CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

NHK時代劇  妻は、くノ一

2013-08-27 20:31:53 | ドラマ映画テレビ感想
NHKの面白時代劇枠の「妻は、くノ一」の
地上波放送が終了しました
なかなかというか、かなり面白かった
この枠のアクションレベルが、だんだんと上がってきている
そんなことを確認させてもらったというか
抜群に面白い殺陣と演出を堪能いたしました

アクションは、相当に力を入れていたようでありまして、
どこからどこまでが俳優さんで、スタントはどこなんだと
ちょっとわからないくらい自然になじんでいて
非常に驚きでありました
いや、スタント使ってないというオチかもしんないと
思ったとかなんとかでありました

そして、前回の猿飛三世のときもそうでしたが
やっぱり忍者はこうでないとなというような、
単純なチャンバラとは違う、殴る蹴るを交えながらの
飛んだり跳ねたりの切り合いは見ていて興奮でありました
また、女性の殺陣ってのは個人的に好きすぎるので
ここまで、いろいろなレベルが上がってるなら
NHKでどうにかして、三冬さんを再現してもらえないだろうかと
真剣に感じてしまうのでありました
剣客やってくれないかなぁ、女剣士ものの小説どっかに落ちてないかなぁ

さておき、そんなことを思ったりするほど
惚れ惚れアクションに見入っていたんですが
話の方もよくある体ではありながらも
演技のよさが光って、なかなか面白かったのであります
キャラクタもほどよく配置されていて
それぞれが役割をきっちりこなして、
哀しくもあり、かわいそうでもありと思いながらも
笑うではないが、明るい場面つくりで
全然暗い気持ちにならずに見られたと
あの時間帯にもってこいの内容だったと思うのであります
もうちょっと、わびさびってる時代劇もいいんだが
アクションを派手に、画面は明るくという
この潔さは、今後も続いてほしいなと思ってしまうのでありました

因果と仇とすれ違いと、
時代劇として申し分ない盛り込み具合に
田中みんさんの、まさかの明るい演技に度肝を抜かれ
できれば続編みたいなと思いながら
メモっておくのでありました
田中さんが、あんな飄々とした翁をやられるとは
夢にも思いませんでした
また、洒脱で合うから驚きでありましたね
ステキでありました