J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

湯郷ベルについて54

2021-11-10 00:01:39 | 岡山湯郷ベル

 リスペクトコラムです。
 昨日、岡山のスポーツ界にとって、一つうれしいニュースが入りました。なでしこリーグ2部入れ替え戦に出場していた湯郷ベルの2部残留が決まったのです。すいません、4チームのうち3チームがなでしこ2部に参戦できるんでしたね。優勝しなければいけないと勘違いしていて、決まりそうな第3節に参戦するつもりでした。結果オーライです。予定が変わろうが、岡山のチームが降格しなければいい。これでいいのだ。
   
第1節:岡山湯郷ベル 3-2 ヴィアティン三重レディース
第2節:SEISAOSAレイア湘南FC 0-1 岡山湯郷ベル

【岡山湯郷Belle 残留決定のお知らせ 2021 プレナスなでしこリーグ 2 部入替戦】
「本日開催されました2021プレナスなでしこリーグ2部入替戦 第2節の結果により、岡山湯郷Belleのなでしこリーグ2部への残留が決定いたしましたので、お知らせいたします。
2021プレナスなでしこリーグ2部入替戦
第2節を終了した時点で、岡山湯郷Belle なでしこリーグ2部残留 決定」
引用:一社)日本女子サッカーリーグ公式HP

 4チームのうち、岡山は2勝、広島さんと三重さんは1勝1敗、湘南さんは2敗と、岡山が現在首位に立っての残留一番乗りでした。なでしこ2部で吉備国大シャルムと岡山勢同士で残留争いをしていたのが頭が痛かったですが、とりあえずやれやれ。来季は勘弁して欲しいですね。上を目指しましょう。2部リーグ(なでしこ1部)昇格を目指しましょう。残念なのが情報が本当に少ない事。特にクラブ自体がどうしたの?と思うくらいに情報公開が遅いというか出ない。いろいろ探してもなでしこリーグ公式しか出て来ない状態。
 そして以前から、ベルの経営体制を心配していましたが、今回動きが出ました。まるで入れ替え戦への参戦に合わせるかのように。
   
【岡山湯郷Belle会長の辞任と会長代行の就任】
「去る9月28日に行われた第2回臨時理事会において、松本会長が体調不良により病気療養のため9月30日をもって辞任されました。10月1日から、当面の間、盛上 了氏が会長を代行することとなりました。引継ぎ等にも時間を要したことから、発表が遅くなりました。」
引用:クラブ公式HP

【「コンプライアンスに関する第三者委員会」の設置について】
「この度、岡山湯郷Belleでは、コンプライアンスの遵守、組織の透明化を図ることを目的に、「コンプライアンスに関する第三者委員会」を設置いたしました。詳しくは、別紙『「コンプライアンスに関する第三者委員会」の設置について(お知らせ)』をご参照ください。」
引用:クラブ公式HP

 うーむ、穏やかではないようですね。コンプライアンス、組織の透明化など、普通の状態ではなかった事を示すキーワードが並んでいますね。詳細は全く知りませんが、これだけでもどういう状態だったのかは容易に想像できます。詳しい事が載っている「別紙」を読んでみました。抜粋です。

1 第三者委員会設置の経緯
 9/17に第1回臨時理事会を開催し、「岡山湯郷Belle再生プロジェクト委員会」を設置し、チームの再建に向けて協議を行っていく。チーム内から委員を選出し、協議を行っている。
 スポーツ庁が示す「スポーツ団体ガバナンスコード」や公社)日本サッカー協会が示す「JFAコンプライアンス・ハンドブック」の実践が不十分ではないかという意見のあったことから、市民やサポーター、スポンサーからコンプライアンスの遵守に努める必要があるため、委員会において現状の把握と改善に向けた指針を示す必要があると判断した。
 チーム内での意思疎通や人間関係、クラブ役員等のチームスタッフに対する一部の言動について疑問視する声もあった。こうしたことから、委員会ではなく、第三者による中立・公正で客観的かつ専門的な見地から調査を行うことのできる「コンプライアンスに関する第三者委員会」を設置する。
2 第三者委員会の目的
(1)当法人内のクラブ役員等のチームスタッフに対する言動に関する中立的な調査
(2)(1)の調査結果を踏まえた再発防止策、法人に備わるべき機能、仕組み、規約、定款などガバナンス及びコンプライアンスの改善点の指摘と提案
(3)調査結果の報告
3 第三者委員会の構成

 この第三者委員会が1名の委員長、2名の委員で構成されていますが、3人とも弁護士でした。「岡山湯郷Belle再生プロジェクト委員会」の方は7名の委員で構成されており、委員長は新代表で、あとは3人の主力選手、コーチと事務局で1人ずつ、美作市スポーツ振興課の人になります。第三者委員会に比べて現場色が強く、いいバランスが取れていると思います。
 詳しい部分は触れませんが、ここまでの情報だけでも何となく、何が起こりどうなったかというのが推測できると思います。過去は過去で、これからは新代表と両委員会のもとで蘇生して欲しいと思います。旧代表時代はそれほど行政色は強くなかった印象ですが、湯郷ベルが一番輝いていた時代には地元行政が深く関わっていたのも事実。行政のサポートに頼らざるを得ないでしょう。J1大分に象徴されるように、住民×企業×行政の三位一体の経営でないとうまくいかないと思います。またいつか美作ラサがいっぱいになり、Cスタ興行で再び1万人入るように頑張って欲しいと思います。あと、大量退団ももう勘弁してください。
 残留も決まった事なので、次の日曜日はトライフープのPVに参戦しようと思っています。相手は超強敵の長崎さんです。ここに勝ってこそのB2昇格だと思います。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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ボランティアの力276

2021-11-09 00:01:06 | ファジアーノ岡山

 ボランティアレポです。画像はシマカズ氏にお世話になりました。
 昨日、Cスタで開催されたファジのホーム山形戦にボランティア参加しました。ホーム残り3試合で、もう1試合行っとくかと考えた時の選択肢が昨日でした。13時試合開始でミーティング開始が9:15と、平日の仕事日に近い起床時間。この日はウォーキングアプリを駆使して、Cスタへ出勤。やはりボラの日の会場風景はちょっと違う。ちょうどブース設営が始まるタイミングなので、何かと面白い。
 
 控室に入ると見慣れた顔触れが何人も。この日一番目立っていたのは仁氏。ファジの記者サイトの取材で、ボランティアを代表して出演。ファジの観戦のために転職したというのがインパクトあったのかな。ただ、本人はまだその記事を読んでいないとか。元々はGATE10で飛び跳ねていたのに、コロナの事もあってこっちへ来たとか。でもコロナが収束したらまた向こうへ行くような雰囲気でした。学生ボランティアも吉備国さん、学芸さんと大勢来ていました。これもコロナの感染者減少のためか。
   
  この日のポジションはバックスタンド(たぶん3、4年ぶり)。仁氏もそうだが、前日に笠岡でトライフープボラをやっていた竹氏も一緒です。会場セッティングを行い、試合に備える。いつもと違う場所なのでフロントの担当社員も違う。若手女性社員のお2人と作業の合間に歓談して、なかなか面白かったです。鍋女史は元は讃岐さんでやっていて、坂女史は相変わらずホスピタリティ満点でした。
 この日はガールズフェスタで、特製ベースボールTシャツを女性限定で配布しました。ボラメンバーからいろいろ意見が出ていました。なぜ野球? でもいいかもとか。個人的にはあれでスタンドを埋められたら横浜スタジアムになっちゃうよなぁと思い、首はかしげていました。どうせなら普段でも街中で着れるようなお洒落なデザインがいいと思いますが、岡山にはそんな事を進められる人はいないかぁと思ってみたり。

 またしても手荷物検査担当(もう専属化してます)でしたが、この日は向こう側からぐいぐいプレスをかけてくる存在がいました。確か学生さんの小さん。いい声で、無茶苦茶検査コールが上手くて脱帽です。後で聞いたらコンビニバイトでトークを培ったとか。大人げなくややむきになり、おじさんの経験と技を見せつけてちゃる!と一念発起して気合を入れる。レベルが低い話ではありますが、おかげでいつになく刺激的なボランティア活動になりました。
 横でMDPを配布していた学芸の学生君達が相談して、「楽しんで下さい」と声かけしていましたが、聞いててどうも当たりがイマイチ。「お楽しみくださいという言い方もあるよ」と声かけさせていただきました。

 そんなこんなで試合が終わり、エコステーションを設置してのお見送りです。順位で格上の山形さんに辛勝。見るとTEAM AS ONE募金箱を手にしている仁氏。やっぱおっさんが持つと見向きもしてくれないと、すぐに女性スタッフの手に。坂氏に聞くと募金箱は各ゲートに1個ずつあるとか。それは気づかなかった。てっきりコロナ禍で倉庫の奥にしまわれたと思っていました。また見かけたら気にする事にしよう。一時期は何年も毎試合募金風景を撮って載せたっけ。
   
 イベント情報です。この日は「おかやま信金デー」でした。ファジガールズフェスタがあり、ハートカメラ企画がハーフタイムやってました。というかやっているのが聞こえてきました。試合開始1時間前にピッチ付近で岡山城東高校管弦楽部による生演奏があったようですが、全くわからなかったです。
 また、芝生広場では、岡山県キャンプ協会の協力により、キャンプ体験企画が開催されたそうです。ジャズ生演奏もあったとか。薪割り体験っていいなぁ。一度やってみたいものだ。
         
 スタジアム前広場のAゲート横に「倉敷"夢”ポスター全作品展示」があったようです。そういえばチラッと見えたなぁ。コロナの影響で倉敷市サンクスマッチが中止になったそうですが、倉敷市の方が辞退したのでしょうか。倉敷市民としては残念。これでまたホームタウン活動が目減りしてしまい、「ファジアーノ岡山市」になってしまう。あとはOFAサポートデーや山形県ブースくらいか。そんなところですか。また、喜山選手の豪雨災害被災地児童招待が行われましたが、後日別に記事にします。
   
  試合後、お見送りの後で撤収作業。学生さん達と一緒に賑やかに作業ができました。昨日は学生さんなど人数も多く、比較的楽でした。Aゲートだったという行政職の森氏登場。コロナ禍が減少して2年ぶりくらいに復帰しているとか。こういう風に感染者の減少とともに、徐々に元の風景が戻りつつあります。でも、長年Aゲートで入場者カウントをされていたシニア谷女史に声をかけられ、いつ復活ですか?と聞くと返事は無かったとか、高齢メンバーの中心にそのまま卒業されていくイメージも出てきます。ちなみにこの日の万歩計は1万2千歩で、そうかファジボラの日は行って帰って1万2千歩なんだなと。また「飲むために歩く」元気が整いました。お疲れ様でした。
     
 ネットの戦評です。【ハイライト:ファジアーノチャンネル】【Winning Moments
「岡山は山形に序盤から主導権を握られるも、失点数リーグ2位と持ち前の堅守を発揮して得点を許さない。すると、一瞬の隙を突いて先制に成功し、理想的な形で試合を折り返す。後半も相手にチャンスを作らせず、今季16試合目となるクリーンシートを達成。「エース」上門がメンバー外となったが、石毛が加入後4点目となるゴールで役目を果たし、安定した戦いぶりで無敗記録を9に伸ばす白星を挙げた。」 引用:スポーツナビ
速報!サッカーEG採点
デューク選手 6.5 得点はなかったが存在感は抜群。攻撃をけん引
   
 今朝の山陽新聞朝刊の「ファジ実りの秋」というタイトルの記事の戦評です。
「岡山が競り勝った。前半45分、テンポのいいパス回しで右サイドを攻略すると、最後は白井のクロスに走り込んだ石毛が合わせた。立ち上がりこそ主導権を握られたものの、持ち味の組織的な守備から流れを引き寄せた試合運びは見事。後半、連動した攻めで何度か好機をつくっただけに、追加点を奪いたかった。」
「CKの無失点が続くのはセットプレーの守備を任される吉田GKコーチの存在が大きい。」
   
 9試合負け無し、10月以降は4勝3分け、17試合複数失点無しだそうです。順位は変わらずに11位。次節勝てば最良で10位ですが、負けても順位は11位のままです。次の相手は目下残留争い中の相模原さん。昨日は群馬さん相手にドローでした。最近の岡山は、過去長年「失速」と揶揄されて、この時期に順位が沈んでいっていましたが、今季は違います。まるで上位争いをするように勝ちを増やしてきました。上位いじめは伝統ですが、下位にポロっと負けるのも岡山。次節相模原さんの残留争いに貢献する事がないよう頑張って欲しいと思います。

【J OKAYAMA MOM(マンオブザマッチ)】
1位:  石毛選手   2位 :   デューク選手

issan: デューク選手。攻撃だけでなく守備でも一番貢献しました。
松ちゃん君: 石毛選手。決勝点決めたし、ポジション変えながら良く動いていた。
山やん君: デューク選手。個人の力で何度も局面を打開しました。
浅口・メグミさん:石毛選手。押し込むのに反応したのはナイス!独特のタッチのドリブル。ドンピシャなCK!
シマカズ氏: 井上選手。相手の得点となりそうなところをしっかり防いだ印象が強かったです。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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トライフープ岡山について64

2021-11-08 00:01:42 | トライフープ岡山

 生観戦レポです。
 昨日、笠岡総合体育館で開催された、トライフープ岡山のホーム岐阜戦の観戦に行ってきました。本来ならば先月にホーム開幕戦の予定でしたが、相手チームにコロナ感染者が出て中止になり、昨日が実質の岡山開幕戦です。シーガルズといい、今季のホーム開幕戦は笠岡だよなぁと思いながら、笠岡にやって来ました。しかも開始時間は18:30と時期外れのナイトゲーム。おかげで昨日の用事をしっかりこなした後に、ゆっくり観戦に行けました。ボラ参加でも良かったのですが、今季はどういうシーズンになるのかと、やはりホーム開幕戦は観ておきたいと思っていました。
   
 ゲートでは鳥取から来たのか西氏と、竹氏、そして選手はベルの入れ替え戦にボラ参加しているF氏がいました。今回の席は1Fのベンチ裏。ほぼ真裏だったので、ベンチでの喜怒哀楽をよく観る事ができました。観戦を誘ったのですが、見事に断られ、現地でも知った顔は見事に皆無でした。
   
 狭い1Fコンコースでしたが、うろうろしてみました。まずはグッズ売り場。物販氏としばし歓談。グッズでも特に目新しい商品は目につかず。次にファーストシュートクイズコーナーへ。投票用紙を見ると、あれっ新たに「あがいやんせ presents トライプチャレンジ」というのが加わっている。あがいやんせといえば、昨季にZIPアリーナで急遽ラーメン出店をされた、仕事でちょっと絡む御津本店のお店。社長に投票内容をLINEしてみると、「おおすごいです! しっかり応援お願いします」と返信がある。チュウ選手に投票。トライプ君はめったにシュートを決めないので期待は薄い。
   
 あとは昨季まで、長椅子でゆっくりくつろげた自販機コーナーが、等身大選手ボードでふさがれている。なので余計に狭く感じました。東京五輪選手で地元の長迫選手(BMX)の自転車が展示されていました。この日のMCは安定の翼氏。実況ブースもやたら近い。開始が近づいてきたので席に戻る。
 
 HOOP STARSのパフォーマンス。今季はコートネーム?を1人1人紹介していました。他のチームの試合を観る度に、岡山のダンスのクオリティ高いよなぁと思うので、個人的に岡山の誇りの部分です。コスチュームも昨季から変わりましたね。寒いですから。
 子ども虐待防止のオレンジリボンバッジをスタッフが付けているとアナウンスされていました。この辺りはトライフープらしい付加価値の高い部分。ファジもシーガルズもこういうシーンは見られない。
   
 選手入場です。何とエスコートキッズ(地元のミニバスキッズ)が2人ずつ付いていますが、手はつながずに一緒に小走りで出て行くというスタイル。そして選手達はベンチに戻って来るが、やはり真後なので迫力あります。表情だけでなく会話も普通に聞こえます。試合の時のベンチってこんな感じなんだと。比留木HCが真ん中に座ってコーチングするがいつもと逆の角度なので、また違った迫力がありました。
   
 そしてトライプチャレンジ。御津のふくみ家というラーメン店の千円分食事券だそうです。でも、選手達の頭でほとんど見えず。2本とも外したのがかろうじて見えました。ハーフタイムではHCと3人のコーチで囲んでミーティング。こんな感じなんだと。ゲーム分析でしょうが、コーチ陣も忙しいですねと。
 やはり、ベンチ裏はベンチの様子はよく観えるが、コートはよく観えないという事で、いろいろうろついてみました。2F席はコート全体がよく観えました。岐阜さんは3人の応援ファンが来て、メガホンで叫ぶ代わりにメガホンを叩いていました。こういうのを見ると羨ましく思います。岡山でこういう応援ファンの応援風景が見えるのはいつになる事やら。現在は見事にバラバラで、応援したい人が会場で点在している状態。もっとまとまりが出ないものかと。当ブログでも昨季少し動いてみましたが、クラブが応援団の存在に消極的である印象もあり、盛り上がりはもう一つ。
   
 試合の方ですが、相手の岐阜さん(8位)には元岡山の福井選手が在籍していました。元気そうです。小堺主将はスリムになった気がする。絞ったか。試合は競り合っているが流れは良かったです。全体的に岡山が優勢に進め、快勝でした。前の広島ホーム戦での負けっぷりにちょっと心配していましたが、怪我だった選手がこの日復帰し、戦力がアップしていました。得点時に流れる曲が変わっていましたね。笠岡会場での得点表示ボードは、シーガルズの時は手めくりタイプでしたが、トライフープはZIPアリーナの機械でした。
 面白かったシーンでは、JP選手が1人抜け出して独走し、ダンクを決めるかと思ったら、ひねったシュートで外し、失笑が出てしまう。この辺は3部のプレーでした。広島で競り負けたのと、今日快勝したのはどっちが本物なのかわからず。龍谷高校のチアリーディング部ドラゴンズ。ハーフタイムも。しっかり長い時間でパフォーマンスできていました。モップかけは、地元の笠岡商業高校バスケ部の女子生徒さん達。ジャージではなく普通の生徒服でやっていましたね。
  
 この日の観客数は344人でした。試合終了後、隣に座っていたソロ観戦の方(M氏)に「勝ちましたね」と声をかけて、スポーツ談義で盛り上がる。何でも古いマリノスサポで、ファジサポとしても時々Cスタに参戦し、メインスタンドで観戦しているとか。普及活動としてソロ観戦の方への声かけは久しぶりでした。FBを交換してみてビックリ。何と備前市の備前焼陶芸家の方でした。そして更にビックリしたのが、トライフープのふるさと会員などのコラボグッズの制作元だったのです。昨季のキーホルダーも今季のマグネットも家にありますよ~とまた盛り上がる。忙しくてなかなか観戦に来れない(トライフープも初観戦)そうですが、ソロ観戦なら今度ご一緒しましょうという話に落ち着く。語る会にも来て欲しいところ。スポーツの奥深さを感じた面白い日になりましたね。
   
 今朝の山陽新聞朝刊の「トライフープ4位浮上 後半に流れつかみ県内初戦快勝」というタイトルの記事の戦評です。
「前村が開始直後、果敢にゴール下に切り込むなどして続けてシュートを決める。これで攻撃のスイッチが入ったようにボールを回すテンポが上がった。けがから復帰した小堺、向井、川満が立て続けに3点シュートを決め、このクオーターだけで18点差に突き放した。第4クオーターも22-17と危なげなく運んだ。
 新加入のオリビエの活躍も光った。チームトップの26得点を挙げ、ディフェンスリバウンドも7本獲得。」

 これで連勝を3に伸ばして4位に浮上。そして今日、第2戦として同じ会場、同じ相手で開催されました。結果は102-88で100点ゲームの快勝。4位のままですが、少し上位が見えてきました。新興勢では何と言っても長崎さん。目下無敗で首位。2位が千葉さんでここも無敗。どちらもかなり強化費をかけたとか。この2チームを叩けば2位以上でのB2自動昇格が可能になります。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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日本代表のこと・・・511

2021-11-07 00:01:32 | サッカー(日本代表、W杯等)

 リスペクトコラムです。
 DAZNで毎週木曜日に、うっちーこと内田篤人氏がMCの「FOOTBALL TIME」が配信されており、毎回欠かさずに観ています。活躍する海外組の代表選手の動向を中心に構成され、ゲストに日向坂48の影山さんを中心に、代表選手のOBや現役が出演し、レベルの高い内容になり、面白く観させていただいております。先週の回をいつものように見逃し配信で観ていると、「今日はちょっと違うぞ。話が深いから面白い」と記事にする事にしました。
 元々フォーメーションの詳しい解説が聞きたいと思い、以前番組で取り上げて欲しいネタ募集があった時に、「フォーメーションの入門解説」をやって欲しいと送っていたので、ちょうど良かったと思いました。元J2岡山の岩政氏がやってくれました。先日勝てたオーストラリア戦で採用された4-3-3について、詳しく解説してくれたので、本当に良かったです。さすが岩政先生です。
   
【DAZN「内田篤人のFOOTBALL TIME」番組史上もっとも深い話】
〔岩政大先生が日本代表[AFCアジア予選から見た、サッカーIQを高くするお話。4-3-3で勝てたけど、本当の意味で成功だったのか?どこまでケアができたのか? 良かった点や改善点などを一緒に考えよう!〕
<サウジ、オーストラリア相手で1勝1敗、11月のベトナム、オマーンのアウェー2連戦>
内田氏:オーストラリアは戦い方が変わって、全然いいサッカーになっていた。立ち位置とか現代っぽくなって整理されているなぁと思う。
岩政氏:最近特に変わった。ポステコグルー監督になった時から少しずつ変わってきて、昔みたいな放り込みサッカーでなくなった。
内田氏:サウジは(戦う相手として)難しい。内田氏:オマーンのアウェー戦は怖い。一回負けてるし。

<日本の窮地を救った4-3-3とはどんなシステムなのか>
 オーストラリア戦で、これまでベースにしてきた4-2-3-1から4-3-3を初めて採用。この結果勝利。選手達はこのシステム変更について、「守備の時により前から行くという、攻撃の時にしっかりボールを保持して押し込むという事をもう少しやえりたかったのが本音(田中選手)」「相手の特徴を消すという事と、後は自分達がボールを保持できるように、ボールを扱える選手を2人前に置いて、遅攻速攻を上手くやっていくのを意識してやった(吉田選手)」とコメント。
内田氏:自分は余りフォーメーションを意識してプレーして来なかった。4-2-3-1は守備が上手くはまって、一番簡単な守備。
岩政氏:特殊なやり方をしたなという印象。リバプール式というのか川崎式というのか、よく勝ち切ったなというのはあった。1つは自分の想像ではメンバーを交代させる時に、システムを変えるからという言い方で交代選手に伝えた方が納得しやすかったかもしれないというのがある。もう1つは、オーストラリアがビルドアップの時にボランチが脇に広がっていくのを4-2-3-1でどう抑えるかというのは難しかった面がある。サイドハーフがそのまま高い位置を取って、攻められて下がると、そのまま全体が下がってしまうという流れで押し切られるのではないかというのがある。じゃあ高い位置で行こうとすると、4-2-3-1では難しいから、ここを出すために中盤を3枚にするというのを考えたのだろうなと思う。
   
<4-3-3のメリット、デメリット>
岩政氏:簡単に言うと4-2-3-1はオーソドックス。簡単に崩れる事はない。逆に言うと、どこも分厚い所を作れないので、特殊ではない代わりに特徴も無い。4-3-3はかなり特殊で、相手がかなり戸惑う可能性がある。逆に言うと、特殊なやり方は空いてくる所があるので、相手が突いてくる事が増えてくると、結構オーソドックスに戻るという所は、チームづくりの大体の流れ。上手くいって、これをベースとするなら、かなり精査して詰めていかないと相手にどんどんやられる形になる。そして結局4-2-3-1の方がバランスがいいと落ち着く可能性が高いと思う。
内田氏:4-3-3で誰をどこに使うのかというのが出てくるし、じゃあ4-2-3-1の方が選手を置きやすいというのが出てくる。システムによって要らない選手が出てくるので、選手選考にかなり影響が出るのでは。
岩政氏:4-2-3-1で4人で賄っていた中盤を4-3-3になると、3人でやらなければならなくなるので、運動量が豊富な選手(ディフェンシブハーフなど)が必要になる。この位置には柴崎選手や鎌田選手しかいないので、そういう選手がいなくなるので新たにそういう選手が入ってくる可能性がある。逆に言うとトップ下と右を両方やれる選手(堂安選手や久保選手など)が減らされる可能性がある。
 トップ3枚のサイドは少し高い位置を取るので、ウィングに新たな選手を入れる可能性は出てくる。こういう風に中盤の形が変わるだけで全然変わってくる。
【システムによる選手の適性】
4-3-3:  運動量のある守備的なMF&ウィング
4-2-3-1:ゲームメーカータイプのトップ下

<過去4試合で見た改善点>
・守備(オーストラリア戦で失点につながるFKを与えたシーン)
岩政氏:4-3-3で行くならハイプレス・ハイラインにするしかない。守備の判断基準で、ボール中心か人中心か整理がついていないように見える。ボール中心ならハイラインで作りやすいが、人中心だと、相手にずっとついていく事になるので、ラインが深くなる。それをはっきりとボール中心と決めてあげればいいが、決まっていないからこの失点シーンにつながっている。これを防ぐためには細かいラインコントロールの設定が必要。中に外に大きく動くサッカーを作らないと4-3-3は成り立たない。
 4-3-3で推奨されるボール中心の守りとは頻繁なDFラインの上げ下げにより、相手をオフサイドポジションに追いやる。そしてその選手にはとらわれずにハイラインのまま守備陣形を全体的にボールサイドに寄せて行く。
内田氏:各個人で見て行ったら、海外のクラブチームは絶えずハイプレスをしていると思う。日本はどちらかと言えばサイドに追い込みましょうだが、海外はCBにガンガン行く。90分続かないと言うけど、90分やってる。4-3-3だったら前から行かなきゃやってる意味が無い。
岩政氏:代表チームだと、それぞれの国で違うと思う。ドイツ系はどんどん行くが、イタリア、プレミア、ベルギーは人だったりするので、そういう所を揃えてあげないと、ずれた所はスペースになるので、そこは必要になる。オマーン戦の失点も人中心の守備からの失点なので、4-3-3にするなら成り立たなくなる。
【4-3-3での守備】
・ハイプレスとハイラインが必須  ・人ではなくボール中心で守る
   
・攻撃(オマーン戦)
岩政氏:日本人って積み上げ方でサッカーを考えていないかなと思う。言葉の使い方で人間の脳って作られていると言われているが、日本語って最後に結論が来る。アメリカ人など外国人は最初に結論を言う。だから逆算型と言われる。サッカー選手もそうだと思っていて、オマーンは4-3-1-2で何が起こるかっていうと、最後に展開した時に3人絡む事ができたらCBが出て行くしかない。その時に中央にスペースが生まれるので、サイドに展開した後にゴール前にいましょうでは遅い。ゴール前にどういう形を目指すかでサイドに展開して、逆算型でサッカーをしないと間に合わないと思う。逆算型だったら試合内容も違っていたように思う。
・積み上げ型: 一つの課題がクリアできたから次を考える。
・逆算型:   結論が決まっていてそこに向かって行く。

 という内容でした。ずっと思っていましたが、内田氏は森保ジャパンを認めていないんじゃないかと。オーストラリア戦の直後の配信でもコメントを省略していたので。今回、岩政氏も同様に内心本当は認めていないんじゃないかと少し思いました。4-3-3のフォーメーションの特徴、長所や弱点がよくリスペクトできました。噂で困った森保監督が川崎さんの事例を見て、これはいいと急遽採用したらしいという噂が流れましたが、強ちガセでもないように思えます。
 次の代表戦を観るのが楽しみです。11月のどちらの試合も完全アウェー状態になるという事ですが、正直2勝できなければ、そこで森保ジャパンはアウトになるのではないでしょうか。2敗した時点ですでに終わっているのですが、後任を用意できない田嶋ジャパンがずるずると引きずっている状態かと。埼スタへ試合会場を変更した事が報道されていましたが、当ブログから見たらレベルの低いナンセンスな話です。メディアで取り上げられる事自体が無駄で、もっとやる事あるだろと個人的に思います。岩政さん、またフォーメーションネタをお願いします。
元岡山・岩政選手関連④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180109
   〃           ③:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20161020
   〃           ②:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160914
   〃           ①:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20141221
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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監督、GMの力量38

2021-11-06 00:34:27 | バスケ(Bリーグ・代表等)

 リスペクトコラムです。
 いろいろ言われた東京五輪ですが、感動シーンもいくつもありました。その筆頭が女子バスケ。感動させてもらいました。特にホーバスHCはかなりインパクトありました。外国人監督が日本チームで世界の頂点(銀メダル)を極める。当ブログが唱える外国人監督理想論の一つの実例になりました。やはり優れた成功事例になるのか、FOOT×BRAINでも特集されました。楽しい番組となりました。
    
【バスケ界のアツい指導者:トム・ホーバス】
 世界との対格差をものともせず、一度も超えられなかった五輪ベスト8の壁を撃破。チームを史上初の銀メダルへと導いた。さらに9月21日にバスケ男子日本代表のヘッドコーチに就任が発表された。バスケ界が求める彼の指導力とは一体? その答えを探るべく、3人の五輪代表選手を直撃! そこにはすべてに通じる組織マネジメント術が。トム・ホーバス×名将ルール、その神髄に迫る。
 ホーバスHCは大学卒業後、ポルトガルのスポルディングで現役をスタート。その後、日本のトヨタ自動車で1990-94年に所属し、4年連続得点王を獲得。その後、NBAのアトランタ・ホークスでプレーした経験を持つ名プレーヤーだった。現役引退後は指導者の道へ。バスケ女子日本代表コーチとして、2016年リオ五輪でベスト8獲得に貢献。2017年に同ヘッドコーチに就任すると、今年史上初の五輪銀メダルをもたらした。
 各国との体格差、世界ランキング10位で、五輪開幕前はメダル獲得を期待されているわけではなかった。だが、蓋を開けてみると、ホーバスは日本を世界のトップレベルのチームに変貌させていた。そこには他のスポーツにも通じるホーバスの名将ルールがあった。

 この辺りはかつての黄金時代のなでしこジャパンを見ているようですね。五輪では同じく銀メダルでしたね。世界ランク10位から銀メダル、W杯優勝。その下剋上性もよく似ている。ただ、あの時は日本人監督でした。ただ、女子のトップ選手の能力を最大限に引き出す、名将ルールというのがあるのでしょう。リンクしませんが、たぶん昔の記事に佐々木監督(当時)の名将ルールをリスペクトしていると思います。また見てみたいです。

     
名将ルールその①「戦術ボードなんて使わない!」
 戦術ボードは東京五輪で1回も使っていない。理由は全員がプレーを覚えている。逆に他の国のコーチを見るとよく使っているが、意味わからない。何書いているの? 日本は練習しているから大丈夫と思って使わなくていいと思った。戦術ボードを使わないのは自分のスタイル。
高田主将「タイムアウトの時は戦術の指示ではなくて、大体は気持ちの部分。相手に多少攻められている時に、気持ちがダウンしている所で、もう1回気合を入れ直すことが多い」
 チームの一つのルールは「気持ちは負けないで。相手の気持ちよりは絶対に負けないで」。日本は身長が低いから、気持ちで負けていたら試合でも負ける。そこもよく見ている。

 面白いですね。まずは気持ちの部分。まるで高校野球の熱血監督のような指導ですが、基本そこなのでしょうか。ここで思い起こすのがシーガルズ。監督の方針でコート上では喜怒哀楽を出さない。勝った時は喜び、負けた時は悔しがる。それではメンタルが不安定になり、気持ちが沈んだらそのまま自滅していく。リードされて気持ちで負けていき、試合も負けていくのではないかと思わせます。負けない気持ちを高めるために、今の方針は見直すべきだと思います。観戦する方も地味に映って、興行的に逆効果も生まれていると思います。何だったら指導者を替えてもいいと思います。

   
名将ルールその②「試合よりも練習を厳しく!」
戦術ボードを使わないもう1つの理由でもある。選手が口を揃えるその厳しい練習とは。
馬瓜選手「練習中はかなり厳しい」。
高田主将「ホーバスHCの場合だと日本人の昭和の監督くらいめちゃくちゃ注意する。練習よりは試合の方が楽に感じる部分は多い」
高田主将「細かい所に対しても時間を割いて指導する。選手から観れば「このくらいは良いじゃん」という甘えがあるが、そこを逃さない細かさがある」
馬瓜選手「足の角度、ちょっとしか変わらないのに言う?ってくらい細かい。同じカッティングの動きでも、少しスピードが遅かったら、そのカッティングでは次の試合では使えないよと言われる。」
 練習ではどんなに些細なミスでも許さない。それは当たり前の事。ホーバスHCが一番うれしい事は勝つこと。毎日普通の練習していたら、たぶんそこまで勝ち上がることはできない。だから練習は厳しくしつこくやれば勝つと思う。日本の試合を見ると、皆が楽しくプレーしている。たぶん練習より試合の方がラクだから楽しかった。HCと選手の頭の中に共通のボードが入っているという事。
 選手とのコミュニケーションでも大事にしている事がある。結構厳しい事を言った後には、絶対にフォローアップする。練習後か試合終了後に。ミスコミュニケーションは良くない。日本人じゃないから、ミスコミュニケーションは絶対にある。フォローアップする時に結構選手に説明する。日本語ペラペラじゃないから、選手の身振りや表情を良く見ている。厳しい練習を重ねるからこそ、本番でのメンタルも養える。

 練習の厳しさは、ラグビー日本代表のエディージャパンもまさにそうでした。黄金時代のなでしこジャパンもそうでした。まぁ、選手が長期合宿で集まりやすかったという環境もありますが、基本的に選手が「世界一の練習量」と口にしていたのは共通しています。試合の方が練習より楽というのも共通。指示の細かさも共通しているんじゃないかな。低迷したジーコジャパンは、選手の自主性に任せていた方針で、成績は低迷。それをまさに実践しているのが森保ジャパン。まぁ細かく指示をしようにも監督に戦術など引き出しに何も無かったらできませんが。世界を知らない日本人監督にはそれが無いでしょう。


名将ルール③「『You』とは呼ばない」
高田主将「基本的にコートネームで呼ばれる。ちゃんと選手のコートネームを聞いて覚えるんだっていうのは感じた。名前を覚える意図は何かあるのかなと思います。「You」とは呼ばないです」
 「お前」とか「あなた」のようなネガティブな言葉は使いたくない。自分は大きい(2m3cm)ので上から「お前は!」と言うとイメージは良くないと思う。良いコーチは選手達を尊敬(リスペクト)する。逆に選手もコーチを尊敬しないと良いチームはできないと思うので、悪い言葉は使わない。

 信頼関係で築いた厳しい練習、だから選手へのリスペクトを忘れない。選手をコートネームで呼ぶ事はそのための自分ルール。すぐに全員の名前を覚えた。
   
名将ルール④「絶対的エースは必要ない!」
 五輪最多1試合18アシスト、司令塔の町田瑠唯選手。大会ベスト5に選出され、そのプレーは席中が釘付けにした。
町田選手「誰かに頼る事なく皆がプレーしていた。それがHCの「スーパースターはいないけどスーパーチームだ」を言ってくれてうれしかった」
 それを裏付けるデータ。東京五輪での試合ごとの最多得点者は毎試合違う。
福田氏「あの選手がいれば勝てたと、サッカー界では絶対的エースを求める傾向がある中、ホーバスのルールはそうしたチームづくりに一石を投じる。無いものねだりをしてもしょうがないっていうのは、他の日本のチームスポーツに共通している。チームで戦わないと世界の強豪国には勝てない。サッカーもその領域だと思う」
 選手全員がエースで、1人1人にエース級の活躍を求める。そのチームづくりこそが銀メダルへと導いたのかもしれない。
福田氏「日本は絶対的エースがいないと勝てないと思っている。でも、ホーバスHCは、どうすれば勝てるかを考えて逆算している。だからシンプルだと思う」

 絶対的エース依存。これはまさに森保ジャパンの大迫依存ですね。昔のチームでも依存というよりは本田選手が仕切っていた、中田ヒデ選手が仕切っていた時代がありました。やはりその時は低迷していましたね。女子バスケ代表にも渡嘉敷選手という絶対的エースがしましたが怪我で欠場。必然的にこうなったのかもしれません。もし、渡嘉敷選手が出場していたらどんなチームになっていたか気になります。ひょっとしたら渡嘉敷頼みでメダルには届いていなかったのかもしれませんね。福田氏の「日本は絶対的エースがいないと勝てないと思っている」という言葉が象徴しています。

     
名将ルール⑤「固定観念から抜け出せ」
 絶対的エースを必要とせず、強豪国に勝てたワケ。東京五輪では各国と平均身長の佐賀10cmもありながら、次々と撃破する事ができた。それは3Pシュート。1回打って入ったら3点が大きい。日本のスタイルは3Pシュートを全員が決められること。各国の3Pシュートの成功率を見てみると、何と1位は日本。しかも30%を越えれば上出来とされる3Pの確率が日本は40%を超えていた。
町田選手「練習外の所で個人個人が3Pシュートの練習をしていた」
高田主将「ホーバスHCが就任する前は3Pシュートを打っていなくて、3Pシュートを皆が打てるようになってから練習したので、ここ5年くらいの話」
 これまで日本では3Pシュートを打つ選手は限られていた。だが、ホーバスHCは固定観念を覆し、選手全員にそのスキルを求めた。日本のルールは3Pシュートが打てるエリアで打たなかったらベンチに戻すというもの。他のコーチは「打つな!」などと言ってしまうので、選手達が迷ってしまう。でも日本の選手は迷っていない。空いていたら必ず打って良い。

福田氏「どこからでも点が取れる、どの選手が抑えれても、どの選手が代わりに入ってもチーム力が落ちない。そんなチームを日本の球技スポーツは女子バスケのようなチームを目指した方が世界に近づくと思う。ホーバスHCは結果が出て当然の指導者だなと思う」
   
福田氏「なでしこジャパンが世界一になった後に分析されて勝てなくなってしまった。女子バスケ日本代表が今後さらに強くなっていくためには何を磨いて何が必要なのか」
ホーバスHC「東京五輪は2つ目標があった。金メダルを獲る事と女子バスケ日本代表が世界のスタンダードになる事。だから他の国がこれかあら日本のバスケをマネしようとする。でも日本の女子バスケは簡単にマネできないと思う。時間もすごいかかる」
 世界一厳しい練習と築き上げた信頼関係。誰もがエースとしての自覚を促し、気持ちで世界を圧倒する。


高田主将「日本とアメリカ、どちらも合わさった指導を感じるし、プレーの中でも日本人の良さを活かすモノを取り入れるので、HCが今でもたくさん学んでいる。その学んだモノを選手達に落とし込んでくれるので、いいHCだと思う」
勝村氏:「サッカー日本代表が今W杯の予選で余りいい成績を残せてなくて、ずっと監督論みたいな事を考えると、もう一度いろいろ考え直さなくてはいけないのかなっていう。日本人が日本人の事をよく知っているって言うけど、トムさんを見ていると、日本人以上に日本人のことを理解しているし、やっぱりハイブリッドしていくと、新しい世界が見え始めるのかなっていう思いがした。サッカーの世界にも来ていただきたいくらいです。」

 全員が3Pシューターという概念は、かつてのバレー女子代表で好成績を上げた真鍋ジャパンがそうだったと思います。確か全員がスパイクを狙いに行く戦術。固定概念の打破、この辺りは共通しているのかもしれません。なでしこジャパンの時は他国がポゼッションサッカーを真似していきましたが、ホーバスHCのバスケは簡単には真似できないそうです。ただ、いくらかは真似してくるでしょうけど。
 最後の勝村氏の監督論が今回の特集のすべてをまとめていると思います。この外国人と日本人のハイブリッド指揮官というのは、ポスト森保ジャパンを考える上でも参考になるのではないでしょうか。世界は知っていても日本人を知らなかったらミスコミュニケーションが発生していい事にならない。日本人の事はよく知っている日本人監督はコミュニケーションは取れるが、世界と戦える戦術を知らないからいい事にならない。ハイブリッドはいいかもしれません。
 ポスト森保ジャパンで最近名前の挙がっていたのが、ルヴァン杯優勝のJ1名古屋フィンカデッティ監督。まさにJリーグを良く知るハイブリッド監督なのかもしれません。当ブログでの理想は、代表監督でW杯である程度実績を残している外国人監督で日本をよく知っている、もしくはすぐにリスペクトして、ホーバスHCのようにコミュニケーションが取れる人材です。
 男子のホーバスジャパンの初陣ニュースが流れましたね。

■「FIBA バスケットボールワールドカップ 2023 アジア地区予選」Window1 中国戦概要
▲会場:ゼビオアリーナ仙台
▲開催日時:第1戦:2021年11月27日(土)中国代表 vs 日本代表 TIPOFF 12:05~
        第2戦:2021年11月28日(日)日本代表 vs 中国代表 TIPOFF 18:35~
放送・配信:
第1戦:BS日テレにて生放送・12:00~/DAZNにて生配信・12:05~
第2戦:放送局調整中/DAZNにて生配信・18:35~
引用:バスケットボールキング

 あれっ、DAZNってあるけど、DAZNの「スポーツ一覧」からバスケの名前は今もありません。Bリーグ、日本代表合わせて契約解除されたと思っていましたが、女子代表の銀メダル獲得でもう一度バスケを見直し、ホーバスHCの試合から再契約していくのかな。バスケットLIVEでも観れますが、まぁうれしいです。
 ホーバスHCも「新しいチャレンジ」として、現在Bリーグの試合に足を運び、自分の戦術に合う選手を物色中と聞いています。女子で成功したから男子も成功するとは限りません。FIFA最優秀監督の表彰をうけた佐々木監督も、その後男子には全く関わっていません。なので、女子で成功した指導者が男子で成功した事例が無いので、まさにチャレンジです。そういう面でも楽しみです。
AKATSUKI FIVE(バスケ日本代表)関連: / /  /  /  /  /  /  /  /  /  / /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /
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優勝の味62

2021-11-05 00:01:40 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 名古屋さん、ルヴァン杯優勝おめでとうございます。11年ぶりのタイトルだそうですね。確か前回の優勝はストイコビッチ監督時代じゃないですかね。その後J2にも来られて苦労され、タイトルには遠かったですが、メガクラブらしく強いチームになりました。当ブログでも紹介している経営者の腕力にもよるのではないでしょうか。名古屋さんの今回の優勝に際して興味深いコラムを探しましたが、チームなど現場の話ばかりで、クラブの話は見かけなかったなぁ。まぁそこが国内トップメーカーをスポンサーに抱える名古屋らしさか。
   
【名古屋“再生工場”に適任だったフィッカデンティ監督 日本サッカー界に刺激を与えている】
「名古屋グランパスに生え抜きはいなかった。むしろ挫折を味わいキャリアの後半に差し掛かった選手たちもいる。だからこそここで必要とされたのは、伸びしろより個々の特徴を引き出し、場合によっては再生させる能力だった。
 そしてその点でマッシモ・フィッカデンティは、まさに適任だった。豊富な経験と洞察力を持ち、効率的な戦術を駆使して結果を引き出していく。夢を追うより現実を直視して勝算を追求する。実際にルヴァンカップ決勝の采配も、その真骨頂と見ることができた。」
〔能力を見極め正しく引き出す指導力、稲垣祥を再度輝かせた手腕〕
「フィッカデンティ監督の真髄は、迅速な戦術的な対応とともに、改めて個々の能力を見極め正しく引き出す指導力にある。今年29歳で初めて代表に選ばれた稲垣祥も『戦術的にもサッカーへの向き合うマインドでも学んで成長できた』と語る通り、陰りかけた素材を再度輝かせ、成長過程の選手には弾みをつけていく手腕が際立っている。それはかつてFC東京時代に武藤嘉紀をFWで抜擢して大化けさせた例でも証明済みだ。名古屋は経験豊富な選手たちの集合体であり、そういうチーム作りができたのもクラブの特性とも言える。」
引用:Football ZONE web
   
 名古屋さんは再生工場なんですね。今回活躍された柿谷選手などよその主力で移籍して来た選手は再生された存在だったのかと。それくらいフィッカデンティ監督は有能なんですね。確かポスト森保監督ばなしでも名前が出ていましたね。豊富な経験と洞察力、効率的な戦術ですか、素晴らしい監督ですね。仮に森保監督が更迭されて、フィッカデンティ監督が後任で入れば、代表チームひょっとしたら大きく化けるかもしれませんね。
   
【名古屋、ルヴァン杯優勝の要因は? 指揮官が語る5つの変幻自在システムと修正力】
「名古屋のマッシモ・フィッカデンティ監督は試合後、喜びと同時に5つのシステムを試合中に使い分けた戦術を『相手が少し上回りそうなところで戦術を変えて戦った』と振り返った。
 名古屋は27日の天皇杯準々決勝でC大阪に0-3と敗れたばかりだった。主将のDF中谷進之介は、セットプレーでの失点を重ねた部分について『正直、天皇杯が終わった後にかなりお叱りを受けまして』と苦笑し、指揮官も『天皇杯で見た姿は、知り合いというか、2年間を一緒にやってきた選手とは思えないようなものだと発破をかけた』と話したが、そこからの立て直しは見事だった。
 この日はスタメンにFW柿谷曜一朗とFW前田直輝を並べたが、C大阪のビルドアップでMF原川力に2トップの背後を使われ出すと、この2人を縦関係にして中央を閉じた。そして、先制した後にはMF長澤和輝を投入して中盤を3枚にし、MF木本恭生を最終ラインと出入りさせながら、最後は明確に5バックにして逃げ切った。
 フィッカデンティ監督はこうした変化について『準備の段階で話すことが中心だが、相手の特徴ややり方への決まり事を作っていった。そういう部分を選手がつなげながらピッチで表現してくれた。取りたい形で点も取れた。リードされると相手のやり方に合わせなければいけなくなる。リードしたので、こちらのやり方でできた。4-4-2、4-2-3-1、4-3-3、そして後ろが4枚で耐えられなくなった時に5-4-1、5-3-2と。相手が少し上回りそうなところで戦術を変えて戦った』と話した。」
引用:Football ZONE web
   
 5つのシステムを使わけた戦術ですか、当ブログ好みの指揮官ですね。固定メンバーで戦い、戦術の引き出しが無さそうな森保監督とは雲泥の差ですね。相手が少し上回りそうなところで戦術を変えて戦ったそうですが、しっかり結果を出しましたね。フィッカデンティ監督はイタリア人なので、今の名古屋さんはイタリアスタイルなのですね。確かに「堅守」が光っていましたから。JリーグではF東さんと鳥栖で指揮を取られていましたが、結果が出ないまま名古屋さんで花が開いたという事ですか。
 名古屋さんは、この日のベンチ入りメンバーも含めた名古屋の選手に、ホームグロウン選手はゼロ。アカデミー出身の選手が4人も先発出場していたC大阪とは対照的だったようです。
 あと、昨日の報道で元柏の中谷主将が「ゴールした後に凄く喜んでしまって…。柏のサポーターには申し訳なく思っています。謝らせてください」とコメントしていたようです。確かにすごく喜んでいました。こういう言葉が出るという事はまだ柏愛が強いようですね。いつでも戻ってらっしゃい(笑)。あと、ルヴァン杯でJリーグ主催のフードドライブが実施されたようです。
   
【Jリーグが計214.85キロの食品を寄付! ルヴァン決勝で「フードドライブ」実施】
「Jリーグ社会連携室は2日、ルヴァンカップ決勝戦で実施していた『Jリーグフードドライブ』で、来場者から1864個・合計214.85kgの食品が集まったと発表した。試合会場の埼玉県と、決勝戦を戦った名古屋グランパスとセレッソ大阪のホームタウンに寄付したという。
 フードドライブは家庭で余っている食品を集め、食品を必要とする人に寄付する活動。10月30日にルヴァン杯決勝戦が行われた埼玉スタジアム2〇〇2で、試合前に実施していた。
 今回の活動はJリーグ・クラブに加えて、ルヴァン杯パートナーのヤマザキビスケット株式会社と環境省、埼玉県も参画。社会課題などに地域、企業、Jリーグ・クラブなど3者以上が協働するプロジェクト『シャレン!』(社会連携)の枠組みで行われていた。」
引用:ゲキサカ

 当ブログでも取り上げていますが、ついにJリーグ主催で開催されましたね。埼玉で集めて、名古屋さんとセレッソさんのホームタウンに寄付というのがいい。こういう光景を見ても、やはりホームタウンはホームタウンだなと思います。ホームタウンが緩和されたら、優勝準優勝チームと全然関係ない自治体に寄付されるという事になり、付加価値も目減りするというもの。シャレン=ホームタウンという構図になり、ホームタウンが形骸化したら、シャレンも自然と崩れていくのではないですか。優勝された名古屋さんのホームタウンでも、「勝ち店」制度を中心に地域密着で頑張られています。
J1名古屋関連⑪:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20210926
  〃      ⑩:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20210319
  〃      ⑨:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200807
  〃      ⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200724
  〃      ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20181203
  〃      ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20171219
  〃      ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20161213
  〃      ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20161106
  〃      ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160918
  〃      ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140727
  〃      ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130213
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers

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勝利の白星155

2021-11-04 00:01:57 | ファジアーノ岡山

 TV生配信観戦レポです。
 4時間近く遅れてTVの前に着きました。今日はアウェー甲府戦。もう残り試合も6試合と少なくなってきました。3位の甲府さん、J1自動昇格を狙っているので緩めてくれないでしょう。甲府さんは中3日、岡山は中2日。甲府さんは5試合失点数リーグ3位、岡山は7試合負け無しでリーグ2位の少なさという顔合わせ。前節から3枚先発を替えてきた甲府さんに対して、岡山はデューク選手復帰、白井、関戸、下口、濱田選手と5枚変更です。ブレネー、宮崎幾選手はベンチから外れました。
    
 キックオフ。甲府さんは最初から飛ばしており、ガンガン来ています。センタリングからデューク選手が頭で決める。いいコースで、完璧な高いシュートでした。さすが豪州代表。見事でした。山ゴォール!!! デュークゴール! 1-0。そして、 最後尾のDFからボールを奪って独走。GKとの1対1でゴールを決める。山ゴォール!!! 上門ゴール! 2-0。桃太郎ポーズ、今日も映りません。今季34得点のうち12得点が上門選手という事で、上門頼みがはっきりした数字です。上門依存とも言えると解説されていました。今日の岡山はメンバーが替わっていても強いです。 まだまだ攻めています。デューク効果なのか、少し安心して観れる事になりました。伊東監督がファン・サポーターを煽っている様子。そういうのも珍しい。飲水タイム。もう、来季は飲水タイムは省略してもいいのではないでしょうか。このまま収束していけば。

 デュークは守備でも貢献しており、真面目な外国人選手だと解説者が褒めていました。岡山の強固な4バックのブロックを崩せずに甲府さんは苦戦している様子。何度も岡山陣内に攻め込むが、岡山がその都度跳ね返す。怪我から今日復帰した白井、関戸選手のダブルボランチは上手くいっていると解説されています。前半も終わろうとしています。得点が入った時間が早すぎた気もするし、2-0というスコアが一番危ないという話もありますが、このまま行ってくれたらいいですね。岡山は15試合複数失点が無いようなので期待できます。前半終了。
   
 後半スタート。スタジアム名が中銀スタジアムから、JITリサイクルスタジアムと変わっていましたね。名前から前のが馴染みがあったのですが。交代なし。岡山は後半に入ってプレスが強くなった印象です。おっと、そういえばリモート応援ですね。また当分声出し応援ができないので、リモート応援を見直すクラブが出るかもしれませんね。個人的には無いCスタのスタイルに慣れていますが。岡山の守備陣形が整う前の甲府さんの速攻。縦パスから梅田選手と1対1になり、決められました。岡山痛恨の失点・・・ 2-1。さすが3位という攻撃。

 ここで3枚替えです。石毛、白井、河野選手に替わって、木村、パウリーニョ、廣木選手投入。はっきりセリフが聞こえるリモート応援が聞こえてきましたが、いいですねぇ。何かワーワー言っているのが流れるより、こういうセリフがくっきり聞こえる方がいいかも。自分達では声に出せなくても、心の中で一緒に歌えるという訳か。しかし、甲府さんは果敢に縦に入れてきますね。ここで飲水タイム。

 うーむいかんですね。このまま逃げ切れそうと思っていましたが、追いつかれそうという流れになっている気がする。ここで関戸選手に替えて、阿部海選手投入。久しぶり~ 下口選手のプレーにはまだ若さが見えますね。甲府さんは時々パスミスが出ますね。ここで5枚目、上門選手に替わって山本選手投入。甲府さんは頑張って攻めて、岡山ゴールに迫るが、最後のシュートの精度だったりでネットを揺らせない。ここでホイッスル。何とか逃げ切れました。
   
 ネットの戦評です。【ハイライト:ファジアーノチャンネル
「甲府は序盤からチャンスを作り、良い立ち上がりを見せる。しかし、セットプレーから失点を喫すると、2分後にも追加点を許してしまう。その後も相手の守備陣を攻略できずに時間だけが経過。それでも、後半開始から投入された長谷川のスルーパスから宮崎がゴールを決めて1点差とする。勢いに乗って逆転を狙うも、相手に選手交代やシステム変更でうまく対応され、同点弾は奪えず。」 引用:スポーツナビ
速報!サッカーEG採点
上門選手 6.5 高い打点のヘディングでゴールに流し込む

 4日の山陽新聞朝刊の「デューク、上門で勢い」というタイトルの記事の戦評です。
「勝利を手繰り寄せる布陣チェンジだった。ファジアーノ岡山は後半10分に1点差に詰め寄られた直後、4バックから3バックとして、センターバック(CB)を2人から3人に増やした。これが功を奏し、甲府の攻撃の勢いを止めた。
 2点先行された甲府は前半半ばに1トップから2トップ気味にしてきた。するとファジアーノの先発CB、浜田と井上が2対1で悠々と守っていた状況が一転。2対2の同数となり、相手FW2人の圧力に押されて好機をつくられ、その流れで失点を喫してしまった。
 そこで左サイドバックの下口をCBに移して再び3対2の数的優位をつくり出す。これでゴール中央の守りに余裕が生まれ、以降は大きなピンチは訪れなかった。」

 また1-1ドロー地獄かと思って入りましたが、結果は上手く勝ち抜けました。次節勝てれば最良で10位に上がる可能性があります。負ければ最悪でヴェルディさんに抜かれて12位か。次の相手は5位の山形さん。確か体制が替わって、最近は勝ちが増えていると聞いています。これまた強そうな相手ですが、今日はヴェルディさんに1-2で負けています。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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新型コロナウィルスとの戦いに打ち勝とう88

2021-11-03 00:04:43 | 災害復興支援(東日本・コロナ等)

 リスペクトコラムです。
 まだまだ続きますねぇ、Jリーグの話題。村井チェアマンも大忙しですね。先日、大声無しという方針が出されましたが、今回は正式にNPBとの連絡会議でJリーグとしての方針を伝えたようです。また、医師ら専門家の意向も入ってきたようです。Jリーグはいいですが、NPBさん大丈夫なのでしょうか。どこかの球場ではすでに叫んでると聞きますが。
   
【Jリーグ、来季は観客100%目標も声出し応援はまだ先か コロナ対策会議】
「Jリーグと日本野球機構(NPB)は1日、医師ら専門家チームと定例の新型コロナウイルス対策連絡会議を行い、今季終盤~来季にかけての興行の方針を議論した。両者が行った「ワクチン・検査パッケージ」の技術実証の結果などが報告され、それに基づき今後の方向性が話し合われた。」
「Jリーグの村井チェアマンは、来季について「できる限り100%のお客様をお迎えすることを目指したい。観客数を増やすだけでなく、感染状況にあわせてコントロールすること、機動性を高めることも大事だと思う」と、入場率100%を目指したい意向を明かした。一方で、声出し応援の解禁はまだ先になりそうだ。東北大・賀来教授は、新型コロナウイルスの特徴として「話すことで口の中のウイルスの飛沫(ひまつ)が飛ぶ」ことを挙げ、「感染の特徴はこれからも変わらないと思う」と指摘。「『どの条件がクリアできたら声を出しても大丈夫』とは今は言えないけど、いろんな治験がある程度クリアされてくると、最終的には声出しができると思う。ただ、もう少し時間がかかると思う」と意見を述べた。」
引用:日刊スポーツ

【Jリーグが「大旗」「タオル回し」解禁へ】
「Jリーグは1日、第11回実行委員会を行い、新型コロナウイルス感染拡大防止で規制していた「ゴール裏で大旗を振る」「タオルマフラーを振り回す」行為を解禁する方針を固めた。4日の運営担当者会議で正式決定するという。これらの規制は政府方針ではなく、Jリーグが定めていた独自基準だった。」
「村井満チェアマンは実行委員会後のメディアブリーフィングで「第6波が懸念される中、マスクを外す、声を出すというところまでは具体的なタイムラインに乗っていないが、こうした積み重ねで、お客様に安心していただきながら楽しめるスタジアムづくりをしていこうと申し合わせた」と述べた。
 また政府が定めるイベント開催制限の緩和により、11月から全スタジアムの入場制限が「収容数の50%以内」に拡大。またビジターシートも原則3%以上設置される。」
引用:ゲキサカ

 よく読むと、「今季終盤から来季」とあります。来季まで含まれるという事は少なくとも来年春頃までは、今のスタイルになるのでしょうか。まぁ収束していけばまた解除(状況にあわせてコントロール)していくでしょうが。声出しの影響について専門家のコメントも出てますね。話す事で飛沫が飛ぶという事ですが、試合中叫ぶ訳ですから、もっと飛ぶでしょう。個人的には試合中チャントが聞こえないのは本当に寂しいですが、まずは国民の健康が一番ですから。たぶん大声OKは、マスク解除もしくは外国のようにフルオープン宣言が出るまで待たなければならないのでは。
 
 大旗解禁だそうですが、いわゆる「中旗」ですね。1人が頭上で早く振れる大きなフラッグになり、大旗部隊が得点時に大きく振る「大旗」はまだという事か。ビッグフラッグもまだ先。タオマフ振りの解禁も良かったですね。先日もZIPアリーナでハリセン応援をしましたが、似たような物を振っている行為であり、ハリセンがOKならタオマフもOKでしょという感覚です。
 一応、声出し応援は「一騒動」で収束しましたが、あの政府のダブルスタンダードは何だったのでしょうか。紛らわしいから、ポンっと感覚で軽々に出しちゃうという行為はやめて欲しいですね。実情に沿った対応をお願いしたい。みんなが振り回される。そんな時期に次期チェアマン報道も最近よく流れます。
      
【Jリーグ新チェアマン候補に元楽天社長島田亨氏 22年1月発表3月就任】
「次期Jリーグのチェアマン候補に、プロ野球楽天の元社長、島田亨氏(56)の名が挙がっていることが1日、分かった。現職の村井満チェアマン(62)は22年3月に任期満了により退任する。Jリーグはチェアマン人選を「役員候補者選考委員会」で行うが、実質的な選考過程における面接など、外部の人材コンサルティング会社の協力を得ている。すでに、今春から水面下で100人以上の候補者面接を実施。島田氏は総合評価が高く、少人数にしぼられた最終候補に入ったという。新チェアマンは来年1月末に発表され、同3月に就任する見込み。」
「プロ野球楽天の元社長で現在USEN-NEXTホールディングス取締役副社長COOの島田氏が、最終候補に残ったようだ。今春からスタートした候補者の面接は、100人以上を対象に行われ、そこから現在、ごく少人数に絞られている。島田氏とともに、J1札幌の野々村芳和社長、Jリーグの木村正明専務理事らが残っているという。
 今後、さらに厳しい調査などを行い、来年1月末には新チェアマンが発表され、同3月から任期2年の新体制がスタートする。」
「後任については「チェアマン人選は、Jリーグ事務局では一切関知せず、外部に一任しているので、私を含めた事務局の人間は一切分からない」と明言している。Jリーグ顧問弁護士の野宮氏を委員長とし、4年前から契約した、組織・人事コンサルティング会社のコーン・フェリー社を軸に「役員候補者選考委員会」で人選が進められている。
 前回、村井チェアマンが再選を果たした時も同じルールで実施されたが、判断基準や採点項目などの明確な説明がなく「密室人選」「村井氏の意向が反映されているのでは」と言われることがあった。さらに個人情報を理由に、チェアマンの座を競った他の候補者の名前を公表しなかった。この点を疑問視し「公益社団法人として、トップの人選にあまりにも公開材料が少ないのは、常識的とは思えない」との声もあった。」
引用:日刊スポーツ

【一部報道について】
「本件はJリーグが発表したものではございません。次期チェアマン内定に関する発表は来年1月末を予定しております。本日、一部報道機関において、次期チェアマン人事に関する報道がありました。本件はJリーグが発表したものではございません。次期チェアマン内定に関する発表は来年1月末を予定しております。」
引用:Jリーグ公式HP

 以前の他の報道と同じようにすぐに否定報道が流れましたが、見方を変えたら今回も観測気球にも思えます。特に「Jリーグが発表したものではございません」という言い方が気になる。内容自体は否定していないのです。今回名前が挙がった島田氏は全く存じ上げません。どういう考え方・価値観をお持ちなのかわからないし、NPBとJリーグは運営方針が全然違うので、NPBの価値観をそのまま持ち込まれても困ります。ただ、楽天さんはNPBでも地域密着路線であり、J1神戸も復興支援活動など地域の公共財として活躍されており、そういう面を大事にしていただければチェアマンとして期待できるのかもしれません。

 個人的にはリーグ像として目をどっちに向けるかだと思います。アメリカ(MLS)で個人などスポンサーを中心とした商業主義重視なのか、ドイツで総合型地域スポーツクラブを中心とした、欧州のスポーツ文化重視なのかというところ。次期チェアマンにも、Jリーグが今まで育んできた、ドイツを模範としたJリーグ百年構想をしっかり引き継いでほしいし、村井チェアマンが作り上げた「Jリーグ社会連携(シャレン)」を更に進化させていただきたいです。
 今までいろいろ候補名が上がりましたね。播戸理事や野々村社長、木村専務。記事を読むと、結局は村井チェアマンの意向が大きいようなので、村井チェアマンにはしっかり審査をお願いしたいです。本当に村井路線を継承してくれるのは誰なのかと。

 当ブログでは私論ですが、木村専務の就任には反対です。アメリカ路線である事も大きいですね。岡山社長時代を鑑みても村井さんと同じイメージを描く事がどうしてもできない。よくスポンサー会云々と書いていましたが、マリノスさんだったか、スポンサー会(法人会)を組織され、スポンサーを一致団結させてクラブ支援を実現されています。更に浦和さん大宮さん鹿島さんではビジネスマッチング等の事業も活発にされており、こういう活動がピッタリではないかと個人的に思ってます。確か・・・岡山に戻ってもいいが、代表職ではなくスポンサーなどの側面支援をしたいという内容のコメントを前に聞いたような覚えがあります(違っていたらごめんなさい)。北川代表も頑張っておられますね。
 個人的には播戸理事も面白いし、野々村さんもその手腕をよく見てきました。元選手がチェアマンというのはいいんじゃないでしょうか。1月末の発表か、ちょっとドキドキしますね。一番いいのは村井さんがもう一期される事でしょうが、それも叶わずか。退任後はどうされるのかな。例えば「Jリーグ総合アドバイザー」として、院政にならない程度でシャレンを中心に今後もサポートしていただきたいところ。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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次に向けて頑張りましょう265

2021-11-02 00:01:47 | ファジアーノ岡山

 生観戦レポです。
 昨日、Cスタで開催されたファジのホーム新潟戦の観戦に行ってきました。前の日にそういえばという事で、明治安田生命のウォーキングアプリあったなぁと思い出し、いろいろいじくっていました。何年か前の応援団・浅口で入れてみたが、スマホのバージョンが古くて断念して以来そのまま。コロナの昨年春からウォーキングを密かに始めており、健康診断結果を睨みながら「飲むために歩く」状態が続いている。スマホに万歩計アプリを入れたいと思った後のつながりではあります。やはり上手くいかず、Google Fitを入れてその日万歩計デビューでした。こりゃ1万歩とかあっという間だなと思いながらCスタ到着。
   
 松ちゃん君から「コンビニ行ってきます」とメール入る。最近はファジフーズ買わないんだと思いながら、スタジアム前広場をうろつく。消防団ブースに注目。消火器の的当てで子どもさんが頑張っている姿に少々和む。OUR CLUBブースがついに端っこに移転してる。内容も少し簡素化。ひょっとしてフロントさん、扱いに困っているのかと思ってみたり。何でしたらOUR HOMETOWNブースにして、岡山市・倉敷市・津山市の持ち回りで地域紹介にされたらどうかとも思ってみたり。そうしたら毎試合市民応援デーだなと。(勝手な妄想でごめんなさい)
   
 この日はハロウィンデー。すっかり年を取ったおじさんにとっては、未だにハロウィンってそもそも何?とわかっていない。結局何をどうする日なのかと。この日もハロウィン色が強かったですが、前から思っていたアイディアをここで披露。世間ではコスプレをして街を闊歩するスタイルが定着していますが、いっそのことスタジアムに来てもらって「ハロウィンパーティー(コンテストもいい)」を行ってはどうかと。理想は誰でもフルオープン(事前に写真は送ってもらって申込)だが、絞りたい場合はスポーツ絡みにするとか。フルオープンにすればするほど、若いライト層がスタジアムに来るし、1年に1回スタジアムに行くんだと行動目標にしてもらえる。地元岡山での実現は期待薄でしょうが、これを観に来ている他のJクラブさんいかが? ホームタウンで社会現象化しますよ。
   
 そして、広場の外れに明治安田生命ブースを発見。この日は「明治安田生命岡山支社デー」。これはマジで偶然の賜物でした。Google Fitとアプリの合体方法を聞くが、なかなかクリアしない。後で連絡しますという事で、アンケートを書いて特製マスクをもらって、ブースを後にする(結局未だに解決していない)。
 あとは自衛隊ブースに行ってみる。県警ブースの隣だったため、パトカーと自衛隊車両の2ショットが何とも面白かったです。
   
 そうでした。この日はCスタがワクチン接種会場になっているのでした。見ると、仕事で少し絡んだ県の職員さんのM氏の姿発見。当時は災害補助金担当だったのですが、今はここですかと歓談。表情も緩やかになっていました。接種したらタオマフがもらえるという事で、すぐに予約がいっぱいになったとか。ぜひ、またやって欲しいし、ZIPアリーナとかでもやって欲しいな。
     
 その横に先発選手発表ボードを発見。岡山東商業高校書道部で先発1人1人の選手名が書かれてある。横を見ると澤口CCの姿。どうやらYouTubeライブの中継らしい。何とソロライブではないですか。それはいい事と、後でチャンネル観ましたよ(時間無くてソロ部分だけ視聴)。他のクラブコミュニケーターは、やべスタでコーナー持ってるし(元代表で一緒にはなりませんが)、岡山のCCも頑張って欲しいなといつも思っています。経験を積んでぜひ飛躍して欲しい。
   
 その他のイベント情報です。
 スタジアム前広場に、しまじろうカーが展示されていました。ハーフタイムにチアダンススクール生と賑やかに踊っていました。MCをやっていたお姉さんのお姿をよく見れなかったのが個人的には残念(笑)。
 岡山県消防団応援ブースや、試合前に玉野市消防団によるAED実演もあった様子。同じく試合前に岡山東商業高校の書道パフォーマンスもあった様子。観れていません。と、そんなところか。
   
 試合ですが、相手の新潟さんは上位なのに、岡山としては昔から相性がいい相手なので、それほど負ける感覚は薄かったです。先発を見て感動したのは早川選手の名前。白血病で闘病され、当ブログでもずっと応援(募金も)していました。岡山戦で先発入りかぁとちょっと感動しました。前半は背番号28番の姿ばかり追っていました。結局フル出場。いいものを見させていただきました。元岡山の島田選手も途中から出てきましたね。
 岡山はデュークロスにヨンジェの姿も無く、喜山選手などけが人も続出。ただ、代わりに宮崎幾選手や関戸選手の復帰と途中出場もあり、あとブレネー選手もプレーが観れました。試合自体は全体的に新潟さんの方が足元の技術、パスなどのボールさばきなど、向こうの方が上手かった印象。岡山の得点もちょっと早かったかな。気合が入っていた上門選手が先制点を取りましたが、追いつかれました。特に川本選手の消極的なプレーが気になったかな。
   
 ネットの戦評です。【ハイライト:ファジアーノチャンネル
「岡山は序盤にCKからピンチを迎えるが、梅田の好セーブで難を逃れる。すると、前半16分に見事な崩しから先制点を奪取。その後は相手にボールを保持される時間が続くも、リードを保ったまま試合を折り返す。しかし、後半は積極的な選手交代を図った相手の圧力に押されてしまう。谷口の個人技を防ぎ切れず、同点に追い付かれると、以降は一進一退の攻防に。岡山は終盤にゴール前でFKのチャンスを得るが、決め切れずに試合終了。」 引用:スポーツナビ
速報!サッカーEG採点
上門選手 6.0 後半もチャンスはあったが仕留められなかった
   
 今朝の山陽新聞朝刊の「攻守に甘さ ファジ分け」というタイトルの記事の戦評です。
「後半12分に追い付かれた。その後は守勢の時間が長くなりながら耐え、速攻で好機をつくったが仕留められなかった。プレスが時折甘くなり、簡単に自陣ゴール前までボールを運ばれた点h反省点だ。」
「2試合ぶりの勝利でギアが上がらない。物足りなかったのが、途中からピッチに立ったアタッカー陣だ。川本はクロスからの決定機を逸し、球際もことごとく競り負けた。「ホームで勝ち点3を取るために」と有馬監督が送り出した本拠地初出場のブレネーもシュートなし。けがから約3カ月ぶりに戦線復帰の宮崎幾も不発に終わった。」
   
 それでも無敗記録を7に伸ばし、上門選手の得点でホーム通算300ゴールを記録したそうです。試合前で勝っても負けても順位は11位のままという状況の試合でした。ただ、ヴェルディさんに続いて秋田さんもひたひたと忍び寄って来ています。次節勝っても11位のままですが、負ければ最悪で12位に落ちます。おっと、次節は早くも明後日ですね。その相手は目下3位でJ1昇格をうかがっている甲府さん。強そうですが、今節はヴェルディさんとドローでした。

【J OKAYAMA MOM(マンオブザマッチ)】
1位: 上門選手   2位: 該当者なし

松ちゃん君:上門選手。先制点決めたし、前から良く守備もが頑張ってた。
issan: 該当者なし。勝てた試合でしたが、勝ち切れませんでした。こういう試合に勝てないと生き残れません。
oketsu氏: 上門選手。2点目も決まりそうで惜しかった!
シマカズ氏: 該当者なし。同点にされてから、相手ゴール前での攻撃がうまくいかなかった印象が強いですね。
浅口・メグミさん:上門選手。300得点目!ループシュート惜しかった。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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岡山シーガルズ134

2021-11-01 00:01:56 | 岡山シーガルズ

 生観戦レポです。
 昨日、ZIPアリーナで開催された、岡山シーガルズのVリーグ・ホーム東レ戦の観戦に行ってきました。シーズン開幕戦自体は笠岡大会で観戦しており、昨日はZIP開幕戦となりました。いつものようにスタグルである「かもめ食堂」が立ち並ぶ。が、コロナバージョンなのか、この日も店舗数が昨季からちょっと少ない。そしてこの日は岡山県民応援デーで、県関係のいろいろなブースが出展していました。ももっち(ファジ丸と同じ作者)とうらっちが歩いていると、岡山県デーだなという感じがします。その中には倉敷商業高校のブースもあり、ラムネとれんこんマドレーヌを販売していました。
   
 また、自動的に選手と集合写真が撮れるという「ARフィルター」のブースがありました。かなり昔の日立台で、同じように選手が映りこむアプリのブースがありましたが、長い年月を経て岡山にそういうサービスがやってきた印象。巨大なヒアリ像を置いた啓発ブースもありました。いろいろ県関係のブースがありましたが、前告知があれば良かったのですが、よくわからず。シーガルズの公式HPとかで、もう少し出展内容が出ていれば、もう少し立ち寄る来場者もいたのでは。
     
 この日はissanが登場しています。入口ゲートから入場。笠岡大会でも配布されていたエコバッグ?が配られていました。その時に同じものを手に持って使っていたので、微妙な感じになりましたが、とりあえず貰っとけと受け取りました。昨日は1F席でした。エリアで指定購入しましたが、座席は選べなかったのでどこかよくわからないまま参戦。行ってみると、いわゆるバックススタンド中央でまぁいい位置でした。昨季まではメイン扱いで選手整列でこっちを向いてくれましたが、今季は逆にバックスタンド扱いなのか、向こうを向いていました。今度は反対側に座りたい。
   
 この日のMCは翼氏。やはり一番収まりがいい。応援練習があり、ハリセンを手に練習です。岡山リズムが岡山コールになるのは来季のいつ頃になってしまうのか。そういえば昨日「声出し」の話題がありましたが、あの状態で「コール」をしてしまうと何人も中座して帰ってしまうでしょう。明誠学園高校チアリーディング部の部員さん達がステージ(いわゆるホーム側ゴール裏)でパフォーマンスをしていました。早くコート内で観たい。 
 場内を見渡すが、どうも観客数が少ない。つい先日まで「当日券販売あります」と告知していましたが、やっぱり少なかったかと。昨季まではあったと思われる、傾斜のついたいわゆる両ゴール裏席が消えてる。エンド席というカテゴリになりますが、ほぼフラットだったので、後の席の人は選手はほとんど頭しか見えないのではないかと心配してしまう。昨季までの傾斜がついた席の方が良かったと思います。とにかく全然観客が来ていない。昨季までは同じZIPでもトライフープよりも全然数が多いと思っていましたが。昨日の状況はトライフープよりちょっと多いくらいのイメージかなと。どうして少なくなったのか。
   
 試合の方です。相手は昨季準優勝の東レさん。昨季に引き続いて、クラン選手や全日本の石川選手(妹さん)がいました。選手入場。この日も黄色ユニです。何でも翌日(今日)は、応援シャツの青色が入場者に配られたので青色ユニだったようです。スターティング6は、前田、長瀬、川島、宮下、及川、楢﨑の6選手。河本監督が「あえて刺激的なメンバーを試した」との事。金田選手を先発から外す一方、前田、長瀬選手の入団4年目の選手を投入。本来はセンターで、今回ライト挑戦1年目の及川選手を起用。東レさんのアウェー応援が無し。応援Tシャツを着た東レファンの方が点在している状態でした。東レさんの失点シーンに「一本シーガルズ」の応援曲が流れて、東レさんの応援歌化してしまう(全部ではありませんが)状態。
   
 それでも東レさんは強かった。やはり、クラン選手は強烈。場内でもやはり東レさんの声ばかりが聞こえる。ベンチの声も大きかったです。ああいうシーンを見ると、河本監督の喜び感情を出さないチーム方針は本当にいいのかといつも思ってしまう。感情の切り替えができない分、昨日のような試合では落ち込み方が更に増すと思われます。やはり、一皮むけるためには、指揮官を含めて変化が必要なのではないかと毎試合思います。
 石川さん、いいサーブ打ってきます。向こうもポロポロミスが出る。中本選手観たい。第1セットはスリリングだが、まぁいい感じ。 東レさんの速攻は厳しい。デュースから、王手をかけられて追い付く展開が続き、競り負ける。この辺が岡山の弱さ。昨季から同じ状況。明誠学園高校チアリーディング部のパフォーマンス。
     
 第2セットの東レさんは、フェイントなど、小技を次々と繰り出してくる。さすが。岡山は連携ミスが時々出る。中本選手登場しました。が、余り目立たず。第2セットも力負け。ハーフタイムも短めだったかも。やはり、戦力ダウンか。渡辺、佐々木選手の穴は大きいか。後継者おらず、佐藤選手もそこまでは至らず。issanも「あれだけ選手が抜けたら弱いよ」とコメント。
 ネット際の押し込み合いに負けて、0-3で完敗。選手間の連携が悪いのか。金田選手がまだ救い。昨日の試合は時間も1時間26分とかなり短かったですね。試合後に整列する向きが反対側に変わっていて、向こうに向いてる。今度は向こう側に座らないと。岡山出身の小川選手が勝利者インタビュー。
   
 試合後恒例のファンサービス。川島選手が抽選していましたが、今回の抽選会は賞品3つだけですぐに終わりました。あとは選手がエアーハイタッチで場内一周で終了。何とも早い試合興行でした。
 なぜ、来場者が少なかったのか。1つは1日1試合のみというマッチメイクかと。昨季までは岡山大会として、ダブルヘッダーで他のチームの対戦試合がもう1試合組まれていて、5、6時間楽しめましたが、今季はホーム試合1試合のみ。他の3チームの応援団が集いますが、今の形では相手チームしか来ない。そして、土日に同じカードで試合があるために、新鮮味が薄くなったからか。その昔は3千人入った時代もありましたが、今は昔なのか。
   
 今朝の山陽新聞朝刊の記事の「シーガルズ息切れ」というタイトルの記事の戦評です。
「勝機が見え、平常心が揺らいだ。サーブレシーブが乱れ、つなぎのプレーもほころびが生じる。一気に差を詰められ、ジュースの末に失う最悪の展開。」
「岡山シーガルズはサーブレシーブが乱れ、成功率48.6%。司令塔宮下は攻撃の組み立てに考慮し、思い切りの良いアタックにつなげられなかった。前田、長瀬ら若手が先発した第1セットを終盤までリードしながらジュースの末に失ったのが痛い。」

 今日も東レ戦がありましたが、今日は1セット取れて1-3の試合となりました。2勝4敗で12チーム中8位です。Vリーグ1部の全体の星取表を見ましたが、土日の同カードが2勝か2敗ばかりですね。Bリーグも同じ試合方式でBリーグの方は観ていないですが、Vリーグは同じ相手に連勝するか連敗するかの試合結果が多いですね。
 それにしてもDAZNで、「バレー」が消えたのは痛い。日刊スポーツの報道によると、3年契約満了でDAZNが契約更新してくれなかった模様。それを見越して昨季から「V.TV」を準備してきたようですが、どうもハードルが高い。いっその事、ソフトバンクと契約してもらって、「バレーボールLIVE」になってくれたらいいのにと思ってみたり。とにかくシーガルズの試合が観れなくなるのは本当に痛い。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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