CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

八重の桜  八重、決戦のとき

2013-06-30 20:47:15 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「八重の桜」
視聴完了であります
すげぇ、面白かった

最近、同じ頭出しで書いているような気がしますが、
俄然面白かったのであります
物悲しさもさることながら、八重の勇ましさというのが
いい塩梅でドラマとしても、歴史としても伝わってくるというか
いや、凄い面白い
初頭の指揮権騒動については、さすがにそれはなかろうと
思ったりもしたのでありますが、まぁ、ドラマとしてみたら
十二分に面白いというか、とうとうここで来たかという感じが
なんというかステキでありましたね、
もう一つ、何か説得力みたいなのがほしかった気がするけど
まぁ、いいや、あんだけ防衛戦見られたし

戦闘シーンは、実際のところこのドラマそのものの初回と
つながっていくという具合でありましたので
予算うまいこと使ったなといういやらしいことも
考えてしまったのでありますが、
あのときに見たシーンと、多分同じだったと思うのですが、
この印象の差が見事というか、見てきた甲斐があったと
そんな気持ちになれたのでありました
やっぱり、ロングランでの伏線回収みたいなのは
大河ドラマの醍醐味でありますね
ステキすぎた、そして、八重が強すぎた
尚さまも、当たり前のように指揮とってる八重を受け入れているのは
いかがなものだろうかと思わなくもなかったですが
まぁ、よいのでありましょう

哀しいシーンとしては、頼母家族と白虎隊がありましたが、
頼母シーンのほうが鮮烈というか見事でありました
板垣に看取られるシーンは、先日ヒストリアかなんかで
しれっと確認できた話だったので
なるほどと思わされたのでありますが
あれは名シーンだなと思うのであります
少しだけ、官軍のよいところというではないが、
何かそういうシーンが見られたと思うのであります
割と、これでもかと哀しいシーンとして描かなかったというか、
淡々としているようで、子供の無邪気さという
爆弾を投げ込んできたものの
見事に果てた感じはすばらしかった

一方、白虎隊のほうですが、
ちょっと唐突だったかなという気持ちが否めないのであります
なんというか、もっと絶望の末にというそれであってほしかったというか
ここは、講談なんかと同じように、城が燃えているのを見て、
間に合わずと判断しての自害のほうが、
説得力があったと思わなくもないのであります
城は大丈夫だといいつつ、敵に捕まるくらいなら死ぬというのは
少しわかりづらいというか、それこそ、
討ち死にのほうがよくないかと思わなくもなかったのでありました
絶対死ねるだろうと思うのになぁ
とはいえ、燃える街をみながら果てた様は
絵的に見事でありました
あれこそ白虎隊よなぁという感じで、目に焼きついた印象であります

それこれありながら、さらっと夜襲にでかける八重に驚きつつ
来週の山川大蔵帰還が、最高にかっこよさそうだと
あのシーンで、今週終わってたらもっとよかったんじゃないかと
ちょっと思ったりもしたりで、楽しみなのであります