リスペクトコラムです。
昨日の記事で、傍士さんと新しく就任した米田理事の対談を紹介しました。シャレン(Jリーグの社会連携)を知っていくうちに、このシャレンの仕掛け人が米田理事である事を認識しました。かつて、傍士さんがJリーグ百年構想を布教したように、これからの四半世紀は米田理事が「シャレン」を布教されていくのかもしれません。そんな米田理事の思いがよくわかるコラムを見つけましたので紹介します。
【誰かのせいにしてしまいがち。そんな社会を変えたい。Jリーグの米田惠美理事は訴える】
〔「一緒に未来をつくりたい」Jリーグが届けたいメッセージ〕
「Jリーグのビジョンや戦略を策定する時に、「フットボールをどうしよう?」や「集客戦略どうしよう?」みたいな話は当然あるんですけど、社会に向けて発信するには内輪すぎる。そうではなく、一番大事にしないといけないのは「私たちは今まで、社会に対してこういう活動をやってきたけど、これからは“皆さんと一緒に“描いている理想の社会をつくっていきたい。一緒に未来を考えましょう!」というメッセージを世の中に届けるということだと思ったのです。
なぜ、このメッセージを届けたかったか。理由は2つあります。1つは現代は「共創の時代」だからということ。もうひとつは、Jリーグの経営課題の観点です。全54クラブが地域のために年間計1万8000回のホームタウン活動をしているのですが、「これ以上やれない」「もう限界までやっている」という声が選手やスタッフから出てきていました。それなら、もっと多くの人を巻き込んで、さらに大きな規模で活動をやっていけるようになったほうが、地域にとっても良いですよね。そこで、クラブと地域がこれまでの交友関係から、一歩進んだ関係を築くことが重要だと考えたのです。それが、「Jリーグが」から「皆さんがJリーグと」に主語を変えよう、ということでした。」
ホームタウン活動に関してずっと思っている事は、地元J2岡山の「ホームタウン」ページがこうなっているのはどうしてなのかという事。岡山がどうなのかは知りませんが、「スタッフが足りないからそんなに活動はできない」「活動レポをHPにあげるスタッフがいないから情報発信ができない」という価値観を持つところがあるかもしれません。そういう価値観がこれからのJリーグの流れについていけるのか。そういう価値観であるうちは、個人的には100年続かないだろうと思っています。
〔スポーツ界にビジネスの血を入れていく〕
「この船はどこに進んでる?今どのあたり?という状況を明らかにして、対外的にも出来た・出来ないを背負うのが経営側の責任だと思っています。」
「Jリーグは公益法人なので、利益や売り上げを上げることだけがミッションではなく、社会的価値も求められます。目指すべき社会的価値の指標をどこに置くか、KGI(重要目標達成指標)の設定が難しく、これまでは出来ないと諦めていました。でも、私は「何かしらの指標を置ける」と思っています。これは会計士時代に培った考え方でなのですが、村井チェアマンが「スポーツ界の良さを失わずに、ビジネスの血を入れていくこと」を大事にしているので、後押ししてくれました。」
入れるべきビジネスの血は、例えば専スタを作る事だけではないと思います。目指すのは社会的価値(ヒト)であり、「モノ」「カネ」ありきではありません。消費者は敏感です。モノ・カネの価値観がにじみ出ているところに対しては、「どうせ自分ところが儲かればいいと思っているんでしょ?」と陰口を叩かれ、徐々に消費者は離れていくと思います。どうして、数字が伸びないのかわからない、最近多い災害の影響かなぁと思い込んでいるところは、村井チェアマンが口にする「血」を入れる事はできないかもしれませんね。
〔これだけ社会的な活動をやっている団体は他にない〕
「Jリーグと親和性がある、と声をかけたのでしょう。最初はフェローとして、2017年からJリーグに携わることになりました。私は新しく組織に加わるとき、必ずその組織の歴史を紐解くようにしています。」
「Jリーグはいざ紐解いてみると、「壮大な理念はあるが、解釈はそれぞれになっているし、個々が思い思いに動くからエネルギーが分散している」ことが、課題の1つだと分かりました。」
「ビジョン策定だけではなく、さまざまな仕組みを取りいれることで改善を図りました。もともとは、風土をよくしようということでJリーグに関わり始めましたが、そんな経緯から、次第にガバナンス・会計・戦略も携わるようになりました。」
「スポーツが持つポジティブな空気とか、世の中に対するプラスなインパクトがものすごくある。特に、全国に54クラブもあって、これだけ社会的な活動に取り組んでいる団体は他にありません。地域密着を掲げ25年間も活動を続けてますからね。
ただ、その価値を世の中に届けられていない。少し距離がある人からは、サッカー好きな人がサッカーの試合をやっているだけでしょ、という声が聞こえてくる。Jリーグが持つ価値を早く多くの人に届けたいです。」
米田理事は一昨年までは「特別研究員」的な立場で、昨季から常任理事という「中の人」になりました。思い思いに動くところがあるから、結局は組織として足を引っ張られている格好になっていると聞こえます。そういう風土を良くする、価値観の矯正を図る第一の手が、先般の、未来共創ワークショップなのかもしれませんね。米田理事の「シャレン」に流れにどこがついて行けて、どこが置いて行かれて衰えていくのか、しっかり見させていただきます。
〔Jリーグの「触媒」になる〕
「外の血を入れて、中の酸素を巡らせていくことを、村井はやりたかったので、その“触媒“として私が選ばれたのだと思います。」
「目指したい未来に向かって全力で走りたい。だから、こっちの方向に一緒に走ろうよと、繰り返し伝えていくことが大事だと思っています。今まで話してきたような組織の大きな目的やビジョンを考えることは、改革のツールの1つでもあります。職員たちと、クラブと、地域の皆さんと一緒に目指すゴールにたどり着きたいと思っています。」
「外の血」いいですね。栃木さん、鳥取さん、名古屋さんなどはいい効果を上げていると思います。栃木さんはユニレプの売上がジャンプアップしたと聞いています。もっとも、募集してもいい人材が寄ってこないところはどうしようもないですが。県民性もあると思うし、ムラ意識で余り前例を変えたくない価値観が強いところがあれば、盲目的になり、「ヒト」ではなく、「モノ」「カネ」に走っているのかもしれません。そういう面でも特にそういうところは、外の血が必要だと思います。ムラ意識に染められた古い抵抗勢力をぶち壊す人材が来れば、(例えば)J1に行けるかもしれません。
〔Jリーグは「トリプルミッションの組織」〕
「「Jリーグをつかおう!」で社会連携のメッセージを外に向けて発信してから、「何か面白いことをしている」「社会への発信が増えた」「ソーシャルグッドな方向に行こうとしてるね」と言ってもらえることが増えました。」
「Jリーグの職員からも「サッカーと興行を両立することを考えてきたけど、そこに社会がついてくるとは思っていなかった」といった声が聞こえますね。」
「私は「Jリーグはトリプルミッションの組織だ」ということをよく話します。NPOが社会課題の解決と事業の両立と言われていますが、そこに競技性がくっついてくるのがJリーグだと思っています。このトリプルミッションが難しさでもあり、醍醐味だと思うのですが、それが職員には伝わっていなかったみたいでした。」
「発信力」という言葉が出てきました。SNSなどの情報発信が劣っているところは、またネガティブな存在と位置付けられました。結局当ブログでも長年言い続けてきたキーワードが不思議とこういう所でつながっていきますね。「社会課題の解決」「事業の両立」「競技性」のトリプルミッションですか。そうですか、今までJリーグの職員は理解していなかったのですね。という事はJクラブのフロント社員はもっとそうなのかもしれません。当ブログでは、以前によく「数字の連呼」という表現を使っていましたが、いくら観客数だけを叫び続けても社会課題は解決しない、つまりシャレンの流れには乗っていけないという事か。それはそれで100年続かないか。
〔スポーツを使って最後どうしたいの?〕
スポーツは本当に多面的です。スポーツの価値を社会面から抽出すると、「発信力」と「人をつなげる力」が大事だと思っています。スポーツは、どんな切り口でも、誰でも関わることができます。そして、多くの人を魅了するからこそ、発信力があります。それはつまり、人と人がつながり、新しい価値が生み出す可能性があるということ。そんなスポーツの価値を、色んな人が地域社会のために使ってもらえるといいのかなと思います。」
近年、スポーツ界をビジネスの力で加速させる、というイベントは多かったのですが、スポーツを使って最後どうしたい、というコミュニケーションを取る人は少なかった。それが最近、やっと増えてきた印象があります。」
ネットワーク力は実感します。当ブログでも14年近く毎日更新して、活動をしてきていろいろな人脈ができました。発信力とネットワーク力、これがスポーツの一番の付加価値ですか。商業主義的な価値観ではどちらも伸びません。「ヒト」という消費者本位でことに当たってみて初めて、みんなが幸せになるのでは。自分のところだけ儲ければいい価値観とは違います。
〔「オーナーシップのある社会」を実現したい〕
「社会に対する問いがいくつかあります。そのひとつが「当事者意識のなさ」。今の世の中は、「上司が悪い」「会社がこうだから」「政治がどうだ」といった声が多く、何かできないことがあると、被害者意識が芽生えて、誰かのせいにしてしまいがちです。それをやめたいなと思っています。」
「もっと自分たちでできることはある」と思いますし、そう考えた方が幸せじゃないですか。自分の人生は自分で決める、誰かが困っている人がいたら自分にもできることがないかなと考える、それが「オーナーシップ(当事者意識)のある社会」だと思います。
私は、「オーナーシップ」の価値観を持った人が、リーグやクラブの活動を通じて増えていけばいいなと考えていて、それが日本社会の色々な課題の解決にもつながると信じています。」
支援者からいくらいい提案を受けても、言い訳をして動こうとしない事例を知っています。当ブログではよく「アウトソーシングできない人達」と呼んでいました。当事者意識が無く、いつも他人事の意識だからマンネリ化する。マンネリ化を突破したい人が出ても、圧倒的に当事者意識が低い人ばかりだから、押しつぶされる。米田理事は、Jクラブのフロント社員に自分の事として、マンネリを打破する人材を求めています。つまりJリーグが求めています。さぁどうでしょうか。結局はいつもの事業(いい内容ほど継続性のない単発事業で終わるばかり)が続くのかなと思ってみたり。
という感じでした。米田理事に一度会ってみたいですね。シャレンの講義を一度じっくり受けてみたいです。「Jリーグの社会連携」の伝道師、米田理事にこれからも頑張って欲しいです。
引用:ハフポスト日本版
シャレン(Jリーグの社会連携)関連②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190107
〃 ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180521
リスペクトコラムです。
今日明日と、Jリーグ「PUB」特集です。PUBって何?という読者がほとんどだと思いますが、正式には「Jリーグ PUBレポート 2018」という報告書です。年々レベルが上がっている気がします。その中で、今日は傍士氏と米田理事氏のインタビュー、明日はその米田理事 を紹介いたします。週末でないと、なかなか中身が濃いものをリスペクトできないもので。
Jリーグ米田理事が、Jリーグ創設以来、百年構想の具現化に真正面から取り組まれている傍士銑太氏に、Jリーグが真に社会に開いた存在となるためのヒントを尋ねた内容ですが、今回は当ブログなりに抜粋してお届けします。
【有識者インタビュー 受け継がれる「J」のDNA】
〔Jリーグは誰のもの?〕
傍:Jリーグは誰のものでもなくて「思想」だと思っている。講演でJリーグの話をする時は、同じ思想の持ち主に訴えかけるような心持ちで望む。講演の最初に、地元を応援したくない人は手を挙げて(誰も挙手せず)と言ってから、Jリーグの話を始める。すると、サッカーに興味のない人もちゃんと聞いてくれる。ご当地ナンバーの話をすると興味を持ってくれる。
米:同じ町を愛する人に訴えるということか。
傍:そうです。1996年のJリーグ百年構想の初代ポスターに「あなたの町にもJリーグがある」とあり、単にサッカークラブがあるのではなく、我がホームタウンを愛する思想と感じ取ってくれたあ。去年、J3昇格を決めたJFL八戸の試合会場に、アイスホッケーの八戸代表チームがユニフォームを着て観戦をしており、当たり前のように違うスポーツ選手が、地元のJクラブを応援に来ていて、素晴らしいと感じた。
米:J1川崎の試合に同じ光景を観た。アメフトの人達が来ており、サポーターはJ1川崎のユニフォームを着ており、サポーターは違う競技の観戦に行っているらしい。
傍:そういう時に質問されたら、「Jリーグだから当たり前」と答える感覚で、Jリーグのことを捉える人が増えて欲しい。選手、クラブもみんな含めて「Jリーグだから当たり前」といかにふるまえるか。その時にホームタウンがベースとなる。商圏とかではなく今、ホームタウンのエリアについて、クラブ間で議論がされている。議論の継続の中で一人一人が「私のJリーグ」を語れるようになるといい。
米:それは、ホームタウンとは何かを考える上で大切な要素の一つかもしれない。
傍:あなたの中にもJリーグがあるということ。
米:社会連携の文脈で大切にしたいこととして、リーグやクラブがサッカー界に閉じずに地域に出て行こうというのもあるが、地域を良くしたいという人達ともっと一緒にできたらいい。社会連携とサッカーは別物とか、CSR活動ととらえる風潮があるが、一緒に実現できた方がより豊かなコミュニティーになる気がする。町全体で人々が「Jと一緒に何かやってみたい」と思う状態になるために、Jリーグやクラブがやれることとして、どのようなものがあるか?
傍:「手を出す」ことではないか。握手をするように。
米:確かに、災害時等の非常事態時では、リーグの関わりが限定されている分、フロント・選手・サポーターのの団結力はすごい。
傍:でも今はまだ、それもサッカーの世界の中での話。
米:普段Jリーグを観に行かない層とは同調できていない。まさにその主語の転換を図りたいというのが大きい。あとはサッカームラのようにと閉じているところを、どう社会に開くか。継続してリーグがクラブとできるところを考えていきたい。Jリーグ百年構想をどう思うか。
傍:ゴールは無いと思っている。これからの明日の未来の子ども達の土壌を育てるのがJリーグ。いつも工事中で、まだまだ工事を続けなければならない状態。それを示していかなければならない。ヨーロッパの歴史的構造物のように。
米:未完成であり続ける仕組みなのか?
傍:百年構想も同じ。ずっと工事中であり続ける。
米:どうしたら工事中であり続けられるのか。
傍:思考を止めないこと、議論をすることだと思う。結論を出さず、問いを投げかけ、同調し、また問うことを繰り返せば、気づきが生まれる。常に未完成の状態は思考を止めないこととイコール。
米:100年後にはこうと決めずに、未完成のままであり続けることが大切。Jリーグに対してこれだけは大事にして欲しい、頑張って欲しいという部分はあるか。
傍:現実も大事だが、本質を忘れてはならない。その本質を忘れない道が、百年構想を支える道になっていくだろう。思考停止にならないようにみんなで議論することを大事にして欲しい。
引用:Jリーグライブラリー
【傍士銑太氏プロフィール】
'55年:高知市生まれ。'80年:日本開発銀行(現日本政策投資銀行)に入社。'84~86年:経済企画庁(現内閣府)内国調査第一課に出向し経済白書執筆。'98~01年:日本政策投資銀行フランクフルト(ドイツ)に駐在。'04年:同行岡山事務所長、'09年:(財)日本経済研究所 専務理事兼地域未来研究センター長。'13年:一財)地域活性化センター常務理事。
【一財)地域活性化センター】
総務省所管の公益法人。活力あふれ個性豊かな地域社会を実現するため、まちづくり、地域産業おこし等、地域社会の活性化のための諸活動を支援し、地域振興の推進に寄与することを目的として地方公共団体と多くの民間企業が会員となって設立。
この傍士さんは当ブログの師匠的存在です。プロフィールにあるとおり、2004年から2006年?まで日本政策投資銀行岡山支店におられ、「岡山からJリーグを」運動の盛りだった頃に、当ブログとサポーター有志の方々とお話を聞きに行ったのが最初。その時にJリーグ百年構想を語っていただけました。そこから当ブログの価値観は形作られ、今も全く変わらず、色あせていません。現在のファジの役員が最初に集った「一木会(当ブログが初代事務局長)」の第2回会合にも来ていただいて、当時のメンバーに、Jリーグ百年構想を語っていただけました。その後、ファジアーノができあがっていきましたが、あの時に語り合っていた岡山のJクラブ像が今のクラブと一致しているかどうかについては・・・ 岡山にJリーグクラブは誕生し、今に至っています。
最初に我々に語っていただいたセリフが「スタジアムを満杯にしたかったら、シーガルズの試合を観にいけばいい」。その言葉を今もずっと実践しています。ただ、我々のグループ以外には余り・・・ 最近もシーガルズの試合に行っても、ファジも含めて他クラブのファン・サポーターの姿はほとんど無し。という馴れ初めでした。
また、当ブログの左コンテンツの「ブックマーク」に「Jリーグ・百年構想のある風景」がリンク掲載してあります。でも、クリックしても「http://www.j-league.or.jp/document/hoji/」のページは開きません。元々はJリーグ公式HPにある書籍「Jリーグ百年構想がある風景」をずっとリンク掲載していましたが、J's GOALがJリーグ公式サイトと統合され、新サイト「J.LEAGUE.jp」に移行(当ブログではJ's GOAL事件と呼んでいます)された2015年1月に消えてしまいました。この時期に傍士さんはJリーグ理事を退任され、新しい時代が来ましたが、これが良くなかった・・・
Jリーグは新しい首脳陣に替わり、2ステージ制に移行していき、社会貢献路線から(模範はアメリカMLS?)商業主義路線に替わっていった印象が強いです。覚えていますが、この時期に「Jリーグ百年構想」という言葉は、Jリーグ公式サイトからほとんど姿を消していき、今とは真逆の価値観の方向に進んで行った気がします。
その後、村井チェアマンが就任し、2ステージ制騒動が終わり、社会貢献路線から進化していき、今のシャレン(社会連携)路線と、価値観の揺り戻しが行われた気がします。当ブログの「Jリーグ・百年構想のある風景」ブックマークはその時の遺物です。「Jリーグ・百年構想のある風景」がリスタートするまで残しておこうと思っていたもの。そして、今回の「PUB」で再び傍士さんがJリーグの舞台に出てこられました。お帰りなさいといったとこでしょうか。また、連載を再開して欲しいなぁ。また傍士さんにお会いしたいものです。でもちょっとお年を召された印象かな。
「Jリーグ百年構想 レポート」関連第4回(連載終了に寄せて):https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20151115
〃 第3回(2009~2008年編):http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20151108
〃 第2回(2011~10年編):http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150920
〃 第1回(2012年編):http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150913
リスペクトコラムです。
先日放送されたFOOT×BRAINで、「サッカーのチカラ×日本の未来」というテーマの事例で、サッカーが社会に貢献する事例として川崎が紹介されました。番組内容は後日詳しく紹介するとして、一足先に川崎さんの活動内容を調べてみました。すごいです。Jクラブで雇用機会の創出を実現しています。
【清掃などで障害者の就労アシスト 川崎フロンターレ】
「川崎フロンターレのピッチ外の活動にも熱い視線が注がれている。ホームスタンドの清掃員などとして、障害者や引きこもりの人たちに就労体験の場を提供する試みが成果を上げているためだ。働く楽しさを体感してもらい社会へ踏み出す一歩を今後も“アシスト”できればと、チーム関係者は意義を強調する。
『自信になる』
9月15日、等々力陸上競技場(川崎市中原区)での北海道コンサドーレ札幌戦。キックオフ4時間半前に、この日の参加者7人が集まった。そろいのキャップとビブスに身を包んだ7人は、健常者のボランティアスタッフとともにスタンドの座席を丁寧に清掃し、観客の入場後はごみの分別作業を手伝った。ボランティアスタッフと同部屋で休憩を取るなど特別な気遣いは一切ない。キックオフの午後7時に業務は終了し、交通費として2千円とこの日の観戦チケットが各自に渡された。」
〔成果は如実に〕
「活動のスタートは2014年7月、『心のバリアフリー』の実現を掲げるNPO法人ピープルデザイン研究所(東京都渋谷区)が同競技場を所有する市と協定を結び、フロンターレ戦での就労体験を提案したことだった。フロンターレ側も申し入れを快諾し、15年から毎回のホームゲームで就労体験が実現。当初は障害者支援が目的だったが、現在では引きこもりやホームレスにも対象が広がった。
同研究所の田中真宏さんは『元々仕事の選択肢が少ない中で、エンターテインメントの場で働くこと自体が新鮮』と狙いを明かす。市障害者雇用・就労推進課も『企業で安定就労するためにも、自分が何をできるのか実習できる意味は大きい』と意義を語る。成果は如実に表れ、17年度までに延べ1803人が就労体験に加わり、159人を正規就労に結び付けた。」
〔他市に波及も〕
「フロンターレでの確かな活動内容が評判を呼び、就労体験の場は今では、バスケットボール・Bリーグの川崎ブレイブサンダースなどにも拡大した。他の自治体も関心を寄せ、同競技場への視察が増加。Jリーグ幹部も足を運び、全54クラブへの展開も視野に検討を進めているという。」
「ピッチの内外でJリーグをけん引する存在になりつつあるフロンターレの藁科(わらしな)義弘社長は言う。『特別なことはしていないし、強制もしていない。一人でも就労体験がしたいという人がいる限り、活動への協力を続けていきたい』」
引用:神奈川新聞
やはり川崎は異次元の世界に行っています。先進性で。障がい者の就労支援というのは県内でも、様々なNPO法人が活動されています。ただ、苦労されているようです。そんな中で川崎さんは、クラブ経営の中でサラッと実現されています。J2岡山でも車椅子ボランティアの富氏がいますが、就労支援という訳ではなく、ボランティアメンバーの一員。
この事例が素晴らしいのはNPO法人から川崎市へ就労体験の依頼があり、クラブ側が快く受け入れた事。通常であれば、「スタッフの数が少ない」「前例がない」とかできない理由を並べてお引き取りされそうなところですが、川崎さんは「まずやってみましょう」と。それが親企業の無い企業チームとの違いでしょう。あと、違うのがアウトソーシングに慣れている点。できないところは、当ブログでは「アウトソーシングできない人達」とも呼んでいます。自分達で囲って管理したいから、決して外部に任そうという発想が少ない。「クラブの名前が出るから責任が出る」という理由で管理したがるのでしょう。あくまでネットで見かけた違うカテゴリのどこかですのであしからず。
すごいですね。評判を呼んでBリーグにも波及しているとか。これも横の連携ができているから実現したのだと思います。いつになっても、川崎さんはJリーグ百年構想の模範であり、これからのシャレン「社会連携」の牽引役ですね。できていないところは、耳の穴をかっぽじいて学んでほしいです。
NPO法人ピープルデザイン研究所公式HP:http://www.peopledesign.or.jp/
J1川崎関連:79|78|77|76|75|74|73|72|71|70|69|68|67|66|65|64|63|62|61|60|59|58|57|56|55|54|53|52|51|50|49|48|47|46|45|44|43|42|41|40|39|38|37|36|35|34|33|32|31|30|29|28|27|26|25|24|23|22|21|⑳|⑲|⑱|⑰|⑯|⑮|⑭|⑬|⑫|⑪|⑩|⑨|⑧|⑦|⑥|⑤|④|③|②|①
TV生観戦レポです。
今日はアジアカップグループステージ最終戦で、1位通過を賭けたウズベキスタン戦です。得失点差でウズベキスタンが3点多いため、日本は引き分け以下で2位通過となります。1位で通過するとE組の2位(カタールかサウジアラビア)と対戦。2位の場合はオーストラリアとの対戦になります。前の試合から、北川選手以外10人先発を入れ替えてきて、総合力が試される試合。現在、所属チームが未定というIJ選手も、なぜ交代枠を3人全部使わないのかと森保監督に次期談判した乾選手も先発です。今日も生書き込み。
キックオフ。現在、UAEのアルアインに所属する塩谷選手も躍動。ウズベキスタンのサイドをえぐってくる攻撃に注意です。相手の大応援団の応援が響いています。攻守の切り替えが早くなってきました。ウズベキスタンは1本のパスで一気にゴール前まで通してきます。クーベル監督は早いタイミングでボールを入れろと指示していますが、なかなかできません。
それにしてもいい勝負です。まさに一進一退。縦に早くドルブルで抜かれ、両CBの間を取られ、ボールを押し込まれました。日本痛恨の失点・・・ 0-1。松木さんは1失点は想定内と言っていますが、そうでしょうか。前半43分、室谷選手のクロスから武藤選手が頭で押し込む。★★★日本ゴォール!!! 武藤ゴール!★★★ 1-1。前半終了。
選手交代は無し。後半スタート。ウズベキスタンは両サイドいっぱいに広げて攻撃してきます。日本は悪いボールロストで、カウンターを食らい、一気に前線に上がってきます。日本は細かいボールの競り合いに勝てません。IJ選手いいDFでチームを助けています。ふくらはぎを蹴られましたが大丈夫のようです。
この試合では、海王で近くの岩山から試合を見る人の姿が話題になっているそうです。何となくアルガルベカップを思い出します。今大会のボールは、変な回転になって、ちょっと曲者のようです。後半13分、塩谷選手がロングのミドルシュートを打ちました。勝手知ったるスタジアムでの得点。★★★日本ゴォール!!! 塩谷ゴール!★★★ 2-1。
ウズベキスタンは横パスを狙っています。そういえば、今日も交代がありません。ウズベキスタンはどんどん動いているのに。選手を温存したいのかもしれませんが、また選手がブツブツ言っているのではないでしょうか。この辺から監督への不信感が芽生えてくる事があります。この時間になって日本はボール保持率が高くなってきました。セットプレーのキッカーはずっとIJ選手ですね。
日本はCKの時に後に少し人数を残しています。攻めるよりも守りを固める意図か。ウズベキスタンはもう3人目を替えているのに、日本は後半34分にやっと乾選手に替わって原口選手投入です。VARは準々決勝から導入されるようです。
11番北川選手、決定的なシュートシーンを外しました。ここで武藤選手に替わって遠藤選手投入。197cmのGKのS・ダニエル選手、スーパーセーブ。思えばここに航輔選手が立っていたら、今頃海外に移籍していたかもしれません。とりあえずはもう半年チームに残ってくれそうです。ウズベキスタンは最後までサイドから攻めてきます。足元の技術も高い。ここで北川選手に替わって188cmのDF富安選手投入。ここでホイッスル。勝ちました。けがの東口選手以外すべての選手が出場しています。そして、ベスト16の相手はカタールかサウジになりました。
生観戦レポです。
先日、ZIPアリーナで開催された、岡山シーガルズのKUROBE戦の観戦に行ってきました。入り口に設置されたVリーグのポールが小さくなった印象。前はアーチ型で目立っていましたが、やはりモニターとかで経費節減なのかと思ってみたり。この日の参加者は合わせて4人と比較的多い人数でした。Fリーダー、熊氏、うろたんK氏とファジサポでありながら、シーガルズにも造詣が深い面々です。
現地集合で会場入りし、外のテントの中にチーム直営ブースを発見。来場者向けの応援Tシャツの配布コーナーでした。前の試合の時にもらったので、「またもらっていいんですか?」と思わず聞いてしまう。OKでした。うーむ、ひょっとして作りすぎたのか、確かに一番多い年と比べて、明らかに観客動員数は少なくなっている。シーガルズは応援Tシャツの来場者プレゼントは来場促進としては合わないのかなと思ってみたり。
Fリーダーと合流し、1F自由席という事で、いわゆるゴール裏の位置に陣取る。選手が入ってきました。何と黄色バージョンのユニです。初めて生で観ましたが、やっぱ見れば見るほどかなり黄色い。でも、前日戦った相手の東レさんも黄色かったので、やはりボールも青と黄色だから黄色は流行りなのかと。
あと、客席に変化がありました。ゴール裏席がコートに寄っていました。あと、たぶんいわゆるメイン席が横に短く縦に長くなった気がしました。これも来場客数が目減りしているためか。それともモニターの設置関係なのか。
KUROBEさんの応援団は少しローカル色が濃かったです。年配の人が比較的多く、音響も歌詞の感じもローカル色が出ていた気がします。何か合唱団の歌のように聞こえました。シーガルズは2005年の岡山国体の前には富山県黒部市で活動しており、いわば姉妹対決になりましたね。ちょっと調べましたが、シーガルズとKUROBEアクアフェリーズの関係性がもう一つわかっていません。
この日は山口主将と川島選手はケガで欠場。すっかりエースになった佐々木選手や、最近調子が上がってきた宮下選手を筆頭にいつものレギュラー陣。コーチ兼任と聞いていた丸山選手も先発。他にも吉田副主将もマネージャー姿でなかったし、皆さん元気にコートで観られたので良かったです。
あと、注目していたのがポスト山口とされる及川選手。この日はピンチサーバーくらいで余り出番は無かったですが、他のメンバーにポスト山口だからとPRしておきました。ただ、まだ生観戦2回目という熊氏は、「山口選手しか知らない。今日は出ないの?」山口主将の欠場が残念な様子。
今回の「かもめ食堂」の案内表示に目が行きました。何と、選手のコラボメニュー(以下参照)です。ただ名前を出しているだけでなく、選手が食べている写真とか、何かメニューのコメントを寄せているとか、もう一工夫が必要だと思います。今にして思えば、ガンバさんのパナスタで選手がスタグルを紹介する動画をスタジアム内モニターで流しているのは効果的でしたね。
【冬のあったかコラボメニュー】
・吉田みなみ選手×エーファンフーズ 「イタリアン風ふ~ちゃん」「タンドリーチキン風ふ~ちゃん」
・高柳萌選手×にいみ茶屋 「ねぎポンたこ焼き」
・丸山亜季選手×メキシカンバルbyタコスタイル」
試合自体は岡山の3-0で完勝でした。熊氏が「岡山って強いんだねぇ」と感動していましたが、「いや、相手は下の方のチームだから」と補足説明を加えてしまいました。ただ、やってもやっても勝てない時期よりは良くなりました。前の日は相性最悪の東レさんにも勝ったし。ちょっと一皮むけたのかもしれません。ただ、西カンファレンスでまだ5位(最下位)。4位の東レさんとはまだ差があります。でも、東カンファレンスの順位成績と見比べると、ちょっとこれは今後調整しないとまずいっしょと思わせる内容。東西格差大きすぎです。
試合後、クラブへ車両の寄付があり、セレモニーがありました。吉田副主将がキー型の目録を受け取っていました。何と、この日は第2試合があります。てっきり新リーグになって、1日1試合制と思っていたのですが、2試合ある日もあるんですね。なら、観客数の目減りは何なのでしょうか。てっきり1試合しかないからと思い込んでいましたが。シーガルズも来場促進に力を入れなければなりませんね。
夕方の用事まで時間があったので、うろたん氏と第2試合も観ました。東レ対デンソーです。全日本の黒後選手がいました。スパイクすごかったです。この試合を観て感じたのが、岡山との違い。両チームとも控えエリアで、応援団と一緒になって応援し、一体感を出している。岡山は応援団のスタンド応援には無反応。河本監督が禁止しているのかもしれませんが、こういうと所でファンと距離感を広げているから、「地味なチーム」と言われ、今季も勝ちきれないのではないでしょうか。東レさんもデンソーさんも、控え選手が応援団と一緒になって飛び跳ねて、応援アクションを行い、一体感のある応援を見せて、ファンからパワーをもらっている印象でした。岡山もこういう所から改革が必要なのではないでしょうか。チームの方、観ていたらぜひ検討下さい。
イベント参加レポです。
昨日、コンベックス岡山で開催された「2019オールトヨタ&ダイハツ 新春Funフェスタ」に参加しました。特に車を買う予定もないのですが、「チャレンジスポーツスタジアム」として、岡山のプロスポーツチームが出展という事で、これは行かねばと思いました。3日間同じように催しがあったのですが、シーガルズが昨日だけ選手が登場するというので、昨日行くことにしました。まぁ、土日は試合日なのでしょうがないですよね。
会場入りしてまっすぐスポーツコーナーに向かいました。この日、出展したスポーツチームはファジアーノ、シーガルズ、リベッツ、トライフープの4チーム。ファジはファジ丸ふわふわと、サッカー検定ですが、服装から見てファジのスタッフは来ていなかった様子。シーガルズはバレー教室。リベッツはラリー体験&SPマッチ、卓球台開放だったようです。トライフープはフリースロー体験やバスケ教室等の予定でした。
まずはシーガルズブースへ。あんな堅い床でバレー教室どうやるのかなと思っていましたが、簡易ネットを張って、構えた選手相手に子どもさんがスパイクを打ってみるという内容なのかな。参加選手は午前が吉田副主将と楢崎選手、午後は高田選手と田口選手という事で、ちょうどお昼前に着いたので、吉田・楢崎選手がいました。狭い場所で大変そうですが、子ども達から元気をもらっている様子でした。
続いてリベッツに行きました。少し広いスペースで、来場客と卓球を打ち合っていました。岡山の卓球SPOTの情報を聞こうと、そばに立っていたスーツ姿のどこかで観た覚えがある方に声をちょっとかけてみる。羽場社長さんでした。まだお若い社長で、きさくで話しやすい方でした。こんなブログのブロガーですと説明すると、「知ってますよ」と。やはり、このブログは名刺代わりになりますね。あっという間に打ち解けました。いろいろと意見交換ができました。何と、元々はファジサポで、特にJFL時代にはまめにCスタに通っていたそうです。特に喜山選手のFW時代からの熱狂的ファンだそうです。意外な展開でした。いろいろと裏話を聞かせてもらえました。今後も羽場社長と交流が持てそうで、来て良かったです。
ちなみに「岡山リベッツ 卓球スポット 岡山店」(岡山市南区西市413-1)は移転して広くなったようです。JR備前西市駅から徒歩7分で、コーチにも白神監督の名前もありました。
あとはトライフープとファジアーノのブースを覗いてみました。また、それ以外のスポーツも出展がありました。「グロップサンセリテ 車いす陸上部 WORLD-AC」という、車いすマラソン等障がい者陸上競技の障がい者スポーツの実業団でした。「車いすレーサー」というレース用の車いすの体験コーナーでした。他に「フットボールターゲット」として、キックターゲットのラグビー版のコーナーがありました。あれは珍しかったですね。
近々語る会に参戦予定の福女史が、ブラインドサッカー「岡山デビルバスターズ」で出展されていると聞いていて、探したのですが見当たらない。総合受付で聞いてみると、シーガルズと入れ替わりで、昨日は出展していなかったとか。それは残念。
岡山の4つのプロスポーツチームが並んでいる光景は良かったですね。これから、特に来年からははっきりそういう景色が観られる事でしょう。当ブログとしては待ちに待った風景でした。1強で緩くなるのではなく、いい競争でサービス力を向上して欲しいですね。
岡山シーガルズ公式ブログ該当ページ:http://blog.v-seagulls.co.jp/archives/20190114-1.html
※他はFBばっかりで単独記事のアドレスがどうしてもわからず。
イベント参加レポです。
昨日、イオン岡山おかやま未来ホールで開催された、J2岡山のキックオフセレモニーに参加してきました。昨年は1Fの未来スクエアで開催されましたが、今回は同じ5Fのホールでした。ここへは以前にコンサートに来た事があり、客席はそれほど多くはないが、きれいで立派なホールだと思っていました。受付を済ませ、中に入ってみるとすでに席はある程度埋まっていました。知った顔もちらほら観ましたが、見かけない顔が多かったですね。たぶんメインの方で観ている人が多かったのかなと。
ダイナさんのMCで開会。まずは北川社長によるクラブの今年の方針の説明がありました。去年はこういうのは無かったですが、クラブの運営状況とクラブが何を考えているのかよくわかって良かったです。特に復興支援の報告はよくわかってもらえたと思います。復興支援は今後は自分達でやる形ではなく、まわりと「連携」する形でやって欲しいですね。北川社長もやや噛み気味なシーンもありましたが、いい説明でした。ただ、個人的に言わせてもらえば、これはサポカンで言う前半分の内容。昨日のように一方的に語って終わりでは、聞いている方も右から左へ抜けて終わり。よそのクラブのように、意見交換会のスタイルにして欲しかったですね。まぁ、後日サポカンを開催していただければいいのですが。
その後、監督・選手・スタッフが登場。背番号順に着席しましたが、外国人選手は通訳が必要なので、片方に固まって着席。有馬新監督の挨拶。初めてお話を聞きました。社長曰く、「手塚、影山、長澤3監督を足して3で割ったような方」との事でしたが、真面目そうな方でした。まぁ監督は成績がすべてなので、やってみなれば何も評価はできません。化けて欲しいですね。
次に選手が順番に一言スピーチを行っていきました。新入団選手も声が聞けました。これは個人的には今季の入団選手として、まとめてもう一歩前に整列して立って挨拶して欲しかったですね。全員平等なのもいいですが、やはり「ファン・サポーター向けの入団挨拶」を線引きして欲しかったと毎年思います。それはファン感での退団選手のスピーチも同様ですが。
次にダイナさんがMCの質問コーナー。ネット上で「今年もグダグダ」と言われていましたが、まあ見慣れた光景なので、岡山らしくていいのではないでしょうか。私生活もいいですが、プレーに関する質問も聞きたかったですね。選手も真面目トークだけでなく、面白トークもあったので良かったです。元々このチームは韓国人選手が多かったですが、ブラジル人選手も増えてきましたね。この方が「へんざん」さん(また紹介します)なのかというシーンがありました。上手な通訳でした。へんざんさんだけでなく、もっとフロント全体に情報化の意識改革が高まってくれたらいいのですが。
続いて、新ユニフォーム、練習着、スーツのお披露目です。特に目新しいシーンは無かったです。最後に会場全員での集合写真撮影です。よそのチームのように、選手がステージをちょっと降りて、そこに並ぶのかなと思っていたら、通路に縦に並んで立って、観客との距離感を縮めてくれました。満足されたお客さんも多かったではないでしょうか。今日クラブから、メールで集合写真を送ってきてもらえました。こういうサービスはいいですね。当方は後の方だったので、見事につぶれて判別できなかったですが、まあ席がほとんど最後列だったのでしょうがないですね。
シマカズ氏はこの時、1F未来スクエアでモニター鑑賞したそうです。写真が届きました。「書道パフォーマンスの影響もあり、音声があまり出ず関心が薄かったです。」というコメントも添えてありました。会場に向かう時に通りましたが、確かにこの時は書道イベントで多くのギャラリーがいて、関心の高さを感じていました。そうですか、未来スクエアでは余り注目されていなかったですか。まぁでも、書道パフォーマンスを観ながら、こっちのイベントも気にしていた人もいたでしょう。いや、いたはず。そういえば、こういう書道パフォーマンスは高校生デーだったか、試合イベントで行われていましたね。
少し前まで財界向けの「キックオフ交流会」のみで、ファン・サポーター向けのキックオフイベントは長らくなかったですが、(一時的な単発ものは除いて)去年からスタートしました。良かったのではないでしょうか。キックオフ交流会だけでは、一般のファン・サポーターはどうやっても参加するのが不可能なため、岡山では一般のファン・サポーター向けのお披露目が無い状態でしたが、このイベントで一応誰もが参加可能になりました。年パス等購入者という条件付きではありましたが、一応誰でも参加応募できる道は開けているという事でいいと思います。この日、同じイオンの店舗内モニターで同時中継されていたのも良かったですね。生中継としては誰でも気軽に観れた訳ですから。
来季もこんな感じでお願いしたいと思います。ただ、J2岡山の全体的な印象として、双方向ではなく、片方向が強い印象を受けます。ファン感でも途中選手が客席まで来てくれましたが、全体的には片方向の印象が強く、距離感が遠いなと。今後はいかに距離感を縮め、双方向でファン・サポーター、地域と連携(Jリーグ同様に、貢献よりもう一歩前進)できるかですか。
クラブ公式HP該当ページ:http://www.fagiano-okayama.com/news/p1473054531.html
TV生観戦レポです。
アジアカップ、グループステージ第2戦のオマーン戦です。先発が発表されました。けがの大迫選手、槙野選手が外れ、北川選手と遠藤選手先発です。遠藤選手はTVによく出ていましたね。GKはまたしても権ちゃん。何か理由があるのでしょうか。あれっ、よく見たら控えのGKはS・ダニエル選手だけ? 東口選手は?(腰の痛みでベンチ外の様子) 内容悪かったのに、余りいじってこなかったですね。森保監督大丈夫でしょうか。今日、勝ちつ引き分けで決勝トーナメント進出が決まります。カウンターに要注意というオマーンは、日本の大宮さんや京都さんで監督経験があり、日本を知り尽くしていると口にするピム監督。今日も生書き込み。
キックオフ。トルクメニスタンよりも高いFIFAランク82位のオマーンは'17-18年のガルフカップの優勝国で油断できません。サポーターも大勢来ているようで、アウェー状態のようですね。オマーンはやはり最初から引いて、プレスをかけてきません。崩してゴールに迫りましたが、バーを叩いた時点で、ちょっと運の悪さを感じました。運が良い方に作用すればいいのですが、悪いままだと・・・ オマーンは4バックのようです。南野選手が何度も外しています。ここも気になる。あとで「あの時に決めておかないと」と言われないように。
守ってカウンターと思いきや、オマーンは結構前に出てきています。
危ないシーンでした。カウンターでギリギリゴールを外れました。前試合と似てきました。オマーンのGKスーパーセーブ。上手いな。前半28分、おっとここで日本PK獲得。今日は中東の笛は無いようです。★★★日本ゴォール!!! 原口ゴール!★★★ 1-0。堂安選手、遅延行為でイエローもらう。この辺は青さを感じます。
今日はそれほどボールロストはなく、逆にボール奪取が何回かありますね。コーランのような中東独特の応援コールが気になります。長友選手のハンドなのに取られなかったです。ラッキーで終わっていいシーンなのか。そういえば、この大会ではVARが導入されていないのか。早くビデオ判定を導入すべき。疑惑の判定で救ってもらっても全然うれしくないですから。ここで前半終了。
VARは無くても、この大会では追加副審が導入されているようです。でもゴールシーンだけなのでは。後半スタート。交代は無し。オマーンは後半はプレスを強めているようです。ここで北川選手に替わって武藤選手投入。20分が来ようとしていますが、日本のシュートはここまでゼロ。武藤選手が守りで絡んでくる相手を睨みつけています。あの態度は危険ですね。
オマーンは流れが悪くなりました。何人も前線の選手を投入してきます。さあ、ここで堂安選手に替わって、IJこと「やたらと速い」伊藤選手投入。IJにはできれば今季もそのまま残って欲しい。
IJ速い! オマーンのDFも追いつけない。ロスタイムは2分と短い。危ないシーンがあり、辛くも防ぎました。今日の南野選手は動きがいいですね。よく前へ走ります。ここでホイッスル。辛くも勝ちました。これでグループステージは突破できましたが、1位通過は決まっていません。スコアも1-0の最少スコアで、しかもその1点はPK。明らかにハンドでPK献上のところを、経験が少ない主審が見逃して1失点が消えて、本来ならばドローだったという、全く良くない内容でありましたが、結果オーライです。森保ジャパンは、内容は無くても結果だけは残すチームのようです。次のウズベキスタン戦は1位通過を賭けた試合になりますね。上の試合になると、だましだましの試合も化けの皮がはがされます。そうなる前にもっと成長して欲しいですね。
リスペクト(事例紹介)コラムです。
年に1回ほどお届けするテーマ記事です。サポカン特集をして欲しいとリクエストも来るし、当ブログで1月1日の記事で「J2岡山が遅れている部分」に書いているテーマです。当ブログでは、J1にふさわしい市民クラブに必須の事業だと強く認識しています。ちょっとまだ未完成なので、ビルドアップ中です。以下どうぞ。
<J1>
【川崎】 見当たらず
【広島】
第17回 サンフレッチェ広島サポーターズ・カンファレンス (クラブ主催:継続事業)
日 時: 2019年3月23日(土)あるいは3月24日(日)のいずれか
場 所: 未定
クラブ公式HP該当ページ(前回議事録):https://www.sanfrecce.co.jp/club/conf.html
【鹿島】 2009年を最後に見当たらず
【札幌】
北海道コンサドーレ札幌サポーターズ集会2019 (サポーター運営有志主催:継続事業)
日 時: 2019年2月11日(祝)12:00~15:00
場 所: 札幌市コンベンションセンター
サポーターサイト該当ページ:http://www.consadole.net/rakuen/article/27
【浦和】
第5回ゲート旗の掲出解禁に向けたサポーターミーティング (クラブ主催:継続事業)
日 時: 2018年2月18日(日)14:00~
場 所: 埼玉スタジアム会議室
【F東京】 2007年(サポーターミーティング)を最後に見当たらず
【C大阪】
<スタジアム演出ミーティング>(クラブ主催、継続事業)
日 時: 2019年1月18日(金)19:00〜20:30
場 所: ヤンマースタジアム長居 大会本部
クラブ公式HP該当ページ:https://www.cerezo.jp/news/2019-01-08-2/
<サポーターズコンベンション2018>
日 時: 2018年2月1日(木) 19:00~21:00
場 所: コミュニティプラザ平野
クラブ公式HP該当ページ(レポート):https://www.cerezo.jp/news/2018-02-15-3/
【清水】
2018サポーターミーティング (クラブ主催:継続事業)
日 時: 2018年2月17日(土) 18:30~20:00
場 所: 静岡県男女共同参画センター「あざれあ」
クラブ公式HP該当ページ(議事録):https://www.s-pulse.co.jp/news/detail/39933/
【G大阪】
「応援のあり方のプロジェクトチーム」ミーティング(クラブ主催:継続事業)
日 時: 2018年2月14日(水)(11回目)
クラブ公式HP該当ページ(報告):http://www.gamba-osaka.net/news/index/no/7240/
第17回サポーターミーティング(クラブ主催:継続事業)
日 時: 2018年2月17日(土)12:30~13:45
場 所: パナソニックスタジアム吹田内会議室
クラブ公式HP該当ページ(議事録):http://www2.gamba-osaka.net/supporter/meeting17.html
【神戸】
2016ヴィッセル神戸ファンミーティング (クラブ主催:継続事業)
日 時: 2016年1月27日(水) 19:30〜20:30
場 所: 神戸新聞松方ホール
クラブ公式HP該当ページ(議事録):https://www.vissel-kobe.co.jp/kobe-ftp/pdf/2016FansMeeting.pdf
【仙台】
2018 サポーターズカンファレンス(市民後援会主催:継続事業)
日 時: 2018年2月11日(日) 14:30~16:50
場 所: ユアテックスタジアム仙台 インタビュールーム
クラブ公式HP該当ページ(議事録):http://www.vegalta-sa.org/18/2018SapoConferMinutes.pdf
【横浜FM】 2010年(サポーターズカンファレンス)を最後に見当たらず
【湘南】
<ベルマーレクラブカンファレンス> (クラブ主催:継続事業)
〔第44回〕 日時:2018年12月23日(日)18:30~20:00/ 場所:平塚市中央公民館 大ホール
〔第43回〕 日時:2018年4月7日(土)13:30~15:00/ 場所:平塚プレジール
【鳥栖】
サポーターミーティング (クラブ主催:継続事業)
日 時: 2018年3月13日(火)19:00~20:00
場 所: ベストアメニティスタジアム 記者会見室
クラブ公式HP該当ページ:http://www.sagan-tosu.net/news/p/2858/
【名古屋】
ファン・サポーターの皆様への説明会 (クラブ主催:継続事業)
日 時: 2016年7月31日(日) 18:45~20:15
場 所: トヨタスポーツセンター 第2体育館
クラブ公式HP該当ページ(議事録):http://nagoya-grampus.jp/news/misc/2016/0804post-640.php
【磐田】 見当たらず
【柏】
2018柏レイソル意見交換会(クラブ主催・2006年より継続事業)
日 時: 2018年1月27日(土) 13:30~16:15
場 所: 日立柏サッカー場 記者会見場
クラブ公式HP該当ページ:http://blog.reysol.co.jp/news/2018/016219.html
【長崎】
2017第1回サポーターズミーティング (クラブ主催:継続事業)
日 時: 2017年11月26日(日) 13:00~15:00
場 所: トランスコスモススタジアム長崎
クラブ公式HP該当ページ:https://www.v-varen.com/news/57402.html
<J2>
【松本】
松本山雅FCサポーターミーティング (クラブ主催:継続事業)
日 時: 2017年12月2日(土) 13:30 ~ 15:00
場 所: トヨタカローラ南信本社
クラブ公式HP該当ページ(議事録):https://www.yamaga-fc.com/archives/129843
【大分】
2018シーズン終了後サポーターとの意見交換会 (クラブ主催:継続事業)
日 時: 2018年12月18日(火)19:00~20:00
場 所: 大分銀行ドーム
クラブ公式HP該当ページ:https://www.oita-trinita.co.jp/news/20181247997/
2018開幕前 サポーターとの意見交換会 (クラブ主催:継続事業)
日 時: 2018年2月20日(火)19:00~20:30
場 所: 大分銀行ドーム
クラブ公式HP該当ページ(発表要旨および質疑応答):https://www.oita-trinita.co.jp/news/20180441215/
【横浜C】
横浜FCクラブメンバーミーティング (クラブ主催:継続事業)
日 時: 2016年5月8日(日) 13:00〜15:00
場 所: 横浜FC東戸塚フットボールパーク 会議室
クラブ公式HP該当ページ:http://www.yokohamafc.com/2016/04/28/52938
【町田】
第7回サポーターカンファレンス (運営委員会主催:継続事業)
日 時: 2019年1月14日(祝)14:00~16:00
場 所: 町田市立国際版画美術館
クラブ公式HP該当ページ:http://www.zelvia.co.jp/news/news-133793/
サポーターミーティング(説明会)(クラブ主催)
日 時: 2018年10月16日(火)19:00~20:00
場 所: 和光大学ポプリホール鶴川
クラブ公式HP該当ページ:http://www.zelvia.co.jp/news/news-130597/
【大宮】
第3回「未来を、ともに。カフェ」 (クラブ主催:継続事業)
日 時: 2018年7月1日(日)
場 所: まちラボおおみや
クラブ公式HP該当ページ:https://www.ardija.co.jp/news/detail/14458.html
第2回「未来を、ともに。カフェ」 (クラブ主催:継続事業)
日 時: 2018年4月29日(日)
場 所: NACK5スタジアム大宮
クラブ公式HP該当ページ:https://www.ardija.co.jp/news/detail/14376.html
第1回「未来を、ともに。カフェ」 (クラブ主催:継続事業)
日 時: 2018年3月18日(日)
場 所: クラブハウス「オレンジキューブ」
クラブ公式HP該当ページ:https://www.ardija.co.jp/news/detail/14200.html
2018大宮アルディージャ サポーターズ ミーティング(クラブ主催:継続事業)
日 時: 2018年1月20日(土)
場 所: さいたまスーパーアリーナTOIRO
クラブ公式HP該当ページ(議事録):https://www.ardija.co.jp/files/news/201802/2018_smtg_record.pdf
【東京V】
東京ヴェルディラウンドテーブル2018 (クラブ主催:継続事業)
日 時: 2018年1月27日(土) 11:00~
場 所: 味の素スタジアム 記者会見場
クラブ公式HP該当ページ(議事録):https://www.verdy.co.jp/news/6518
【福岡】 2018アビスパ福岡サポーターリーダーズミーティング (クラブ主催:継続事業)
日 時: 2018年10月31日(水)19:00~
場 所: レベルファイブスタジアム 会議室
クラブ公式HP該当ページ(議事メモ公開):https://www.avispa.co.jp/news/post-21169
【山口】 2011年(サポーターカンファレンス)、2014年(サポーターミーティング)を最後に見当たらず
【甲府】 見当たらず
【水戸】 2011年(ファンミーティング)を最後に見当たらず。
【徳島】
サポーターズカンファレンス (クラブ主催:継続事業)
日 時: 2018年8月4日(土)13:45~15:00
場 所: 鳴門・大塚スポーツパーク アミノバリューホール
クラブ公式HP該当ページ(議事録):http://www.vortis.jp/information/news/detail.php?id=980
【山形】
サポーターカンファレンス (クラブ主催:継続事業)
日 時: 2017年12月10日(日) 10:00~11:45
場 所: 山形国際交流プラザ 山形ビッグウイング
クラブ公式HP該当ページ(議事録):http://www.montedioyamagata.jp/news/y-2017/n-00007903/
【金沢】 2015年(サポーターミーティング)を最後に見当たらず
【千葉】
クラブとのミーティング(サポーター主催:継続事業)
日 時: 2018年7月13日(金)19:00~
場 所: 山形国際交流プラザ 山形ビッグウイング
サポーター連絡協議会ブログ(議事録):http://12jef.blog.fc2.com/blog-entry-43.html
※他に2015年(サポーターコミュニケーション)を実施。
【岡山】 2015年に(サポーターカンファレンス)1度開催のみ
【新潟】
アルビレックス新潟サポーターカンファレンス~2018シーズン総括と2019シーズンの展望~ (クラブ主催:継続事業)
日 時: 2018年11月25日(日)13:30~15:30
会 場: ホテルイタリア軒
クラブ公式HP該当ページ(内容公開):http://www.albirex.co.jp/news/club/56744
【栃木】
第10回 栃木SCサポーターカンファレンス (クラブ主催:継続事業)
日 時: 2018年2月17日(土)15:30~17:00
場 所: 栃木県グリーンスタジアム 会議室
クラブ公式HP該当ページ:https://www.tochigisc.jp/info/9258
【愛媛】
ファンミーティング EFC TALK TIME!(サポーター組織主催)
日 時: 2018年9月2日(日)13:00~
場 所: 松山市総合コミュニティーセンター
該当ページ:アドレス
第4回サポーターズミーティング (クラブ主催)
日 時: 2016年9月14日(水)19:00~20:00
場 所: 松山コミュニティーセンター第4・第5会議室
クラブ公式HP該当ページ:http://www.ehimefc.com/efc/topics.php?s|id=103926
【京都】
現状説明会 (クラブ主催、継続事業) ※2017はサポカンとしては実施せず
日 時: 2017年9月16日(土)17:00~19:00
場 所: キャンパスプラザ京都
クラブ公式HP該当ページ(議事録):http://www.sanga-fc.jp/news/info_detail/37780/
【岐阜】
サポーターズミーティング
日 時: 2017年2月12日(日)
場 所: 十六プラザ
第16回FC岐阜個人持株会ミーティング (FC岐阜個人持株会主催:継続事業)
日 時: 2016年5月28日(土) 12:00~12:50
場 所: 長良川スポーツプラザ
クラブ公式HP該当ページ:https://www.fc-gifu.com/information/13664
※一般向けには2014年(FC岐阜会議)を最後に見当たらず
【熊本】 2014年(サポーターミーティング)を最後に見当たらず
【讃岐】
カマタマーレ讃岐 サポーターズミーティング2018 (クラブ主催:継続事業)
日 時: 2018年1月28日(日)14:00~15:30
場 所: 屋島レクザムフィールド(屋島競技場)
という感じでした。各クラブいろいろです。だいぶ探しましたが、拾えていないクラブがあるかもしれません。一部誤りがあるかもしれません。もしあればぜひご連絡下さい。
少し前まではしっかりサポカンをやっていたのに、ここ最近やらなくなったところも見受けられます。ただ、当ブログ的にはやはりサポカンは「J1にふさわしいクラブのスタンダード」と思います。ファン・サポーターとの対話ができる事は、Jクラブとしての義務でしょう。一番良くないパターンは、一度やってみたが、大きい声を出されて本当に単発事業に終わった思われるようなパターン。「チャレンジした報告をしていくんじゃなかったの?」と言いたい事例になるでしょう。もしそういうところがあれば、誠に情けない事です。ファン・サポーターとの対話を何と思っているのかと。そういうところは100年続かないかも。
サポカンはクラブとファン・サポーターの双方向であって、何かの時にクラブの方針を一方的にしゃべって終わりでは何も意味はありません。「お客様」であるファン・サポーターの声をオープンに聞いて初めて前にともに向かって行けると思います。Jリーグで「社会連携」が出ていますが、Jクラブも地域や、ファン・サポーターとの「連携」が今後問われていくでしょう。いろいろなシーンで、片方向(自分達だけでやって終わり)で終わっているところもあるようですが、そこは上には行けないかもしれませんね。
サポカンはやはり、Jクラブのスタンダードですね。読者の皆様の地元クラブはいかがでしょうか。ファン・サポーターとの対話の義務を果たしていますか?
さっかりん・トピックス「サポカン」:http://soccer.phew.homeip.net/topics/info.php?id=25
サポカン関連⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20171230
〃 ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170814
〃 ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20161226
〃 ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131225
〃 ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110516
〃 ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110508
リスペクトコラムです。
先日の山陽新聞朝刊にトライフープの記事が出ていました。いよいよ順調にいけば、今年の秋に岡山からBリーグ(3部ですが)チームが誕生します。サッカーでは当ブログで3部(J3)はアマチュア扱いなので、個人的に厳密に言えばB3もアマチュア扱いになりますが、とりあえずはBリーグの傘下に入ります。トライフープも昨年までは3×3が強かったですが、今年から徐々にBリーグらしくなってくるのでは。
【バスケ男子「トライフープ岡山」 今秋Bリーグ参戦へ奔走】
「『Bリーグ』参入に向け、岡山市に拠点を置くプロクラブ『トライフープ岡山』が急ピッチで準備を進めている。昨年9月にB3(3部)の準加盟クラブとなり、今秋の参戦が確実視される一方、ホーム戦の会場やスタッフの確保が本格化するのはこれから。」
「県内外の約40社から運営目安の7千万円を超える資金を集め、選手は3人制日本代表クラスやBリーグ経験者らを獲得。B3準加盟クラブの要件を満たし、今春に交付見込みのクラブライセンスで参入が決まる。」
〔観客千人目標〕
「63万人の個人登録競技者がいるバスケットボール。登録者を把握試合している団体ではサッカーの99万人に次ぐ規模だ(16年データ。笹川スポーツ財団調べ)。Bリーグは創設3季目ながらB3まで含め33都道府県で計46チームに増え、昨季のB1・B2(36チーム)の平均観客数は約2200人と初年度から10%以上伸びた。」
「年間60試合の半分あるホーム戦で、トライフープは『平均千人』の来場を目標に、拠点のジップアリーナ岡山以外に総社、笠岡市や県北の体育館使用を各自治体と交渉中。施設利用料減免などの支援も得られるよう働きかける。」
「シーズンが秋から翌春の5人制、夏場の3人制の両チームで相乗効果を狙う。ファン拡大へ移動式のゴールやコートも購入し、各地のイベントに出張する計画だ。」
「トップリーグで戦う〝先輩”が各競技をけん引する。岡山バスケ界も、昨年の都道府県対抗ジュニア大会で男子選抜が2度目の日本一に輝くなど活気づく。」
上の記事では競技人口がサッカーの方が多いとしていますが、確か以前にサッカーよりも多いと聞いた覚えがあります。年齢別なのかもしれませんが。なので、今後スポーツ文化を浸透させていく存在。サッカー界もうかうかしれられません。と言いながらBリーグのけん引役はJリーグではあります。ある程度の期間は、Jリーグの威光が届くでしょうが、いつかは「関係ない。うちが上」となるでしょう。Bリーグが発表する数字はポジティブなものばかり。開幕したばかりの若いプロリーグ。まさに「Bリーグバブル」に近いのかもしれません。
楽しみですね。B3に参入すれば、下のとおり年間50試合が行われます。H&Aとしたら、実に25試合をホームでやる事になります。明らかにシーガルズよりも試合数が多いようです。これでどういう事になるのか。それはシーガルズよりも、リベッツよりも岡山県内の試合が多く開催されるという事です。バスケの3部だからと高をくくっていてはいけません。1年でB3を通過できれば、来年はJ2岡山と同じ2部リーグチームになります。
スポンサーの取り合いや、来場客の取り合いにならなかったらいいのですが。他県ではこういうパターンになっても、元々連携しているので、紳士的に協議されて、いい住み分けになっているようですね。うらやましい限り。
【B3リーグ(2018-19シーズン:全264試合】
(1)ファーストステージ:第1週/2018年9月29日(土)~第7週/2018年11月11日(日)
7クラブによる2回戦総当たり 1クラブ12試合 計42試合
(2)レギュラーシーズン:第1週/2018年11月16日(金)~第18週/2019年3月17日(日)
10クラブによる4回戦総当たり 1クラブ36試合 計180試合
(3)ファイナルステージ:第1週/2019年3月23日(土)~第7週/2019年5月5日(日)
7クラブによる2回戦総当たり 1クラブ12試合 計42試合
とにもかくにも、岡山のスポーツ界を活性化させるのは確か。当ブログは2年後、2020年か2021年を注目しています。東京五輪は関係なく、その時、岡山には4つのプロリーグが切磋琢磨しています。J2岡山、シーガルズ、リベッツ、トライフープ。競争原理が働き、どれだけ県民を喜ばせる存在になれるか、地域に貢献(連携か)できるかを競い合います。今までのどこかの独占状態ではなく、いい意味での自由競争の世界。楽しみです。