CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

八重の桜  弟のかたき

2013-06-02 20:47:47 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「八重の桜」
視聴完了しました

会津をクローズアップするということ、
それがありありと伝わるようなステキな内容でありました
この、江戸払いから、会津戦争までの
不気味なまでの静けさみたいなのが、
よくよく出ていて、ステキな回だったと思います
とはいえ、内容はなかなかに哀しいもので
三郎のそれについて吼える八重は
なかなかよい演技でありました、

ちょっと考えてみると、
兄の銃に、弟の着物で出陣とかなったら、
なんか、RPGにありそうなシーンだよなと
思ったりなんだったりするのであります
たいがい、負け戦になるよなそういうときは、
なるんだけどもさ

さておき、このまだまだやれるぞという時代というのを描き、
まだ、事態をちゃんと把握できていない首脳という感じで
会津の家老歴々が無能であるかのようでもあり、
これが時代と、それに乗れなかった藩という姿でもあるなと
なんだか、感慨深く見てしまうのでありました
恭順というのの難しさというか、結局はその通念というか、
誇りというと、何か違う気がするんだが、
それを度し難くする文化みたいなのがあったんだろうなと
思わされるのでありました
なんというか、物悲しい、
今日の回中に何かしていれば、もしかすれば、
回避できてかもしれないと思えるほどで、
その時間を、訓練に使ったというのがなんとも象徴的であります

あとは、のどがつぶれたような覚馬さんが哀れでありながら、
それと対面する西郷が、知らないうちに、あの頃の西郷とは
ずっとずっと遠く大きくなったそれなんだと
なんか、画面から考えさせられたのでありました
もう政治家になっているというのがしっくりなんだろうか
ともかく、若者の政談というのが、本当の色をもつと
とたんに夢くさいそれとは決別するような
そんな感想を抱くのでありましたとさ

あとは、八重さんがどんだけ覚醒して
どんだけ凄い活躍するのか
楽しみで仕方ないのでありました

来週の世良の話も何気に楽しみであります