そうなってから気付くのでは遅いのですよ。
Jリーグ組織問題関連(2ステージ関係):36 / 35 / 34 / 33 / 32 / 31 / 30 / 29 / 28 / 27 / 26 / 25 / 24 / 23 / 22 / 21 / / / / / / / / / / / / / / / / / / / /
Jリーグ組織問題関連 (その他):30 / 29 / 28 / 27 / 26 / 25 / 24 / 23 / 22 / 21 / 20 / / / / / / / / / / / / / / / / / / /

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ようこそファジアーノへ79

2016-01-03 00:01:16 | ファジアーノ岡山

 事例紹介コラムです。
 去年と同じ説明になりますが、オフシーズンになったこの時期に、毎年お届けするこの企画。「J OKAYAMA MOM(マンオブザマッチ)」は、過去に山陽新聞さん、そしてOHKさん(スポeもん)が取り組まれましたが、いずれも長続きせず終了。よそでは見かけるのに、なぜ岡山では継続できないのだろうか。もっときちんと実施して、「格」を高めればステイタスは上がり、結果的に選手のモチベーションにつながり、チームの強化につながるのにと。
 語る会メンバーを中心に委員になってもらって、当ブログで地味~にやってきましたが、いつも観戦している委員さんの付加価値アップにもつながっているようです。なぜなら試合後、当然のようにMOMを聞いてくるのがわかっているから、試合後のMOMコメントを頭に思い浮かべながら試合を観る。当然、見落としをするまいと、その目も鋭くなる。と、偉そうな事を言いましたが、とにかく、Jリーグの一つの楽しみ方として、読者の皆さんに提案したいです。という事で、以下が2015年シーズンの年間MOMの結果です。1位を3点、2位を1点として集計しました。

【J OKAYAMA 年間MOM(マンオブザマッチ)】

年間MOM: 中林選手  
 次点 : 押谷選手
   
【J OKAYAMA 年間MOM(マンオブザマッチ) 集計結果】
 ※( )は今日現在の所属動向

 
11点:
 中林選手 (2016年シーズン契約更新
 9点: 押谷選手 (2016年シーズン契約更新
 5点: 岩政選手 (2016年シーズン契約更新
 4点: 久保選手 (2016年シーズン契約更新
 3点: 伊藤選手 (2016年シーズン契約更新)、篠原選手(2016年シーズン契約更新)、
      渡邉選手  (2016年シーズン契約更新)、染矢選手(未確定)、岡本選手(完全移籍加入

 2点: 矢島選手 (期限付き移籍期間延長
 1点: 田所選手 (J2横浜FCへ完全移籍)、三村選手(2016年シーズン契約更新
 という結果でした。まあ、ホーム戦だけなので、どこまで反映されているかはわかりませんので。今まではいなくなる選手の名前が目に付きましたが、今年は落ち着いていますね。去年活躍した選手が今年もいてくれるという感じです。田所選手はご栄転なのか、横浜さんへ行っちゃいますね。カズ選手と同じチームというのは代え難い財産なのかもしれません。ちなみに、影のダントツMOMという存在があります。「該当者なし」です。ダントツの27点。単純に9試合がダメな試合だった計算になります。あと、去年は投票が1人だけで該当せず、2位が空欄という試合もいくつもありました。単にそういう投票に慣れたのか、本当にダメな試合だったのかはわかりません。今シーズンは「該当なし」が少ない事を祈っています。
 参考に過去の年間MOMを列記します。ちなみに、このMOMは2009年から7シーズンやっていますが、年間MOMは2012シーズンから4シーズン実施しています。記念すべき第1回のMOMは2009年3月の試合でした。
2014シーズン: 年間MOM: 上田選手 / 次点: 石原選手
2013シーズン: 年間MOM: 押谷選手 / 次点: 荒田選手、ミンキュン選手
2012シーズン: 年間MOM: 中林選手 / 次点: 川又選手
2011シーズン: 年間MOM(5人): 植田選手、妹尾選手、ストヤノフ選手、チアゴ選手、岸田選手

 さて、ファジアーノにとって、2016年はどんなシーズンになるのでしょうか。監督が替わらなかったので、今シーズンも一桁と2桁の境目あたりだろという声も聞こえますが、どうなるでしょうか。気になるのが、選手強化が遅い事。特にFWは入団してくれるのでしょうか。もう1人噂も聞こえますが、矢島選手が五輪で抜けそうですね。頑張って欲しいです。間違っても、同級生クラブに続いて、J3に付いて行かないように。そうそう、今シーズンは山口さん来ますね。中国ダービー楽しみだ。

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サッカーを語る会

2016-01-02 00:02:56 | サッカーを語る会

  語る会レポです。
  先日の本当に押し迫った日に、「今日で年内最後なので、良かったら飲みに来て下さい」と店長からメールが来ました。まぁ夜だしという事で、行く事にしました。来そうなメンバーにメールしてみました。まぁ、来ても1人かなと思っていたら、何と3人やって来ました。おかげで賑やかな年末になりました。
  19時にお店に集合で、揃ったのに店が空いていない・・・・  すぐに買出し袋を下げた店長登場。ちゃんと時間を伝えておけば良かったなと。と、もう1人入店されました。こちらのお店の常連のAさん。2012年から10番ゲート付近で全ホーム試合に参戦されているとか。
   
 セレサポの八氏、浦和サポのシマカズ氏、岡山オンリーの山やん君です。山やん君はすっかりランナーライフです、この日も10キロ走って来たとか。総社吉備路マラソンに向けて、トレーニング中のようです。店長も年内最後の営業のためか、熱く岡山からヨーロッパまで語っておられました。みんなで遅くまで、ネガティブな話、ポジティブな話に話を咲かしていました。八氏とはどうしてもセレッソさんの話になってしまう。柿谷選手が帰ってくるし、来シーズンのホームセレッソ戦も満員ですねと話していたも、千葉化(千葉さんごめんなさい)の懸念がぬぐえないようで、元気なかったですね。

  と、すると1人の常連客が登場。どっかで見たメガネだなぁと、よく見たらOSS委員会で、ファジボラでもある西氏でした。店長曰く常連さんだそうです。本当にお酒が好きなようで、時々飲みに来るそうです。美味しそうにグラスを傾けておられました。すぐに呼び出しがあって退店されました。忙しい方です。

  終電がヤバい時間になってきたので、我々のグループは揃って退店させていただきました。「よいお年を」と言い合いながら解散していきました。ギネスビール美味しかったです。スポーツバーといえば、ギネスビールという固定観念が昔からあり、語る会もその昔(8年くらい前かな)は飲めていましたが、ずっと飲めるお店が無かったのです。なので、サッカー映像を見ながら飲めるというのはいいですね。

 先日、年始のあけおめメールとともに、今月9日と10日にジップアリーナで開催される、岡山シーガルズの試合観戦の呼びかけを行ったところ、みんな10日(日)がいいという事になりました。今年はオリンピックイヤー。岡山からリオに行く全日本選手(山口&宮下)を観に行きましょう。

 

 

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