J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

後援会で地域力を!15

2019-11-10 01:17:30 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 Jクラブの後援会といえば、全市町村に支部を置く新潟さんだと、昔から認識していましたが、ここ数年は目立った情報が無かったので、衰退気味なのかなとちょっと気になっていました。ところが今季、公式SNSを開設したり、公式HPはリニューアルしたり、後援会活動も活性化していたり、元気が出てきました。
   
【2020年度アルビレックス新潟後援会 「新規入会」受付開始】
「■会期  2020年1月1日~2020年12月31日 ※2020年度より会期が変更となりました<詳しくはこちら>
 ■会員種類
<会員特典一覧>
 ■入会方法
 【1】ホームページ受付
  後援会ページ【新規入会・継続お申し込みフォーム】からご入会いただけます。
 【2】ホームゲーム会場受付
  アルビレックス新潟ホームゲーム開催時の【後援会ブース】にて、その場でご入会いただけます。
 【3】オレンジガーデン受付(new)
  新潟駅南口にある【アルビレックスショップ オレンジガーデン】にて、その場でご入会いただけます。」
引用:J2新潟公式HP
   
【活動事例】
①アルビレックス新潟への財政支援事業(約1億円) 
 クラブハウス、トレーニングルーム、オレンジカフェ、バイオデックスシステム
②後援会イベント
 地区後援会イベント、スワン旗めき隊イベント
③チームを後押しする活動
 アルビレックス激励会、クラブオリジナルチームバス
引用:J2新潟公式HP
   
 後援会公式ツイッターは結構活発な内容でした。グッズアンケートもやっていました。ステッカーについて「どこに貼る?」「形は何がいい?」とか。今季で創設25年を迎えたそうです。長いですね。いろいろ見ていると、毎試合順番に地区後援会のイベントが行われているようです。試合会場の後援会ブース隣にある特設テントで「選手環境改善整備募金」も実施されているとか。とにかく、こちらの後援会はわかりやすい内容です。後援会は何なのか、どういう目的で普段どういう活動をしているのか。
 ただ、以前は公式HPも別ドメインだったのに、今回のリニューアルでクラブ公式HPに組み込まれた模様。あと、他クラブの後援会の傘下にボランティア組織がありますが、どうやら新潟さんはクラブ直轄のようですね。後援会傘下のようなイメージですが、意外でした。ガイドブック(しっかりした組織ですね)を読むと、「スポットボランティア」なる形式があるようです。もうフルボランティアのみというのは時代遅れなのかもしれません。フルだけのところは組織規模が目減りしていくだけの運命か。
 という事で、新潟さんは確か今日の試合でプレーオフ進出=J1昇格の可能性が消えたんじゃなかったのかな。J2のライバルではありますが、残念でしたね。また、来季頑張ってください。
2新潟公式HP後援会ページ:https://www.albirex.co.jp/support/
  〃 後援会公式ツイッター:
https://twitter.com/alb1994kouenkai
  〃 後援会公式フェイスブックページ:https://www.facebook.com/albirex.kouenkai/
後援会関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140607
J2新潟関連: /
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スポーツ文化の素晴らしさ104

2019-11-09 00:19:50 | スポーツ文化・その他

 リスペクトコラムです。
 当ブログでは全国様々な地域の、スポーツチームの横の連携組織を紹介してきました。今回は千葉県の事例です。ただ、通常は県なり市の行政が取りまとめ役になるか、一番熱心なクラブが音頭を取ってまとめていくのですが千葉県は何とJRです。京葉線沿線というテーマでまとまったようですが、どうなのでしょうか。関東はどの県も(プロ)スポーツチームが多いですが、その中での動きです。
       
【「KEIYO TEAM 6」概要】
「6チームを 「KEIYO TEAM 6」 と称し、6チームとJR東日本千葉支社が相互に連携したプロモーション等各施策を通じて、スポーツによる京葉線沿線のまちづくり・活性化を推進しています。JR東日本千葉支社では、2015年に「京葉ベイサイドラインプロジェクト」を立ち上げ、選ばれ続ける京葉線の実現に向けて、沿線地域のまちづくりを行っています。6チームは、各競技のトップリーグに所属するスポーツチームであり、京葉線ならではの魅力と位置づけ、同取り組みを通じて、「地域」と「チーム」の盛り上げを図っています。
 各チームでは、地域のチームとしての理解が深まり新たなお客様を獲得すること、また、チームが相互に連携することで、競技の枠を超えてすべてのチームを応援してくださるファン層を増やすことを目指しています。これまでの個々のチームの映り方とは違った存在感を示し、これまで観戦したことのない競技にも足を運んでいただけるよう、6チームとJR東日本で連携し、複数のチームを応援する楽しみを提供してまいります。」
引用:JR東日本公式HP②J2千葉公式HP
   
【京葉線チーム6 連動プロモーション】
「2018年度の取り組みとして、『KEIYO TEAM6』ラッピングトレイン(6チームの選手のビジュアルをデザイン)の運行のほか、プロモーションアプリ『京葉線プラス』をリリース、京葉線車内のトレインチャンネルによるPRなど、京葉線の特色のひとつである、沿線で複数の異なる競技のトップスポーツチームが活動していることを周知し、チームの認知度を高めるとともに、京葉線のイメージ向上と各チームが目指す沿線地域の活性化を推進するため、連動プロモーションを行っております。」
引用:JR東日本公式HPJ2千葉公式HP

【該当6チーム】
バルドラール浦安(Fリーグ)、千葉ジェッツふなばし(B1リーグ)、オービックシーガルズ(アメフトXリーグ)、千葉ロッテマリーンズ(プロ野球)、千葉セルバ(来季よりVリーグ)、ジェフユナイテッド市原・千葉(J2リーグ)

【目的(チーム)】
・競技の枠を超えた相乗効果による各チームの認知度向上
・地域のチームとしての理解促進と地域の皆さまから応援いただく風土づくり
・応援を通じた地域の人々の交流の創出
・各チームが目指す沿線地域活性化の推進

 というのが「KEIYO TEAM6」でした。よく知ると、千葉セルバが異色ですね。一度Vリーグに申請して却下され、来季からの参入がやっと認められたという、これからのクラブ。本来はトップチームばかりのこのグループに同席すべきじゃないかもしれない存在。それでもJR東日本さんは応援するのでしょうね。しかし、他の沿線や他県とかから異論は出ないのでしょうか。例えば横浜駅や浦和駅から、どうして会社を上げて千葉ばかり応援するのかとか。その辺りはよくわからない部分。
 その流れで、各チームでコラボしたプロモーション活動が始まり、B1千葉で早速取り組みがスタート。すごいですね、バスケの試合でサッカーのPRをするという。でも、ありの話です。当ブログでもJ2岡山の試合ハーフタイムで、岡山のスポーツチームが交代でPRタイムを設けたらいいのにと書いた事があります。これくらいなら、どこの地域でも簡単にできますね

【千葉ジェッツホームゲーム「ジェフユナイテッドマッチデー」】
「当日は、ジェフユナイテッドファンクラブ・シーズンシート会員さまを対象にチケットの割引販売を実施するほか、ジェフユナイテッドグッズ・会員証をお持ちの方にコラボTシャツのプレゼント、ジェフユナイテッド選手、ジェフィ&ユニティの出演などを予定しております。」
〔対象試合〕
日時: 12月12日(水)2018-19 B1リーグ レバンガ北海道戦 19:05開始
会場: 千葉ポートアリーナ
出演: 選手(未定)、ジェフィ&ユニティ
    ティップオフセレモニー、フリフリタイム、ハーフタイム等
割引: J2千葉ファンクラブ・シーズンシート会員を対象にチケットの割引販売を実施。
特典: ジェフグッズ持参か、ファンクラブ・シーズンシート会員証持参でコラボTシャツを先着で進呈。
引用:B1千葉公式HP

 よく考えたら、JR東日本はJ2千葉の親会社でしたね。だから柏の名前がないのかと。そりゃ競合チームの支援を親会社が主導でする訳はないのかもしれません。千葉県も理想は他県のように行政か、一番メジャーなマリーンズさんに音頭を取ってもらっていたら、千葉県全体のスポーツ文化が盛り上がった事でしょう。この活動を目にする度に柏側は首をかしげているのかもしれません。
 ちなみに県内の他の主な(プロ)スポーツチームを調べてみると、以下の6チームかな。うーむ、柏方面が少し目立ちますね。仮に以下のチームが同じグループが入ってくると、柏派閥になるのかもしれません。JR東日本が音頭を取ったようなチーム構成になるのかもしれません。以下のトップリーグ2チームは京葉沿線なのに入っていないのも何か理由があるのかもしれません。真相は不明。

柏レイソル(サッカー2部:柏市)、JX-ENEOSサンフラワーズ(Wリーグ:柏市)‎、NECグリーンロケッツ(ラグビー1部:我孫子市)、NTTコミュニケーションズシャイニングアークス(ラグビー1部:浦安市)、トルエーラ柏(Fリーグ)、クボタスピアーズ(ラグビー1部:船橋市)

 ここでふと頭に出てきたのが神奈川県と埼玉県。同じ関東で同じようにスポーツが盛んな地域。神奈川県には横浜市が主導する「横浜熱闘倶楽部」があり、マリノスさんと横浜FCさんが仲良く所属しています。埼玉県にはプライドリームス埼玉という組織があります。そっちを見てみましょう。

プライドリームス埼玉
参加チーム:浦和レッズ(J1リーグ)、浦和レッズレディース(なでしこ1部リーグ)、大崎電気ハンドボール部、大宮アルディージャ(J2リーグ)、埼玉西武ライオンズ(プロ野球)、埼玉ブロンコス(B3リーグ)、ちふれASエルフェン埼玉(なでしこ2部リーグ)、埼玉上尾メディックス(V1リーグ)、戸田中央総合病院メディックス(女子ソフト1部)

 行政系の公益法人であるさいたまスポーツコミッションが主催です。これを見ると、仲良く浦和さんと大宮さんが所属しています。埼玉県には他にもプロチームがありますが、それほど違和感はありません。千葉県の方ですが、あくまで一スポンサー企業が取りまとめた、一グループなのでしょうか。理想的には県や行政系組織が音頭を取って、千葉さんと柏が仲良く所属できる、県全体の支援組織ができるのが理想的なのではと、個人的に思います。
J2千葉関連⑱:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180823
  〃     ⑰:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180518
   〃    ⑯:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170921
  〃     ⑮:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160708
  〃     ⑭:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160618
  〃     ⑬:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20151003
  〃     ⑫:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20141020
  〃     ⑪:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131206
  〃     ⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130113

  〃     ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110216
  〃     ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100719
  〃     ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20091218
  〃     ⑥:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20081023
  〃     ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20080515
  〃     ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20061104
  〃     ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060413
  〃     ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060205
  〃     ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20051107 

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岡山シーガルズ110

2019-11-08 00:01:10 | 岡山シーガルズ

 リスペクトコラムです。
 少し前の事ですが、以前から一度行きたかった所にやっと行けました。山陽マルナカ山陽店に岡山シーガルズの専門ショップがあるのです。事前にネットでそういう場所があり、立派なコーナーになっている事は認識していましたが、実際に行ってみたのは初めて。倉敷市民として、反対側にある山陽町にはなかなか来れませんから。岡山県内初の岡山シーガルズ専門ショップとして2018年6月にオープンしています。
引用:シーガルズ公式HP
   
【シーガルズ専門ショップ】
 お店に到着。結構大きなお店でした。外壁にはテナントの案内プレートがありますが、その中にシーガルズのものを発見。昔、J2岡山が法人化した当時、旧ドレミの街の壁面に垂れ幕が作られましたが、それ以来じゃないのかな。
 中に入ってみると、中央に大きなエスカレーターがある。1Fを見渡してもそういうスペースは見当たらず。やはり2Fかと思って、エスカレーターに乗ってみる。するとありました。想像どおりのスペース。
   
 いやぁシーガルズは幸せだなと思えるくらいの充実度。手前に宮下選手の全身写真に大きな透明タペストリーが出迎えてくれる。「ご自由にお座りください(飲食はご遠慮ください)」とある表示。来店客が自由に立ち入れる空間の様子。座れるようにたくさん椅子が並んでいます。
 手前にある3つのショーケースにはアパレル関係のグッズが展示されており、衣料品レジで同じものが購入できるようです。しかもチケットも買えるとあります。まさにチームショップの様相です。
   
 奥に行ってみると、賞状やトロフィー、メダルがいっぱい置かれています。どれも本物だし、普通はこういうものはショーケースの中に展示してあって、外から見るものですが、触れるような感じです。たぶん、過去のものが全部ここに置かれてあるのではという感じです。それにしてもすごい数。20周年だそうですが、その間多くの受賞を受けたのだなと感心しました。何か古い写真もありましたね。
 中央には昨季モデルの選手のユニフォームがマネキンで飾られています。どうやら本物のようです。さすがにマルナカさんまでのスポンサーになると、ここまでチームが展示協力してくれるんですね。という事で、山陽町にお立ち寄りの際は、山陽マルナカ山陽店の2Fシーガルズコーナーに行ってみてください。帰り際にシーガルズTシャツを着たスタッフを思われる人とすれ違う。そういえば、練習場の山陽ふれあい公園はすぐそこだし、確か選手寮も同じ赤磐市内にあるとか。まさに地域に定着した市民クラブですね。
   
【タイ王国女子バレーボールナショナルチーム 強化合宿受入】
 岡山県、岡山市と連携し、東京五輪に向けたタイ代表チームの強化合宿を受け入れたそうです。 受入期間中には、練習拠点である赤磐市の協力の下、シーガルズとの合同練習等が行われます。受入期間が11月2日(土)から16日(土)までという事で、実は先日の倉敷大会の時に2F席でちょっと観ていたら、目の前にそのタイ代表チームが勢ぞろいして座ってきてビックリしました。公開試合が山陽ふれあい体育館で今日あったそうですが、3時から5時までとサラリーマンには参戦不可能な時間のために断念です。
引用:シーガルズ公式HP

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クラブ経営について85

2019-11-07 00:00:24 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 先日、福岡さんの公式HPを見ていた時に、ん?よくわからんなと思った記事がありました。ずっとキープしていましたが、結局よくわからず。なので個人的に思い図れる範囲で記事にさせていただきました。
   
【「ホームタウン」と「活動区域」について】
「最近アビスパ福岡のホームタウン内で近隣クラブの試合告知プロモーション等の実施について問い合わせをいただいておりますので、お知らせ申し上げます。
 ホームタウンとは
『Jリーグでは、Jクラブの本拠地を『ホームタウン』と呼んでいます。『Jリーグ規約』には、Jクラブはホームタウンと定めた地域で、その地域社会と一体となったクラブづくりを行いながらサッカーの普及、振興に努めなければならないことが記されています。
 活動地域とは
 Jリーグ規約第22条〔Jクラブの権益〕第1項には「Jクラブは、原則としてそのホームタウンを含む都道府県を活動区域とする。』とありますが、他クラブのホームタウンでの活動に関する定めはありません。活動クラブが事前にホームタウンクラブの承諾を得るといった申し合わせはあるものの、守られなかった場合の罰則規定はなく、またホームタウンクラブの拒否権が確立されていないなど、いくつかの課題があるのも事実です。」
「Jリーグでは、全国に55のクラブがあり、ホームタウンの都市規模が違ったり、活動区域を同一にしているクラブもあります。利害関係が相反する場合もありますが、それぞれの権益を尊重しながらも全体の利益を高めていく活動に取組んでおります。」
「今一度「ホームタウン」と「活動区域」をご理解いただくとともに、これからも熱いご声援と温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。」
引用:J2福岡公式HP

 うーむ、深いですね。これを読むと、よそのチームがホームタウン内で活動があった、事前にホームタウンクラブの承諾を得る申し合わせはあるが、罰則規定が無い状態である、そんな風に読み取れます。拒否権が無いなど課題になっているとも書かれており、課題解決のために拒否権を設定して欲しいと主張っぽく書いてあるようにも思えます。岡山で言うと、例えば他県のチームが県北辺りで、出張サッカー教室をやって、ファンクラブの入会届のチラシを配っていたけど、あれっていいのかと問合せがあったような個人的イメージかな。

 福岡さんのホームタウンと活動区域を見てみました。ホームタウンは福岡市、活動区域は福岡県になると思います。同県の県北にはJ3北九州があり、西隣の佐賀県の最西端にはJ1鳥栖があり、場所的に福岡県に食い込むようにして存在しています。地図を見ると、鳥栖さんと福岡さんは県境を挟んで近距離ですね。
 ややこしいのがカテゴリの関係。福岡さんは2部、鳥栖さんは1部、北Qさんは3部と、本来地域的に大きな存在であるべきはずの福岡さんが2番手という構図。そんな位置関係だから、ややこしいイメージを持ってしまいます。前の記事でも茨城県の水戸さんと鹿島さんの関係を書いた事もあり、1県複数クラブはややこしいですね。とにかくバトルオブ九州という事でも、これからも仲良く、切磋琢磨しながらやっていって欲しいですね。
 横のクラブ間連携が存在しない岡山県。もし、Jリーグを目指すクラブがもう一つ現れたら、福岡県のようなややこしい話になるのかもしれません。Jリーグは将来100クラブにしたいという構想があるようですが、現実的にはこういうややこしい話が出てくるので、余り増やしすぎもよくないかもしれません。それにしても福岡さんは現在J2で18位。元J1としては残念な位置ですね。
J2福岡関連: /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  / 

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岡山リベッツ23

2019-11-06 00:01:41 | 岡山リベッツ

 リスペクトコラムです。
 リベッツ関係でいろいろと情報を提供します。今回は「小ネタ集」みたいになりましたが、リベッツ及びTリーグクラブ頑張っていますね。リベッツは他の3クラブと比べて、ハンデ的なものがあると思います。国際試合による試合日程の変則化、普段は県外・国外で活動しているために選手を前面に露出しにくい点です。その中で限られた条件の中で頑張っていると思います。
   
【コラボ卓球台】
 先日の週末、仕事関係者に誘われてコンベックス岡山で開催された「復興物産展」に顔を出してみました。飲食商品を中心に県下の事業所が出展しており、中にはなじみのある会社もありました。うろうろしていたら、どうも見覚えのある営業マンさんが店頭で来場者の相手をしていました。
 そのブースは浅口地域里庄町の高級家具メーカーの「アカセ木工」さん。その経っていた人とは、岡山リベッツの営業部長のH氏でした。あれっ、出展企業一覧にリベッツにの名前あったっけと思っていたら、アカセ木工さんの応援PRだそうです。
 目の前に大きなテーブルがあるが、あれっ真ん中にネットが張られてある。H氏の話では特製の木造の卓球台だとか。これはビックリしました。そうきたかと。もう一人リベッツのコーチが来ていて、来場者と卓球をデモンストレーションでやっているのです。アカセ木工さんといえば、ウォールナット財の高級家具メーカーですが、えっ本当に商品化しているんですかとビックリ。

 帰宅して調べてみるとありましたね。まずはアカセ木工さんの公式HPを覗いていたら、「ウォールナットの卓球台『UA1』で卓球体験」とレポが出ていました。そして、「テーブルとしても機能する無垢の卓球台」として約70万円前後で販売されていました。無垢材の天板に真鍮を施した上質でミニマルな卓球台で真鍮の支柱と本革製のネットだとか。うーむ、斬新な商品展開ですね。
アカセ木工公式HP該当ページ②:https://www.masterwal.jp/news/detail/621/
  〃           ①:https://www.masterwal.jp/products/detail/111

 試合日程をお知らせします。今月は以下の2試合。とにかく今は岡山は最下位なので、どっちのチームも手ごわいと思います。このうち、どちらかにはぜひボランティア参加(デビュー)したいですね。
【今月の試合日程】
・11/23 14:00 / VS T.T彩たま / 岡山武道館
・11/24 13:00 / VS 琉球アスティーダ琉球 / 岡山武道館

 Tリーグ公式HPを観ました。リーグだけでなく、チーム情報も掲載されていますが、他の3チームと比べて岡山は情報が少ないと思います。その中で彩たまさんの活動が目に留まりました。
   
【T.T彩たま:県内各市とスポーツ推進に向けた地域活性化包括連携協定を締結】
久喜市  :https://tleague.jp/team/tt-saitama/news/article/3093/
深谷市  :https://tleague.jp/team/tt-saitama/news/article/2581/
さいたま市:https://tleague.jp/team/tt-saitama/news/article/136/
越谷市  :https://tleague.jp/team/tt-saitama/news/article/135/
春日部市 :https://tleague.jp/team/tt-saitama/news/article/125/
埼玉県  :https://tleague.jp/team/tt-saitama/news/article/91/

 埼玉県も神奈川県に負けないくらいに、プロスポーツ密集地です。その中で彩たまさんは県及び地元市と地域活性化包括連携を進めています。Jリーグで言うと、J2山口とよく似ていて好印象です。岡山もどうでしょうか、とりあえずは卓球スポットを置いている岡山市と倉敷市から締結していってみるとか。

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岡山シーガルズ109

2019-11-05 00:01:51 | 岡山シーガルズ

 生観戦レポです。
 昨日、倉敷市福田公園体育館で開催された、岡山シーガルズのVリーグのプレミアカンファレンス、ホームデンソー戦の観戦に行ってきました。過去には倉敷開催があったようですが、当ブログにとっては初倉敷で、倉敷市民としては喜ばしい事。知り合いの人と一緒に観戦しました。近くの中学校に駐車して、結構歩く。ほどなくして、体育館に到着。道中ふと、J2岡山の中国リーグ時代を思い出す。ちょうど観戦を始めた1年目で、何度か福田公園グランドまあまあ大きな体育館でした。
     
 まずは入場。ここが昔の旭化成スパーキッズで使われていたアリーナかと。倉敷アブレイズもいつかはここで試合やるのかなとか、いろいろ思いながら会場を歩く。中もまあまあ広いですが、ジップアリーナよりはやや小振り。三階席っぽいのが上段に見られるが、今回は開放していない様子。つまり、そこまでは観客が入らないという事かと。ちょうど、地元の翠松高校マーチングバンドのパフォーマンスが行われました。レベルが高い内容で良かったです。
   
 再入場口から外へ出てみる。まずはTシャツを今回もいただく。結構もらったなと。なかなかいませんが、また初観戦する人にあげないと。スタグルのかもめ食堂に行ってみるが、待機列に並んでいたら試合時間が近づき、会場に戻る。後で試合の間時間にガパオ丼(ファジフーズっぽいお店ではありましたが)をいただきましたが、美味しかったです。あとは岡山会場と比べて、自然に囲まれたゆったり感がある周辺空間で、人もそれほど歩いてなく、のんびり感がありました。倉敷ってやっぱりいいなと実感。倉敷市民ですが。
   
 試合開始前に、今年の被災者(いくつも災害名が出ました。増えましたね)に向けた黙祷の後に、伊東市長の始球式。いつも元気があっていいですね。初めてのシーガルズの試合の他に女性選手なので、伊東市長もテンションが高かったような印象。何でもこの体育館は改修が行われていて、この日11月1日がリオープンの日だったとか。まるでシーガルズにこれからも使用して欲しいかのように。
 相手はデンソーさん。元全日本の鍋谷選手がおり、試合中はバットマンマスクのような眼鏡をしていました。あとは2人の外国人選手。反則っぽい強い布陣に見えました。試合前練習からデンソーさんはよく声が出ていました。
 向こうには岡山出身の選手が1人いました。就実高出身の兵頭選手(№24)。なぜ岡山に来てくれなかったのか、やはり久光さん同様にガチガチの供給ルートが決まっているのか。簡単ではないでしょうが、この辺りを何とかしていかなければ、クラブは成長しないと思います。
   
 練習時も試合の時も、時々ボールが客席に飛び込んできます。これはコートと客席が近い証拠でいい現象だと思います。この日は岡山のチアは大勢来ていましたね。でもなぜか、あの岡山コールが出てこない。同じリズムでずっと「シーガルズコール」。これって、ちょっと気の使い過ぎじゃないかと思います。チーム名に「岡山」が付いているし、岡山ダービーではなく、相手は県外のチーム。もし「岡山」コールを嫌う人がいたら、それはシーガルズのファンじゃないと思います。
 あと、やはりこの日もデンソーさんでは応援BGMは流れず。最初のうちは応援したいが無く、応援団来ていないの?と思ってしまいました。今季からアウェーチームのBGMを流さない事になっているのかもしれませんが、では第2試合があった場合はどうなるのか気になる。デンソーの応援は特製ハリセンでバチバチ応援されていました。

 個人的な印象は、粘り負け。岡山の強みの粘り強く拾うバレーを無敗のデンソーさんにやられてしまう。岡山はプレーがちぐはぐというか、つながっていない。コンビネーションが悪いまま試合が終わっちゃいました。第1セットの試合開始早々に失点を重ねて、大きなリードを許し、追いつけないままセットを落とす。第2セットは少し競り合えて、一瞬リードできたりしましたが長続きせずに追いつかれ、最後にうっちゃられる。第3セットは更にリードできたが、追いつかれて競り負けて試合終了。
 結局、あの高梁の久光戦は何だったのかという話になり、今節も久光さんはNECさんに0-3で負け、純粋に弱くなっていて、決して岡山が強かった訳ではない事を認識しました。久光さんもそのうち復調して勝ち始める事でしょう。山陽新聞にもありましたが、攻撃が不調か。最後はチャレンジをされて、やり返してチャレンジ負けしたまま、敗戦を迎えるという残念な結末でした。

今朝の山陽新聞朝刊の記事の戦評です。
「岡山シーガルズは競り合った第2、第3セットを取り切れなかったのが痛い。宮下、宇賀神の両セッターを使い分け、リズムに変化を付けたが、高いブロックにも苦しめられ、勝負どころで攻撃が不発に終わった。アタック決定率は25・5%と低調で、サーブレシーブが乱れた立ち上がりにも課題を残した。」
「連係の細かな乱れが積み重なり、アタック決定率は快勝した前週の久光戦(38.2%)より10ポイント以上も低かった。」

 試合後は前節と同じく、宮下選手との記念撮影権の抽選でした。出てくる番号で大体来場者数がわかりますが、この日は千~二千人だったのかな。岡山会場よりやや少ない。まぁしょうがいですが。その後はバレー教室があったようですが失礼させていただきました。出口では選手による復興募金活動が行われていました。吉田主将を筆頭に元気に声を出していました。そういえば、今季はマネージャーに徹してコートで背番号1番を見ていません。姿を見ていないのは川島主将もそうですが。これは作戦なのか、また両主将の元気な姿をコートで見たいものです。吉田主将については応援歴長いですが、少しでも長く現役でいて欲しいと思います。
   
 昨日の試合はチャレンジも多かったですね。まさに出しまくり状態。限られた回数なので誤審も多かったという事か。あと、グリーンカードの提示という珍しいシーンがありました。「選手による自己申告」という事ですが、不利になっても自らボールタッチとか申し出たのかな。よくわかりませんが、美しいシーンである事には違いないようです。
 これでプレミアカンファレンス2位から一気に暫定5位に転落。もっとも試合数が岡山は1つ少ない面もありますが。姫路さんも日立さんに勝ったりと、まだまだ二転三転しますね。
   
 デンソーさんの選手は試合後、コートで盛り上がっていたり、試合中も応援コールに合わせて飛び跳ねたりとノリがいいです。岡山以外はどこもそうかな。早く岡山も「地味なチーム」から「元気のいいチーム」になって欲しいですね。ただ、試合中ベンチ外の選手達が近くの観客席に来て観戦していました。皆さん、それぞれ声援を送っていましたが、特に丸山選手の声が通っていましたね。遠くからもよく声が聞こえました。さすが、元全日本のベテランという感じがしました。
   
 個人的な思いですが、今後上位に食い込んでいくために、長期的な戦略を進めるためにはポスト河本を考え始めた方がいいのではないかと思います。河本監督が作ったチームで、運営会社社長も兼務している文字通り河本シーガルズです。昔J2岡山でも「個人商店状態」を述べた後に、その後経営体制が変わっていくのを目にしましたが、シーガルズでも同様の事が起きて欲しいと思います。河本監督以外にはありえない、不謹慎な話だという方がおられるかもしれませんが、岡山のスポーツ界を考えたら、どうしても出てくる考え方です。まあこの記事を見てみて下さい。
   
 就実高校等の県下の有望選手がライバルの県外チームに自動的に行ってしまう、いつまで経っても地元出身の選手がコートに立てない、戦術がこの10年間ほとんど変わっていないと課題はどんどん積み重なっていっていると思います。
 試合中に表情を出して一喜一憂せず、クールな表情で強さを出しなさいという指示も想像できますが、それでDAZNの解説者から「ずっと地味なチームカラー。何でこんなに地味なのか」と毎回コメントされてしまう始末。この日もデンソーの選手は表情をはっきり出して、応援席と一体となった素晴らしい立ち振る舞いをしていました。岡山もそろそろ「元気」「パワー」を出すべきではないでしょうか。

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トライフープ岡山について19

2019-11-04 00:20:45 | トライフープ岡山

 リスペクトコラムです。
 先日の記事で岡山リベッツに今後の支援体制構築を思い描いた、個人的なアイディアを(勝手に)提案させていただきました。それではという事で、トライフープも書いてみました。当ブログの印象では、岡山4クラブの中で最も社会・地域貢献活動に理解があり、進んで実施されている印象があります。ひょっとしたら、よそで断られた依頼をどんどん受け入れておられるのかもしれません。そんなイメージ。
 一個人の戯言、独り言なので気にしないで下さい。当ブログとして、個人的にトライフープ岡山こうなっていったらいいなぁと、今後の支援体制構築を思い描いてみました。当ブログの「Jクラブの付加価値」をもとに、三位一体の支援(市民・行政・企業)のスタイルでまとめてみました。一つの参考になればいいですね。
   
【支援者1:市民】
①後援会組織
 まだ登録数は多くないでしょうが、トライフープにはオフィシャルファンクラブ(FC)があります。FCもいいですが、当ブログではぜひ後援会の設立を提案します。クラブ直営のために、広く支えるのではなく、単に所属してもらうだけのFCだけでは地域に根が張れません。つまり、こう言っては語弊がありますが、「マニア」的な人しか参加しません。後援会を作り、地域の名士をいただく会長を置き、「地域」と「職域」2タイプの支部会を県内隅々にまで張り巡らせれば、カネとヒトのピラミッドが構築できます。つまり、県下隅々から資金が集まり、観戦者が試合会場に集結し、スタッフが直接手を付けなくても、県内各地で支部会スタッフがクラブのPR活動をやってくれます。あくまで理想ですが。
 モデルはお隣のB2広島の「広島ドラゴンフライズ後援会」ですね。先日の広島ボラの方から「うちはFCとは別に後援会がある」と聞かされました。Bリーグには余り存在していないのかと思っていたら、お隣にいきなりありましたね。広島さんは経営自体はNOVAホールディングが親会社になっている分、地域との接点が必要になっているのでしょう。やはり、後援会組織が充実しているカープからの流れなのでしょうか。
 JリーグではJ1仙台の「市民後援会」と、J2新潟の後援会ですね。ホームタウン入りをクラブに陳情する地域後援会があるJ1松本もいいですね。詳しくは内容を見てみてください。あるところがどうして後援会を作ろうとしないのかと思っていたら、「横から物を言われたくないから」という価値観がクラブ内にずっと続いているらしいという身近な事例を聞いた事がありますが、全く愚かな価値観だと思います。また当ブログではJクラブで後援会の有無も評価基準の一つとしており、特集記事を見てみてください。
後援会関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140607
   
②ブースター文化の創出
 地元マスコミも含めて、まだ「ブースター」という言葉が見られません。観戦に行きましたが、まだコアな応援団という存在が出てきていないようです。たぶんまだ、観戦で手拍子くらいはする「ファン」はいても、声出し応援を続け、アウェー戦にも駆け付けたいというコアな「ブースター」はまだ生まれていないのかもしれません。
 応援について、クラブ側からこうして欲しいとかそういうのはしない方針と耳にしており、コアなブースターの自然発生と熟成を期待しているのかな。ボランティア時に「リードしてくれる応援団はいるの?」「応援用グッズは売っているの?」と聞かれた事があり、来場者はサッカーで言う「コアサポーター」の存在を期待している様子は見られました。どう生み出していくかが今後の課題ですね。
 当ブログの提案としては、FC会員を対象に「ファンの集い」「ブースターの集い」をやってはどうかと。J2岡山の初期に見られた一方的な「報告会」や、最近の観劇型の「ファン感」ではなく、ファンと選手が同じテーブルで親しく交流できるパーティータイプか、ファン主導で選手がお邪魔するブースター集会かなと。バラバラになっている応援者をつなぐという事は、実はJ2岡山でも見られた光景です。2005年頃にあった一木会やサポーターサイト立ち上げの会合など。いずれも当ブログが言い出しっぺみたいな役割で初動で動いていましたが、懐かしい。

③ホームタウンミーティングなどの市民との交流

 情報開示を広く行い、とにかく風通しのいいクラブ作りを行うべきです。J2鹿児島が、まだJFL時代だったかの時代に積極的に地域で意見交換会をされていたのを覚えています。また、J1松本はかなり高レベルなシンポジウムをホームタウン各地で開催し、地域住民と交流されていたのを覚えています。顧客と距離感を近くし、顧客目線で事業を考えるのは商業活動の基本だと思っています。
 まずは「トライフープと語る会」とかどうでしょう。何年か前に、SPOC研究会主管?で、奉還町「りぶら」で「シーガルズと語る会」を開催されていますが、ああいうのがいいですね。そういう「語る会」を行ってはいかがでしょうか。
ホームタウンミーティング関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160306

【支援者2:行政】

①行政等地域との連携
 やはり地元行政ですね。地元4クラブの中で試合数が最も多いため、県下各地で試合が行われます。県民クラブとして各行政と今後も連携されたらと思います。各地域ごとに経済団体や教育機関などが連なっており、行政の意向で支援の輪も広がるのではないでしょうか。ただ、広いしフロントスタッフも少ないので何か工夫が必要になると思います。行政(体協、スポ少等)ごとに後援組織を作っていけたらいいですね。県バスケットボール協会という組織もあるし。

②草の根活動
 県下の街角あちこち(公共施設中心)に、3×3ができるバスケットゴールがあり、若い人がバスケに興じています。体育館のコートだけでやる球技ではなく、いつでもどこでもできる身近なスポーツです。元々サッカーに次ぐ競技人口を誇り、ファン層も若者層で占められており、将来に大きな期待が持てるスポーツだと思います。トライフープは地元4クラブの中で、最も地域貢献活動に熱心と思われるため、県下隅々でバスケとチームの普及活動で今後も頑張って欲しいと思います。

【支援者3:企業】 これについては、周りに多くの事例があると思うので、省略させていただきます。例えばJ2岡山とか。当ブログでもスポンサー会や、ビジネス交流会等の事例がありますが、今回はまだいいかと。

【支援者4:商店・商店街】
①サポートショップ(協賛店)制度
 なかなか簡単にはいかないでしょうが、少しずつでもサポショ(ネーミングは例えば「トライプショップ」とか)を設けていってはいかがでしょうか? 理想は岡山市商店会連合会を軸にまずは岡山市内から根を張っていくとか。岡山のよそのクラブは奉還町商店街とお付き合いがあるようです。岡山総合グラウンドの足元の商店街としては存在感はありますが、オンリーでは成長は無いと思っています。岡山市内にはまだまだ商店街があります。商店でなく、商店街単位で動くとしたら、FC東京にいい事例があります。
サポートショップ(協賛店)関連:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180112

 あと、この記事では番外編的なものになりますが、どこかNGOとか社会奉仕団体とコラボされてはいかがでしょうか。バスケはファン層が他の競技よりも若い、若者層へのPRという点ではお互いメリットがあると思います。AMDAとか。
 もう一つ、トライフープは岡山の中でも最も地域・社会貢献活動に熱心なクラブになるイメージがあります。トップページにあるように地域貢献活動に数多く行かれていると思いますが、もう一つカテゴリページを作って、まとめてはいかがでしょうか? スポンサーなど支援者に見せれば、一気にイメージアップです。モデルはこの記事。6年もフリーズしているところよりも全然GOOD。
 という事で、どこまで参考になるかはわかりませんが、一つ提案させていただきました。あとはぜひ岡山のトップスポーツクラブの横の連携もお願いしたいですね。そういう横の連携は東西南北の隣県ですべて行われています。音頭を取るところが無ければ、ぜひトライフープで呼びかけるとか。全然ふさわしいと思います。先日の御津大会でGMが「連携を図っていきたい」とコメントされていたし。リベッツでも言いましたが、岡山県の隅々にまで根を張って欲しいです。
 リベッツの時のこの記事で「もう少し『ジーンズ』文化を出してはいかがでしょうか。オフィシャルスーツはデニムスーツにするとか」と書いていましたが、トライフープで先に実現していますね。そういう面でも4クラブの中で、当ブログと価値観が一番近いような印象を覚えます。
   
【御津公民館祭り 獅子舞フェスタ」参加】
 一昨日、仕事の関係で御津地区を訪れた関係で、イベントに顔を出してみました。公民館を中心に文化祭のような内容で、規模の大きいイベントでした。さて、バスケの会場はどこかなと探す。体育館かなと思っていたら、その手前の中庭エリアでした。バスケットゴールが持ち込まれ、地面は屋外そのままでストリートバスケの様相でした。仕事で少しお付き合いのあるあがいやんせ(らーめん美味しかったです)若社長と一緒に観戦?しました。
 前半は小学生対象、後半は中高生?対象でバスケのミニ体験でした。珍しいのか、地元のシニア層を中心にギャラリーが何人もいましたね。通常は選手の模範演技にギャラリーが付き、教室はそれほど注目されないものですが、この日はまるでステージイベントのように、このフェスタの主役になっていました。
 GM補佐もジャージ姿でコーチの一人として活躍されていました。フロントスタッフは横で見守るのが通例ですが、一緒に現場で動かれているのはいいですね。御津地区では先日公式試合があり、動員数は少なかったようですが、地域からバスケ教室等の依頼が多いようで、来季もまた御津に来てくれたらいいですね。今日も西大寺方面で選手による地域貢献活動があるのですが、残念ながら行けず。
クラブ公式HP該当記事:http://tryhoop.com/2019/11/01/event-1102/

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次に向けて頑張りましょう211

2019-11-03 00:23:53 | ファジアーノ岡山

 見逃し配信観戦レポです。
 さきほど帰宅しました。ウルトラスに行っても良かったのですが、トライフープ絡みの用事を選択。そうこうしていたら松ちゃん君から「PVないんすか」と。ちょっと遅い。予定組んでるしと。今日の結果は知りません。生中継状態で久しぶりに生書き込みいってみたいと思います。実はこれが記事を書くのに一番楽で速いのです。岡山は3連勝を飾れるのか。栃木さんと同様に順位から見れば勝って当たり前の相手。
 残り4試合となったアウェー鹿児島戦です。現地は晴れですが、日差しが強いようで気温は27℃。鹿児島さんは現在20位で降格圏の21位と勝ち点6点差です。鹿児島さんは中止になった岐阜戦をこなした中2日というコンディション。先発は前節と余り変わらない布陣。何とサポーター席にはビッグユニフォームがお目見えです。選手入場。鹿児島は岡山の苦手なポゼッションサッカーで手ごわい印象があります。
   
 キックオフ。やはり鹿児島さんはカウンターは少なく、ボールをつなげてきます。解説で言っていましたが、火山の降灰の影響は無いようです。確か薩摩硫黄島が噴火したとか報道されていましたね。両チームともまだ様子見の展開です。放送から岡山の声援もよく聞こえます。
 ヨンジェ選手、赤嶺選手に対して今日もマンツーマンでマークにつかれています。ルーズボールへの反応は岡山の方が高いようです。鹿児島さんはトラップの質が少し気になる。岡山の2トップはボールを良く収めてくれます。今日の岡山はプレスが弱いですね。

 鹿児島さんはサイドから上手く崩していきますね。危ないシーンがありましたが、一森選手が上手く抑えました。鹿児島さんはつないでいって岡山のゴール前まで迫るが、そこでインターセプトされるというパターンが続きます。お互いまだ様子見なのか、どちらも遅行状態。関戸選手はミドルを打たない方がいいですね。大体大きく吹かすので。未だに長澤監督時代には出れなかったのに、なぜ有馬監督は出すのかちょっと不思議です。鹿児島さんのGKジュンス選手はプレーの質が高いですね。前半終了。
   
 ホーム戦では時々口にしていた「スコアレスドロー臭」、何となく感じますが、さあどうなるか。先制した方が勝ちのようにも思えます。ただ、中2日の鹿児島さん、苦しくなってくるのでは。交代は無し。後半スタート。
 鹿児島さんは後半になってロングボールを増やしてきたようです。人数をかけて岡山ゴールに迫り、つなぎながら攻めるシーンがありました。「鹿児島らしさ」と解説で言っていました。バイタルの位置で活性化したようです。危ないシーンが続きました。高い位置からボールを奪い、縦パスを送る鹿児島さん。それに対して苦しい時は2トップにボールを預けるという単純な攻撃の岡山。

 今日の主審はなかなかホイッスルを吹かないので、試合が締まっていいです。岡山はラインを読むのが上手いのか、余りオフサイドがありません。ここで、前の岐阜戦で決勝点を決めたルカオ選手(191cm)登場。怖そうです。やはり、今日の試合は先制した方がそのまま勝ちか。ここで赤嶺選手に替えて山本選手投入。決定力が高いイメージがあります。少し岡山のプレスが強くなったようです。
 ここで関戸選手に替えて三村選手投入。やや遠いがここでいい位置のFK獲得。ヨンジェ選手に替えて福元選手投入。FK決まらず。しかし、鹿児島さんもポゼッションの精度がもう一つ最後は決まらない。ここでホイッスル。スコアレスドローでした。やはり、スコアレスドロー臭は正しかった。

 ネットの戦評です。【ハイライト:ファジアーノチャンネル
「(鹿児島は)勢いそのままに上位の岡山にも互角の戦いを演じる。前半から2列目の選手たちが流動的なパス回しを披露。両サイドバックの効果的な攻め上がりも駆使し、サイド攻撃からチャンスを創出する。だが、相手の力強い守備陣を前にフィニッシュに至らないシーンが続く。後半に入ると、流れは徐々に岡山へ。それでも、中盤のニウドを中心に押し負けず、貴重な勝点を獲得した。一方の岡山は痛恨のスコアレスドロー。特にエースのイヨンジェがゴールから遠ざかっているのは不安材料だ。」
引用:スポーツナビ
エルゴラッソ採点
上田選手 6.5 巧みなパスセンスで再三好機を演出した

 3日の山陽新聞朝刊の「ファジ3連勝ならず」のタイトルの記事の戦評です。
「ボールを奪った後にパスミスが目立ち、チャンスをさらに宇痩せなかった。」
「センターバック田中の故障離脱がここにきて響いている。守備の指示役とともに攻撃の起点となってきたDFリーダーを欠き、全体が受け身になり過ぎているようだ。」
「持ち味にしてきた高い位置での守備からゴールに迫ったシーンは数えるほどしかなかった。自陣に引いて待ち構える守り方で、簡単にロングボールを蹴っていては主導権を握れないし、相手をのみ込むような躍動感も出てこない。今こそ臆することなく、積極的に戦うできだろう。」


 上回る9本のシュートを放ちながら決定機を決め切れず、スコアレスドローでした。終盤になれば疲れから隙が生まるかと思っていましたが、岡山は絶好機をほとんど生かせずに5試合ぶりの無得点に終わる。3ケ月ぶりにPO圏内に入ったのに一節だけに終わりました。次はまた入れるのか。
 順位等についてのコメントは4日。

   
 合わせ技になりますが、先日経済情報誌「VISION OKAYAMA」に「Fagiversity」絡みの記事が載っていたので紹介させていただきます。
【企業の課題解決をサポート 大学生との交流会初開催】
「ファジアーノ岡山は、10月4日、岡山市のスポーツバー『ULTRAS』で企業と大学生をつなぐ交流会を開いた。」
「今年は『学生1,500人プロジェクト』として10月20日の長崎戦(シティライトスタジアム)に県内の大学生らを招待。その一環で交流会を企画したもので、協賛企業5社と学生約40人が参加した。」
「ファジアーノは、優秀な学生が卒業後に岡山を離れてしまうことに問題意識を持ち、スポンサー企業と学生の橋渡し役としての活動に力を入れており、今後も地域課題解決への貢献に努める方針。」
引用:VISION OKAYAMA

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ギラヴァンツ北九州3

2019-11-02 00:36:24 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)

 リスペクトコラムです。
 先日、J's GOALを観ていたら、久しぶりに北Qさんのいいニュースを見ました。何とクラブ直轄の「研究所」を設立するようです。何を研究するのでしょうか。すごい気になります。北Qさんといえば、地元岡山の1年後輩で、JFLに上がる地域決勝もご一緒したチーム。数年前に専用スタジアム(ミクスタ)を建設しましたが、J3に降格してしまい、J2クラブのサポーターはまでミクスタを体験していない人ばかりでしょう。もうJ3の住人に定着しちゃうのかと思っていましたが、最近順位を上げてきたそうです。ぜひ戻ってきてください。

【ギラヴァンツ北九州 スポーツ哲学研究所】
「2019年10月、弊社は世界のプロスポーツクラブとしては初のプロジェクトであろう「ギラヴァンツ北九州 スポーツ哲学研究所」を設立いたしました。今後、日本と世界を代表する哲学者、スポーツ哲学者、スポーツ評論家の方々などをお招きした年間3回程度の講演会と国内外の研究者による懸賞論文募集・発表・提言を基本に、「サッカーとは何か」「プロサッカークラブとは何か」「スポーツとは何か」を主たる研究テーマとして活動します。
 そしてこの研究活動を持続的に成長・発展させるために、大学・学会・シンクタンクなどの研究機関の方々、研究報告・提言を発表・発信していただけるメディアの方々、研究活動を支えていただいけるスポンサーの方々とあらたな形の協働体制を模索・構築したいと願っております。このプロジェクトにご興味を抱いていただける方々の積極的なご参加を心よりお待ちしております。
正式名称(和文):「ギラヴァンツ北九州 スポーツ哲学研究所」
正式名称(英文):The Institute for the Philosophy of Sport in Giravanz Kitakyushu
略称:IPSG
略称:北九スポテツ

設立目的
・ギラヴァンツ北九州の認知度向上
・アカデミズムとスポーツビジネス界のコミュニケーション密度の向上
・弊社のすべてのステークホルダーの方々のブランド価値向上

所長 玉井行人 Yukito TAMAI  ギラヴァンツ北九州 代表取締役社長」
「スポーツ哲学研究所設立にあたり
『改革元年』と位置付けた2019シーズンの改革目標の柱のひとつに『地域に愛されるクラブへの成長』を掲げました。
 前職の新聞社時代、事件・事故や外交・安全保障をテーマに取材活動に取り組み、スポーツとは縁がなかった私がクラブ経営を引き受け、強く感じたのは『非サッカー層の開拓」の必要性だったからです。ギラヴァンツ北九州が地域に根付いていくのは、ファン・サポーターの皆様を大切にするのはもちろん、これまでサッカーと触れ合ったことのない人たちにスタジアムにお越しいただく契機をつくり、その真の魅力を知っていただくことが出発点です。
 私たちが設立したスポーツ哲学研究所は、スポーツとは何かを根源的に考えるとともに、社会貢献のための提言を行い、アカデミズム・研究機関と連携して新たな可能性を探る試行であります。スポーツと文化はそれぞれ別次元のものではなく、互いの可能性を認知し、融合してさらなる成長を遂げる道を歩むべきだと考えます。私たちの試みが分野を越えて、サッカーというメーンコンテンツを軸に、北九州という地域の価値を見出して成長させ、ブランドを高めていくことを願います。」
引用:J3北九州公式HP

 国内外の研究者による懸賞論文募集・発表・提言を基本に、「サッカーとは何か」「プロサッカークラブとは何か」「スポーツとは何か」をテーマとして研究するそうです。いいですね、懸賞論文を募集するそうですが、応募してみようかな。と思っていたら国内外の研究者でした。当ブログもある意味で研究者です。日夜「プロサッカークラブとはどうあるべきか」研究しているつもりです。頭を痛める事例もありますが。一般公募があったらぜひ。スポーツの哲学って何なのでしょうか。ブランド価値の向上ですか。確かに他の業界でも、研究所の名前を聞くと、少しランクアップのような印象を持ってしまいます。
 研究成果は学会等で発表になるのでしょうか。いいですね、ライト層へのPR方法を研究するとなれば、納得できますね。産学連携になればマスコミも取り上げてくれる事でしょう。
   
【ギラヴァンツ北九州 「スポーツ哲学研究所」設立 アカデミズムと連携、提言】
「サッカーJ3・ギラヴァンツ北九州は30日、クラブ内に「スポーツ哲学研究所」を同日付で設立したと発表した。大学の研究者らアカデミズムと連携してスポーツに関するさまざまな提言を発信し、クラブの認知度と地域文化の向上を図る。プロスポーツクラブが同種の研究拠点を設けた例は極めて珍しいという。」
「『地域に愛されるクラブ』への改革の一環。玉井行人社長(62)が所長に就任し、J1・湘南ベルマーレやスペイン・FCバルセロナなど国内外14のプロサッカークラブの運営に携わったスポーツ哲学研究者、島田哲夫・営業部長(57)が実務にあたる。地域におけるスポーツのあり方を中心に、パワハラやいじめなどスポーツ界が抱える問題も議論していきたいという。
 同日開いた記者会見で玉井社長は「北九州には、公害問題などを克服したフロンティア精神と弱者に手を差し伸べるボランティア精神がある。その精神風土を表現できるクラブ作りには哲学が必要。スポーツとは何かを真剣に考え、クラブと地域の価値を高めていきたい」と話した。サッカーに関心が薄い、いわゆる文化系の人々にもウイングを広げ、スポンサー獲得効果も期待する。」
引用:毎日新聞

 今回の研究所設立は、「地域に愛されるクラブ」への変革の一環だそうです。北九州市民は公害問題を克服した土地柄で、本当にどんなものが今後出てくるのか楽しみです。
 さて、現在のJ3リーグですが、首位はその北Qさん。3位まで勝ち点5点差を付けており、この勢いで行くとJ2復帰できそうですが、残りが6試合あり、油断はできない状況。入れ替え戦圏の2位には何と藤枝さん。少し前に覗いた時は群馬さんと首位争いをやっていたと思っていましたが、藤枝さん以外の6位までは元J2勢。今季は綺麗に並びましたね。1チームだけ蚊帳の外は讃岐さん、現在14位で2位に入る可能性が無くなっているとの事。この圏内には熊本さん、鳥取さん、富山さんと早くJ2に戻ってきて欲しいクラブばかりですね。
J3北九州関連⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190105
    〃     ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170223
    〃     ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170212
    〃     ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20161204
    〃     ④:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20141128
    〃     
③:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110219
    〃     ②:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20071128
    〃     ①:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060228

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優勝の味48

2019-11-01 00:01:30 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 遅くなりましたが、川崎さんルヴァン優勝おめでとうございます。いろいろ忙しくて今日の記事になりました。いつものルヴァンカップは留守録して何かしら観ているのですが、今年は上手く留守録ができなく、やべっちFC等のスポーツニュースで確認するだけでした。フルタイムをTV観戦する醍醐味は味わえませんでしたが、ネット情報で素晴らしい決勝戦であった事は容易にわかりました。
 川崎さんといえばつい数年前までは「シルバーコレクター」として有名でした。2年前のリーグ初優勝までの21年。J1で9度の準優勝でしたが、やっと「勝負弱さ」を返上できていました。そこからリーグ2連覇で、今季は首位まで勝ち点が18点差の6位とリーグ優勝はしんどいですが、今回のルヴァン優勝で3年連続タイトル獲得となりました。
     
 ネットの戦評です。
「一進一退の攻防は、小林の逆転ゴールで大勢が決したかに見えた。しかし、こちらも初戴冠へ並々ならぬ思いを持つ札幌がラストプレーで同点。さらに、延長前半には谷口の退場と福森の芸術弾が相次ぎ、一転して川崎Fは窮地に。それでも、「五度目の正直」のために美学を捨てた。10人だろうと、目の色を変えて走り続け、その執念は同点弾として結実する。PK戦へ持ち込むと、死力を尽くした味方からバトンを託された新井が覚醒。2本のPKを止め、「青」を濁らす苦い歴史に終止符を打った。」
引用:スポーツナビ
   
 まずは早い時間に札幌さんが先制し、前半ロスタイムに川崎さんが同点。後半終了直前に札幌さんが再び逆転し、このまま終了かと思われた後半ロスタイムで再び川崎さんが同点。延長戦に入る。延長前半に三度札幌さんが逆転しましたが、延長後半に入って三度川崎さんが追いつき粘りを見せる。絶えず札幌さんがリードをしていましたが、経験でしぶとく食い下がる川崎さん。
 PK戦は時の運。PK5-4で川崎さんが接戦をものにしました。かつてはどこかで力尽き、「やっぱり川崎は優勝は無理だ。社会貢献活動とかやってる場合じゃない」と言われていましたが、今やすっかりタイトルホルダーに変貌しました。あと、2つコラムを紹介します。
   
【なぜ、札幌は優勝できなかったのか?川崎との差、激闘のルヴァン杯決勝で勝敗を分けたもの】
〔川崎にあって札幌になかったもの〕
「選手たちは「経験値」という単語こそ用いなかったものの、抱いている感想については同じだった様子。荒野拓馬は「ゲームコントロールのところがやはりもの足りなかった。延長戦では、退場者が出て1人少なくなった相手に追いつかれてしまったわけで」と振り返り、鈴木武蔵は「もっと精神的な余裕が欲しかった。リードをしている時間帯には、何かアクションを起こすのではなく『なんとかこのまま試合が終わってくれないかな…』と願いながらプレーをしてしまっていたような気もしている」と悔やんだ。
〔実力の差が勝敗を隔てた〕
「元も子もない物言いになってしまうが、勝負を分けたのは要するに実力の差だろう。」
「札幌は前線からの守備が緩く、川崎のセンターバックが自由に配球できる局面を与え過ぎていた。そこから揺さぶられ、走らされた。ジワリジワリと体力が奪われていった。ハーフタイムに修正を図ったことだろうが、後半が始まっても終盤までその展開は変わらない。
 前半のうちに選手を入れ替えて前線の守備を改善する策もあっただろうが、延長がある試合であることを考えるとその判断は簡単ではない。もっと言ってしまえば、延長戦に入って川崎が10人になってからも前線のプレスがハマらない場面が目立ち、最後までこの部分が響いてしまったように感じる。」
〔この悔しさの先には明るい未来がある〕
「総括をすると、苦しい試合でありながらも持ち前のハードワークとタフな粘り強さで、川崎と札幌の間にあった力の差をグッと縮めることに成功し、その結果、僅かな一歩の不足に至ったのだと思う。つまりは何かが足りなかったというよりも、足りない部分のほとんどを埋めるほどの健闘をしたと見るべきなのかもしれない。
 当たり前だが、力の差があるに決まっている。なにしろ相手はJ1で2連覇中のチームだ。しかし、一発勝負ならば何かを起こせる可能性がある。」
引用:GOAL

 コラムでは勝負を分けたのは経験値と語っていますが、確かにかつての川崎さんには優勝を決め切る経験値が足りなかったのかもしれません。実力の差とも書いています。札幌さんは長くJ2でご一緒し、時には地元岡山よりも弱かった時期も見られました。財務的にも苦しんだ時代が長かった覚えがあります。そこから野々村社長が登場し、エレベータークラブからJ1の上位クラブに変貌しました。これはミシャ監督の功績も大きいと思います。でも、タイトルには届かなかった。現在はJ1で8位。全然立派だと思います。やはり地力の差が最後に出たのかもしれませんね。

【「一発勝負に弱い」川崎フロンターレがルヴァンカップ初優勝のワケ】
〔決勝でゴールできない、勝てない 「シルバーコレクター」との揶揄も〕
「まとわりついてきた2つの呪縛を振りほどいた。決勝戦でゴールできない。決勝戦で勝てない。川崎フロンターレとして5度目、個人としては4度目の挑戦で国内三大タイトルのひとつ、YBCルヴァンカップを初めて制した大黒柱、MF中村憲剛が感無量の表情を浮かべた。」
「前身のヤマザキナビスコカップ時代から、一発勝負で行われる決勝で勝てなかった。2000年大会を皮切りに、2007年、2009年、まだ記憶に新しい2017年大会とすべて無得点で90分間を終えて、順に鹿島アントラーズ、ガンバ大阪、FC東京、セレッソ大阪の引き立て役に回ってきた。
 2017年の元日には、三大タイトルのひとつである天皇杯全日本サッカー選手権大会でも決勝戦へ初めて駒を進めたが、延長戦の末に1-2でアントラーズに屈した。一発勝負に弱いというレッテルを貼られ、いつしか「シルバーコレクター」と揶揄されるようになった。」
〔PK戦4人目失敗で絶体絶命も 新井の劇的セーブで初優勝へ〕
「真の実力が問われる長丁場のリーグ戦を制し、クラブ悲願の初タイトルを獲得したのが2017年。史上5チーム目となる連覇も達成した中で、勝負強さを含めたメンタルが問われるカップ戦でも頂点に立った。栄光の歴史を受け継いだ未来のフロンターレの選手たちが過去を振り返った時、ターニングポイントの1つに2019シーズンも必ず加えられる。」
引用:ダイヤモンドオンライン 

 最後のPK戦で川崎さんは4人目が失敗して絶体絶命になりましたが、GK新井選手が止めてMVP獲得。シルバーコレクターの他にまだ2つ負のジンクスがあったのですね。これで一発勝負に弱いというレッテルを剥がれました。その逆は一発勝負に強い鹿島さん。今季はリーグ首位が鹿島さんで、カップ戦優勝が川崎さんと逆転現象ですね。まだまだ川崎さんの黄金時代は続きそうです。
 川崎さんは当ブログでも付加価値が最も高い優れたクラブです。川崎さんが成果を残せば残すほど、強くなるためには社会貢献も不可欠の事を実証できます。なので、これからも勝ち続けて欲しいです。改めてルヴァンカップ優勝おめでとうございます。
J1川崎関連:8584838281807978777675747372717069686766656463626160595857565554535251504948474645444342414039383736353433323130292827262524232221

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