リスペクトコラムです。
まだまだ続きますねぇ、Jリーグの話題。村井チェアマンも大忙しですね。先日、大声無しという方針が出されましたが、今回は正式にNPBとの連絡会議でJリーグとしての方針を伝えたようです。また、医師ら専門家の意向も入ってきたようです。Jリーグはいいですが、NPBさん大丈夫なのでしょうか。どこかの球場ではすでに叫んでると聞きますが。
【Jリーグ、来季は観客100%目標も声出し応援はまだ先か コロナ対策会議】
「Jリーグと日本野球機構(NPB)は1日、医師ら専門家チームと定例の新型コロナウイルス対策連絡会議を行い、今季終盤~来季にかけての興行の方針を議論した。両者が行った「ワクチン・検査パッケージ」の技術実証の結果などが報告され、それに基づき今後の方向性が話し合われた。」
「Jリーグの村井チェアマンは、来季について「できる限り100%のお客様をお迎えすることを目指したい。観客数を増やすだけでなく、感染状況にあわせてコントロールすること、機動性を高めることも大事だと思う」と、入場率100%を目指したい意向を明かした。一方で、声出し応援の解禁はまだ先になりそうだ。東北大・賀来教授は、新型コロナウイルスの特徴として「話すことで口の中のウイルスの飛沫(ひまつ)が飛ぶ」ことを挙げ、「感染の特徴はこれからも変わらないと思う」と指摘。「『どの条件がクリアできたら声を出しても大丈夫』とは今は言えないけど、いろんな治験がある程度クリアされてくると、最終的には声出しができると思う。ただ、もう少し時間がかかると思う」と意見を述べた。」
引用:日刊スポーツ
【Jリーグが「大旗」「タオル回し」解禁へ】
「Jリーグは1日、第11回実行委員会を行い、新型コロナウイルス感染拡大防止で規制していた「ゴール裏で大旗を振る」「タオルマフラーを振り回す」行為を解禁する方針を固めた。4日の運営担当者会議で正式決定するという。これらの規制は政府方針ではなく、Jリーグが定めていた独自基準だった。」
「村井満チェアマンは実行委員会後のメディアブリーフィングで「第6波が懸念される中、マスクを外す、声を出すというところまでは具体的なタイムラインに乗っていないが、こうした積み重ねで、お客様に安心していただきながら楽しめるスタジアムづくりをしていこうと申し合わせた」と述べた。
また政府が定めるイベント開催制限の緩和により、11月から全スタジアムの入場制限が「収容数の50%以内」に拡大。またビジターシートも原則3%以上設置される。」
引用:ゲキサカ
よく読むと、「今季終盤から来季」とあります。来季まで含まれるという事は少なくとも来年春頃までは、今のスタイルになるのでしょうか。まぁ収束していけばまた解除(状況にあわせてコントロール)していくでしょうが。声出しの影響について専門家のコメントも出てますね。話す事で飛沫が飛ぶという事ですが、試合中叫ぶ訳ですから、もっと飛ぶでしょう。個人的には試合中チャントが聞こえないのは本当に寂しいですが、まずは国民の健康が一番ですから。たぶん大声OKは、マスク解除もしくは外国のようにフルオープン宣言が出るまで待たなければならないのでは。
大旗解禁だそうですが、いわゆる「中旗」ですね。1人が頭上で早く振れる大きなフラッグになり、大旗部隊が得点時に大きく振る「大旗」はまだという事か。ビッグフラッグもまだ先。タオマフ振りの解禁も良かったですね。先日もZIPアリーナでハリセン応援をしましたが、似たような物を振っている行為であり、ハリセンがOKならタオマフもOKでしょという感覚です。
一応、声出し応援は「一騒動」で収束しましたが、あの政府のダブルスタンダードは何だったのでしょうか。紛らわしいから、ポンっと感覚で軽々に出しちゃうという行為はやめて欲しいですね。実情に沿った対応をお願いしたい。みんなが振り回される。そんな時期に次期チェアマン報道も最近よく流れます。
【Jリーグ新チェアマン候補に元楽天社長島田亨氏 22年1月発表3月就任】
「次期Jリーグのチェアマン候補に、プロ野球楽天の元社長、島田亨氏(56)の名が挙がっていることが1日、分かった。現職の村井満チェアマン(62)は22年3月に任期満了により退任する。Jリーグはチェアマン人選を「役員候補者選考委員会」で行うが、実質的な選考過程における面接など、外部の人材コンサルティング会社の協力を得ている。すでに、今春から水面下で100人以上の候補者面接を実施。島田氏は総合評価が高く、少人数にしぼられた最終候補に入ったという。新チェアマンは来年1月末に発表され、同3月に就任する見込み。」
「プロ野球楽天の元社長で現在USEN-NEXTホールディングス取締役副社長COOの島田氏が、最終候補に残ったようだ。今春からスタートした候補者の面接は、100人以上を対象に行われ、そこから現在、ごく少人数に絞られている。島田氏とともに、J1札幌の野々村芳和社長、Jリーグの木村正明専務理事らが残っているという。
今後、さらに厳しい調査などを行い、来年1月末には新チェアマンが発表され、同3月から任期2年の新体制がスタートする。」
「後任については「チェアマン人選は、Jリーグ事務局では一切関知せず、外部に一任しているので、私を含めた事務局の人間は一切分からない」と明言している。Jリーグ顧問弁護士の野宮氏を委員長とし、4年前から契約した、組織・人事コンサルティング会社のコーン・フェリー社を軸に「役員候補者選考委員会」で人選が進められている。
前回、村井チェアマンが再選を果たした時も同じルールで実施されたが、判断基準や採点項目などの明確な説明がなく「密室人選」「村井氏の意向が反映されているのでは」と言われることがあった。さらに個人情報を理由に、チェアマンの座を競った他の候補者の名前を公表しなかった。この点を疑問視し「公益社団法人として、トップの人選にあまりにも公開材料が少ないのは、常識的とは思えない」との声もあった。」
引用:日刊スポーツ
【一部報道について】
「本件はJリーグが発表したものではございません。次期チェアマン内定に関する発表は来年1月末を予定しております。本日、一部報道機関において、次期チェアマン人事に関する報道がありました。本件はJリーグが発表したものではございません。次期チェアマン内定に関する発表は来年1月末を予定しております。」
引用:Jリーグ公式HP
以前の他の報道と同じようにすぐに否定報道が流れましたが、見方を変えたら今回も観測気球にも思えます。特に「Jリーグが発表したものではございません」という言い方が気になる。内容自体は否定していないのです。今回名前が挙がった島田氏は全く存じ上げません。どういう考え方・価値観をお持ちなのかわからないし、NPBとJリーグは運営方針が全然違うので、NPBの価値観をそのまま持ち込まれても困ります。ただ、楽天さんはNPBでも地域密着路線であり、J1神戸も復興支援活動など地域の公共財として活躍されており、そういう面を大事にしていただければチェアマンとして期待できるのかもしれません。
個人的にはリーグ像として目をどっちに向けるかだと思います。アメリカ(MLS)で個人などスポンサーを中心とした商業主義重視なのか、ドイツで総合型地域スポーツクラブを中心とした、欧州のスポーツ文化重視なのかというところ。次期チェアマンにも、Jリーグが今まで育んできた、ドイツを模範としたJリーグ百年構想をしっかり引き継いでほしいし、村井チェアマンが作り上げた「Jリーグ社会連携(シャレン)」を更に進化させていただきたいです。
今までいろいろ候補名が上がりましたね。播戸理事や野々村社長、木村専務。記事を読むと、結局は村井チェアマンの意向が大きいようなので、村井チェアマンにはしっかり審査をお願いしたいです。本当に村井路線を継承してくれるのは誰なのかと。
当ブログでは私論ですが、木村専務の就任には反対です。アメリカ路線である事も大きいですね。岡山社長時代を鑑みても村井さんと同じイメージを描く事がどうしてもできない。よくスポンサー会云々と書いていましたが、マリノスさんだったか、スポンサー会(法人会)を組織され、スポンサーを一致団結させてクラブ支援を実現されています。更に浦和さん、大宮さん、鹿島さんではビジネスマッチング等の事業も活発にされており、こういう活動がピッタリではないかと個人的に思ってます。確か・・・岡山に戻ってもいいが、代表職ではなくスポンサーなどの側面支援をしたいという内容のコメントを前に聞いたような覚えがあります(違っていたらごめんなさい)。北川代表も頑張っておられますね。
個人的には播戸理事も面白いし、野々村さんもその手腕をよく見てきました。元選手がチェアマンというのはいいんじゃないでしょうか。1月末の発表か、ちょっとドキドキしますね。一番いいのは村井さんがもう一期される事でしょうが、それも叶わずか。退任後はどうされるのかな。例えば「Jリーグ総合アドバイザー」として、院政にならない程度でシャレンを中心に今後もサポートしていただきたいところ。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers