ファミコンの思い出 著:深田洋介
かつてのファミコン大名鑑みたいな本かと思って
楽しみに読んでみたら、
なんのことはない、かつて楽しんだ
数々のファミコンについて、つらつらと寄せられた
感想というか、思い出文をまとめた本でありました
なんというか、初手の思いと違ったもので
残念でありましたが、これはこれとして、
人情本の一つとして面白かったように思います
ファミコンに関する思い出なんていうものは、
私のように70年代後半に生まれついたりしていると、
まぁ、ありとあらゆるものが浮かぶというのを
地で行くというか、改めて、
ファミコンて凄いものだったんだなと
改めて思い知らされる、そういう意味でも
なかなか面白い本だったように思います
いろいろな人が書いている感想文でありながら、
なんか、スペース少ないのに、同じ文体の人が何回か出てくるというのは
少々残念ではありましたが、それぞれの思い出が
まずまず、小学校の遠足感想文みたいな雰囲気で
ほのぼの読めてよかったのであります
考えてみると、思い出と絡めてしまうと
ファミコンのソフトのそれというよりも、
酷くローカルというか、自分のその頃を語るといった内容で、
ゲーム史的なそれよりも、なんというかな、
子供の頃というのを凝縮しているあたりが、
多分、同じ世代の人からしたら面白いそれだけど
そうじゃない世代にはつまらないものだろうななんて
当たり前の感想を抱いてしまうのでありました
まぁ、そういう本なんだから
とやかく言うのも野暮なんでありますけども
ただ、もう少しソフトのそれにクローズアップしてほしいというか、
ゲームの内容から発展した、その頃の生活的な内容だと
なお面白かっただろうなと、そういった切り口が
あまり数揃っていなかったのが残念でありました
特に、ドラクエ3に揃った内容が、
なんというか、それはよくある話だけど、そこじゃないだろうと
他にもっと無かったのかと残念に思うところも
また、ファミコンへの思い入れとともに
確認できるといった次第でありました
ソフトの選び方もどういう基準かよくわかりませんでしたが、
メーカーとか偏らないように苦慮していたのか
カービィとか、ジョイメカファイトとか、ローリングサンダーとか
もっともっとたくさんの名作があったろうに
なんでそれを選ばずに、よりにもよって、
ロットロットとか、ディーバとか、どうでもいいソフトがと
いろいろ思わされたりもするのでありますけども
よくよく考えて、ファミコンて凄い数のソフトがあって、
凄い数の子供が騙されたり、それをいかにして遊んでいたかとか
そんなことを思い起こされて
なんとなく懐かしく、切ない気持ちを抱えたのでありました
あと、なにげに親子で楽しんだ的な話が多かったんだが、
わざとそういう文を選んでいるにしろ、
そんなに親世代とかがやってたかなと
自分の子供の頃は無論、子供の頃の友人の父親とかが
ファミコンやってる姿が思い浮かばないなどと
思ったりもするのでありました
一点よかったと思うのは、まさかのきね子なんて
マイナーすぎるゲームを取り上げてくれたことでありましょう
あれは名作なのに誰も知らないんだよな
かつてのファミコン大名鑑みたいな本かと思って
楽しみに読んでみたら、
なんのことはない、かつて楽しんだ
数々のファミコンについて、つらつらと寄せられた
感想というか、思い出文をまとめた本でありました
なんというか、初手の思いと違ったもので
残念でありましたが、これはこれとして、
人情本の一つとして面白かったように思います
ファミコンに関する思い出なんていうものは、
私のように70年代後半に生まれついたりしていると、
まぁ、ありとあらゆるものが浮かぶというのを
地で行くというか、改めて、
ファミコンて凄いものだったんだなと
改めて思い知らされる、そういう意味でも
なかなか面白い本だったように思います
いろいろな人が書いている感想文でありながら、
なんか、スペース少ないのに、同じ文体の人が何回か出てくるというのは
少々残念ではありましたが、それぞれの思い出が
まずまず、小学校の遠足感想文みたいな雰囲気で
ほのぼの読めてよかったのであります
考えてみると、思い出と絡めてしまうと
ファミコンのソフトのそれというよりも、
酷くローカルというか、自分のその頃を語るといった内容で、
ゲーム史的なそれよりも、なんというかな、
子供の頃というのを凝縮しているあたりが、
多分、同じ世代の人からしたら面白いそれだけど
そうじゃない世代にはつまらないものだろうななんて
当たり前の感想を抱いてしまうのでありました
まぁ、そういう本なんだから
とやかく言うのも野暮なんでありますけども
ただ、もう少しソフトのそれにクローズアップしてほしいというか、
ゲームの内容から発展した、その頃の生活的な内容だと
なお面白かっただろうなと、そういった切り口が
あまり数揃っていなかったのが残念でありました
特に、ドラクエ3に揃った内容が、
なんというか、それはよくある話だけど、そこじゃないだろうと
他にもっと無かったのかと残念に思うところも
また、ファミコンへの思い入れとともに
確認できるといった次第でありました
ソフトの選び方もどういう基準かよくわかりませんでしたが、
メーカーとか偏らないように苦慮していたのか
カービィとか、ジョイメカファイトとか、ローリングサンダーとか
もっともっとたくさんの名作があったろうに
なんでそれを選ばずに、よりにもよって、
ロットロットとか、ディーバとか、どうでもいいソフトがと
いろいろ思わされたりもするのでありますけども
よくよく考えて、ファミコンて凄い数のソフトがあって、
凄い数の子供が騙されたり、それをいかにして遊んでいたかとか
そんなことを思い起こされて
なんとなく懐かしく、切ない気持ちを抱えたのでありました
あと、なにげに親子で楽しんだ的な話が多かったんだが、
わざとそういう文を選んでいるにしろ、
そんなに親世代とかがやってたかなと
自分の子供の頃は無論、子供の頃の友人の父親とかが
ファミコンやってる姿が思い浮かばないなどと
思ったりもするのでありました
一点よかったと思うのは、まさかのきね子なんて
マイナーすぎるゲームを取り上げてくれたことでありましょう
あれは名作なのに誰も知らないんだよな